JPS6011745Y2 - モ−タ−用ケ−ス - Google Patents

モ−タ−用ケ−ス

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Publication number
JPS6011745Y2
JPS6011745Y2 JP7860579U JP7860579U JPS6011745Y2 JP S6011745 Y2 JPS6011745 Y2 JP S6011745Y2 JP 7860579 U JP7860579 U JP 7860579U JP 7860579 U JP7860579 U JP 7860579U JP S6011745 Y2 JPS6011745 Y2 JP S6011745Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
motor case
case
motor
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP7860579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55178276U (ja
Inventor
義夫 酒井
倖守 鈴木
Original Assignee
キヤノン株式会社
キヤノン精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キヤノン株式会社, キヤノン精機株式会社 filed Critical キヤノン株式会社
Priority to JP7860579U priority Critical patent/JPS6011745Y2/ja
Publication of JPS55178276U publication Critical patent/JPS55178276U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6011745Y2 publication Critical patent/JPS6011745Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモーターのケースに関スる。
特に本考案はモーターケースの内周面に接着剤やビス・
ネジ等の固定手段を用いないマグネットを固定する為の
モーターケースを提供することを目的とする。
更に本考案は製造工程中において出来る限り少ない工程
でモーターケースの所定位置にマグネットを固定し得る
モーターケースを提供することを目的とする。
更に本考案はリング状マグネットを有するモーターのケ
ースにおいて、マグネットの着磁操作を容易にし得るモ
ーターのケースを提供することを目的とする。
第1図乃至第3図はモーターケースの従来例を示すもの
にして、第1図はケース1とマグネット2を接着剤にて
固定する例である。
第2図はモーターケースの側面部に切り曲げ片1aを形
成し、該切り曲げ片1aに依ってマグネット2を弾圧保
持する例を示す。
第3図はケース1の側面にケース内側への突出部1bを
形成し、該突出部1bにてマグネット2を保持する例を
示す。
上記いずれの例もマグネット保持の為に部品点数・製造
工程・組立工程を要し、モーター性能への影響、コスト
低減の困難性等の問題点を有している。
本考案は上記従来の問題点を解決するものであり以下図
面を参照して実施例を詳述する。
第4図a−b−cは本考案に係る実施例を示すものであ
る。
本考案の実施例はモーターケース3の側面の所定位置の
モーター回転軸の軸方向に沿って所定の長さ1□にわた
ってモーターケースの内側にへこませた凹状突出部3a
を設けるとともに該突出部3aに軸方向のテーパーを形
成する。
モーターケース3の3bは不図示のモーター回転軸の軸
受を収納する収納部であり、3cはモーターケースの開
口部である。
突出部3aのテーパーはモーターケースの開口部方向か
ら軸受方向に向かって突出内面3a’が高くなるように
設ける。
第4図すは第4図aのA−A′方向断面図を示す。
第4図Cは第4図aに図示するモーターケース3にマグ
ネット4を圧入して保持させた状態の軸方向断面図であ
る。
第4図Cにおいてマグネット4は開口部3C方向から挿
入され第5図に示すようにマグネット4を突出部3aの
テーパ一部3a’の途中位置にて仮止めの形で固定して
、この状態で不図示の着磁装置をケース開口部3Cを通
してマグネット4の内径部4a内に挿入してマグネット
4の着磁操作を行う。
モーターケースの内径部に直接又は接着剤・磁性部材や
ケースの突起部を介して間接的に固定される界磁用マグ
ネットにモーターケース内に挿入してから着磁するマグ
ネットの場合に前述従来例の場合には第5図に示す着磁
操作の際にマグネット4とケースの端部内壁面3dとの
間の隙間5が無いため着磁操作が行ないづらかったり、
又はマグネットの着磁性能が充分に行なわれにくかった
即ち、それは不図示の着磁装置によってマグネット4を
完全に着磁できる状態になし得なかった為である。
本考案の第4図に示す実施例の場合にはケース内径面に
モーター軸方向に沿ったテーパーを有する突出部を形成
した故にマグネット4の着磁操作の際着磁装置がマグネ
ット4を充分に着磁し得る位置に設置することができる
ものである。
第6図は本考案のモーターケースの応用例を示す要部断
面図を示し、図において、3はモーターケース、3aは
内径方向に突出しその突出部がモーター軸6の軸方向に
沿ったテーパー面を有し、そのテーパー面はモーターケ
ースの開口部3cからその開口部3Cの反対側の端部内
壁面3dに向って傾斜している。
即ちマグネット挿入側の突出量が少なく、徐々に突出量
が多くなるテーパー状に形成する。
3eはモーターケースの周側面に設けた突出部であり、
ケース外部から内径方向に向った突出部を有し、マグネ
ット4をモーターケースの内部に押圧挿入する際のモー
ター軸方向の位置決め用として作用する。
ケースのテーパ一部の端部内壁面側の端部と前記突出部
3eの間には△1の寸法を設けるようにする。
ここにΔlはマグネット4の外周端部の面取りCの軸方
向の長さ分とマグネット4の軸方向の寸法公差分である
第6図・第7図においてマグネット4をケース3内に押
圧しマグネット4の一端4bを位置決め部3eに押し当
てることによりマグネット4のモーターケース3内での
所定位置への固定が行なわれる。
尚第6図において7はモーターの電機子であり、モータ
ー軸6に鉄心コア8、巻線9、整流子10が軸受11a
・llbによって回動可能に支持されている。
12はモーターケース3の開口部3cを塞ぐ蓋板である
上記主要構成要素からなるモーターにおいて、モーター
ケース3にマグネット4を押圧固定し、電機子7を軸支
させて蓋板12にてモーター開口部を塞ぐこと、各部品
上の公差寸法によってモーターケースへのマグネット4
の固定位置、蓋板とマグネット4の位置及び蓋板12と
モーターケース3の固定位置にそれぞれ微差を生じ従来
の例のマグネット4の固定の仕方だとマグネット4の取
付位置(固定位置)と電機子の鉄心8、巻線9等との相
対位置に狂いを生じモーター性能上に悪影響を生じるが
、本考案の場合にはモーターケース突出部をテーパーと
し、更にマグネット4の固定位置決め部3eを設けるこ
とによりマグネット4はモーターケースの所望の位置に
固定することが出来る。
尚本考案はモーターケースにマグネット外周面に当接す
るテーパーを有する突出部を設けることにより従来の実
施例の場合に生ずる、マグネット4の挿入時の切削粉に
よる悪影響が無くなり、モーター構成要素の組立時の不
良原因を排除することができる。
更に本考案によればマグネットをモータケースに圧入す
る際、マグネットはモータケースの前述テーパー突起部
3aのテーパーの初まりから徐々にテーパーが大きくな
る方向(圧接力の増す方向)に押圧される。
この押圧の際にマグネット4がモータケースに回転軸6
の軸線に対し曲がって圧入される場合でもマグネットは
突起部のテーパーにより曲がりが矯正され、マグネット
が偏心したままモータケースに圧入保持されることはな
くなる。
マグネットの圧入に際し、上記i)に述べたようにマグ
ネットの曲がりが矯正されるので、マグネット端面の角
による突起部3aの削り取りを防ぐことができ、第2図
のように突起の一端が自由端として切り起こされていな
いのでマグネットの圧入により突起部が外側に戻り、圧
接力が弱まることがなくなる。
マグネットを圧接保持する凹状突起部は第2図の様に一
片が自由端としてモータケース本体から切り離されてい
ないのでマグネットを圧入する際、突起部がケースの外
側方向にたわんで圧接力が弱まることはないので、ケー
スの板厚を薄い材料で作ることができる等の優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモーターケースの断面図。 第2図は従来のモーターケースの断面図。 第3図は従来のモーターケースの断面図。 第4図aは本考案の一実施例の要部断面図。 第4図すは第4図aのA−A’方向断面図。 第4図Cは本実施例のマグネットとモーターケースの断
面図。 第5図は本実施例の説明の為の断面図。 第6図は本考案の他の実施例を示すモーターの断面図。 第7図は第6図実施例の要部断面図。 3・・・・・・モーターケース、3a・・・・・・モー
ターケースのテーパー突出部、4・・・・・・マグネッ
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リング状マグネットを固定するモータケースの外周上に
    前記マグネットのリング端面と係止する位置決め用突起
    と、 前記マグネットの外周面と当接する凹状突起部を略等間
    隔に複数設け、 前記凹状突起部はマグネットの挿入側から前記位置決め
    用突起方向に向って突起の長さが大きくなるようにテー
    パー状に威すとともに、 前記テーパ一部は巾を有しており、 前記マグネットと前記モータケースは面接触して圧接す
    ることを特徴とするモーター用ケース。
JP7860579U 1979-06-08 1979-06-08 モ−タ−用ケ−ス Expired JPS6011745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7860579U JPS6011745Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 モ−タ−用ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7860579U JPS6011745Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 モ−タ−用ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55178276U JPS55178276U (ja) 1980-12-20
JPS6011745Y2 true JPS6011745Y2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=29312055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7860579U Expired JPS6011745Y2 (ja) 1979-06-08 1979-06-08 モ−タ−用ケ−ス

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5101930B2 (ja) * 2007-06-08 2012-12-19 マブチモーター株式会社 多角形状外形の小型モータ
JP5483862B2 (ja) * 2008-11-11 2014-05-07 株式会社日立産機システム 回転機
JP5882442B1 (ja) * 2014-12-16 2016-03-09 ファンテック株式会社 モーターホルダー
CN116157984A (zh) 2020-09-30 2023-05-23 爱知制钢株式会社 励磁元件的制造方法

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JPS55178276U (ja) 1980-12-20

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