JPH0536113Y2 - - Google Patents

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JPH0536113Y2
JPH0536113Y2 JP1987187387U JP18738787U JPH0536113Y2 JP H0536113 Y2 JPH0536113 Y2 JP H0536113Y2 JP 1987187387 U JP1987187387 U JP 1987187387U JP 18738787 U JP18738787 U JP 18738787U JP H0536113 Y2 JPH0536113 Y2 JP H0536113Y2
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JP
Japan
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casing
mounting flange
penetrating member
mounting
drive shaft
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JP1987187387U
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JPH0191158U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は歯車変速装置におけるクラツチケーシ
ングとミツシヨンケーシングとの結合部分のケー
シング構造に関する。
(従来の技術) 従来、クラツチケーシングとミツシヨンケーシ
ングとの結合は、両接合面の周縁部をボルトで結
合し、中央部分はドライブシヤフトがベアリング
を介して挿通支持されているのみで、クラツチケ
ーシングとミツシヨンケーシングとを直接結合す
る手段は施されていない。即ち、第4図において
クラツチケーシングaとミツシヨンケーシングb
との結合は、接合面としての両取付フランジ部
c,dを周縁部のみにてボルトで結合し、中央部
はドライブシヤフトを挿通させるために貫通さ
れ、この貫通部分にベアリングeを介してドライ
ブシヤフトを装着しているのみである。
また、先行技術として実開昭55−68738号公報
に記載されているものは、トランスミツシヨンの
リバースアイドラギヤの支持構造に関するもの
で、ミツシヨンケーシングとクラツチケーシング
との結合手段については特別の記載はなく上記従
来例と殆ど同等である。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来例に記載の如く、クラツチケーシング
とミツシヨンケーシングとの結合は、両接合面の
周縁部をボルトで結合し、中央部分はドライブシ
ヤフトがベアリングを介して貫通しているのみ
で、中央にはクラツチケーシングとミツシヨンケ
ーシングの両者を結合する手段が施されていない
ので、結合剛性が不足し曲げモーメントに弱く、
かつ、振動が大きいという問題がある。
本考案はかかる点に鑑み、クラツチケーシング
とミツシヨンケーシングとの結合を周縁部のみな
らず中央部において行い得るようにすることによ
り、ドライブシヤフトの支持機能を損うことな
く、クラツチケーシングとミツシヨンケーシング
との結合剛性を向上させることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、各々結合面としての取付フランジ部を有する
クラツチケーシングとミツシヨンケーシングとが
両取付フランジ部の外面同士を当接させた状態で
該両取付フランジ部の周縁部にてボルトにより締
結されている。上記両取付フランジ部の中央には
ドライブシヤフトを挿通させるための貫通部が両
取付フランジ部を貫通して形成されている。上記
両取付フランジ部の貫通部には、該両取付フラン
ジ部の貫通部に嵌挿され、一端に一方の取付フラ
ンジ部の内面に係合するツバ部を有し、他方の取
付フランジ部に至る他端にネジ部が形成された中
空筒状の貫通部材と、該貫通部材他端のねじ部に
螺合するネジ部を有するとともに上記両ネジ部の
螺合時に他方の取付フランジ部の内面に当接して
上記貫通部材のツバ部とによつて両取付けフラン
ジ部を挾圧結合するツバ部を有する固定部材とか
らなる固定手段が設けられている。上記貫通部材
の内周部には上記ドライブシヤフトがベアリング
を介して支持されているものとする。
(作用) 上記の構成により、クラツチケーシングとミツ
シヨンケーシングとの結合は、両取付フランジ部
の周縁部でのボルト締結以外に、両取付フランジ
部の中央部において貫通部材と固定部材とからな
る固定手段による挾圧結合によつてなされ、両取
付フランジ部が強固に固着され、中央部の結合剛
性を高めることができる。そして、上記貫通部材
の内側にはドライブシヤフトがベアリングを介し
て取付けられるので、クラツチケーシングとミツ
シヨンケーシングとの動力をドライブシャフトを
通じて伝達することができる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図によつて説明する。
第1図において、歯車変速装置のケーシング本
体1はクラツチケーシング2とミツシヨンケーシ
ング3とによつて構成されている。両ケーシング
2,3は結合面としての取付けフランジ部2a,
3aが互いに当接した状態で周縁部にてボルト
(図示省略)によつて締結することで結合されて
いる。両取付フランジ部2a,3aの中央にはド
ライブシヤフト4を挿通させるための貫通部が形
成され、該貫通部にはベアリング8を内側に有す
る固定手段5が装着されている。該固定手段5は
第2図に示すように中空筒状の貫通部材6とリン
グ状の固定部材7とによつて構成されている。貫
通部材6は、一端にクラツチケーシングにの取付
フランジ部2aの内面に係合するツバ部6aを有
し、ミツシヨンケーシング3の取付フランジ部3
aに至る他端にはネジ部6bが形成されている。
一方、固定部材7は、上記貫通部材6他端のネジ
部6bに螺合するネジ部7bを有するとともに上
記両ネジ部6b,7bの螺合時にミツシヨンケー
シング3の取付フランジ部3aの内面に当接して
上記ツバ部6aとによつて両取付フランジ部2
a,3aを挾圧結合するツバ部7aを有する。ま
た、固定部材7には回り止めボルト9の貫通穴7
cが穿孔されている。上記貫通部材6の内側には
ベアリング8が装着されドライブシヤフト4を支
承する。
固定手段5を組み込むには、クラツチケーシン
グ2側(左側)から貫通部材6を、両取付フラン
ジ2a,3aの貫通部に差し込み、そのツバ部6
aが取付フランジ2aの内面に接するまで嵌入す
る。その後、ミツシヨンケーシング3側から固定
部材7を、そのネジ部を貫通部材6のネジ部6b
に螺合して締め付ける。貫通部材6のツバ部6a
はクラツチケーシング2の取付フランジ部2aの
クラツチ側の面に密着し、固定部材7のツバ部7
aはミツシヨンケーシング3の取付フランジ部3
aのミツシヨン側の面に密着し、両取付フランジ
部2a,3aを強固に結合する。その後、回り止
めボルト9によつて固定部材7とミツシヨンケー
ス3の取付フランジ部3aとを固定する。
第3図は他の実施例を示すもので、第1図にお
けるクラツチケーシング2の取付フランジ部2a
と貫通部材6とを一体に形成した取付フランジ部
2bとしたもので、それ以外は第1図と同様であ
る。
(考案の効果) 本考案は上記の如く構成されており、クラツチ
ケーシングとミツシヨンケーシングとを両取付フ
ランジ部の周縁部でボルト締結するとともに両取
付フランジ部の中央部で貫通部材と固定部材とに
よつて結合する一方、該貫通部材の内側でベアリ
ングを介してドライブシヤフトを支承するように
したので、ドライブシヤフトの支持を貫通部材の
内方空間を利用して行いながら、該ドラフトシャ
フトの支持力をクラツチケーシング及びミツシヨ
ンケーシングに負担させることになるので、取付
フランジ部の貫通部内周面が摩耗してドライブシ
ヤフトが振動するようなトラブルの発生がないと
ともに、両ケーシング間の結合剛性が向上し、曲
げ振動の抑制が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す歯車変速装置の
ケーシング構造を示す縦断面図、第2図は貫通部
材および固定部材の一例を分解して示す斜視図、
第3図は他の実施例を示す歯車変速装置のケーシ
ング構造の縦断面図、第4図は従来例を説明する
ための同じくケーシング構造の縦断面図である。 1……ケーシング本体、2……クラツチケーシ
ング、2a……取付フランジ部、3……ミツシヨ
ンケーシング、3a……取付フランジ部、4……
ドライブシヤフト、5……固定手段、6……貫通
部材、6a……ツバ部、6b……ネジ部、7……
固定部材、7a……ツバ部、7b……ネジ部、8
……ベアリング、9……回り止めボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各々結合面としての取付フランジ部を有するク
    ラツチケーシングとミツシヨンケーシングとが両
    取付フランジ部の外面同士を当接させた状態で該
    両取付フランジ部の周縁部にてボルトにより締結
    されており、 上記両取付フランジ部の中央にはドライブシヤ
    フトを挿通させるための貫通部が両取付フランジ
    部を貫通して形成されており、 上記両取付フランジ部の貫通部には、該両取付
    フランジ部の貫通部に嵌挿され、一端に一方の取
    付フランジ部の内面に係合するツバ部を有し、他
    方の取付フランジ部に至る他端にネジ部が形成さ
    れた中空筒状の貫通部材と、該貫通部材他端のね
    じ部に螺合するネジ部を有するとともに上記両ネ
    ジ部の螺合時に他方の取付フランジ部の内面に当
    接して上記貫通部材のツバ部とによつて両取付フ
    ランジ部を挾圧結合するツバ部を有する固定部材
    とからなる固定手段が設けられており、 上記貫通部材の内周部には上記ドライブイシヤ
    フトがベアリングを介して支持されていることを
    特徴とする歯車変速装置のケーシング構造。
JP1987187387U 1987-12-09 1987-12-09 Expired - Lifetime JPH0536113Y2 (ja)

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JP1987187387U JPH0536113Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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Publication Number Publication Date
JPH0191158U JPH0191158U (ja) 1989-06-15
JPH0536113Y2 true JPH0536113Y2 (ja) 1993-09-13

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