JPH0516862Y2 - - Google Patents

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JPH0516862Y2
JPH0516862Y2 JP1986161191U JP16119186U JPH0516862Y2 JP H0516862 Y2 JPH0516862 Y2 JP H0516862Y2 JP 1986161191 U JP1986161191 U JP 1986161191U JP 16119186 U JP16119186 U JP 16119186U JP H0516862 Y2 JPH0516862 Y2 JP H0516862Y2
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JP
Japan
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cover
vibrating body
attached
bending line
screw insertion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばオルタネータのブラケツトの
ような振動体に、平板状のカバーを取付けたカバ
ー取付体構造に関する。
〔従来の技術〕
第2図に従来例の分解図を示す。第2図におい
て、1は平板状のカバー、2はネジ挿通孔、7は
ネジ、8はオルタネータのリヤブラケツト、9は
ネジ穴である。第3図イはカバー1の側面図を示
し、第3図ロはカバー1の平面図を示す。4は通
気孔である。
リヤブラケツト8は、オルタネータの回転子が
回転すると振動するから、振動体である。平板状
のカバー1は、ネジ7をカバー1のネジ挿通孔2
に挿通し、リヤブラケツト8のネジ穴9にねじ込
むことにより、リヤブラケツト8に取り付けられ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来例では、カバー1が第3図イで示した
ように全体がフラツトな平板のため、ネジで締め
つけた時、ネジとネジとの中間周縁部付近で、カ
バー1とリヤブラケツト8との間に、〓間Gがで
きやすかつた。第4図は、〓間Gをやや誇張して
その様子を示す。〓間Gが出来てリヤブラケツト
8の面から浮いたカバー1の部分は、遊端的な状
態になつている。このような状態になつている
と、オルタネータが運転を始め、リヤブラケツト
8が振動し始めた場合、遊端的な状態になつてい
る部分は大きく振動する。そして、〓間Gを挟ん
で対向しているリヤブラケツト8の面に、振動し
ている遊端が接触して騒々しい異音を発生する
が、騒音規制の厳しい折柄、この異音の防止は早
急に解決しなければならない問題点となつてい
た。
〓間Gが出来て遊端的になつていることが異音
発生の元であるから、それを防止するために直ち
に考えられることは、ネジとネジとの間隔を短く
して〓間Gが出来る余地のないようにすることで
ある。しかして、そのようにしたのでは、ネジの
数が増えてコストが高くなるばかりか、増えたネ
ジの数だけネジ止め作業も増えることになり、カ
バー取付け作業が繁雑になるという問題点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
カバー取付け作業を繁雑にすることなく、しか
も振動による異音が生ずるのを防ぐため、本考案
では、カバー1の相隣り合うネジ挿通孔2の中間
周縁部に、前記振動体の側に突出する突出部分を
形成し、カバーを取付けたとき該突出部分をカバ
ー自身が有するバネ性により振動体に押圧せしめ
ることとした。
〔作用〕
振動体のカバーされるべき個所にカバー1をあ
てがつた状態では、カバー1は前記突出部分での
み振動体と接触している。ネジ7をネジ挿通孔2
に挿通して振動体のネジ穴9にねじこむと、カバ
ー1は前記突出部分を支点にして撓み、やがてネ
ジ挿通孔2周辺部分は振動体に密着させられる。
撓ませられたカバー1は、カバー1自身が有する
バネ性により、撓んでいない元の状態に復元しよ
うとする。その復元力は、前記突出部分が振動体
の面を押圧する押圧力となつて現れる。前記突出
部分が振動体の面を押圧しているとなると、相隣
り合うネジ挿通孔2の中間周縁部は、もはや遊端
ではないから、異音を発生することもなくなる。
なお、押圧力の大きさは、カバー1の材質およ
び前記突出部分の突出の程度によつてきまつてく
る。
〔実施例〕
第1図に実施例を示す。第1図イはカバー1の
側面図、第1図ロはカバー1の平面図である。図
に於いて、第3図と同じ符号のものは、第3図の
ものと対応するものを示す。3は折り曲げ線、5
は相隣り合うネジ挿通孔の中間周縁部分を示す。
第1図ロに示すように、相隣り合うネジ挿通孔
2のやや外側を結ぶ直線を折り曲げ線3として、
取付けるべき振動体に対向する側へ折り曲げる。
折り曲げた時の側面図は、第1図イのようにな
る。カバー1が円板状であるから、この時、相隣
り合うネジ挿通孔2の中間周縁部5はカバー1の
他の部分に比し突出することとなり、ここが本考
案で言う突出部分となる。このようにしたカバー
1を、振動体のカバー取付け部分にあてがつた状
態では、中間周縁部5のみが振動体と接触してい
る。ネジ7をネジ挿通孔2に挿通して振動体のネ
ジ穴9にねじ込んで行くにつれ、突出部分である
中間周縁部5を支点としてカバー1は撓み、やが
てネジ挿通孔2周辺部は振動体に密着させられ
る。そして、カバー1が有するバネ性により、突
出した中間周縁部5は振動体に強く押圧される。
その結果、相隣り合うネジ挿通孔2の中間周縁部
5が遊端的な状態になることはなくなり、振動に
よる異音を生ずることもなくなる。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案によれば、カバーの取
付け手段を施す個所が少なくても、カバーの周縁
を折り曲げ線にそつて折り曲げておくだけで、取
付け個所の中間周縁部が遊端的になることはない
ので、振動による異音を生じることはない。
即ち、カバー取付け作業を繁雑にすることな
く、異音の発生を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案の実施例、第2図……従来例
の分解図、第3図……従来のカバー、第4図……
従来のカバーを取付けたときの図。 図において、1はカバー、2はネジ挿通孔、3
は折り曲げ線、4は通気孔、5は中間周縁部、7
はネジ、8はリヤブラケツト、9はネジ穴であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円板状のカバーを、その周縁部の互いに離間し
    た少なくとも3個所の取付個所にて、円筒状の振
    動体の端面に取付けたカバー取付体装置におい
    て、 前記円板状のカバーに対して相隣り合う前記取
    付個所の夫々の外側の相互の位置を結ぶ折り曲げ
    線をもうけると共に、当該折り曲げ線によつて前
    記カバーの周縁を前記円筒状の振動体の側に折り
    曲げられた突出部分を形成されてなり、 前記カバーが前記取付個所にて前記円筒状の振
    動体の端面に取付けられ、 かつ前記折り曲げられた突出部分の少なくとも
    中央縁部が当該カバー自身の有するバネ性によつ
    て前記端面に押圧されて構成された ことを特徴とするカバー取付体装置。
JP1986161191U 1986-10-21 1986-10-21 Expired - Lifetime JPH0516862Y2 (ja)

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JP1986161191U JPH0516862Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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JP1986161191U JPH0516862Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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JPS6366066U JPS6366066U (ja) 1988-05-02
JPH0516862Y2 true JPH0516862Y2 (ja) 1993-05-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5233376B2 (ja) * 2008-04-07 2013-07-10 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
DE102013225165A1 (de) * 2013-12-06 2015-06-25 Robert Bosch Gmbh Elektromotor, insbesondere Startermotor für eine Startvorrichtung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759447A (en) * 1980-09-29 1982-04-09 Hitachi Ltd Small-sized motor

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