JPH0139075Y2 - - Google Patents

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JPH0139075Y2
JPH0139075Y2 JP17455083U JP17455083U JPH0139075Y2 JP H0139075 Y2 JPH0139075 Y2 JP H0139075Y2 JP 17455083 U JP17455083 U JP 17455083U JP 17455083 U JP17455083 U JP 17455083U JP H0139075 Y2 JPH0139075 Y2 JP H0139075Y2
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JP
Japan
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shield case
motor
elastic mat
case lid
lid
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JP17455083U
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JPS6082954U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型モータ、特にシールドケースに
小型モータを安定的に収容するために用いられる
円板状の弾性マツトの外径面に変形加工を施こす
ことによつて、円板状弾性マツトの加工上の寸法
誤差を容認可能にするとともに、装着の際の作業
性を向上せしめた小型モータに関するものであ
る。
一般に、例えば磁気テープ装置に使用されるモ
ータは、モータの回転時に発生する電磁ノイズを
遮蔽するため強磁性材で構成されるシールドケー
ス内にモータ部を収容することによつて、磁気テ
ープに対する記録再生が良好に行なわれるように
している。
上記シールドケースにモータ部を収容するにあ
たつては図面により後述するが、円筒状シールド
ケースの一方の端面と同じく円筒状モータの一方
の端面との間に防振キヤツプを介してシールドケ
ースにモータを収容するとともに、上記シールド
ケースの他の一方の端面とモータの他の一方の端
面との間には円板状弾性マツト(以下弾性マツト
という)を介してシールドケース蓋によつて覆い
モータを密閉するようにされている。上記弾性マ
ツトは、モータの振動を防止することとモータを
シールドケース内に安定的に保持することとの為
に用いられるもので、通常その材質はスポンジゴ
ムなどのような極く軟らかい弾性材が使用されて
いる。この弾性材を弾性マツトに加工するには通
常プレス打抜き加工によつて形成されるが、極く
軟らかな材質の為に正確な寸法に打抜くことが困
難である。さらに打抜き加工後に2%前後の寸法
収縮が生じることも弾性マツトの正確な寸法の維
持を困難なものにする原因となつている。従つて
該弾性マツトが上記シールドケース蓋に装着され
た状態にあるシールドケース蓋を既にモータが収
容されているシールドケースに組み込む工程にお
いて、弾性マツトの寸法が小さ目の場合には、蓋
に装着された筈の弾性マツトが蓋から脱落したり
することになり、反対に弾性マツトの寸法が大き
目の場合には蓋に弾性マツトを装着する作業にお
いて装着しにくいという欠陥が生じる。
上記の如き点を改善しようと例えば弾性マツト
の打ち抜き後の収縮を予め見込んでの打ち抜き寸
法の設定、収縮の少ない打ち抜き加工方法、収縮
の少ない材質の検討などを行つたが、決定的なよ
い結果は得られなかつた。
本考案は、上記の如き経過に鑑みなされたもの
であつて弾性マツトの外径面の形状に着目し弾性
マツトの外径面に凹凸部を形成することにより上
記の問題点を一挙に解決しようとするものであり
以下図面を参照しつつ説明する。
第1図aおよびbはシールドケースにモータが
密閉された状態を説明するための説明図、第2図
はシールドケースの蓋に従来の弾性マツトが装着
される状態を説明するための説明図、第3図a,
b,cは本考案による弾性マツトの実施例形状図
を示している。
第1図aおよびbはシールドケースにモータが
密閉された状態を説明する為の説明図であつて、
図中1はシールドケース、2はシールドケース本
体、3はシールドケース蓋、4はモータ、5はモ
ータ軸、6はガバナー基板、7は防振キヤツプ、
8は弾性マツトを表わしている。
第1図aおよびb図示のシールドケース1にモ
ータ4が挿着密閉された状態は従来弾性マツトを
使用の場合および後述する本考案による弾性マツ
トを使用した場合のいずれにも共通のものであ
る。第1図a図示の如くモータ4はシールドケー
ス本体2に挿着されている防振キヤツプ7とシー
ルドケース蓋3に装着されている弾性マツト8と
によつて挾まれるようにしてシールドケース1に
密閉されている。第1図b図示はシールドケース
1に密閉された状態のモータ4の背面である。即
ちシールドケース蓋3側から見たものを示したも
のである。
第2図はシールドケース蓋に弾性マツトが装着
される状態を説明する説明図である。図中符号9
はモータ軸受係合孔であつて他は第1図のものに
対応している。
第2図図示の弾性マツト8は従来使用されてい
る弾性マツトの例で示されている。弾性マツト8
を第2図図示矢印の方向に移動しつつシールドケ
ース蓋3の内側へ装着し、シールドケース蓋3の
内側円周面と弾性マツト8の外周面との摩擦によ
つて、弾性マツト8がシールドケース蓋3に装着
される。従つて上記の如く、該弾性マツト8の外
径寸法が小さ目であるとシールドケース蓋3内に
おいてゆるゆるの状態となり、また外径寸法が大
き目であるとシールドケース蓋3に装着しにくく
装着されたとしてもどこかにシワが出来たりして
しつくりと装着されないことになる。
第3図a,b,cは本考案による弾性マツトの
実施例形状図であつて、図中8は弾性マツト、1
0は外径面形状を表わしている。
本考案の弾性マツト8はその外径面形状10を
波形に形成していることを特徴としている。外径
面形状10は実施例のものに限定されるものでは
ないが、第3図a図示の如く波の山と谷との先端
部に丸味をつけた丸波形、第3図b図示の如く先
端部分に角をつけ、相手面との接触面を少なくし
て先端圧をそこに集中三角波形、第3図c図示の
如く、先端部分をフラツトにして相手面との接触
面をやゝ拡げて先端圧を分散した矩形波形などで
ある。このように弾性マツトの外径面形状10を
波形に形成することによつて弾性マツトの寸法の
バラツキを上記波形部分で吸収してしまうのでシ
ールドケース蓋への装着がいずれの場合にも良好
なものとなる。
以上説明した如く、本考案によれば、シールド
ケース蓋に装着する弾性マツトの外径形状を波形
とすることによつて弾性マツトの寸法的バラツキ
を該波形によつて吸収し弾性マツトのシールドケ
ース蓋への装着を容易ならしむるとともにシール
ドケースへ小型モータを収容する作業性を向上せ
しめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはシールドケースにモータが
密閉された状態を説明するための説明図、第2図
はシールドケース蓋に従来の弾性マツトが装着さ
れる状態を説明するための説明図、第3図a,
b,cは本考案による弾性マツトの実施例形状図
を示している。 図中1はシールドケース、2はシールドケース
本体、3はシールドケース蓋、4はモータ、5は
モータ軸、6はガバナー基板、7は防振キヤツ
プ、8は弾性マツト、9はモータ軸受係合孔、1
0は本考案の弾性マツトの外径面形状を表わして
いる。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の端面にモータ軸孔を有して密閉され他方
    の端面に開放部をもつ円筒状シールドケース本体
    2と、 該シールドケース本体2内に挿入保持されるモ
    ータ4と、 上記シールドケース本体2の上記開放部を覆う
    シールドケース蓋3と、 上記シールドケース蓋3の内面に装着されて、
    上記モータ4を弾性的に保持すべく実質上円形に
    打抜き形成された円板状弾性マツト8と、 を有する小型モータにおいて、 上記シールドケース蓋3に装着される円板状弾
    性マツト8が、実質上円形に構成されかつ外径形
    状に凹凸を有する非円形形状に構成されている ことを特徴とする小型モータ。
JP17455083U 1983-11-11 1983-11-11 小型モ−タ Granted JPS6082954U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17455083U JPS6082954U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 小型モ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17455083U JPS6082954U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 小型モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS6082954U JPS6082954U (ja) 1985-06-08
JPH0139075Y2 true JPH0139075Y2 (ja) 1989-11-22

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ID=30379972

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JP17455083U Granted JPS6082954U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 小型モ−タ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528916Y2 (ja) * 1987-02-27 1993-07-26

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Publication number Publication date
JPS6082954U (ja) 1985-06-08

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