JP2603593Y2 - ユニバーサルジョイントの固定具 - Google Patents
ユニバーサルジョイントの固定具Info
- Publication number
- JP2603593Y2 JP2603593Y2 JP1993000630U JP63093U JP2603593Y2 JP 2603593 Y2 JP2603593 Y2 JP 2603593Y2 JP 1993000630 U JP1993000630 U JP 1993000630U JP 63093 U JP63093 U JP 63093U JP 2603593 Y2 JP2603593 Y2 JP 2603593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- shaft
- top surface
- universal joint
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C21/00—Combinations of sliding-contact bearings with ball or roller bearings, for exclusively rotary movement
- F16C21/005—Combinations of sliding-contact bearings with ball or roller bearings, for exclusively rotary movement the external zone of a bearing with rolling members, e.g. needles, being cup-shaped, with or without a separate thrust-bearing disc or ring, e.g. for universal joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/38—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
- F16D3/40—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes
- F16D3/41—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes with ball or roller bearings
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、十字形軸の互いに直交
する2個の軸部方向の軸端ヘッド対を、それぞれヨーク
に固定してユニバーサルジョイントを構成することに関
するものである。
する2個の軸部方向の軸端ヘッド対を、それぞれヨーク
に固定してユニバーサルジョイントを構成することに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニバーサルジョイントの二股ヨ
ークは、このヨークから延びるシャフト部分とは別個
に、鍛造もしくは鋳物により肉厚に形成し、十字形軸の
一つの軸部方向の軸端のヘッド(ベアリングケースを含
む)を収容する互いに整列する孔を形成し、これら孔に
各ヘッドを挿入し、孔の外方端部の端縁をヘッドの端縁
に沿うカシメ、又はヘッドの頂面に形成した直径方向に
延びる溝に嵌合する肉厚部及びこの肉厚部から半径方向
に突出する肉薄カラー部を有するキーバーのボルト連結
により固定していた。
ークは、このヨークから延びるシャフト部分とは別個
に、鍛造もしくは鋳物により肉厚に形成し、十字形軸の
一つの軸部方向の軸端のヘッド(ベアリングケースを含
む)を収容する互いに整列する孔を形成し、これら孔に
各ヘッドを挿入し、孔の外方端部の端縁をヘッドの端縁
に沿うカシメ、又はヘッドの頂面に形成した直径方向に
延びる溝に嵌合する肉厚部及びこの肉厚部から半径方向
に突出する肉薄カラー部を有するキーバーのボルト連結
により固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ヨークを個別
に鍛造もしくは鋳造するのは、コストがかかり、またカ
シメ又はキーバーのボルト連結のためのカシメ代又は連
結代を見込む肉厚を必要とするため、肉薄化による軽量
化が困難であるという欠点がある。
に鍛造もしくは鋳造するのは、コストがかかり、またカ
シメ又はキーバーのボルト連結のためのカシメ代又は連
結代を見込む肉厚を必要とするため、肉薄化による軽量
化が困難であるという欠点がある。
【0004】従って、本考案の目的は、カシメ代、連結
代を不要とし、ヨークを肉薄にしても十字形軸を固定で
きるユニバーサルジョイントの固定具を得るにある。
代を不要とし、ヨークを肉薄にしても十字形軸を固定で
きるユニバーサルジョイントの固定具を得るにある。
【0005】更に、本考案の目的は、ヨークを個別に鋳
造することなく、シャフト部分と一体に肉薄パイプから
形成して十字形軸を固定できるユニバーサルジョイント
の固定具を得るにある。
造することなく、シャフト部分と一体に肉薄パイプから
形成して十字形軸を固定できるユニバーサルジョイント
の固定具を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案によるユニバーサルジョイントの固定具は、
ヨークに形成したヘッド収容孔に収容した十字形軸の4
個のヘッドの各々の円形頂面の少なくとも中心点を通過
する直径ラインに平行に延びる部分に当接する頂面衝合
部と、この頂面衝合部の両側の端部からそれぞれ半径方
向外方に突出してヘッド収容孔の周りのヨーク外面に適
合して衝合する1対のフランジ部と、前記頂面衝合部と
前記フランジ部との間の段差を連結する段差連結部とを
有する厚さが一様なプレート状の固定具であって、前記
頂面衝合部の両側のフランジ部の各々において前記ヨー
ク外面にスポット溶接することを特徴とする。
め、本考案によるユニバーサルジョイントの固定具は、
ヨークに形成したヘッド収容孔に収容した十字形軸の4
個のヘッドの各々の円形頂面の少なくとも中心点を通過
する直径ラインに平行に延びる部分に当接する頂面衝合
部と、この頂面衝合部の両側の端部からそれぞれ半径方
向外方に突出してヘッド収容孔の周りのヨーク外面に適
合して衝合する1対のフランジ部と、前記頂面衝合部と
前記フランジ部との間の段差を連結する段差連結部とを
有する厚さが一様なプレート状の固定具であって、前記
頂面衝合部の両側のフランジ部の各々において前記ヨー
ク外面にスポット溶接することを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案によれば、プレート状の固定具の頂面衝
合部をヨークのヘッド収容孔に収容した十字形軸のヘッ
ドの円形頂面を横切るように当接させ、フランジ部をヘ
ッド収容孔の周りのヨーク外面に衝合させた状態で、こ
のフランジ部をヨークにスポット溶接する。
合部をヨークのヘッド収容孔に収容した十字形軸のヘッ
ドの円形頂面を横切るように当接させ、フランジ部をヘ
ッド収容孔の周りのヨーク外面に衝合させた状態で、こ
のフランジ部をヨークにスポット溶接する。
【0008】
【実施例】次に、図面につき本考案の好適な実施例を説
明する。
明する。
【0009】図1は、肉厚が一様な肉薄パイプ材からヨ
ーク部及びシャフト部を一体に形成したヨーク部材1に
本考案による固定具を使用した実施例を示す。
ーク部及びシャフト部を一体に形成したヨーク部材1に
本考案による固定具を使用した実施例を示す。
【0010】ヨーク部材1は、拡大したヨーク部2と、
このヨーク部から延びるシャフト部3を有する。ヨーク
部2にはヘッド収容孔4を形成し、このヘッド収容孔4
に十字形軸5の一方の軸部方向の軸端のヘッド(ベアリ
ングケースを含む)6の対を、本考案による固定具7に
より固定する。
このヨーク部から延びるシャフト部3を有する。ヨーク
部2にはヘッド収容孔4を形成し、このヘッド収容孔4
に十字形軸5の一方の軸部方向の軸端のヘッド(ベアリ
ングケースを含む)6の対を、本考案による固定具7に
より固定する。
【0011】本考案による固定具7は、厚さが一様なプ
レートにより形成し、ヘッド収容孔4に収容した各ヘッ
ド6の円形頂面を横切るよう当接する頂面衝合部8と、
この頂面衝合部8から半径方向外方に突出するフランジ
部9と、頂面衝合部8とフランジ部9との間を連結する
段差連結部10とを有する。
レートにより形成し、ヘッド収容孔4に収容した各ヘッ
ド6の円形頂面を横切るよう当接する頂面衝合部8と、
この頂面衝合部8から半径方向外方に突出するフランジ
部9と、頂面衝合部8とフランジ部9との間を連結する
段差連結部10とを有する。
【0012】図示の実施例では、ヘッドの円形頂面全体
を頂面衝合部がカバーする形状にしたが、円形頂面全体
をカバーする必要はなく、ヘッドの円形頂面の少なくと
も中心点を通過する直径ラインに平行に延びる一部分を
カバーするだけでもよい。
を頂面衝合部がカバーする形状にしたが、円形頂面全体
をカバーする必要はなく、ヘッドの円形頂面の少なくと
も中心点を通過する直径ラインに平行に延びる一部分を
カバーするだけでもよい。
【0013】図1の(a)に示すように、肉薄パイプ材
から形成したヨーク部材1に収容した十字形軸5の円形
輪郭のヨーク外周から突出するヘッド6の部分に本考案
による固定具7を当接し、フランジ部9の部分を図1の
(b)及び(c)に示すようにヘッド収容孔4の周りの
ヨ−ク外面にスポット溶接部11によりスポット溶接す
る。
から形成したヨーク部材1に収容した十字形軸5の円形
輪郭のヨーク外周から突出するヘッド6の部分に本考案
による固定具7を当接し、フランジ部9の部分を図1の
(b)及び(c)に示すようにヘッド収容孔4の周りの
ヨ−ク外面にスポット溶接部11によりスポット溶接す
る。
【0014】図2は、他方の軸部方向ヘッド対を他のヨ
ーク部材によって連結した組付け状態を示す。
ーク部材によって連結した組付け状態を示す。
【0015】図示の実施例においては、肉薄のパイプ材
により形成したヨーク部材に本考案による固定具を適用
したが、鍛造もしくは鋳造により個別に形成した肉薄の
ヨーク部にも適用できる。
により形成したヨーク部材に本考案による固定具を適用
したが、鍛造もしくは鋳造により個別に形成した肉薄の
ヨーク部にも適用できる。
【0016】
【考案の効果】このように、本考案固定具によれば、カ
シメ代、ボルトによる連結代が不要で、ヨークを肉薄に
することができるため、ヨーク部材を軽量化することが
できるという効果が得られる。
シメ代、ボルトによる連結代が不要で、ヨークを肉薄に
することができるため、ヨーク部材を軽量化することが
できるという効果が得られる。
【0017】また、ヨーク部はシャフト部と一体に肉薄
パイプ材から形成することができ、従って、コストを低
減することができる。
パイプ材から形成することができ、従って、コストを低
減することができる。
【0018】更に、本考案固定具によれば、従来のよう
にカシメ加工や、ボルト連結による作業が不要であり、
またカシメ機という特殊な装置を使用することなく、汎
用スポット溶接機により簡単にユニバーサルジョイント
の固定を行うことができるという効果も得られる。
にカシメ加工や、ボルト連結による作業が不要であり、
またカシメ機という特殊な装置を使用することなく、汎
用スポット溶接機により簡単にユニバーサルジョイント
の固定を行うことができるという効果も得られる。
【0019】更にまた、ユニバーサルジョイントの揺動
トルクも固定具の形状により自在に設定することがで
き、揺動トルク管理が容易になるという効果も得られ
る。
トルクも固定具の形状により自在に設定することがで
き、揺動トルク管理が容易になるという効果も得られ
る。
【図1】肉厚が一様な肉薄パイプ材からヨーク部及びシ
ャフト部を一体に形成したヨーク部材に本考案による固
定具を使用した実施例の線図的説明図であり、(a)は
端面図、(b)は側面図、(c)は(b)の側面から90
°ずれた位置における一部断面とする側面図である。
ャフト部を一体に形成したヨーク部材に本考案による固
定具を使用した実施例の線図的説明図であり、(a)は
端面図、(b)は側面図、(c)は(b)の側面から90
°ずれた位置における一部断面とする側面図である。
【図2】十字形軸を1対のヨーク部材により組付けた一
部断面とする側面図である。
部断面とする側面図である。
1 ヨーク部材 2 ヨーク部 3 シャフト部 4 ヘッド収容孔 5 十字形軸 6 ヘッド 7 固定具 8 頂面衝合部 9 フランジ部 10 段差連結部 11 スポット溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 3/26 F16D 3/41
Claims (1)
- 【請求項1】十字形軸の互いに直交する2個の軸部方向
の軸端ヘッド対を、それぞれヨークに固定してユニバー
サルジョイントを構成するユニバーサルジョイントの固
定具において、ヨークに形成したヘッド収容孔に収容し
た十字形軸の4個のヘッドの各々の円形頂面の少なくと
も中心点を通過する直径ラインに平行に延びる部分に当
接する頂面衝合部と、この頂面衝合部の両側の端部から
それぞれ半径方向外方に突出してヘッド収容孔の周りの
ヨーク外面に適合して衝合する1対のフランジ部と、前
記頂面衝合部と前記フランジ部との間の段差を連結する
段差連結部とを有する厚さが一様なプレート状の固定具
であって、前記頂面衝合部の両側のフランジ部の各々に
おいて前記ヨーク外面にスポット溶接することを特徴と
するユニバーサルジョイントの固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000630U JP2603593Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ユニバーサルジョイントの固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000630U JP2603593Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ユニバーサルジョイントの固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656522U JPH0656522U (ja) | 1994-08-05 |
JP2603593Y2 true JP2603593Y2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=11479054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000630U Expired - Fee Related JP2603593Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ユニバーサルジョイントの固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603593Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP1993000630U patent/JP2603593Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656522U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |