JPS6324262Y2 - - Google Patents

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JPS6324262Y2
JPS6324262Y2 JP10661783U JP10661783U JPS6324262Y2 JP S6324262 Y2 JPS6324262 Y2 JP S6324262Y2 JP 10661783 U JP10661783 U JP 10661783U JP 10661783 U JP10661783 U JP 10661783U JP S6324262 Y2 JPS6324262 Y2 JP S6324262Y2
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JP
Japan
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bearing
fixing plate
outer ring
protrusion
fixing
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JP10661783U
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JPS6014322U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は軸受装置の固定板の改良に関するも
ので、特に軸受外輪のひずみを軽減するようにし
た固定板に関するものである。
第1図および第2図は従来の車両用発電機の軸
受装置を示すもので、1はブラケツトで、中央部
に軸受箱11が構成されている。2はロータ軸、
3はロータ軸2を支承する軸受で、内輪31がロ
ータ軸2に嵌着され、外輪32が軸受箱32内に
嵌着されている。4は軸受3の軸方向端面33を
押える固定板で、周囲に複数個(この実施例では
4個)のねじ穴41を有している。5は固定板の
ねじ穴41に螺着されて固定板4をブラケツト1
に固定する固定ねじである。
第1図に示すようにブラケツト1の軸受箱11
の軸方向寸法(深さ)は軸受3の軸方向寸法より
0.2〜0.4mm短かく設定されているので、軸受3は
軸受箱11の端面より突出する。この軸受箱11
から突出した部分34は固定ねじ5を締結するこ
とにより固定板4により押えられて軸受3が固定
される。
しかるに固定板4は図のように撓むので固定ね
じ5の軸方向締結力の分力が半径方向に生じ軸受
3の外輪32を局部的に押圧するので外輪が歪曲
する。第2図の5点鎖線で示すように外輪の形状
は一般に固定ねじ5の締結本数に相当する多角
形、例えば3本締めの場合3角形、4本締めの場
合4角形となる。歪曲の程度を少くするためには
締結の本数を増せば良いのであるが、高価とな
る。
この考案は締結の本数を増さずに単に固定板に
突起を設ける簡単な構成により、締結本数を増し
たのと実質的に等価となる構造を提供することに
より、軸受外輪のひずみを軽減して円滑な回転を
維持するようにしたものである。
第3図と第4図はこの考案の一実施例を示すも
ので、図において42は固定板4の固定用ねじ穴
41のピツチの中間部に形成された円柱状の突起
で、その突起の一部または全部が軸受の外輪端面
33に当るようにしている。その他構成は従来と
同じなのでその説明は省略する。このように構成
すると固定ねじ5どうしの中間で外輪32に歪み
を生じるため、一点鎖線のように軸受3の外輪形
状は多角形の辺の数がまし、固定ねじ5の本数を
増大したのと同じ効果を得る。
第5図と第6図はこの考案の他の実施例を示す
もので、固定板4の両面に打出しにより突起42
および42′を設けたものである。このようにす
れば製品を組立てる際に使用する部品供給機にお
いて、方向性を考慮する必要がなく、作業性が向
上するものである。
以上のようにこの考案は固定板のねじ穴間に突
起を設けるだけの簡単な構成により、軸受外輪の
ひずみを軽減することができ、円滑な回転を維持
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用発電機の部分断面図、第
2図は第1図の軸受と固定板の関係を示した正面
図、第3図はこの考案の一実施例を示す部分断面
図、第4図は第3図に示す固定板の正面図、第5
図はこの考案の他の実施例を示す固定板の正面
図、第6図は第5図の実施例の−断面図であ
る。 図において11は軸受箱、3は軸受、32は外
輪、33は軸受端面、34は軸受突出部、4は固
定板、41は固定用ねじ穴、42は突起である。
尚図中同一符号は同一部分または相当部分をま
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸受箱に挿入された軸受の外輪が軸方向に上
    記軸受箱端面より突出し、この突出部を固定板
    で押えるようにしたものにおいて、上記固定板
    の固定用ねじ穴の中間部に上記軸受の外輪端面
    に当接する突起を設けたことを特徴とする軸受
    装置。 (2) 突起は円柱状に構成されたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の軸受装
    置。 (3) 突起は打出しにより形成されたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載の軸受装置。 (4) 突起は固定板の両面に設けられて成る実用新
    案登録請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載の軸受装置。
JP10661783U 1983-07-08 1983-07-08 軸受装置 Granted JPS6014322U (ja)

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JP10661783U JPS6014322U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 軸受装置

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JP10661783U JPS6014322U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 軸受装置

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JPS6014322U JPS6014322U (ja) 1985-01-31
JPS6324262Y2 true JPS6324262Y2 (ja) 1988-07-04

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JPS6014322U (ja) 1985-01-31

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