JPH10174354A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH10174354A
JPH10174354A JP32417196A JP32417196A JPH10174354A JP H10174354 A JPH10174354 A JP H10174354A JP 32417196 A JP32417196 A JP 32417196A JP 32417196 A JP32417196 A JP 32417196A JP H10174354 A JPH10174354 A JP H10174354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
motor
thrust bearing
axial load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32417196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Sasaki
邦明 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Media Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Media Electronics Co Ltd
Priority to JP32417196A priority Critical patent/JPH10174354A/ja
Publication of JPH10174354A publication Critical patent/JPH10174354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータのシャフトと軸受けの隙間の影響を受
けることなく、ロータ部の振れを無くし、かつ耐振動性
を良好にする。 【解決手段】 モータのシャフト2のアキシャル荷重1
5を、シャフト方向に鉛直ではない傾斜面9aを有する
スラスト軸受け9で受けることで、シャフト2のアキシ
ャル荷重15がスラスト軸受け面鉛直方向とラジアル方
向等に分解され、シャフト2を軸受け方向に押し付ける
ことになるので、シャフト2と軸受け7の隙間16の影
響を受けることなく、ロータ部1の振れを無くし、かつ
耐振動性を良好にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータに係り、特に
シャフトを含むロータ部の振れを無くし、耐振動性に優
れた軸受け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例に係るモータの軸受け構
造を示す縦断面図である。このモータは、ロータ部をス
テータ部の外側に嵌合したタイプのものであり、シャフ
ト2、周対向型のマグネット3、ロータヨーク5を有す
るロータ部1と、軸受け7、スラスト軸受け8、ハウジ
ング10、コイル11、コア13、ステータヨーク14
を有するステータ部6とから主に構成されている。
【0003】この構成において、ステータ部6がロータ
部1のマグネット3に磁気的に吸着され、シャフト2に
アキシャル荷重15が加わり、この荷重15をシャフト
方向に鉛直な面のスラスト軸受け8にて受ける。シャフ
ト2には、アキシャル荷重15のみ加わり、ラジアル荷
重は加わらない構造になっており、シャフト2と軸受け
7の隙間16は、ロータ部1の振れや耐振動性の劣化の
要因になる。
【0004】図4は、他の従来例に係るモータの軸受け
構造を示す縦断面図である。このモータは、ロータ部1
とステータ部6を上下に対面させたものであり、シャフ
ト2、面対向型のマグネット4、ロータヨーク5を有す
るロータ部1と、軸受け7、スラスト軸受け8、ハウジ
ング10、コイル12、ステータヨーク14を有するス
テータ部6とから主に構成されている。
【0005】この構成において、ステータ部6がロータ
部1のマグネット4に磁気的に吸着され、シャフト2に
アキシャル荷重15が加わり、この荷重15をシャフト
方向に鉛直な面のスラスト軸受け8にて受ける。シャフ
ト2には、アキシャル荷重15のみ加わり、ラジアル荷
重は加わらない構造になっており、シャフト2と軸受け
7の隙間16は、ロータ部1の振れや耐振動性の劣化の
要因になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図3、図4に
示す従来のモータは、シャフト2と軸受け7の隙間16
が、ロータ部1の振れや耐振動性の劣化の要因になると
いう欠点がある。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、モータのシャフトと軸受けの隙間の影響を受け
ずに、ロータ部の振れを無くし、かつ耐振動性に優れた
モータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ロータ部の
シャフトがステータ部の軸受けに嵌合されるモータにお
いて、シャフトからのアキシャル荷重を、シャフト方向
と鉛直にならない傾斜面で受ける構成となっている軸受
けを採用することにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるモータのスラ
スト軸受けの実施の形態を図により説明する。図1は本
発明の第1の実施の形態に係るモータのスラスト軸受け
構造を示す縦断面図である。
【0010】本実施の形態は、周対向型マグネット3を
採用したモータである。シャフト2、マグネット3、ロ
ータヨーク5を有するロータ部1と、軸受け7、スラス
ト軸受け9、ハウジング10、コイル11、コア13、
ステータヨーク14を有するステータ部6とを備える。
【0011】コイル11に通電することによって生じた
磁界と、マグネット3による磁界の作用により、ロータ
部1はシャフト2ごとステータ6の周囲を高速回転す
る。
【0012】図3に示す従来のモータでは、ステータ部
6がロータ部1のマグネット3に磁気的に吸着されるこ
とで生じるシャフト2のアキシャル荷重15を、シャフ
ト方向に鉛直な面のスラスト軸受け8で受けるが、図1
に示す第1の実施の形態のモータでは、シャフト2のア
キシャル荷重15を、シャフト方向に鉛直な面のスラス
ト軸受け8で受けるのではなく、鉛直な面ではない傾斜
面9aを有するスラスト軸受け9で受けている。この場
合、接触角θは直角でなく、それより小さなものとな
る。
【0013】このようにすることでシャフト2のアキシ
ャル荷重15は、スラスト軸受け面鉛直方向とラジアル
方向等に分解され、シャフト2を軸受け7方向に押し付
けることになり、シャフト2と軸受け7の隙間16の影
響を受けずに、ロータ部1の振れを無くし、耐振動性が
大幅に改善される。
【0014】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
モータのスラスト軸受け構造を示す縦断面図である。本
実施の形態は、面対向型マグネット4を採用したモータ
である。シャフト2、マグネット4、ロータヨーク5を
有するロータ部1と、軸受け7、スラスト軸受け9、ハ
ウジング10、コイル12、ステータヨーク14を有す
るステータ部6とを備えている。この場合も、シャフト
2のアキシャル荷重15をスラスト軸受け9の傾斜面9
aで受けることになる。
【0015】このようにすることでシャフト2のアキシ
ャル荷重15は、スラスト軸受け面鉛直方向とラジアル
方向等に分解され、シャフト2を軸受け7方向に押し付
けることになり、シャフト2と軸受け7の隙間16の影
響を受けずにロータ部1の振れを無くし、耐振動性が大
幅に改善される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステータ部がロータ部のマグネットに吸着されることで
生じるシャフトのアキシャル荷重を、シャフト方向に鉛
直な面ではない傾斜面を有するスラスト軸受けで受ける
ことで、シャフトのアキシャル荷重が、スラスト軸受け
面鉛直方向とラジアル方向等に分解され、シャフトを軸
受け方向に押し付けることになるので、シャフトと軸受
けの隙間の影響を受けることなく、ロータ部の振れを無
くし、かつ、耐振動性に優れたモータを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るモータのスラ
スト軸受け構造を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るモータのスラ
スト軸受け構造を示す縦断面図である。
【図3】従来例に係るモータのスラスト軸受け構造を示
す縦断面図である。
【図4】他の従来例に係るモータのスラスト軸受け構造
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ部 2 シャフト 3 マグネット(周対向型) 4 マグネット(面対向型) 5 ロータヨーク 6 ステータ部 7 軸受け 9 スラスト軸受け 9a 傾斜面 10 ハウジング 11 コイル 12 コイル 13 コア 14 ステータヨーク 15 アキシャル荷重 16 シャフトと軸受けの隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ部のシャフトがステータ部の軸受
    けに嵌合されるモータにおいて、 前記軸受けは、シャフトからのアキシャル荷重を、シャ
    フト方向と鉛直にならない傾斜面で受ける構成になって
    いることを特徴とするモータ。
JP32417196A 1996-12-04 1996-12-04 モータ Pending JPH10174354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32417196A JPH10174354A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32417196A JPH10174354A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10174354A true JPH10174354A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18162898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32417196A Pending JPH10174354A (ja) 1996-12-04 1996-12-04 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10174354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6698933B2 (en) * 1999-10-09 2004-03-02 Johnson Electric, S.A. Thrust cap
US7189004B2 (en) 1999-10-09 2007-03-13 Johnson Electric S.A. Thrust cap

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6698933B2 (en) * 1999-10-09 2004-03-02 Johnson Electric, S.A. Thrust cap
US7189004B2 (en) 1999-10-09 2007-03-13 Johnson Electric S.A. Thrust cap

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