JP2000009093A - ファン固着装置 - Google Patents

ファン固着装置

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JP2000009093A
JP2000009093A JP10172645A JP17264598A JP2000009093A JP 2000009093 A JP2000009093 A JP 2000009093A JP 10172645 A JP10172645 A JP 10172645A JP 17264598 A JP17264598 A JP 17264598A JP 2000009093 A JP2000009093 A JP 2000009093A
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JP
Japan
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motor shaft
fan
fixing device
cut
shaft
Prior art date
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Pending
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JP10172645A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Otaka
康之 大▲高▼
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡素でコストが安いファン固着装置を
提供する。 【解決手段】 モータ軸2にファン6を直結してなるフ
ァン固着装置において、前記モータ軸2に、前記ファン
6のボス部7に形成した軸孔8を、前記ボス部7の一端
面が当接部に当接するように挿通し、前記ボス部7の他
端面に前記モータ軸2に形成したDカット部3を挿通す
るDカット孔を備えた多角形の固定金具12を嵌合する
凹部9を形成し、前記軸孔8に前記モータ軸2を挿通し
て前記一端面を前記当接部に当接し、前記モータ軸2に
形成した雄ネジにナット14を締結して前記固定金具1
2により前記ナット14を受けることにより前記ファン
6をモータ軸2に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファン固着装置に
係わり、より詳細には、モータ軸にファンを直結する構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファン固着装置は、図5にて示す
ように、ABS(アクリルニトリルブタジエンスチレ
ン)等の合成樹脂で作製したファン6のボス部7に、モ
ータ1のモータ軸2を挿通して固着する軸孔8を備えた
金属ボス20がインサート成形され、前記金属ボス20
の軸孔8にモータ軸2を挿通し、前記モータ軸2に形成
された雄ネジ5にナット14を締結することにより固着
してなる構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、金属ボスをファンにインサート成形しなければ
ならず、コストが高くなってしまうという問題点があっ
た。本発明においては、上記の問題点に鑑み、構成が簡
素でコストが安いファン固着装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、モータ軸にファンを直結してなるファン固
着装置において、前記モータ軸に、前記ファンのボス部
に形成した軸孔を、前記ボス部の一端面が当接部に当接
するように挿通し、前記ボス部の他端面に前記モータ軸
に形成したDカット部を挿通するDカット孔を備えた多
角形の固定金具を嵌合する凹部を形成し、前記軸孔に前
記モータ軸を挿通して前記一端面を前記当接部に当接
し、前記モータ軸に形成した雄ネジにナットを締結して
前記固定金具により前記ナットを受けることにより前記
ファンをモータ軸に固着した構成となっている。
【0005】また、モータ軸にファンを直結してなるフ
ァン固着装置において、前記モータ軸を挿通する軸孔を
形成したファンのボス部の一端面を当接する当接部を前
記モータ軸に設け、前記ボス部の他端面の外周に補強リ
ブを形成し、前記モータ軸に形成したDカット部を挿通
するDカット孔を備えた固定金具の外周に、前記補強リ
ブ側に折曲して前記補強リブと係合する折曲部を設け、
前記軸孔に前記モータ軸を挿通して前記一端面を前記当
接部に当接し、前記モータ軸に形成した雄ネジにナット
を締結して前記固定金具により前記ナットを受けること
により前記ファンをモータ軸に固着した構成となってい
る。
【0006】また、前記ファンの軸孔を、Dカット形状
にした構成となっている。
【0007】また、前記当接部を、前記Dカット部の段
部とした構成となっている。
【0008】また、前記当接部を、前記モータ軸に略直
角に嵌着したスプリングピンとした構成となっている。
【0009】また、前記固定金具の折曲部を複数設け、
同隣接した折曲部により前記補強リブを挟持した構成と
なっている。
【0010】更に、前記固定金具と前記ボス部端面との
間に、防振ゴムを挟持した構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図4にて示す本発明の実
施例により、本発明の実施の形態について説明する。先
ず、図1と図2にて示す、本発明の第一の実施例につい
て説明する。1は天井埋込形空気調和機等に内蔵された
モータ、2は当接部としての段部4を有するDカット部
3と雄ネジ5を形成したモータ軸、6は天井埋込形空気
調和機等の送風を行うABS(アクリルニトリルブタジ
エンスチレン)等の合成樹脂で作製したファン、7は同
ファン6の中心に一体に形成したボス部、8は同ボス部
7の中心に形成したDカット形状をした軸孔、9は前記
ボス部7の一端面に形成した四角形をした凹部、10は
中央に前記モータ軸2に挿通する挿通孔11を形成した
ブタジエンゴム等の吸振性に優れた合成ゴムで作製した
防振ゴム、12は中央に前記モータ軸2に嵌合するDカ
ット孔13を形成し外形が前記凹部9に嵌合するように
四角形をしたSGHC(溶融亜鉛メッキ鋼板)等の安価
なメッキ処理鋼板をプレス加工して作製した固定金具、
14は前記モータ軸2の雄ネジ5に締結し前記固定金具
12を介して前記ボス部7を前記段部4に押圧すること
により前記ファン6を固着するナットである。
【0012】上記構成において、次にその作用と効果に
ついて説明する。前記モータ軸2に前記ファン6を取り
付ける手順は、次のとおりである。前記モータ軸2に前
記ファン6の軸孔8を嵌合し、前記ボス部7の一端面を
前記Dカット部3の段部4に当接し、前記防振ゴム10
の挿通孔11を前記モータ軸2に挿通して前記防振ゴム
10を前記凹部9内に配置し、前記固定金具12のDカ
ット孔13を前記モータ軸2に嵌合して前記固定金具1
2を前記凹部9に嵌合し、前記ナット14を前記モータ
軸2の雄ネジ5に締結し、前記ナット14により前記固
定金具12を介して前記ボス部7を前記段部4に押圧す
ることにより、前記ファン6は固着される。前記モータ
1の回転力は、前記モータ軸2のDカット部3に前記ボ
ス部7のDカット形状をした軸孔8が嵌合することと、
前記凹部9に前記固定金具12が嵌合し更に同固定金具
12のDカット孔13を前記モータ軸2のDカット部3
に嵌合することによる2つのルートで確実に伝達される
ため、回転方向のガタとが生じ難く、確実な伝達を可能
とする。また、前記防振ゴム10は、前記凹部9の底面
と前記固定金具12との間にガタが生じ難くなるため、
前記ファン6の振動等を起こり難くすることができる。
【0013】なお、前記ファン6のボス部7を当接する
当接部としては、上記Dカット部3の段部4の他に、図
3で示すように、前記モータ軸2に直角に嵌着したスプ
リングピン15としても同様に機能する。この方法は、
Dカット加工のときフライスの刃の曲面が当たり前記段
部4が直角とならず、当接部として適さない場合等に利
用することができる。
【0014】次に、図4にて示す、本発明の第二の実施
例について説明する。上記第一の実施例とは、ファンの
ボス部の形状と固定金具の形状とが異なる。16は前記
ボス部7の外周に一体に形成した補強リブ、17は前記
固定金具12の外周を前記補強リブ16の側に折曲して
前記補強リブ16と係合する複数の折曲部で、隣接した
前記折曲部17の間に前記補強リブ16を挟持すること
により、回転力を伝達するとともに、回転方向のガタを
抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構成が簡素でコストが安いファン固着装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファン固着装置の第一の実施例を
示す断面図である。
【図2】本発明によるファン固着装置の第一の実施例を
示す要部斜視図である。
【図3】本発明によるファン固着装置の当接部の他の実
施例を示す断面図である。
【図4】本発明によるファン固着装置の第二の実施例を
示す斜視図である。
【図5】従来のファン固着装置の断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 モータ軸 3 Dカット部 4 段部 5 雄ネジ 6 ファン 7 ボス部 8 軸孔 9 凹部 10 防振ゴム 11 挿通孔 12 固定金具 13 Dカット孔 14 ナット 15 スプリングピン 16 補強リブ 17 折曲部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ軸にファンを直結してなるファン
    固着装置において、 前記モータ軸に、前記ファンのボス部に形成した軸孔
    を、前記ボス部の一端面が当接部に当接するように挿通
    し、前記ボス部の他端面に前記モータ軸に形成したDカ
    ット部を挿通するDカット孔を備えた多角形の固定金具
    を嵌合する凹部を形成し、前記軸孔に前記モータ軸を挿
    通して前記一端面を前記当接部に当接し、前記モータ軸
    に形成した雄ネジにナットを締結して前記固定金具によ
    り前記ナットを受けることにより前記ファンをモータ軸
    に固着してなることを特徴とするファン固着装置。
  2. 【請求項2】 モータ軸にファンを直結してなるファン
    固着装置において、 前記モータ軸を挿通する軸孔を形成したファンのボス部
    の一端面を当接する当接部を前記モータ軸に設け、前記
    ボス部の他端面の外周に補強リブを形成し、前記モータ
    軸に形成したDカット部を挿通するDカット孔を備えた
    固定金具の外周に、前記補強リブ側に折曲して前記補強
    リブと係合する折曲部を設け、前記軸孔に前記モータ軸
    を挿通して前記一端面を前記当接部に当接し、前記モー
    タ軸に形成した雄ネジにナットを締結して前記固定金具
    により前記ナットを受けることにより前記ファンをモー
    タ軸に固着してなることを特徴とするファン固着装置。
  3. 【請求項3】 前記ファンの軸孔を、Dカット形状にし
    てなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    ファン固着装置。
  4. 【請求項4】 前記当接部を、前記Dカット部の段部と
    してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の
    ファン固着装置。
  5. 【請求項5】 前記当接部を、前記モータ軸に略直角に
    嵌着したスプリングピンとしてなることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3記載のファン固着装置。
  6. 【請求項6】 前記固定金具の折曲部を複数設け、同隣
    接した折曲部により前記補強リブを挟持してなることを
    特徴とする請求項2乃至請求項5記載のファン固着装
    置。
  7. 【請求項7】 前記固定金具と前記ボス部端面との間
    に、防振ゴムを挟持してなることを特徴とする請求項1
    乃至請求項6記載のファン固着装置。
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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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