JPH0218674Y2 - - Google Patents

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JPH0218674Y2
JPH0218674Y2 JP8273384U JP8273384U JPH0218674Y2 JP H0218674 Y2 JPH0218674 Y2 JP H0218674Y2 JP 8273384 U JP8273384 U JP 8273384U JP 8273384 U JP8273384 U JP 8273384U JP H0218674 Y2 JPH0218674 Y2 JP H0218674Y2
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vibration isolating
vibration
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば自動車用空調装置のモータ
アクチユエータや小型送風機に用いられるモータ
を被固定部材に固定する装置に関するものであ
る。
従来、この種の装置は、例えば実公昭57−
31645号公報に示されているように、モータの周
囲をケースで被い、モータとケースとの間に防振
部材を介在してモータの振動音が外部に伝達され
ないようになされている。
しかしながら、前記防振部材はケースの前面側
と後面側の全範囲に亘つて完全に密着しているの
で、振動を伝えやすく、モータの振動を十分に防
止することができないという欠点があつた。
そこで、この考案は、ケースと防振部材との密
着面積が大きいことに起因する従来の欠点を解消
し、モータの振動伝達を極力防止したモータ固定
装置を提供することを課題とする。而して、その
要旨とするところは、開口端にフランジ13を有
し、外面は開口端に向つて外広がりのテーパ状と
し、内側底部8に突部9を持つモータ5の周囲を
覆う弾性材から成る筒状の防振部6と、フランジ
14を有し、その内径が前記防振部材6の外径よ
り等しいか狭く形成され、前記防振部材6の外側
に挿入されて該防振部材6の一部を内側へ押し付
けた押圧部材12とを具備し、前記防振部材6と
前記押圧部材12とを前記各々のフランジ13,
14で被固定部材1にねじ止めしたことにある。
したがつて、押圧部材により押圧される防振部材
の外面の一部のみが押圧部材に密着するので、そ
の密着面積が少なく、被固定部材に伝達される振
動量自体が少なく、そのため、上記課題を達成す
ることができるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第6図において、この考案の第1の
実施例が示され、車室内の空気を吸引するための
小型送風機に適用された例が示されている。
被固定部材1は、吸引羽根2が収納された吸入
ケースであり、被固定部材1の上端には吸引口3
が、下方側面には吹出口4がそれぞれ形成されて
いる。この被固定部材1内には車室内の空気が吸
引される。
モータ5は、その回転軸5aが前記被固定部材
1内に突出し、その突出部分に前記吸引羽根2が
固装されていると共に、このモータ5の周囲は防
振部材6で覆われている。
防振部材6は、天然ゴム等の弾性材から成る筒
状のもので、円筒部7の内径はモータ5の外径よ
りも若干小さく形成され、モータ5は防振部材6
にゆるく挿入(軽圧入)されていると共に、円筒
部7の外面は、開口端に向つて外広がりのテーパ
状を有し、開口端付近が肉厚となつている。この
防振部材6の底部8には、モータ5の端子(図示
せず)が突出する孔8aが形成されていると共
に、防振部材6の円筒部7には挾持部材21が挿
入される係合孔24,24が形成されている。
挾持部材21は、中央の挿入孔22にモータ5
の前方軸受部23が嵌合し、両側が防振部材6の
係合孔24,24に挿入され、この係合孔24,
24から外側に突出の外部突出部25,25が、
押圧部材12のフランジ部14に形成の係合溝1
4a,14aに係合され、且つ、防振部材6のフ
ランジ部13と押圧部材12のフランジ部14と
の間に挾持されている。
また、この外部突出部25,25の一方には、
ねじ17が挿入される透孔27が形成され、他方
には、係止弁28が形成され、該係止弁28も押
圧部材12の係合溝14a,14aに係合してい
る。
押圧部材12は、この実施例においては、有底
筒状のケースにて構成され、前記防振部材6の外
側に挿入されている。この押圧部材12の円筒部
29は、開口端に向つて外広がりのテーパに形成
されていると共に、円筒部29の内面には、複数
の押圧突起30が設けられている。又、円筒部2
9内面の底部側には脱落防止部31が形成され、
該脱落防止部31が前記防振部材6の底部8に当
接し、モータ5の下方への脱落を防止している。
尚、図中、32はリード線挿入孔である。
而して、前記防振部材6と押圧部材12とのフ
ランジ部13,14にそれぞれ形成された透孔1
5,16及び挾持部材21の透孔27にねじ1
7,17が挿入され、該ねじ17,17が被固定
部材1に形成された螺子孔18に螺合して、防振
部材6が押圧部材12と被固定部材1との間に挾
持されている。これにより、押圧部材12の押圧
突起30が防振部材6の外壁の一部を内側に押圧
し、防振部材6の内面の一部がモータ5の外面1
9に他の部分より強く押圧されていると共に、モ
ータ5が挾持部材21と防振部材6とにより挾持
されて、モータ5が被固定部材1に固定されてい
る。
従つて、モータ5の振動は、先づ、モータ5に
密着している防振部材6に伝達されるが、防振部
材6の一部のみが押圧部材12に密着しているの
で、防振部材6から押圧部材12に伝達される振
動が少なく外部にはほとんど振動が伝達されな
い。また、モータ5から発生した音は、押圧部材
12がモータ5の周囲を被つているため遮断され
外部には漏れない。
第7図及び第8図において、この考案の第2の
実施例が示され、前記実施例と同様に小型送風機
に適用したものである。
被固定部材1は、前記実施例と同様に吸引ケー
スにて構成され、被固定部材1内にモータ5の回
転軸5aに固装された吸引羽根2が収納されてい
る。
防振部材6は、天然ゴム等の弾性材から成る筒
状のもので、この実施例においては有底筒状に形
成され、モータ5の前面を除いた周囲を覆つてい
る。この防振部材6の円筒部7の内径は、モータ
5の外径より少し小さく形成され、モータ5は防
振部材6に軽圧入されていると共に、底部8の内
面中心には突部9が形成され、この突部9がモー
タ5の後方軸受部10の端面に当接している。
また、この防振部材6の円筒部7外面は、開口
端に向つて外広がりのテーパを有し、開口端付近
が特に肉厚になつている。
押圧部材12は、例えば合成樹脂から形成され
たブラケツトにて構成され、前記防振部材6の円
筒部7の最小径とほぼ同径に内径が形成されて、
該防振部材6の円筒部7に挿入されている。
而して、前記防振部材6と押圧部材12との上
端にはフランジ部13,14がそれぞれ形成さ
れ、該フランジ部13,14に形成された透孔1
5,16にねじ17,17が挿入され、該ねじ1
7,17が被固定部材1に形成された螺子孔1
8,18に螺合して、防振部材6が押圧部材12
と被固定部材1との間に挾持されている。これに
より押圧部材12が防振部材6の外壁の一部を内
側に押圧し、防振部材6の内面の一部に押圧部1
1が形成され、該押圧11がモータ5の外面19
に強く押し付けられ、モータ5が被固定部材1に
固定されている。
従つて、この実施例においては、前記第1の実
施例と比較し、押圧部材12の内面全周が防振部
材6の外壁を押圧する点が異なるが、前記実施例
と同様に防振部材6の一部のみがモータ5に強く
密着するので、防振部材6から押圧部材12に伝
達される振動が少なく外部にはほとんど振動が伝
達されない。また、モータ5から発生した音は、
防振部材6がモータ5の周囲を被つているため遮
断され、外部には漏れない。
第9図乃至第11図において、この考案の第3
の実施例が示され、前記第2の実施例と比較して
挾持部材21が付加されている点が特に異なり、
異なる構成のみを説明し、前記第2の実施例と同
一構成は、図面に同符号を付してその説明を省略
する。
即ち、挾持部材21は、中央の挿入孔22にモ
ータ5の前方軸受部23が嵌合し、該挾持部材2
1の両側の突出部25,25が防振部材6の係合
孔24,24に挿入されて防振部材6に固定され
ている。
以上述べたように、この考案によれば、モータ
の周囲を防振部材で覆い、防振部材の一部を押圧
部材でモータに強く押し付けたので、密着面積が
少なく外部への振動伝達を極力防止できるという
効果を奏する。
また、従来のように、モータとケースとの間に
単に防振部材を介在したのみでは、防振部材の永
久変形によりモータにガタが生じやすいが、この
考案によれば押圧部材により強制的に防振部材を
モータに密着したので、防振部材の永久変形によ
りモータにガタが生じることなく、長時間モータ
の固定ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図においてこの考案の第1の実
施例が示され、第1図はモータ固定装置の断面
図、第2図は第1図と切断面を異にするモータ固
定装置の断面図、第3図はモータ固定装置の分解
断面図、第4図は防振部材の底面図、第5図は挾
持部材の正面図、第6図は押圧部材の平面図、第
7図及び第8図においてこの考案の第2の実施例
が示され、第7図はモータ固定装置の断面図、第
8図はモータ固定装置の分解断面図、第9図乃至
第11図においてこの考案の第3の実施例が示さ
れ、第9図はモータ固定装置の断面図、第10図
はモータ固定装置の分解断面図、第11図は挾持
部材の斜視図である。 1……被固定部材、5……モータ、6……防振
部材、12……押圧部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開口端にフランジ13を有し、外面は開口端に
    向つて外広がりのテーパ状とし、内側底部8に突
    部9を持つモータ5の周囲を覆う弾性材から成る
    筒状の防振部6と、 フランジ14を有し、その内径が前記防振部材
    6の外径より等しいか狭く形成され、前記防振部
    材6の外側に挿入されて該防振部材6の一部を内
    側へ押し付けた押圧部材12とを具備し、 前記防振部材6と前記押圧部材12とを前記
    各々のフランジ13,14で被固定部材1にねじ
    止めしたことを特徴とするモータ固定装置。
JP8273384U 1984-06-04 1984-06-04 モ−タ固定装置 Granted JPS61462U (ja)

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JP8273384U JPS61462U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 モ−タ固定装置

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JP8273384U JPS61462U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 モ−タ固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS61462U JPS61462U (ja) 1986-01-06
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JP8273384U Granted JPS61462U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 モ−タ固定装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3516581B2 (ja) * 1997-12-23 2004-04-05 株式会社日立ユニシアオートモティブ スロットルバルブ装置
DE102011107634A1 (de) * 2011-06-30 2013-01-03 Kiekert Aktiengesellschaft Stelleinheit für kraftfahrzeugtechnische Anwendungen
JP2015076915A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 株式会社デンソー モータ支持構造
JP5882442B1 (ja) * 2014-12-16 2016-03-09 ファンテック株式会社 モーターホルダー

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JPS61462U (ja) 1986-01-06

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