JPH11341734A - ディスク形モータ - Google Patents
ディスク形モータInfo
- Publication number
- JPH11341734A JPH11341734A JP10141887A JP14188798A JPH11341734A JP H11341734 A JPH11341734 A JP H11341734A JP 10141887 A JP10141887 A JP 10141887A JP 14188798 A JP14188798 A JP 14188798A JP H11341734 A JPH11341734 A JP H11341734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- stator
- rotor
- thrust load
- bearings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定子と回転子との間に作用する磁気吸引力
が回転子の軸受に及ぼすスラスト荷重を支持してその変
形を防止し、信頼性を高め、小型化、低コスト化を図
る。 【解決手段】 固定子２の円盤部と周縁部と回転子３の
円盤部との周縁部との相対向する部位に軸受８を設けて
軸受４，５に作用するスラスト荷重を支持する。
が回転子の軸受に及ぼすスラスト荷重を支持してその変
形を防止し、信頼性を高め、小型化、低コスト化を図
る。 【解決手段】 固定子２の円盤部と周縁部と回転子３の
円盤部との周縁部との相対向する部位に軸受８を設けて
軸受４，５に作用するスラスト荷重を支持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク形（又は偏
平形）モータ、特にその固定子と回転子との間に働く磁
気吸引力が回転子を固定軸に支持する軸受に及ぼすスラ
スト荷重を支持するための支持構造に関する。
平形）モータ、特にその固定子と回転子との間に働く磁
気吸引力が回転子を固定軸に支持する軸受に及ぼすスラ
スト荷重を支持するための支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来公知のディスク形モータの断
面図であり、図中１は固定軸、２は固定子、３は回転子
を示している。固定軸１に固定子２が外嵌固定され、ま
たこの固定子２の軸部２ａに軸受４，５を介在させて回
転子３が軸支されている。
面図であり、図中１は固定軸、２は固定子、３は回転子
を示している。固定軸１に固定子２が外嵌固定され、ま
たこの固定子２の軸部２ａに軸受４，５を介在させて回
転子３が軸支されている。
【０００３】固定子２は中空円筒形をなす軸部２ａの一
端部外周に軸部２ａの軸心線と直交する向きに円板部２
ｂを張り出して設け、この円板部２ｂの周縁部に前記軸
部２ａと同心円状に短円筒部２ｃを形成して構成してあ
り、前記円板部２ｂの内側面には軸部２ａと同心円状に
固定子コア６が固定されている。回転子３は内径が固定
子２の軸部２ａのそれよりも大きい中空円筒形をなす軸
部３ａの同じ側の一端部外周に軸部３ａの軸心線と直交
する向きに前記円板部２ｂと対向する円板部３ｂを張り
出して構成されており、この円板部３ｂの内側面には前
記固定子コア６と対向させて軸部３ａと同心円状に永久
磁石７が固定されている。これによって、固定子２と回
転子３との間は固定子２の短円筒部２ｃの端面と回転子
３の円板部３ｂの周縁部内側面とが隙間を隔てて対向
し、その内側に位置する固定子コア６、永久磁石７の外
囲が覆われるようにしてある。
端部外周に軸部２ａの軸心線と直交する向きに円板部２
ｂを張り出して設け、この円板部２ｂの周縁部に前記軸
部２ａと同心円状に短円筒部２ｃを形成して構成してあ
り、前記円板部２ｂの内側面には軸部２ａと同心円状に
固定子コア６が固定されている。回転子３は内径が固定
子２の軸部２ａのそれよりも大きい中空円筒形をなす軸
部３ａの同じ側の一端部外周に軸部３ａの軸心線と直交
する向きに前記円板部２ｂと対向する円板部３ｂを張り
出して構成されており、この円板部３ｂの内側面には前
記固定子コア６と対向させて軸部３ａと同心円状に永久
磁石７が固定されている。これによって、固定子２と回
転子３との間は固定子２の短円筒部２ｃの端面と回転子
３の円板部３ｂの周縁部内側面とが隙間を隔てて対向
し、その内側に位置する固定子コア６、永久磁石７の外
囲が覆われるようにしてある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来のディスク形モータにあっては、固定子２と回転子３
との間には永久磁石７による極めて強力な磁気吸引力が
作用し、軸受４，５には大きなスラスト荷重が作用す
る。このため、永久磁石７と固定子コア６との隙間を均
一に保つために、回転子２及び固定子３の板厚を厚くす
るなどの剛性を高めることが必要とされ、必要以上に大
型化し、コストも高くなるという問題点があった。ま
た、軸受４，５についても大きなスラスト荷重を支持す
ることが要求されるため、大型化，コスト高が避けられ
ないという問題があり、十分な信頼性確保も困難であっ
た。
来のディスク形モータにあっては、固定子２と回転子３
との間には永久磁石７による極めて強力な磁気吸引力が
作用し、軸受４，５には大きなスラスト荷重が作用す
る。このため、永久磁石７と固定子コア６との隙間を均
一に保つために、回転子２及び固定子３の板厚を厚くす
るなどの剛性を高めることが必要とされ、必要以上に大
型化し、コストも高くなるという問題点があった。ま
た、軸受４，５についても大きなスラスト荷重を支持す
ることが要求されるため、大型化，コスト高が避けられ
ないという問題があり、十分な信頼性確保も困難であっ
た。
【０００５】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、磁気吸引力により発生するスラス
ト荷重を効果的に支持することで、ディスク形モータの
小型化、低コスト化を図ると共に、信頼性を向上させる
ことを目的とする。
めになされたもので、磁気吸引力により発生するスラス
ト荷重を効果的に支持することで、ディスク形モータの
小型化、低コスト化を図ると共に、信頼性を向上させる
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の発明に係るディス
ク形モータは、固定軸と、該固定軸と同軸に配設され、
側面に固定子コアを備えた円盤形をなす固定子と、前記
固定軸に軸受を介して支持され、前記固定子コアと対向
する側面に永久磁石を配置した円盤形をなす回転子と、
前記固定子及び回転子の相対向する円盤の周縁部に、前
記固定子と回転子との間に作用する磁気吸引力により前
記軸受に作用するスラスト荷重を支持すべく設けられた
スラスト荷重支持手段とを備えることを特徴とする。
ク形モータは、固定軸と、該固定軸と同軸に配設され、
側面に固定子コアを備えた円盤形をなす固定子と、前記
固定軸に軸受を介して支持され、前記固定子コアと対向
する側面に永久磁石を配置した円盤形をなす回転子と、
前記固定子及び回転子の相対向する円盤の周縁部に、前
記固定子と回転子との間に作用する磁気吸引力により前
記軸受に作用するスラスト荷重を支持すべく設けられた
スラスト荷重支持手段とを備えることを特徴とする。
【０００７】請求項１記載の発明にあっては、固定子の
円盤部と回転子の円盤部との夫々の周縁部であって相対
向する部位にスラスト荷重支持手段を設けたから、スラ
スト荷重の作用による固定子、回転子及びその軸受の変
形を効果的に抑制することが出来て、それだけ寿命の延
長を図れると共に、固定子、回転子夫々の剛性を低くす
ることが出来、小型化、軽量化、低コスト化が可能とな
り、信頼性の向上も図れる。
円盤部と回転子の円盤部との夫々の周縁部であって相対
向する部位にスラスト荷重支持手段を設けたから、スラ
スト荷重の作用による固定子、回転子及びその軸受の変
形を効果的に抑制することが出来て、それだけ寿命の延
長を図れると共に、固定子、回転子夫々の剛性を低くす
ることが出来、小型化、軽量化、低コスト化が可能とな
り、信頼性の向上も図れる。
【０００８】第２の発明に係るディスク形モータは、ス
ラスト荷重支持手段は固定子の円盤の周縁部と、回転子
の円盤の周縁部とに渡して設けた軸受であることを特徴
とする。
ラスト荷重支持手段は固定子の円盤の周縁部と、回転子
の円盤の周縁部とに渡して設けた軸受であることを特徴
とする。
【０００９】請求項２に記載の発明にあっては、固定子
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に渡して軸受を設けたら、固定子と回転子との間に作
用するスラスト荷重を安定して支持することが出来る。
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に渡して軸受を設けたら、固定子と回転子との間に作
用するスラスト荷重を安定して支持することが出来る。
【００１０】第３の発明に係るディスク形モータは、ス
ラスト荷重支持手段は固定子の円盤の周縁部と、回転子
の円盤の周縁部とに渡して設けた軌道面間に介在させた
玉であることを特徴とする。
ラスト荷重支持手段は固定子の円盤の周縁部と、回転子
の円盤の周縁部とに渡して設けた軌道面間に介在させた
玉であることを特徴とする。
【００１１】請求項３に記載の発明にあっては、固定子
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位間に玉を介在させたから、玉自体は固定子と回転子と
の間に作用するスラスト荷重によって軌道内に支持され
てスラスト荷重を安定して支持することが出来、軸受に
比して安価に構成出来る。
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位間に玉を介在させたから、玉自体は固定子と回転子と
の間に作用するスラスト荷重によって軌道内に支持され
てスラスト荷重を安定して支持することが出来、軸受に
比して安価に構成出来る。
【００１２】第４の発明に係るディスク形モータは、ス
ラスト荷重支持手段は固定子の円盤の周縁部と、回転子
の円盤の周縁部とに同極を対向して設けた永久磁石であ
ることを特徴とする。
ラスト荷重支持手段は固定子の円盤の周縁部と、回転子
の円盤の周縁部とに同極を対向して設けた永久磁石であ
ることを特徴とする。
【００１３】請求項４に記載の発明にあっては、固定子
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に同磁極を向かい合わせにして永久磁石を配したか
ら、磁力の反発力にてスラスト荷重を安定して支持する
ことが出来ると共に、両者の間は非接触であるから経年
使用が可能となり、より信頼性を向上し得る。
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に同磁極を向かい合わせにして永久磁石を配したか
ら、磁力の反発力にてスラスト荷重を安定して支持する
ことが出来ると共に、両者の間は非接触であるから経年
使用が可能となり、より信頼性を向上し得る。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。 （実施の形態１）図１は本発明に係る実施の形態１の構
成を示す断面図であり、図中１は固定軸、２は固定子、
３は回転子を示している。固定軸１に固定子２が外嵌固
定され、またこの固定子２の軸部２ａに軸受４，５を介
在させて回転子３が軸支されている。
す図面に基づき具体的に説明する。 （実施の形態１）図１は本発明に係る実施の形態１の構
成を示す断面図であり、図中１は固定軸、２は固定子、
３は回転子を示している。固定軸１に固定子２が外嵌固
定され、またこの固定子２の軸部２ａに軸受４，５を介
在させて回転子３が軸支されている。
【００１５】固定子２は、中空円筒形をなす軸部２ａの
一端部外周に軸部２ａの軸心線と直交する向きに円板部
２ｂを張り出して設け、この円板部２ｂの周縁であって
前記軸部２ａの外周にこれと同心円状に短円筒部２ｃを
形成して構成してあり、前記円板部２ｂの内側面には軸
部２ａと同じ同心円状に固定子コア６が固定されてい
る。回転子３は内径が固定子２の軸部２ａのそれよりも
大きい中空円筒形をなす軸部３ａの一端外周に前記円板
部２ｂと平行して対向する円板部３ｂを張り出して構成
されており、この円板部３ｂの内側面には前記固定子コ
ア６と対向させて軸部３ａと同心円状に永久磁石７が固
定されている。
一端部外周に軸部２ａの軸心線と直交する向きに円板部
２ｂを張り出して設け、この円板部２ｂの周縁であって
前記軸部２ａの外周にこれと同心円状に短円筒部２ｃを
形成して構成してあり、前記円板部２ｂの内側面には軸
部２ａと同じ同心円状に固定子コア６が固定されてい
る。回転子３は内径が固定子２の軸部２ａのそれよりも
大きい中空円筒形をなす軸部３ａの一端外周に前記円板
部２ｂと平行して対向する円板部３ｂを張り出して構成
されており、この円板部３ｂの内側面には前記固定子コ
ア６と対向させて軸部３ａと同心円状に永久磁石７が固
定されている。
【００１６】これによって、固定子２と回転子３との間
は固定子２の短円筒部２ｃの端面と回転子３の円板部３
ｂの周縁とが僅かな隙間を隔てて対向し、その内側に位
置する固定子コア６、永久磁石７の外囲を覆うようにし
てある。そして、短円筒部２ｃと円板部３ｂとの対向面
間はその全周にわたって軸受８が設けられている。即ち
左右の軌道リング８ａ，８ｂの一方を短円筒部２ｃの端
面に、また他方を円板部３ｂの側周面に固定してある。
は固定子２の短円筒部２ｃの端面と回転子３の円板部３
ｂの周縁とが僅かな隙間を隔てて対向し、その内側に位
置する固定子コア６、永久磁石７の外囲を覆うようにし
てある。そして、短円筒部２ｃと円板部３ｂとの対向面
間はその全周にわたって軸受８が設けられている。即ち
左右の軌道リング８ａ，８ｂの一方を短円筒部２ｃの端
面に、また他方を円板部３ｂの側周面に固定してある。
【００１７】このような実施の形態１にあっては、永久
磁石７の磁気吸引力により発生するスラスト荷重を、軸
受４，５と、固定子２の外周部の軸受８とにより効率的
に支持することでスラスト荷重による変形を大幅に抑制
することができ、それだけ小型化、低コスト化が可能と
なり、信頼性も向上させることができる。
磁石７の磁気吸引力により発生するスラスト荷重を、軸
受４，５と、固定子２の外周部の軸受８とにより効率的
に支持することでスラスト荷重による変形を大幅に抑制
することができ、それだけ小型化、低コスト化が可能と
なり、信頼性も向上させることができる。
【００１８】（実施の形態２）図２は実施の形態２の構
成を示す断面図である。この実施の形態２にあっては実
施の形態１における軸受８に代えて短円筒部２ｃの側面
と、円板部３ｂの周縁部側面に夫々相対向する半円弧状
の軌道面２ｄ，３ｄを形成し、この軌道面２ｄ，３ｄ間
にこの複数個の玉９を介在させて軸受８と同様の低抵抗
で大きい支持力を得られるようにしてある。
成を示す断面図である。この実施の形態２にあっては実
施の形態１における軸受８に代えて短円筒部２ｃの側面
と、円板部３ｂの周縁部側面に夫々相対向する半円弧状
の軌道面２ｄ，３ｄを形成し、この軌道面２ｄ，３ｄ間
にこの複数個の玉９を介在させて軸受８と同様の低抵抗
で大きい支持力を得られるようにしてある。
【００１９】玉９の材質は鋼球でもよいが合成樹脂製の
玉でもよい。また潤滑油を含侵させた材料を用いてもよ
い。他の構成は実施の形態１におけるそれと実質的に同
じであり、対応する部分には同じ番号を付して説明を省
略する。
玉でもよい。また潤滑油を含侵させた材料を用いてもよ
い。他の構成は実施の形態１におけるそれと実質的に同
じであり、対応する部分には同じ番号を付して説明を省
略する。
【００２０】このような実施の形態２にあっては、永久
磁石７の磁気吸引力により発生するスラスト荷重を、軸
受４，５と、固定子２の外周部の玉９とにより支持する
ことでスラスト荷重による変形を大幅に押さえることが
できる。従って、小型化、低コスト化が可能となり、信
頼性を向上させることができる。玉９自体は、磁気吸引
力により発生するスラスト荷重により保持されるため、
脱落することはなく保持される。
磁石７の磁気吸引力により発生するスラスト荷重を、軸
受４，５と、固定子２の外周部の玉９とにより支持する
ことでスラスト荷重による変形を大幅に押さえることが
できる。従って、小型化、低コスト化が可能となり、信
頼性を向上させることができる。玉９自体は、磁気吸引
力により発生するスラスト荷重により保持されるため、
脱落することはなく保持される。
【００２１】（実施の形態３）図３は実施の形態３の構
成を示す断面図である。この実施の形態３にあっては固
定子２の短円筒部２ｃの端面と、回転子３の円板部３ｂ
の周縁部側面に相対向するよう永久磁石Ｇ1 ，Ｇ2 を配
設してある。永久磁石Ｇ1 ，Ｇ2 はその同極が相対向す
るように固定されており、磁気の反発力によって、回転
子３の永久磁石７による磁気吸引力に抗し得る構成とし
てある。
成を示す断面図である。この実施の形態３にあっては固
定子２の短円筒部２ｃの端面と、回転子３の円板部３ｂ
の周縁部側面に相対向するよう永久磁石Ｇ1 ，Ｇ2 を配
設してある。永久磁石Ｇ1 ，Ｇ2 はその同極が相対向す
るように固定されており、磁気の反発力によって、回転
子３の永久磁石７による磁気吸引力に抗し得る構成とし
てある。
【００２２】このような実施の形態３にあっては、永久
磁石７の磁気吸引力により発生するスラスト荷重を、軸
部２ａ，３ａ間の軸受４，５と、固定子２の短円筒部２
ｃと回転子３の円板部に設置された永久磁石Ｇ1 ，Ｇ2
の反発力とにより支持することでスラスト荷重による変
形を大幅に押さえることができる。従って、小型化，低
コスト化が可能となり、信頼性も向上させることができ
る。
磁石７の磁気吸引力により発生するスラスト荷重を、軸
部２ａ，３ａ間の軸受４，５と、固定子２の短円筒部２
ｃと回転子３の円板部に設置された永久磁石Ｇ1 ，Ｇ2
の反発力とにより支持することでスラスト荷重による変
形を大幅に押さえることができる。従って、小型化，低
コスト化が可能となり、信頼性も向上させることができ
る。
【００２３】
【発明の効果】請求項１記載の発明にあっては、固定子
の円盤部と回転子の円盤部との夫々の周縁部であって相
対向する部位にスラスト荷重支持手段を設けたから、ス
ラスト荷重の作用による固定子、回転子及びその軸受の
変形を抑制することが出来て、それだけ寿命の延長を図
れると共に、固定子、回転子夫々の剛性を低くすること
が出来て、小型化、軽量化、低コスト化が可能となり、
信頼性の向上も図れる。
の円盤部と回転子の円盤部との夫々の周縁部であって相
対向する部位にスラスト荷重支持手段を設けたから、ス
ラスト荷重の作用による固定子、回転子及びその軸受の
変形を抑制することが出来て、それだけ寿命の延長を図
れると共に、固定子、回転子夫々の剛性を低くすること
が出来て、小型化、軽量化、低コスト化が可能となり、
信頼性の向上も図れる。
【００２４】請求項２に記載の発明にあっては、固定子
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に軸受を設けたら、固定子と回転子との間に作用する
スラスト荷重を安定して支持することが出来る。
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に軸受を設けたら、固定子と回転子との間に作用する
スラスト荷重を安定して支持することが出来る。
【００２５】請求項３に記載の発明にあっては、固定子
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位間に玉を介在させたから、玉自体は固定子と回転子と
の間に作用するスラスト荷重によって軌道内に支持され
てスラスト荷重を安定して支持することが出来、軸受に
比して安価に構成出来る。
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位間に玉を介在させたから、玉自体は固定子と回転子と
の間に作用するスラスト荷重によって軌道内に支持され
てスラスト荷重を安定して支持することが出来、軸受に
比して安価に構成出来る。
【００２６】請求項４に記載の発明にあっては、固定子
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に同じ磁極を向かい合わせに永久磁石を配したから、
磁力の反発力にてスラスト荷重を安定して支持すること
が出来ると共に、両者の間は非接触であるから経年使用
が可能となり、より信頼性を向上し得る。
及び回転子の円盤部であってその周縁部の相対向する部
位に同じ磁極を向かい合わせに永久磁石を配したから、
磁力の反発力にてスラスト荷重を安定して支持すること
が出来ると共に、両者の間は非接触であるから経年使用
が可能となり、より信頼性を向上し得る。
【図１】 本発明に係る実施の形態１の構成を示す断面
図である。
図である。
【図２】 本発明に係る実施の形態２の構成を示す断面
図である。
図である。
【図３】 本発明に係る実施の形態３の構成を示す断面
図である。
図である。
【図４】 従来のディスク形モータの構成を示す断面図
である。
である。
１ 固定軸、２ 固定子、３ 回転子、６ 固定子コ
ア、７ 永久磁石、８ 軸受、９ 玉、Ｇ1 ，Ｇ2 永
久磁石。
ア、７ 永久磁石、８ 軸受、９ 玉、Ｇ1 ，Ｇ2 永
久磁石。
Claims (4)
- 【請求項１】 固定軸と、該固定軸と同軸に配設され、
側面に固定子コアを備えた円盤形をなす固定子と、前記
固定軸に軸受を介して支持され、前記固定子コアと対向
する側面に永久磁石を配置した円盤形をなす回転子と、
前記固定子及び回転子の相対向する円盤の周縁部に、前
記固定子と回転子との間に作用する磁気吸引力により前
記軸受に作用するスラスト荷重を支持すべく設けられた
スラスト荷重支持手段とを備えることを特徴とするディ
スク形モータ。 - 【請求項２】 スラスト荷重支持手段は固定子の円盤の
周縁部と、回転子の円盤の周縁部とに渡して設けた軸受
であることを特徴とする請求項１記載のディスク形モー
タ。 - 【請求項３】 スラスト荷重支持手段は固定子の円盤の
周縁部と、回転子の円盤の周縁部とに渡して設けた軌道
面間に介在させた玉であることを特徴とする請求項１記
載のディスク形モータ。 - 【請求項４】 スラスト荷重支持手段は固定子の円盤の
周縁部と、回転子の円盤の周縁部とに同極を対向して設
けた永久磁石であることを特徴とする請求項１記載のデ
ィスク形モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10141887A JPH11341734A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | ディスク形モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10141887A JPH11341734A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | ディスク形モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11341734A true JPH11341734A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15302482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10141887A Pending JPH11341734A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | ディスク形モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11341734A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1220421A2 (en) * | 2000-12-26 | 2002-07-03 | Kabushiki Kaisha Topcon | Small size rotory motor |
| JP2004320992A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピンドルモータおよびディスクドライブ装置 |
| WO2008134797A1 (en) * | 2007-05-03 | 2008-11-13 | In Motion Technologies Pty Ltd | Axial flux electrical machine |
| JP2008312402A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Fujitsu General Ltd | アキシャルエアギャップ型電動機 |
| CN103193142A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-07-10 | 南京工业大学 | 一种磁悬浮轴承盘式电梯曳引机 |
| DE102022104593A1 (de) | 2022-02-25 | 2023-08-31 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrisches Antriebssystem für einen Propeller |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP10141887A patent/JPH11341734A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1220421A2 (en) * | 2000-12-26 | 2002-07-03 | Kabushiki Kaisha Topcon | Small size rotory motor |
| EP1220421A3 (en) * | 2000-12-26 | 2003-08-20 | Kabushiki Kaisha Topcon | Small size rotory motor |
| JP2004320992A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピンドルモータおよびディスクドライブ装置 |
| WO2008134797A1 (en) * | 2007-05-03 | 2008-11-13 | In Motion Technologies Pty Ltd | Axial flux electrical machine |
| US9041264B2 (en) | 2007-05-03 | 2015-05-26 | Regal Beloit America, Inc. | Axial flux electrical machine |
| JP2008312402A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Fujitsu General Ltd | アキシャルエアギャップ型電動機 |
| CN103193142A (zh) * | 2013-03-28 | 2013-07-10 | 南京工业大学 | 一种磁悬浮轴承盘式电梯曳引机 |
| DE102022104593A1 (de) | 2022-02-25 | 2023-08-31 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrisches Antriebssystem für einen Propeller |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4563046A (en) | Flywheel apparatus | |
| US6545378B2 (en) | Electric spindle motor with magnetic bearing and hydrodynamic bearing | |
| JPH0720362B2 (ja) | ハードディスク駆動用電動モータ | |
| JP2005257075A (ja) | スピンドルモータを回転支持する流体動圧軸受システム | |
| KR100228504B1 (ko) | 무브러시 모우터 | |
| JPH11341734A (ja) | ディスク形モータ | |
| WO2014007851A1 (en) | Active magnetic bearing assembly and arrangement of magnets therefor | |
| JPH05146109A (ja) | 磁気ベアリングおよびモータ | |
| JPS6146683B2 (ja) | ||
| JPH10131966A (ja) | 磁気軸受装置 | |
| JPH09303395A (ja) | 磁気軸受装置 | |
| JP2566658Y2 (ja) | モータの軸受装置 | |
| US5450261A (en) | Magnetic disc drive motor having disc securely fixed to loading surface to abut upper bearing outer ring | |
| JPS61294218A (ja) | 流体軸受装置 | |
| JPH05252713A (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPH04337110A (ja) | 磁気軸受 | |
| KR20020046895A (ko) | 자기 베어링 및 이러한 자기 베어링을 이용한 모터 | |
| JPH0754842A (ja) | ころがり軸受 | |
| JPH0744816Y2 (ja) | 磁気軸受の保護装置 | |
| JP2647599B2 (ja) | 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置 | |
| JPS63121462A (ja) | ブラシレスモ−タ | |
| KR100360485B1 (ko) | 축방향자기베어링장치 | |
| JP2601386Y2 (ja) | 磁性流体軸受 | |
| JPH0242616A (ja) | 動圧軸受装置 | |
| JP2562870Y2 (ja) | アウタロ−タ型モ−タ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223 |