JPH09247886A - モータのロータ抜け防止構造 - Google Patents

モータのロータ抜け防止構造

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JPH09247886A
JPH09247886A JP8074896A JP8074896A JPH09247886A JP H09247886 A JPH09247886 A JP H09247886A JP 8074896 A JP8074896 A JP 8074896A JP 8074896 A JP8074896 A JP 8074896A JP H09247886 A JPH09247886 A JP H09247886A
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JP
Japan
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rotor
motor
shaft
turntable
cantilever
Prior art date
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Pending
Application number
JP8074896A
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English (en)
Inventor
Masayuki Saito
正之 斎藤
Tadahiro Umigami
忠宏 海上
Yoshitsugu Sohara
良嗣 曽原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Canon Precision Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立工程の工数を短くし、軸の姿勢を容易に
維持するために、抜け止めワッシャに代えて、新たな抜
け止め部材を採用したロータの抜け止め防止構造を提供
する。 【構成】 ディスクを支持するターンテーブルと、ター
ンテーブルを回転自在に支持する軸と、ターンテーブル
および軸を含むロータと、ターンテーブルを回転させる
ためのトルクを発生させるコアを固設したハウジングか
らなるブラシレスモータにおけるロータの抜け防止構造
において、ターンテーブルに一体的に固定された抜け止
め部材の片持ち梁状凹部の溝部とハウジングに配設され
た片持ち梁状凹部の溝部を軸方向に係合可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROMなどのデ
ィスクを回転させるためのスピンドルモータのロータ抜
け防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例のロータ抜け防止構造を持
つモータを示す断面図である。1は、ディスク(図示せ
ず)を保持するターンテーブル4を回転自在に支持する
軸であり、該軸1には、ディスクをターンテーブル4へ
吸引する吸引力を発生するチャッキングマグネット2が
該チャッキングマグネット2の磁気回路を閉じるように
配設されたヨーク3と前記ターンテーブル4を介して一
体的に固設されている。
【0003】さらに、前記ターンテーブル4には、モー
タの回転力を発生するメインマグネット6の磁気回路を
閉じるべく配設されたメインヨーク5が固設され、前記
軸1の下端部には溝1aが形成されており、該溝1aに
抜け止めワッシャ13が挿設されており、前記軸1と共
に一体的にロータを構成している。
【0004】一方、前記メインマグネット6の内周部に
は、その磁気回路を閉じるべくコア7が空隙を介して配
設され、該コア7には通電することによりコア7を励磁
させる巻線8が巻回されていた。また該コア7は、前記
軸1を回転自在に支持する軸受け9・軸受け10と、該
軸1のスラスト方向の力を受けるスラスト受け12と、
外部からコイルへの電気的導通を行う回路基板14と共
に、ハウジング11に固設されており、該ハウジング1
1により、モータとしての剛性を維持している。
【0005】ここで、モータに対して衝撃力が加わり、
ロータが抜ける方向に力が働いた場合には、ロータに配
設された抜け止めワッシャ13が前記ハウジングに固設
された軸受け9の下面とぶつかり、ロータは抜けること
はない。即ち、抜け防止の機能が果たされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造にお
いては、スラスト受け12をハウジング11に固定する
前に抜け止めワッシャ13を軸1に挿設する必要がある
ため、その組立工程は工数がかかるという問題があっ
た。また、抜け止めワッシャ13を軸受け9に軸方向に
重なるように配設する必要があるため、必然的に軸受け
9と軸受け10の距離が短くなるため、軸1の姿勢が維
持されにくいという問題もあった。
【0007】したがって、本発明の目的は、抜け止めワ
ッシャに代えて、新たな抜け止め部材を採用したロータ
の抜け止め防止構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】抜け止め部材の片持ち梁
状の凹部とハウジングに配設された片持ち梁状の凹部と
を軸方向に係合可能に設けた抜け防止構造を、ロータ内
部に構成することにより、組立性も良好であり、かつモ
ータの軸の姿勢維持にも有利な構造を提供するものであ
る。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の実施例1の抜け止め構造を
適用したモータの断面図である。1はディスク(図示せ
ず)を保持するターンテーブル4を回転自在に支持する
軸であり、該軸1にはディスクをターンテーブル4へ吸
引する吸引力を発生するチャッキングマグネット2が該
チャッキングマグネット2の磁気回路を閉じるべく配設
されたヨーク3、前記ターンテーブル4を介して一体的
に固設されている。
【0010】さらに、前記ターンテーブル4には、モー
タの回転力を発生するメインマグネット6の磁気回路を
閉じるべく配設されたメインヨーク5が、一体的に固設
されている。また、前記ターンテーブル4の前記軸1へ
の圧入部の薄肉部4aには、溝部を配設された片持ち梁
部15aが形設された抜け止め部材15が固設され、ロ
ータを構成している。
【0011】一方、前記メインマグネット6の内周部に
は、その磁気回路を閉じるべくコア7が空隙を介して配
設され、該コア7には通電することによりコア7を励磁
させる巻線8が巻回されていた。また該コア7は、前記
軸1を回転自在に支持する軸受け9・軸受け10と、該
軸1のスラスト方向の力を受けるスラスト受け12と、
外部からコイルへの電気的導通を行う回路基板14と共
に、ハウジング11に固設されている。
【0012】さらに、該ハウジングには、前記抜け止め
部材15の溝部を有する片持ち梁部15aに対して空隙
を介して軸方向に向き合うように、片持ち梁状凹部の溝
部11aが設けられており、即ち、片持ち梁部15aと
溝部11aは係合可能な配置となっている。
【0013】ここで、モータ自体に衝撃力が加わると、
その方向によってはロータが抜ける方向にその力が働
き、ロータは抜けようとする。しかし、前記抜け止め部
材15の溝部を有する片持ち梁部15aと、これに空隙
を介して軸方向に向き合っている前記ハウジング11の
片持ち梁状凹部の溝部11aが係合することになり、ロ
ータが抜けることを防止している。
【0014】また、このロータの組立性に関しても抜け
止め部材15が樹脂により構成されることにより、ロー
タを組み付ける際、該抜け止め部材15の片持ち梁部1
5aが前記ハウジング11の片持ち梁状凹部とぶつか
り、外周方向にたわみながら挿入されていく。さらに挿
入され、軸1とスラスト受け12が圧接された状態にな
ると、前記抜け止め部材15とハウジングの片持ち梁状
凹部11aは、軸方向に空隙を介して互いに向き合う状
態となり、良好な抜け防止状態となる。
【0015】(実施例2)図2は本発明の実施例2のの
抜け止め構造を適用したモータの断面図である。1は、
ディスク(図示せず)を保持するターンテーブル4を回
転自在に支持する軸であり、前記抜け止め部材15が直
接に該軸に固定されている場合を示している。この場合
についても、図1の実施例1と同じ効果を有する。
【0016】(実施例3)図3は本発明の実施例3のの
抜け止め構造を適用したモータの断面図である。前記抜
け止め部材15が薄板状の金属で構成されている場合で
あり、この場合についても、図1の実施例1と同じ効果
を有する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ターンテーブルに一体的に固定された抜け止め部材の片
持ち梁状凹部の溝部と、ハウジングに配設された片持ち
梁状凹部の溝部が空隙を介して軸方向に向き合っている
ことにより、組立性が良好であり、かつ軸受け間の距離
が大きくとれるために、軸の姿勢が維持できるモータ構
造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例1の抜け止め構造を適用
したモータの断面図である。
【図2】図2は本発明の実施例2の抜け止め構造を適用
したモータの断面図である。
【図3】図3は本発明の実施例3の抜け止め構造を適用
したモータの断面図である。
【図4】図4は従来例のロータ抜け防止構造を持つモー
タを示す断面図である。
【符号の説明】
1 軸 1a 溝 2 チャッキングマグネット 3 ヨーク 4 ターンテーブル 4a 薄肉部 5 メインヨーク 5a 平面部 6 メインマグネット 7 コア 8 巻線 9 軸受け 10 軸受け 11 ハウジング 11a 溝部 12 スラスト受け 13 抜け止めワッシャ 14 回転基板 15 抜け止め部材 15a 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽原 良嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを支持するターンテーブルと、
    該ターンテーブルを回転自在に支持する軸と、前記ター
    ンテーブルおよび前記軸を含むロータと、前記ターンテ
    ーブルを回転させるためのトルクを発生させるコアを固
    設したハウジングからなるブラシレスモータにおけるロ
    ータの抜け防止構造において、前記ターンテーブルに一
    体的に固定された抜け止め部材の片持ち梁状凹部の溝部
    と前記ハウジングに配設された片持ち梁状凹部の溝部が
    軸方向に係合可能に設けられていることを特徴とするモ
    ータのロータ抜け防止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータのロータ抜け防止
    構造において、前記抜け止め部材が前記軸に一体的に固
    定されていることを特徴とするモータのロータ抜け防止
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のモータのロータ抜け防止
    構造において、前記抜け止め部材が樹脂により形成され
    ていることを特徴とするモータのロータ抜け防止構造。
JP8074896A 1996-03-08 1996-03-08 モータのロータ抜け防止構造 Pending JPH09247886A (ja)

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JP8074896A JPH09247886A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 モータのロータ抜け防止構造

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JPH09247886A true JPH09247886A (ja) 1997-09-19

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JP8074896A Pending JPH09247886A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 モータのロータ抜け防止構造

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100315519B1 (ko) * 1998-12-30 2002-02-28 이형도 디스크구동모터
KR100422032B1 (ko) * 2000-12-19 2004-03-10 삼성전기주식회사 스핀들 모터
KR100747006B1 (ko) * 2001-09-18 2007-08-07 엘지이노텍 주식회사 스핀들모터
US7265939B2 (en) 2003-03-31 2007-09-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Spindle motor and disk drive unit
US7474023B2 (en) 2005-05-19 2009-01-06 Panasonic Corporation Disc driving unit and disc equipment using the same

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