JPH05268744A - 防振形電動機 - Google Patents
防振形電動機Info
- Publication number
- JPH05268744A JPH05268744A JP6320192A JP6320192A JPH05268744A JP H05268744 A JPH05268744 A JP H05268744A JP 6320192 A JP6320192 A JP 6320192A JP 6320192 A JP6320192 A JP 6320192A JP H05268744 A JPH05268744 A JP H05268744A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- rubber
- electric motor
- vibrationproof
- plane
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】防振ゴムをエンドブラケットに挿入し、防振ゴ
ムの側面溝を案内にして防振ベースに嵌合する。その防
振ゴムは防振ベースとはさみ込むようにして締付金具で
固定される。 【効果】防振ゴムの外周形状をＤ字形にすることによ
り、電動機本体及び防振ゴムの回転防止が機械的確実性
が高く、尚、容易に組立作業ができる構造である。
ムの側面溝を案内にして防振ベースに嵌合する。その防
振ゴムは防振ベースとはさみ込むようにして締付金具で
固定される。 【効果】防振ゴムの外周形状をＤ字形にすることによ
り、電動機本体及び防振ゴムの回転防止が機械的確実性
が高く、尚、容易に組立作業ができる構造である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は防振ゴムを介して防振ベ
ースに取付けられる防振形電動機に関する。
ースに取付けられる防振形電動機に関する。
【０００２】
【従来の技術】防振形電動機の防振ゴム取付方法は、例
えば実開昭60−89765 号に示される様に一般的には、電
動機本体の回転防止は、防振ゴム外輪と締付金具との摩
擦抵抗により行っているため回転防止の確実性が得られ
なかった。
えば実開昭60−89765 号に示される様に一般的には、電
動機本体の回転防止は、防振ゴム外輪と締付金具との摩
擦抵抗により行っているため回転防止の確実性が得られ
なかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】防振形電動機において
防振ゴム及び電動機本体の回転防止を同時に確実性に行
うことは困難であった。
防振ゴム及び電動機本体の回転防止を同時に確実性に行
うことは困難であった。
【０００４】本発明は防振形電動機に係り、防振ゴムを
規定形状にしたことを目的とする。
規定形状にしたことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】防振形電動機で、防振ゴ
ムの外周形状をＤ字形にカットし、防振ベースの立上面
の端部を切欠爪と平面にネジ穴を設けたことにより、防
振ゴム及び電動機本体の回転防止ができる構造とする。
ムの外周形状をＤ字形にカットし、防振ベースの立上面
の端部を切欠爪と平面にネジ穴を設けたことにより、防
振ゴム及び電動機本体の回転防止ができる構造とする。
【０００６】
【作用】防振ゴムの電動機取付け目的は、電動機の振動
を相手取付台への伝わりを防止する目的で電動機ボスに
挿入された防振ベースに締付金具でネジにて固定されて
いる。電動機本体の回転防止は防振ゴムと締付金具の面
接触により摩擦抵抗で防止していたが、今回防振ゴムの
外周をＤ字形にし、防振ベースの立上面の端部を切欠爪
と平面にネジ穴付きとして、締付金具を防振ゴムＤ字カ
ット平面部に合わせはさみ込むことにより防振ゴムと電
動機本体の回転防止ができる。この回転防止が機械的構
造で確実の信頼性がえられる。
を相手取付台への伝わりを防止する目的で電動機ボスに
挿入された防振ベースに締付金具でネジにて固定されて
いる。電動機本体の回転防止は防振ゴムと締付金具の面
接触により摩擦抵抗で防止していたが、今回防振ゴムの
外周をＤ字形にし、防振ベースの立上面の端部を切欠爪
と平面にネジ穴付きとして、締付金具を防振ゴムＤ字カ
ット平面部に合わせはさみ込むことにより防振ゴムと電
動機本体の回転防止ができる。この回転防止が機械的構
造で確実の信頼性がえられる。
【０００７】
【実施例】この発明は主として送風機用防振形電動機の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
【０００８】従来の送風機における防振形電動機の構造
は図１に示すように構成されている。即ち図１におい
て、１は電動機、２は立上面の上縁に半円形の穴を有し
両端部に切欠爪ｂを有するＵ字状防振ベース、３は電動
機１のボス部８取付けられた円環状の防振ゴム、４は防
振ゴム３の外周に嵌め込まれた補強環、５は防振ベース
２に電動機１を固定するため一端に防振ベース２の切欠
爪ｂに引掛けられるスリット穴ｆが設けられ他端に締付
ネジ６用の穴が設けられている締付金具である。
は図１に示すように構成されている。即ち図１におい
て、１は電動機、２は立上面の上縁に半円形の穴を有し
両端部に切欠爪ｂを有するＵ字状防振ベース、３は電動
機１のボス部８取付けられた円環状の防振ゴム、４は防
振ゴム３の外周に嵌め込まれた補強環、５は防振ベース
２に電動機１を固定するため一端に防振ベース２の切欠
爪ｂに引掛けられるスリット穴ｆが設けられ他端に締付
ネジ６用の穴が設けられている締付金具である。
【０００９】このように構成された防振形電動機構造に
おいて防振ゴム３の外周に嵌め込まれる補強環４を接着
剤にて固定しているため作業性が悪くコストアップの原
因となっていた。
おいて防振ゴム３の外周に嵌め込まれる補強環４を接着
剤にて固定しているため作業性が悪くコストアップの原
因となっていた。
【００１０】この発明は防振ゴム３と防振ベース２、締
付金具５の形状を変更して従来の欠点を除去しようとす
るものである。以下この発明の一実施例を図に基づいて
説明する。
付金具５の形状を変更して従来の欠点を除去しようとす
るものである。以下この発明の一実施例を図に基づいて
説明する。
【００１１】図２は本発明の詳細図であって、エンドブ
ラケット７ボスに防振ゴム３を嵌合させる。
ラケット７ボスに防振ゴム３を嵌合させる。
【００１２】尚防振ゴム３の外周形状をＤ字形の一平面
ａとした円筒形でできている。
ａとした円筒形でできている。
【００１３】防振ベース２は、立上部の端部に切欠爪ｂ
と平面ｃを設け、その平面ｃにネジ穴ｄがある。また、
上面の上縁中央部よりＵ字状に切欠いた切欠部ｅを有し
ている。
と平面ｃを設け、その平面ｃにネジ穴ｄがある。また、
上面の上縁中央部よりＵ字状に切欠いた切欠部ｅを有し
ている。
【００１４】その切欠部ｅに防振ゴム３を平面ａが上側
になるように防振ベース２に挿入する。
になるように防振ベース２に挿入する。
【００１５】切欠爪ｂに締付金具５のスリット穴ｆを嵌
合させ、防振ゴム３の平面ａをはさみ込むようにして、
締付ネジ６にてネジ穴ｄに取付する。
合させ、防振ゴム３の平面ａをはさみ込むようにして、
締付ネジ６にてネジ穴ｄに取付する。
【００１６】この平面ａにより防振ゴム３と電動機１の
回転防止となる。
回転防止となる。
【００１７】図３は本発明の防振ゴム３であります。側
面に溝ｇを設け、外周をＤ字形の平面ａとした形状であ
る。
面に溝ｇを設け、外周をＤ字形の平面ａとした形状であ
る。
【００１８】図４は本発明の締付金具５でスリット穴ｆ
を設け平面の形状にしている。
を設け平面の形状にしている。
【００１９】図５は本発明の防振ベース２で立上面の上
縁に半円形の穴を有し両端部に切欠爪ｂ及びネジ穴ｄを
有する平面部でＵ字状の形状をしている。
縁に半円形の穴を有し両端部に切欠爪ｂ及びネジ穴ｄを
有する平面部でＵ字状の形状をしている。
【００２０】以上のように、この発明では防振ゴム３の
形状をＤ字形にしたことで補強環等を使用せずに回転防
止ができ、安価な部品ができ、組立作業性が良く防振が
確実に行われるという長所を有する。
形状をＤ字形にしたことで補強環等を使用せずに回転防
止ができ、安価な部品ができ、組立作業性が良く防振が
確実に行われるという長所を有する。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば防振ゴムの外周形状をＤ
字形にすることにより、電動機本体及び防振ゴムの回転
防止が機械的構造の確実性が高く、尚、接着剤を使用せ
ずに容易に組立作業ができる構造であるため安価とな
る。
字形にすることにより、電動機本体及び防振ゴムの回転
防止が機械的構造の確実性が高く、尚、接着剤を使用せ
ずに容易に組立作業ができる構造であるため安価とな
る。
【図１】従来の防振形電動機構造を示すもので図１の
（ａ）は正面図、図１の（ｂ）は側面図である。
（ａ）は正面図、図１の（ｂ）は側面図である。
【図２】この発明の一実施例を示すもので図２の（ａ）
は正面図、図２の（ｂ）は側面図である。
は正面図、図２の（ｂ）は側面図である。
【図３】この発明に使用する防振ゴムを示すもので図３
の（ａ）は正面図、図３の(ｂ)は側面図である。
の（ａ）は正面図、図３の(ｂ)は側面図である。
【図４】この発明に使用する締付金具を示すもので図４
の（ａ）は正面図、図４の(ｂ)の平面図である。
の（ａ）は正面図、図４の(ｂ)の平面図である。
【図５】この発明に使用する防振ベースを示すもので図
５の（ａ）は正面図，図５の（ｂ）は側面図、図５の
（ｃ）は平面図である。
５の（ａ）は正面図，図５の（ｂ）は側面図、図５の
（ｃ）は平面図である。
【符号の説明】 １…電動機、２…防振ベース、３…防振ゴム、４…補強
環、５…締付金具、６…締付ネジ、７…エンドブラケッ
ト、８…ボス部、ａ…防振ゴムのＤ字形平面、ｂ…防振
ベースの切欠爪、ｃ…防振ベースの平面、ｄ…防振ベー
スの平面ネジ穴、ｅ…防振ベースの切欠部、ｆ…締付金
具のスリット穴。
環、５…締付金具、６…締付ネジ、７…エンドブラケッ
ト、８…ボス部、ａ…防振ゴムのＤ字形平面、ｂ…防振
ベースの切欠爪、ｃ…防振ベースの平面、ｄ…防振ベー
スの平面ネジ穴、ｅ…防振ベースの切欠部、ｆ…締付金
具のスリット穴。
Claims (1)
- 【請求項１】電動機を防振ゴムを介して防振ベースで支
持する電動機の防振構造であって、立上面の片端部に切
欠爪、反対側端部は平面にネジ穴をあけ、該立上面の上
縁中央部よりＵ字状に切欠いた切欠部を有してなる防振
ベース、円筒形で前記切欠部内に嵌入される嵌入部に溝
があり締付金具合わせ面をＤ字形にカットしたことで締
付金具が容易に取付けられて、防振ゴム及び電動機本体
の回転防止を備えたことを特徴とする防振形電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6320192A JPH05268744A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 防振形電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6320192A JPH05268744A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 防振形電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05268744A true JPH05268744A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13222362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6320192A Pending JPH05268744A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 防振形電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05268744A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012010451A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Minebea Co Ltd | モータ支持構造およびそれを用いたアクチュエータ |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP6320192A patent/JPH05268744A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012010451A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Minebea Co Ltd | モータ支持構造およびそれを用いたアクチュエータ |
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