JP2601386Y2 - 磁性流体軸受 - Google Patents

磁性流体軸受

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JP2601386Y2
JP2601386Y2 JP5417292U JP5417292U JP2601386Y2 JP 2601386 Y2 JP2601386 Y2 JP 2601386Y2 JP 5417292 U JP5417292 U JP 5417292U JP 5417292 U JP5417292 U JP 5417292U JP 2601386 Y2 JP2601386 Y2 JP 2601386Y2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/06Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings
    • F16C32/0629Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings supported by a liquid cushion, e.g. oil cushion
    • F16C32/0633Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings supported by a liquid cushion, e.g. oil cushion the liquid being retained in a gap
    • F16C32/0637Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings supported by a liquid cushion, e.g. oil cushion the liquid being retained in a gap by a magnetic field, e.g. ferrofluid bearings

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は磁性流体を潤滑剤として
用いたすべり軸受タイプの磁性流体軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁性流体軸受としては、例えば図
12乃至図13,図14乃至図15および図16乃至図
18に示すようなものがある。
【0003】 まず、図12乃至図13に示した第1の
従来の磁性流体軸受は、ラジアル荷重およびスラスト荷
重を支えるもので、図12に示すように2つの円盤状の
鍔部102を有する非磁性材の軸101と、前記鍔部1
02の端面および前記軸101の外周面と微小間隙10
3,103′を介して配置した軸受本体としての円筒状
永久磁石104と前記微小間隙103,103′に介在
させた磁性流体105とから構成されたものである。こ
こで、微小間隙103,103′には円筒状永久磁石1
04に近づくほど磁場が大きくなるよう磁場の勾配が
あるため、この磁場勾配による磁力によって磁性流体1
05が円筒状永久磁石104に引き付けられ、それによ
って軸101の外周面および鍔部102の両端面に磁気
(浮揚)力が作用し、軸101が支えられる。
【0004】そして、円筒状永久磁石104はラジアル
方向の負荷能力を高めるために、軸方向の隣り合う磁極
が互いに異極となるように多極に軸方向着磁(対となる
N極とS極が軸方向となるように着磁され、かつ、軸方
向の隣り合う磁極が互いに異極となるように着磁)され
ている。このように多極着磁することによりラジアル方
向(径方向)の磁場勾配が大きくなるため、軸101の
外周面に作用する磁気力が大きくなりラジアル方向の負
荷容量が大きくなる。
【0005】図14乃至図15に示した第2の従来の磁
性流体軸受はラジアル方向の回転精度および回転時の負
荷能力をさらに高めるために動圧発生手段として軸10
1の外周面(ラジアル軸受面)の中央付近、すなわち円
筒状永久磁石104の同極同士が接する磁力の強い部分
1ケ所に円周方向4個のレイリーステップ106を設け
たものである。その他の構成は第1の従来例と同じであ
る。
【0006】また、図16乃至図18に示した第3の従
来の磁性流体軸受は、第1および第2の従来例と同様に
ラジアル荷重およびスラスト荷重を支えるもので、図1
6に示すようにスリーブ状永久磁石107を固着した非
磁性材または磁性材の軸111と、前記スリーブ状永久
磁石107の両端面および外周面と微小間隙103,1
03´を介して配置した軸受本体としての非磁性材のハ
ウジング108と、前記微小間隙103,103´に介
在させた磁性流体105とから構成されたものである。
ここで、微小間隙103,103´にはスリーブ状永久
磁石107に近づくほど磁場が大きくなるような磁場の
勾配があるため、この磁場勾配による磁力によって磁性
流体105がスリーブ状永久磁石107に引き付けら
れ、それによってハウジング108の内周面および両側
の内側面に磁気(浮揚)力が作用し、軸111が支えら
れる。
【0007】 そして、スリーブ状永久磁石107はラ
ジアル方向の負荷能力を高めるために軸方向の隣り合う
磁極が互いに異極となるように多極に軸方向着磁(対と
なるN極とS極が軸方向となるように着磁され、かつ、
軸方向の隣り合う磁極が互いに異極となるように着磁)
されている。さらに、ラジアル方向とスラスト方向の回
転精度および回転時の負荷能力をさらに高めるために、
動圧発生手段としてハウジング108の内周面(ラジア
ル軸受面)の中央付近、すなわちスリーブ状永久磁石1
07の同極同士が接する磁力の強い部分1ケ所に円周方
向4個のレイリーステップ106と、ハウジング108
の両側の内側面(スラスト軸受面)のスリーブ状永久磁
石107の端面中央付近と対向する磁力の強い部分1ケ
所に円周方向4個のレイリーステップ106′を設けた
ものである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術による磁性流体軸受には以下の如き問題点
がある。すなわち、第1の従来例の磁性流体軸受におい
ては、回転時の負荷能力および回転精度が低く、これら
を向上すべく動圧発生手段としてラジアル面やスラスト
面にレイリーステップ106,106´を設けた第2お
よび第3の従来例の磁性流体軸受の場合には、回転時の
負荷能力および回転精度が向上する反面、レイリーステ
ップ106,106´が磁力が強い(磁場および磁場勾
配が大きい)部分に設けられているため、磁気(浮揚)
力が小さくなり静止時における負荷能力が著しく小さく
なってしまい、荷重が大きい場合には軸101,111
を支えることができず固体接触によって起動時に摩耗を
生じ軸受寿命が短くなるという問題点がある。また、レ
イリーステップ106がラジアル軸受面の中央付近1ケ
所に設けてあるため、左右のバランスに敏感であり軸1
01,111と軸受本体である円筒状永久磁石104,
ハウジング108の傾きが生じやすく軸101,111
の振れまわりを発生しやすいという不安定性を有してい
るという問題点があった。
【0009】本考案は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、静
止時および回転時の両方の負荷能力が高く、かつ回転精
度が高く、安定性に優れた磁性流体軸受を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案にあっては、微小隙間を介して対向し、互いに
相対回転が可能なラジアル軸受面およびスラスト軸受面
の少なくとも一方を形成する軸および軸受本体と、前記
微小隙間に磁力によって保持させた磁性流体と、前記軸
および軸受本体の少なくともいずれか一方に設けた動圧
発生手段とを備えた磁性流体軸受において、多極の磁極
を有する磁力発生手段により、前記微小隙間に磁力の強
い部分と、磁力の弱い部分とを発生させ、前記動圧発生
手段を前記磁力の弱い部分に設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の磁性流体軸受にあっては、動圧発生
手段を磁力の弱い(磁場および磁場勾配が小さい)部分
に設けてあり、磁力が強い(磁場および磁場勾配が大き
い)部分には設けていないため、磁力が強い部分で大き
な磁気(浮揚)力が発生し、静止時における負荷能力は
動圧発生手段を設けていない場合の負荷能力に比べて若
干低下する程度で、静止時および回転時のいずれにおい
ても大きな負荷能力を有し、回転時の回転精度も高い。
【0012】
【実施例】以下に本考案を図面に基づいて説明する。図
1乃至図2は本考案の第1実施例を示している。この磁
性流体軸受はラジアル荷重およびスラスト荷重を支える
もので、図1に示すように2つの円盤状の鍔部2を有す
る非磁性材の軸1と、前記鍔部2の端面および前記軸1
の外周面と微小間隙3,3’を介して配置した軸受本体
としての磁力発生手段を兼ねる円筒状永久磁石4と前記
微小間隙3,3’に介在させた磁性流体5とから構成さ
れている。そして、円筒状永久磁石4は、ラジアル方向
の負荷能力を高めるために軸方向の隣り合う磁極が互い
に異極となるように多極(本実施例では2極)に軸方向
着磁(対となるN極とS極が軸方向となるように着磁さ
れ、かつ、軸方向の隣り合う磁極が互いに異極となるよ
うに着磁)されている。このように多極着磁することに
より特に同極同士が接する中央部で磁場および磁場勾配
が大きくなり磁力が強くなるため、全体としてラジアル
方向(径方向)の磁場勾配が大きくなって軸1の外周面
に作用する磁気(浮揚)力が大きくなり、ラジアル方向
の負荷容量が大きくなる。
【0013】 そして、ラジアル方向の回転精度および
回転時の負荷能力をさらに高めるために動圧発生手段と
して軸1の外周面(ラジアル軸受面)の円筒状永久磁石
4の内周面の同極同士が接する中央部および両端部を除
いたN極とS極の中間部と対向する部分、左右2ケ所に
各々円周方向4個のレイリーステップ6を設けてある。
【0014】このように構成した本実施例の磁性流体軸
受は、動圧発生手段としてのレイリーステップ6が、軸
1の外周面の磁力が強い(磁場および磁場勾配が大き
い)円筒状永久磁石4の中央部および両端部と対向する
部分を除いた磁力の弱いN極とS極の中間部と対向する
部分に設けてあるため、磁力の強い円筒状永久磁石4の
中央部および両端部で大きな磁気(浮揚)力が発生し、
静止時における負荷能力はレイリーステップ6を設けて
いない場合の負荷能力に比べて、若干低下する程度であ
り、大きな負荷能力を有する。
【0015】 そして、回転時にはレイリーステップ6
により動圧が発生するためより大きな負荷能力を有
し、回転精度も高くなる。また、レイリーステップ6を
左右2ケ所に分けて設けているため、軸1と軸受本体と
しての円筒状永久磁石4の傾きが生じにくく安定性に優
れている。
【0016】次に本考案の第2の実施例を図3乃至図5
に示す。この磁性流体軸受は、ラジアルおよびスラスト
の両方向の負荷能力を大きくするために円筒状永久磁石
40の2つの鍔部2の端面と対向する両端面部が半径方
向の隣り合う磁極が互いに異極となるように多極(本実
施例の場合2極)に軸方向着磁されていると共に、軸1
の外周面と対向する円筒状永久磁石40の内周面部の中
央部が軸方向に単極着磁されており内周面側が同極同士
が接するように着磁されている。
【0017】そして、ラジアルおよびスラストの両方向
の回転時の負荷能力を高めると共に回転精度を高めるた
めに、動圧発生手段として軸1の外周面(ラジアル軸受
面)の円筒状永久磁石40の内周面の同極同士が接する
部分2ケ所と両端部と対向する部分を除いたN極とS極
の中間部と対向する部分3ケ所に各々円周方向4個のレ
イリーステップ6を設けると共に、鍔部2の両側の内側
面(スラスト軸受面)の円筒状永久磁石40の両端面の
N極とS極とが接する部分を除いたN極およびS極と対
向する部分に片側2ケ所ずつに各々円周方向4個のレイ
リーステップ6´を設けている。
【0018】このように構成した本実施例の磁性流体軸
受は、レイリーステップ6,6´がそれぞれ軸1の外周
面(ラジアル軸受面)および鍔部2の両側の内側面(ス
ラスト軸受面)の磁力が強い部分(同極または異極同士
が接する部分および端部)を除いた磁力の弱い部分(N
極とS極の中間部およびN極やS極と対向する部分)に
設けてあるため、ラジアルおよびスラストの両方向の静
止時における負荷能力が大きい。そして回転時にはレイ
リーステップ6,6´により動圧が発生するため、ラジ
アルおよびスラストの両方向に大きな負荷能力を有し回
転精度も高くなる。また軸1の外周面および鍔部2の両
側の内側面にレイリーステップ6,6´を3ケ所および
2ケ所に分けて設けているため軸1と軸受本体である円
筒状永久磁石40の傾きが生じにくく、安定性に優れ
る。その他の構成および作用については第1実施例と同
一なので、同一の構成部分については同一の符号を付し
て、その説明は省略する。
【0019】次に本考案の第3の実施例を図6乃至図8
に示す。この磁性流体軸受は、ラジアルおよびスラスト
の両方向の負荷能力を大きくするために円筒状永久磁石
41が円周方向の隣り合う磁極が互いに異極となるよう
に多極(本実施例の場合4極)に軸方向着磁されると共
に、軸方向の隣り合う磁極が互いに異極となるように多
極(本実施例の場合2極)に軸方向着磁されている。
【0020】 そして、ラジアルおよびスラストの両方
向の回転時の負荷能力および回転精度を高めるために、
動圧発生手段として円筒状永久磁石41の内周面(ラジ
アル軸受面)の同極同士が接する磁力の強い中央部と両
端部を除いた磁力の弱いN極とS極の中間部分左右2
ケ所に各々円周方向4個のレイリーステップ6を設ける
と共に、円筒状永久磁石41の両端面(スラスト軸受
面)のN極とS極が接する磁力の強い部分を除いた磁力
の弱いN極およびS極の部分、片側1ケ所ずつに各々円
周方向4個のレイリーステップ6′を設けている。な
お、本実施例のように円筒状永久磁石41側に動圧発生
手段を設ける場合には、円筒状永久磁石41の材質は、
加工性に優れたマンガンアルミ磁石,アルニコ磁石,プ
ラスチック磁石を用いることが好適である。加工性の乏
しい希土類磁石やフェライト磁石を用いる場合には磁石
の表面に加工性の優れた材質をコーティングした後加工
することも可能である。また、マスキングした後にコー
ティングすることにより、後加工なしに直接、動圧発生
手段を形成することも可能である。その他の構成および
作用については第2実施例と同様であるので説明は省略
する。
【0021】 次に本考案の第4の実施例を図9乃至図
11に示す。この磁性流体軸受は、上記各実施例と同様
にラジアル荷重およびスラスト荷重を支えるものであ
り、図16乃至図18に示した第3従来例に対応したも
のである。図9に示すようにスリーブ状永久磁石7を固
着した非磁性材または磁性材の軸11と、前記スリーブ
状永久磁石7の両端面および外周面と微小間隙3,3′
を介して配置した軸受本体としての非磁性材のハウジン
グ8と、前記微小間隙3,3′に介在させた磁性流体5
とから構成されている。スリーブ状永久磁石7はラジア
ルおよびスラストの両方向の負荷能力を大きくするため
に、半径方向の隣り合う磁極が互いに異極となるように
多極(本実施例の場合2極)に軸方向着磁されると共
に、軸方向の隣り合う磁極が互いに異極となるように多
極(本実施例の場合2極)に軸方向着磁されている。
【0022】 そして、ラジアルおよびスラストの両方
向の回転時の負荷能力および回転精度を高めるために動
圧発生手段としてハウジング8の内周面(ラジアル軸受
面)のスリーブ状永久磁石7の外周面の同極同士が接す
る磁力の強い中央部および両端部と対向する部分を除い
た磁力の弱いN極とS極の中間部と対向する部分左右
2ケ所に各々円周方向4個のレイリーステップ6を設け
ると共に、ハウジング8の両側の内側面(スラスト軸受
面)のスリーブ状永久磁石7の両端面のN極とS極が接
する磁力の強い部分を除いた磁力の弱いN極およびS極
と対向する部分に片側2ケ所ずつに各々円周方向4個の
レイリーステップ6′を設けている。作用については第
2実施例と同様であるので説明は省略する。
【0023】 以上、4つの実施例について図面に基づ
いて説明したが、これらに限定されるものでは無く、本
考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施
することが可能である。例えば動圧発生手段としてレイ
リーステップ6,6′に変えて、傾斜パッド,テーパー
ドランド等の他のステップ形状でも良く、スパイラルグ
ループであっても良い。動圧発生手段は軸受面のどちら
側に設けても良く、両側に設けても良い。またレイリー
ステップ6,6′の円周方向の個数が4個である必要は
無く、永久磁石の磁極数および着磁パターンも上記実施
例に限定されるものでは無く、永久磁石の代わりに電磁
石を用いても良い。さらに、上記各実施例では、ラジア
ルおよびスラストの両方向の荷重を支えるものとした
が、いずれか一方向のみの荷重を支えるものでも良くス
ラスト荷重は左右または上下の一方向のみを支えるもの
であっても良い。このように本考案は上記各実施例に示
した軸受形状に限定されるものでは無い。そして、軸お
よび軸受本体は、どちらが回転側であっても良く両方が
相対回転するものであっても良い
【0024】
【考案の効果】本考案は、以上の構成および作用を有す
るもので、動圧発生手段を磁力の弱い部分に設けている
ので、静止時および回転時の両方の負荷能力が高く、か
つ回転精度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第1実施例を示す磁性流体軸受
の縦断面図である。
【図2】図2は図1のA−A線要部断面図である。
【図3】図3は本考案の第2実施例を示す磁性流体軸受
の縦断面図である。
【図4】図4は図3のA−A線要部断面図である。
【図5】図5は図3のB−B線要部断面図である。
【図6】図6は本考案の第3実施例を示す磁性流体軸受
の縦断面図である。
【図7】図7は図6のA−A線要部断面図である。
【図8】図8は図6のB−B線要部断面図である。
【図9】図9は本考案の第4実施例を示す磁性流体軸受
の縦断面図である。
【図10】図10は図9のA−A線要部断面図である。
【図11】図11は図9のB−B線要部断面図である。
【図12】図12は第1従来例を示す磁性流体軸受の縦
断面図である。
【図13】図13は図12のA−A線要部断面図であ
る。
【図14】図14は第2従来例を示す磁性流体軸受の縦
断面図である。
【図15】図15は図14のA−A線要部断面図であ
る。
【図16】図16は第3従来例を示す磁性流体軸受の縦
断面図である。
【図17】図17は図16のA−A線要部断面図であ
る。
【図18】図18は図16のB−B線要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1,11 軸 2 鍔部 3,3´ 微小間隙 4,40,41 円筒状永久磁石(軸受本体) 5 磁性流体 6,6´ レイリーステップ(動圧発生手段) 7 スリーブ状永久磁石 8 ハウジング(軸受本体)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微小隙間を介して対向し、互いに相対回
    転が可能なラジアル軸受面およびスラスト軸受面の少な
    くとも一方を形成する軸および軸受本体と、前記微小隙
    間に磁力によって保持させた磁性流体と、前記軸および
    軸受本体の少なくともいずれか一方に設けた動圧発生手
    段とを備えた磁性流体軸受において、多極の磁極を有する磁力発生手段により、前記微小隙間
    に磁力の強い部分と、磁力の弱い部分とを発生させ、 前記動圧発生手段を前記磁力の弱い部分に設けたことを
    特徴とする磁性流体軸受。
JP5417292U 1992-07-09 1992-07-09 磁性流体軸受 Expired - Lifetime JP2601386Y2 (ja)

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