JPH0648199Y2 - 防振ゴムの取付構造 - Google Patents

防振ゴムの取付構造

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JPH0648199Y2
JPH0648199Y2 JP1985173958U JP17395885U JPH0648199Y2 JP H0648199 Y2 JPH0648199 Y2 JP H0648199Y2 JP 1985173958 U JP1985173958 U JP 1985173958U JP 17395885 U JP17395885 U JP 17395885U JP H0648199 Y2 JPH0648199 Y2 JP H0648199Y2
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JP
Japan
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fitting hole
fitting
vibration
retaining portion
slit
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Application number
JP1985173958U
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JPS6282440U (ja
Inventor
幸人 遠藤
Original Assignee
石川島芝浦機械株式会社
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  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、防振ゴムをボルト等の止着部材を用いずに
取付ける防振ゴムの取付構造に関するものである。
従来の技術 防振ゴムをボルトを用いずに取付ける従来の一例を8図
及び第9図に基づいて説明する。まず、防振ゴム20が取
付けられる側の機体21には嵌合孔22が形成された平板状
の取付部23が形成されている。そして、前記防振ゴム20
には足部24と、嵌合孔22に嵌合される嵌合部25と、足部
24とともに前記取付部23を挟持する円錐形の抜止部26と
が形成されている。このような防振ゴム20の取付けは抜
止部26を前記嵌合孔22を圧縮状態で挿通して嵌合部25を
前記嵌合孔22に嵌合することにより行なっている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、抜止部26は嵌合孔22を挿通できる直径に
形成されているため、あまり大きくすることができず、
過大な力が加わった場合は外れ易いものである。
この考案は、このような点に鑑みなされたもので、取付
けを容易に行なうことができ、しかも、外れにくくする
ことができる防振ゴムの取付構造を得ることを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 取付部2に嵌合孔3と連通させて幅狭の長いスリット4
を形成し、防振ゴム5の抜止部7に嵌合部8の外面にま
で達するとともに傾斜した溝9を形成した。
作用 抜止部7がスリット4に嵌合した状態で一回転すると抜
止部7がスリット4を挿通して嵌合部8が嵌合孔3に嵌
合した取付状態になる。
実施例 この考案の第一の実施例を第1図ないし第5図に基づい
て説明する。まず、機体1には外方に突出する平板状の
取付部2が形成され、この取付部2には円形の嵌合孔3
が形成され、この取付部2の端面と嵌合孔3とに連通す
る長いスリット4が嵌合孔3の半径方向に沿って形成さ
れている。
また、防振ゴム5には大径の足部6と、この足部6とと
もに前記取付部2を挟持する大径の抜止部7と、これら
の足部6と抜止部7とに連結され前記嵌合孔3に嵌合す
る円柱状の嵌合部8とが形成されている。前記抜止部7
にはこの抜止部7の半径方向に沿って外周から前記嵌合
部8の外周の同一面上に達する深さの溝9が形成されて
いる。しかも、この溝9の周面は傾斜させて形成されて
いる。
このような構成において、防振ゴム5の取付けは第2図
から第5図に示す順に行なう。まず、嵌合孔3の軸心と
抜止部7の軸心とを合せ、嵌合孔3に連通するスリット
4の下方に抜止部7に形成された溝9を位置させる。次
に、取付部2に抜止部7を押し付けて防振ゴム5を回転
させる。すると、抜止部7の傾斜した端部がスリット4
に嵌合し、抜止部7が順次スリット4内を挿通する。防
振ゴム5が一回転したとき、抜止部7全体が長いスリッ
ト4及び嵌合孔3を挿通し、嵌合孔3に嵌合部8が嵌合
するため、抜止部7が大径でも防振ゴム5の取付けを容
易に行なうことができる。
そして、取付状態においては、共に大径の足部6と抜止
部7とが取付部2を挟持するため、過大な力が加わって
も取付部2から防振ゴム5が外れることがない。
ついで、この考案の第二の実施例を第6図に基づいて説
明する。前述と同一部分は同一符号を用いて説明も省略
する(以下同様)。この実施例はスリット10を取付部2
の端面まで切欠かないように形成し、取付部2の強度を
高めるようにしたものである。
さらに、この考案の第三の実施例を第7図に基づいて説
明する。この実施例は抜止部7に上方へ突出する円柱状
のガイド部11を形成し、取付部2にスリット4に沿って
抜止部7の溝9の傾斜と同一方向に傾斜する傾斜面12を
形成したものである。そのため、ガイド部11により嵌合
孔3と抜止部7との位置合せが容易に行なえ、傾斜面12
により抜止部7がスリット4にスムーズに嵌合し、防振
ゴム5の取付けを容易に行なえる。
考案の効果 この考案は上述のように、取付部に嵌合孔と連通する長
いスリットを形成し、防振ゴムの抜止部に嵌合部にまで
達する溝を形成したので、抜止部をスリットに嵌合して
一回転すると、抜止部がスリットを挿通して嵌合部が嵌
合孔に嵌合した取付状態になるため、抜止部が大径でも
防振ゴムを取付部に容易に取付けることができ、しか
も、大径の抜止部により防振ゴムを外れにくくすること
ができ、また、溝を傾斜して形成したので、抜止部のス
リットへの嵌合を容易にすることができる等の効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一の実施例を示す分解斜視図、第
2図は取付部に防振ゴムを取付ける前の段階を示す側面
図、第3図は抜止部をスリットに嵌合した状態を示す側
面図、第4図は抜止部をスリットに嵌合した状態で防振
ゴムを少し回転した状態を示す側面図、第5図は防振ゴ
ムが一回転したときの状態を示す斜視図、第6図はこの
考案の第二の実施例を示す分解斜視図、第7図はこの考
案の第三の実施例を示す分解斜視図、第8図は従来例を
示す分解斜視図、第9図は縦断側面図である。 1…機体、2…取付部、3…嵌合孔、4…スリット、5
…防振ゴム、6…足部、7…抜止部、8…嵌合部、9…

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体に円形の嵌合孔が形成された平板状の
    取付部を形成し、防振ゴムに足部と前記嵌合孔の内径と
    略一致する外径を有してその嵌合孔に嵌合する嵌合部と
    前記足部とともに前記取付部を挟持する大径の抜止部と
    を形成し、前記取付部に前記嵌合孔と連通させて幅狭の
    長いスリットを形成し、前記抜止部に前記嵌合部の外面
    にまで達するとともに傾斜した溝を形成したことを特徴
    とする防振ゴムの取付構造。
JP1985173958U 1985-11-12 1985-11-12 防振ゴムの取付構造 Expired - Lifetime JPH0648199Y2 (ja)

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JPS6282440U JPS6282440U (ja) 1987-05-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS551315U (ja) * 1978-06-15 1980-01-07
JPS5755559Y2 (ja) * 1981-08-12 1982-12-01
JPS60189639U (ja) * 1984-05-28 1985-12-16 三菱電機株式会社 機器取付装置

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