JP3098955B2 - 計器用見返しの固定構造 - Google Patents

計器用見返しの固定構造

Info

Publication number
JP3098955B2
JP3098955B2 JP08102729A JP10272996A JP3098955B2 JP 3098955 B2 JP3098955 B2 JP 3098955B2 JP 08102729 A JP08102729 A JP 08102729A JP 10272996 A JP10272996 A JP 10272996A JP 3098955 B2 JP3098955 B2 JP 3098955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
claw
snap
facing
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08102729A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09287979A (ja
Inventor
聡 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP08102729A priority Critical patent/JP3098955B2/ja
Publication of JPH09287979A publication Critical patent/JPH09287979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098955B2 publication Critical patent/JP3098955B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
る計器における、内機等を収納したケースへ固定される
計器用見返しの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の車両等に搭載される計器
を示す。この計器は内機等を収納したケース101に見
返し110をねじ120によるねじ締めにより固定して
構成されている。このように構成された計器は、見返し
110の正面部分に窓部(図示せず)が開設されてお
り、A矢視方向に目視することにより、前記窓部を透し
てケース101の正面部分に設けた文字板等(図示せ
ず)を視認することができるようになっている。
【0003】このときの見返し110の固定構造は、図
7及び図8に示すように、ケース101の開口部を構成
するケース側周縁部102に、ねじ挿通孔104を有す
るブラケット103を突出形成し、かつ見返し110
の、ケース側周縁部102に当接する見返し側周縁部1
11に、ケース101側のブラケット103に対応させ
て雌ねじ部114を内部に刻設したボス部113を有す
るブラケット112を突出形成し、ケース側及び見返し
側周縁部102及び111の対向面同士102a及び1
11a,ブラケット103及び112同士を密接させる
と共に、ねじ挿通孔104に挿通させたねじ120をド
ライバ200(図6参照)により雌ねじ部114に螺合
して、見返し110をケース101に固定した構造とな
っている。
【0004】このように従来の見返し110の固定構造
は、計器の正面側(矢印Aと同一方向)からねじ120
を取付けようとすると見返し110のデザイン上の関係
からドライバ200が見返し110の前面角部110a
に干渉してねじ締めできないので後面側からねじ締めを
行なうようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに後面側からねじ締めする見返し110の固定構造で
は、ねじ120の螺合部分(雌ねじ部114)を、ケー
ス101よりも材料強度の劣る見返し110側に設ける
必要があり、ひいては、ねじ締め時に、図8に示すよう
にボス部113に亀裂Bを生じる虞れがあると共に、亀
裂Bを生じないまでも耐久性の点で劣る、という課題を
有している。
【0006】なお、見返し110は、基材の合成樹脂材
にカーボンを混入した黒色材で成形されているが、この
カーボンを混入する関係でケース101よりも材料強度
が劣ると思料される。
【0007】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は見返しのデザイン上の制約
を伴なうこと無く、かつ耐久性の向上した計器用見返し
の固定構造を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、内機等を収納したケース
の開口部を構成するケース側周縁部に突出形成された断
面略コ字形の突部と前記ケース側周縁部とで計器の側面
に突出するように形成された角筒状のケース爪受けと、
見返しの前記ケース側周縁部に当接する見返し側周縁部
に形成され、前記ケース爪受けに挿入されて弾性係合し
た舌片状のスナップ爪と、計器の側面に対向する方向か
ら前記突部およびスナップ爪を挿通して、前記ケース爪
受けのケース側周縁部に穿設されたねじ孔に螺合したね
じ部材とからなることを特徴としている。
【0009】このため請求項1記載の発明では、ケース
側及び見返し側の両周縁部同士を当接させると共にスナ
ップ爪をケース爪受けに挿入させて弾性係合させ、かつ
ねじ部材を計器の側面に対向する方向からケース爪受け
の突部,スナップ爪を挿通させてケース爪受けのケース
側周縁部に穿設したねじ孔に螺合することによって、見
返しをケースに固定することができる。
【0010】このときねじ部材は見返し及びケースとの
干渉が全く無い計器の側面に対向する方向からねじ込ま
れるので、このねじ込みに際して見返し及びケースのデ
ザイン上の制約を伴うことが無い。
【0011】また、ねじ部材は、スナップ爪を挿通して
ケース爪受けのケース側周縁部に螺合させてスナップ爪
のケース爪受けから抜け止めを図ることによって、スナ
ップ爪とケース爪受けとの係合状態を維持するものであ
るから、ねじ部材の締結力による見返しの破損を回避で
きる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の計器用見返しの固定構造であって、前記スナップ爪
は、その基端側及び先端側を、前記ケース爪受けのケー
ス側周縁部及び突部のいずれか一方の対向面及び他方の
対向面にそれぞれ弾接させると共に、前記先端側に形成
した爪部を、該先端側が当接する対向面を有する前記ケ
ース側周縁部又は突部に係合させて前記ケース爪受けに
連結していることを特徴としている。
【0013】このため請求項2記載の発明では、スナッ
プ爪は、その下面の基端側及び上面の先端側を、それぞ
れケース側周縁部及び突部の各対向面に弾接させると共
に爪部を突部に係合させてケース爪受けに連結する第1
連結状態と、その上面の基端側及び下面の先端側を、そ
れぞれ突部及びケース側周縁部の各対向面に弾接させる
と共に爪部をケース側周縁部に係合させてケース爪受け
に連結する第2連結状態とのいずれかの連結態様でケー
ス爪受けに連結することができる。そしてこのいずれの
連結態様においても、スナップ爪はケース爪受けに斜め
方向に挿入され、ケース側周縁部及び突部の各対向面間
にがた付きの無い状態で弾接される。
【0014】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の計器用見返しの固定構造であって、前記スナップ爪の
片側面にスナップ爪の挿入方向に沿うリブを形成し、前
記スナップ爪が前記リブを前記ケース側周縁部又は突部
の対向面に弾接させて前記ケース爪受けに連結している
ことを特徴としている。
【0015】このため請求項3記載の発明では、リブは
スナップ爪の下面又は上面に形成される。リブは、スナ
ップ爪の片側面の全面に形成される肉厚部と異なり、ス
ナップ爪の弾性を損なうこと無く、スナップ爪のスナッ
プ作用を妨げることが無い。スナップ爪は、下面に形成
されたリブをケース側周縁部に弾接させるか、あるいは
上面に形成されたリブを突部に弾接させてケース爪受け
に挿入され、挿入後はリブによりケース側周縁部と突部
の各対向面間に恰かもしまりばめ状態に保持され、ケー
ス爪受けに対する爪部の係合を安定して保持することが
できる。
【0016】さらに請求項4記載の発明は、請求項2又
は3記載の計器用見返しの固定構造であって、前記スナ
ップ爪の基端側が弾接する前記ケース側周縁部又は突部
の対向面に、前記スナップ爪の挿入方向に対して受け面
となるテーパ面を形成し、前記スナップ爪がその基端側
を前記テーパ面に弾接させて前記ケース爪受けに連結し
ていることを特徴としている。
【0017】このため請求項4記載の発明では、スナッ
プ爪は、テーパ面で誘導されてケース爪受けに挿入され
ると共に爪部の適確な係合が図られ、挿入後はスナップ
爪の反係合方向の撓みが前記テーパ面で規制されて前記
爪部の係合を安定して維持することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて具体的に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態としての見返
しの固定構造を採用した車両用計器を示す。この計器
は、内機等を収納したケース101の開口部に、見返し
110を固定して構成されており、見返し110の正面
部分に開設した窓部(図示せず)をA矢視方向に目視す
ることにより、前記窓部を透してケース101の正面部
分に設けた文字板等(図示せず)を視認することができ
るようになっている。
【0020】この計器に採用された一実施形態としての
見返しの固定構造は、図2(a),(b)及び図3に示
すように、ケース101の開口部105を構成するケー
ス側周縁部102に形成された角筒状のケース爪受け1
と、見返し110のケース側周縁部102に当接する見
返し側周縁部111に形成されケース爪受け1に弾性係
合した舌片状のスナップ爪10と、ケース爪受け1及び
スナップ爪10を挿通しケース側周縁部102に螺合し
たねじ部材7とから大略構成されている。
【0021】ケース爪受け1は、ケース側周縁部102
に突出形成された断面略コ字形の突部2と、ケース側周
縁部102とで角筒状に形成されている。突部2は、平
坦部2aと、この平坦部2aの両側に設けた側壁2bと
からなり、計器の側面に突出するように、側壁2bをケ
ース側周縁部102から延設するようにしてケース側周
縁部102に一体に形成されている。
【0022】このケース爪受け1は、ケース側周縁部1
02のU字形状の窪み4内にねじ孔3が穿設されてお
り、かつケース側周縁部102に対向する突部2の平坦
部2aにねじ孔3に対向するねじ挿通部5がU字状に切
欠かれて形成されている。
【0023】そしてこのケース爪受け1は、好ましくは
ケース爪受け1のケース側周縁部102にスナップ爪1
0の挿入方向に対して受け面となるテーパ面6が形成さ
れる。このテーパ面6は、ねじ孔3の穿設箇所を避けて
ケース爪受け1のスナップ爪10の入口側部分に形成さ
れている。
【0024】また、スナップ爪10は、見返し側周縁部
111のケース爪受け1に対応する箇所に、ケース爪受
け1側へ舌片状に突出させて一体に形成されている。こ
のスナップ爪10には、その先端部に上面側に突出する
爪部12が形成されており、かつその平面部に略U字状
のねじ挿通孔11が穿設されている。
【0025】そして、このスナップ爪10は、好ましく
は、その下面側にねじ挿通孔11の両側にスナップ爪1
0の挿入方向に沿うリブ13を有して形成される(図2
(b)参照)。このリブ13は、スナップ爪10の下面
の全面に形成される肉厚部と異なり、スナップ爪10の
弾性を損なうこと無く、スナップ爪10のスナップ作用
を妨げることが無い。
【0026】さらにねじ部材7は、ワッシャ8を介して
突部2の平坦部2aに係合する頭部7aと、ねじ挿通部
5及びねじ挿通孔11を挿通し、先端部をねじ孔3に螺
合する軸部7bとを有して形成されている。
【0027】なお、ねじ挿通部5及びねじ挿通孔11は
成形時の型抜きを考慮して、前述したU字状に形成され
ている。
【0028】このようにスナップ爪10を備えた見返し
110を、ケース爪受け1を備えたケース101に固定
するには次の様にする。
【0029】まず、見返し110をケース101の開口
部105側に、見返し側及びケース側周縁部111及び
102同士、及びスナップ爪10とケース爪受け1をそ
れぞれ対向させて配置する。その後見返し110及びケ
ース101が相互に漸近するように押圧する。この押圧
でスナップ爪10がケース爪受け1の入口側のテーパ面
6で案内されてケース爪受け1内に挿入し、見返し側及
びケース側周縁部111及び102の対向面111a及
び102a同士が当接すると共に、スナップ爪10の爪
部12がケース爪受け1の出口側に突出して突部2の平
坦部2aに弾性係合する。
【0030】しかる後、ねじ部材7を計器の側面に対向
する方向(図1のC矢印方向)から、その軸部7bを突
部2のねじ挿通部5およびスナップ爪10のねじ挿通孔
11を挿通させ、かつ頭部7aをワッシャ8を介して突
部2の平坦部2aに係止させると共に軸部7bの先端を
ねじ孔3に螺合して取付ける。これによって見返し11
0をケース102に固定することができる。
【0031】また、メンテナンス時に前述した固定構造
を解除して見返し110をケース101から離反させる
必要が生じたときは次の様にする。
【0032】まず、ねじ部材7の螺合を解除してねじ部
材7を取り外す。次にケース爪受け1の出口側に突出し
ている爪部12をスナップ爪10の弾性力に抗して反係
合方向(図3においては下方向)に押し、爪部12と突
部2の平坦部2aとの係合を解除してスナップ爪10を
ケース爪受け1から抜き取るようにして見返し110を
ケース101から離反させることができる。
【0033】本実施形態の固定構造によれば、ねじ部材
7が見返し110及びケース102との干渉が全く無い
計器の側面に対向する方向からねじ込まれるので、見返
し110及びケース102のデザイン上の制約を受ける
こと無く、容易に組付け可能となる。これはひいては、
見返し110及びケース102のデザイン上の自由度が
拡大する。
【0034】また、このときのねじ部材7は、スナップ
爪10を挿通してスナップ爪10のケース爪受け1から
の抜け止めを図って、スナップ爪10とケース爪受け1
との係合状態を維持するものであるから、ねじ部材7の
締結力による見返し110の破損を回避でき、ひいては
耐久性の向上した固定構造となっている。
【0035】その上本実施形態では、スナップ爪10の
ケース爪受け1への係合が、スナップ爪10の下面側の
リブ13をテーパ面6に当接させた状態で得られるの
で、スナップ爪10の反係合方向の撓みをテーパ面6で
規制すると共に、リブ13によりケース側周縁部102
と突部2の各対向面間に恰かもしまりばめ状態でスナッ
プ爪10を保持することができ、ひいては振動等の外的
要因に対しても爪部12の係合を維持して安定した固定
構造を得ることができる。
【0036】さらにスナップ爪10はその爪部12をケ
ース爪受け1を出口側に突出させて突部2の平坦部2a
に係合させるようにしたので、その係合状態を外方より
容易に確認することができるので、係合不良の発見が容
易で、該係合不良を組付工程中で是正して常に適確な係
合状態を確保することができる。
【0037】図4は、本発明の他の実施形態としての固
定構造を示す。
【0038】この固定構造は、ケース爪受け1を構成す
る突部2の平坦部2aの下面(ケース側周縁部102に
対する対向面)にテーパ面6を設けた点、このテーパ面
6に対応させてスナップ爪10の上面側にリブ13を設
け、かつ下面側に突出するように爪部12を設けた点、
及びスナップ爪10の爪部12がケース爪受け1のケー
ス側周縁部10のエッジ部102bに係合する点が相違
するのみで、他の構造は前述した一実施形態と同様にな
っている。
【0039】本実施形態の固定構造も又、一実施形態と
同様の作用効果を奏する。
【0040】また図5は、前述した一実施形態の変化例
を示す。この変化例はねじ挿通部5,及びねじ挿通孔1
1を共に丸孔で構成した点が相違するのみで他の構造は
前述した一実施形態と同様となっている。
【0041】この変化例も又前述した一実施形態と同様
の作用効果を奏する。
【0042】またさらに、本発明の実施形態としては、
前述したテーパ面6及びリブ13の両方、あるいはいず
れか一方を設けない固定構造をも含むものであり、この
実施形態においても見返し110のデザイン上の制約を
伴なうこと無く、かつ耐久性の向上した計器用見返しの
固定構造を提供することができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本発明によれば
次の効果を奏することができる。
【0044】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
ねじ部材を、見返し及びケースの干渉が全く無い計器
の側面に対向する方向からねじ込むようにしたので、見
返し及びケースのデザイン上の自由度の拡大を図ること
ができること、及びスナップ爪を挿通してケース側周
縁部のねじ孔に螺合するねじ部材により、スナップ爪の
ケース爪受けからの抜け止めを図って、スナップ爪とケ
ース爪受けとの係合状態を維持して見返しをケースに固
定したので、ねじ部材の締結力による見返しの破損を回
避できること、により、見返しのデザイン上の制約を伴
なうこと無く、かつ耐久性の向上した計器用見返しの固
定構造を提供することができる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、スナ
ップ爪がケース爪受けに斜め方向に挿入され、ケース側
周縁部及び突部の各対向面間に、がた付きの無い状態で
弾接されるので、爪部の係合を安定して維持することが
できる。
【0046】また、請求項3記載の発明によれば、ケー
ス爪受けに挿入されたスナップ爪はリブによりケース側
周縁部と突部の各対向面間に恰かもしまりばめ状態に保
持され、ケース爪受けに対するスナップ爪の係合を安定
して維持することができる。
【0047】さらに、請求項4記載の発明によれば、ス
ナップ爪がテーパ面で誘導されてケース爪受けに挿入さ
れると共に爪部の適確な係合が図られるので組付け容易
なものとなっており、かつ挿入後はスナップ爪の反係合
方向の撓みが前記テーパ面で規制されて前記爪部の係合
を安定して維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の見返しの固定構造を採用した計器の側
面図である。
【図2】(a)は本発明の一実施形態としての見返しの
固定構造の分解斜視図であり、(b)はスナップ爪の一
部を下面側から見た斜視図である。
【図3】図2の見返しの固定構造の組付状態の縦断側面
図である。
【図4】本発明の他の実施形態としての見返しの固定構
造の組付状態の縦断側面図である。
【図5】図2の見返しの固定構造の変化例の分解斜視図
である。
【図6】従来の見返しの固定構造を適用した計器の側面
図である。
【図7】図6の見返しの固定構造の分解斜視図である。
【図8】図6の見返しの固定構造の作用を説明する断面
図である。
【符号の説明】
1 ケース爪受け 2 突部 3 ねじ孔 6 テーパ面 7 ねじ部材 10 スナップ爪 12 爪部 13 リブ 101 ケース 102 ケース側周縁部 110 見返し 111 見返し側周縁部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内機等を収納したケースの開口部を構成
    するケース側周縁部に突出形成された断面略コ字形の突
    部と前記ケース側周縁部とで計器の側面に突出するよう
    に形成された角筒状のケース爪受けと、 見返しの前記ケース側周縁部に当接する見返し側周縁部
    に形成され、前記ケース爪受けに挿入されて弾性係合し
    た舌片状のスナップ爪と、 計器の側面に対向する方向から前記突部およびスナップ
    爪を挿通して、前記ケース爪受けのケース側周縁部に穿
    設されたねじ孔に螺合したねじ部材とからなることを特
    徴とする計器用見返しの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計器用見返しの固定構造
    であって、 前記スナップ爪は、その基端側及び先端側を、前記ケー
    ス爪受けのケース側周縁部及び突部のいずれか一方の対
    向面及び他方の対向面にそれぞれ弾接させると共に、前
    記先端側に形成した爪部を、該先端側が当接する対向面
    を有する前記ケース側周縁部又は突部に係合させて前記
    ケース爪受けに連結していることを特徴とする計器用見
    返しの固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の計器用見返しの固定構造
    であって、 前記スナップ爪の片側面にスナップ爪の挿入方向に沿う
    リブを形成し、前記スナップ爪が前記リブを前記ケース
    側周縁部又は突部の対向面に弾接させて前記ケース爪受
    けに連結していることを特徴とする計器用見返しの固定
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の計器用見返しの固
    定構造であって、 前記スナップ爪の基端側が弾接する前記ケース側周縁部
    又は突部の対向面に、前記スナップ爪の挿入方向に対し
    て受け面となるテーパ面を形成し、前記スナップ爪がそ
    の基端側を前記テーパ面に弾接させて前記ケース爪受け
    に連結していることを特徴とする計器用見返しの固定構
    造。
JP08102729A 1996-04-24 1996-04-24 計器用見返しの固定構造 Expired - Fee Related JP3098955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08102729A JP3098955B2 (ja) 1996-04-24 1996-04-24 計器用見返しの固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08102729A JP3098955B2 (ja) 1996-04-24 1996-04-24 計器用見返しの固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09287979A JPH09287979A (ja) 1997-11-04
JP3098955B2 true JP3098955B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=14335350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08102729A Expired - Fee Related JP3098955B2 (ja) 1996-04-24 1996-04-24 計器用見返しの固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3098955B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7242045B2 (ja) * 2019-06-14 2023-03-20 デルタ工業株式会社 シート
CN111204218A (zh) * 2020-03-12 2020-05-29 青岛智科机械制造有限公司 一种汽车仪表台用卡扣

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09287979A (ja) 1997-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2334298A (en) Trim clip with resilient latch
JP3098955B2 (ja) 計器用見返しの固定構造
JP2009222108A (ja) 係合構造及びこれを備えた自動車用内装部材
JPH10110718A (ja) コントロールケーブルの端末取付構造
JPH08107615A (ja) 電気接続箱の固定構造
JP3633289B2 (ja) コンセント
JP2002154395A (ja) 車両用灯具
JP2000245032A (ja) 自動車用部品のロック構造及び電気接続箱
JP2567856Y2 (ja) パネル取付コネクタ
JP2001016743A (ja) 電気接続箱
JP2646185B2 (ja) 箱 体
JP2002314259A (ja) 電気機器のキャビネット
JPH09186467A (ja) カバー取り付け構造
JP2001173614A (ja) クリップ
JP3500946B2 (ja) 配線器具用金属製プレート
KR200160446Y1 (ko) 자동차 오디오용 노브
JPH0223472Y2 (ja)
JP2000079857A (ja) 車両用バンパーの取付け構造
JP2568036Y2 (ja) ワイヤハーネスホルダ取付構造
JPH08277828A (ja) シート状部材取付具
JP3598893B2 (ja) 配線器具用取付枠
JPH11173322A (ja) 動力伝達ケーブルの取付け端末構造
JP2757854B2 (ja) スイッチ装置
JP2998114B2 (ja) 配線器具の蓋止構造
KR950008527Y1 (ko) 자동차용 오디오 전면 프레임

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees