JPH0724926Y2 - 小型モ−タの軸受台 - Google Patents
小型モ−タの軸受台Info
- Publication number
- JPH0724926Y2 JPH0724926Y2 JP1987029489U JP2948987U JPH0724926Y2 JP H0724926 Y2 JPH0724926 Y2 JP H0724926Y2 JP 1987029489 U JP1987029489 U JP 1987029489U JP 2948987 U JP2948987 U JP 2948987U JP H0724926 Y2 JPH0724926 Y2 JP H0724926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- motor
- motor housing
- stand
- bearing stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小型モータの軸受台に関するものである。
(従来技術) 一般に小型モータの軸受部はモータハウジングに設けた
開口部に、モータハウジングと別体に形成した軸受台を
圧入することにより構成されるものである。
開口部に、モータハウジングと別体に形成した軸受台を
圧入することにより構成されるものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このように軸受台を圧入すると、圧入強度を増
すにつれて軸受台の軸受内径が若干狭くなるために、軸
受台とモータの回転軸との間に生じる摩擦トルクが増大
するという問題があった。
すにつれて軸受台の軸受内径が若干狭くなるために、軸
受台とモータの回転軸との間に生じる摩擦トルクが増大
するという問題があった。
本考案は上記従来の問題を解決するために為されたもの
であり、その目的は、軸受及び軸受台のモータハウジン
グ内への取付けが簡単で、且つ確実に行うことができ、
しかも軸受の部分に軸受台挿入孔による押圧力が伝わり
にくくできるようにした小型モータの軸受台を提供する
ことである。
であり、その目的は、軸受及び軸受台のモータハウジン
グ内への取付けが簡単で、且つ確実に行うことができ、
しかも軸受の部分に軸受台挿入孔による押圧力が伝わり
にくくできるようにした小型モータの軸受台を提供する
ことである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案では、モータハウジン
グと、このモータハウジング内に挿入され、回転軸の一
端を回転自在に支持する軸受を有した軸受台と、前記モ
ータハウジング内に固着されるモータマグネットと、を
有した小型モータにおいて、前記軸受台には、前記軸受
が装着される凹部と、該凹部に装着された軸受の後方に
弾性的に係合して軸受の凹部からの離脱を防止する軸受
保持リブと、前記モータマグネットの端面と当接可能な
突出部が設けられ、前記軸受台は前記モータハウジング
の底面と前記モータマグネットの端面との間に挟着され
たことを特徴とする。
グと、このモータハウジング内に挿入され、回転軸の一
端を回転自在に支持する軸受を有した軸受台と、前記モ
ータハウジング内に固着されるモータマグネットと、を
有した小型モータにおいて、前記軸受台には、前記軸受
が装着される凹部と、該凹部に装着された軸受の後方に
弾性的に係合して軸受の凹部からの離脱を防止する軸受
保持リブと、前記モータマグネットの端面と当接可能な
突出部が設けられ、前記軸受台は前記モータハウジング
の底面と前記モータマグネットの端面との間に挟着され
たことを特徴とする。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す断面図であり、第2図
に示す平面図のB−B線の断面状態を示している。
に示す平面図のB−B線の断面状態を示している。
2はモータハウジングを示し、底部に、軸受台4を位置
決め保持する軸受台挿入凹部6と、側面の4ケ所に、モ
ータマグネット8を位置決めする折曲部10とが設けられ
ている。
決め保持する軸受台挿入凹部6と、側面の4ケ所に、モ
ータマグネット8を位置決めする折曲部10とが設けられ
ている。
軸受台4は、軸受台挿入凹部6内に挿入される凸部12
と、モータの回転軸14を回転自在に支持する軸受15を装
着する凹部16と、この凹部16の周縁に突設された4つの
軸受保持リブ18と、つば部20の端部に対称配置された4
つの突出部22と、からなるものであり、突出部22の高さ
は、モータハウジング2の底面2aから折曲部10までの距
離と同等に設定されている。
と、モータの回転軸14を回転自在に支持する軸受15を装
着する凹部16と、この凹部16の周縁に突設された4つの
軸受保持リブ18と、つば部20の端部に対称配置された4
つの突出部22と、からなるものであり、突出部22の高さ
は、モータハウジング2の底面2aから折曲部10までの距
離と同等に設定されている。
よって、筒状のモータマグネット8を、モータハウジン
グ2の折曲部10と係合するまで圧入することにより、軸
受台4はモータハウジング2内に固定される。すなわ
ち、4つの突出部22がモータマグネット8の端面8aとそ
れぞれ係合することにより、軸受台4は、モータハウジ
ング2内に挟着されるものである。従って、軸受台4に
係るモータハウジング2への結合力は、突出部22に対し
軸方向に加わるものであり、その結合力を強固にして
も、軸受台4の内周部に歪が生じにくい状態になってい
る。
グ2の折曲部10と係合するまで圧入することにより、軸
受台4はモータハウジング2内に固定される。すなわ
ち、4つの突出部22がモータマグネット8の端面8aとそ
れぞれ係合することにより、軸受台4は、モータハウジ
ング2内に挟着されるものである。従って、軸受台4に
係るモータハウジング2への結合力は、突出部22に対し
軸方向に加わるものであり、その結合力を強固にして
も、軸受台4の内周部に歪が生じにくい状態になってい
る。
尚、軸受台4に設けた突出部22が、モータマグネット8
の端面8aと係合することにより、モータマグネット8の
位置決めを行なうことができるため、本考案の実施の際
に、モータハウジング2の側面に、モータマグネット8
を位置決めする折曲部10を特に設ける必要はない。更
に、本実施例では、モータハウジング2に軸受台挿入凹
部6を設けているが、この軸受台挿入凹部6は、軸受台
4にモータ外部からの力が加わるのを防ぐために設けら
れるものであり、本考案の実施の際に、特に設ける必要
はないといえる。
の端面8aと係合することにより、モータマグネット8の
位置決めを行なうことができるため、本考案の実施の際
に、モータハウジング2の側面に、モータマグネット8
を位置決めする折曲部10を特に設ける必要はない。更
に、本実施例では、モータハウジング2に軸受台挿入凹
部6を設けているが、この軸受台挿入凹部6は、軸受台
4にモータ外部からの力が加わるのを防ぐために設けら
れるものであり、本考案の実施の際に、特に設ける必要
はないといえる。
また、本実施例によれば、モータマグネットと係合する
突出部が、軸受台の4ケ所に対称に位置されているた
め、軸受台は、バランス良く安定的にモータハウジング
内に保持され、かつ、その位置決めも容易である。
突出部が、軸受台の4ケ所に対称に位置されているた
め、軸受台は、バランス良く安定的にモータハウジング
内に保持され、かつ、その位置決めも容易である。
(考案の効果) 本考案によれば、軸受台に設けた突出部がモータマグネ
ットと当接することにより、軸受部をモータハウジング
内に挟着しているため、従来のように軸受部の中心が押
圧されることはなく、軸受部の内周部に生じる歪を防止
することが可能である。また、本考案においては軸受台
に軸受保持リブを一体に設けたので、軸受台をケースハ
ウジング内に取付ける前に軸受を軸受台に事前に取付け
ることができ、更にこの事前の取付けも弾性力によるの
で、軸受を軸受台の凹部に挿入するだけの簡単な作業で
よい。
ットと当接することにより、軸受部をモータハウジング
内に挟着しているため、従来のように軸受部の中心が押
圧されることはなく、軸受部の内周部に生じる歪を防止
することが可能である。また、本考案においては軸受台
に軸受保持リブを一体に設けたので、軸受台をケースハ
ウジング内に取付ける前に軸受を軸受台に事前に取付け
ることができ、更にこの事前の取付けも弾性力によるの
で、軸受を軸受台の凹部に挿入するだけの簡単な作業で
よい。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図。 第2図は第1図の矢視Aを示す平面図。 2…モータハウジング、2a…底面、4…軸受台、8…モ
ータマグネット、8a…端面、22…突出部。
ータマグネット、8a…端面、22…突出部。
Claims (1)
- 【請求項1】モータハウジングと、このモータハウジン
グ内に挿入され、回転軸の一端を回転自在に支持する軸
受を有した軸受台と、前記モータハウジング内に固着さ
れるモータマグネットと、を有した小型モータにおい
て、前記軸受台には、前記軸受が装着される凹部と、該
凹部に装着された軸受の後方に弾性的に係合して軸受の
凹部からの離脱を防止する軸受保持リブと、前記モータ
マグネットの端面と当接可能な突出部が設けられ、前記
軸受台は前記モータハウジングの底面と前記モータマグ
ネットの端面との間に挟着されたことを特徴とする小型
モータの軸受台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987029489U JPH0724926Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 小型モ−タの軸受台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987029489U JPH0724926Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 小型モ−タの軸受台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63138849U JPS63138849U (ja) | 1988-09-13 |
JPH0724926Y2 true JPH0724926Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=30833416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987029489U Expired - Lifetime JPH0724926Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 小型モ−タの軸受台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724926Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS482096U (ja) * | 1971-05-27 | 1973-01-11 | ||
JPS5040805U (ja) * | 1973-08-14 | 1975-04-25 |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP1987029489U patent/JPH0724926Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63138849U (ja) | 1988-09-13 |
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