JPH0331617Y2 - - Google Patents

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JPH0331617Y2
JPH0331617Y2 JP1984168510U JP16851084U JPH0331617Y2 JP H0331617 Y2 JPH0331617 Y2 JP H0331617Y2 JP 1984168510 U JP1984168510 U JP 1984168510U JP 16851084 U JP16851084 U JP 16851084U JP H0331617 Y2 JPH0331617 Y2 JP H0331617Y2
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JP
Japan
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attached
resin
locking
piece
connecting piece
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JP1984168510U
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JPS6182831U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は例えばステレオカバーなどの自動車
用樹脂部品の取付構造に関する。
(従来の技術) 自動車の車室における、例えば、インスツルメ
ントパネルなど被取付部にはステレオカバーなど
多数の樹脂部品が取り付けられている。
従来、上記のような取付部品を取り付ける場合
には、通常ねじが用いられている(例えば、実開
昭56−70349号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、ねじ止め作業は煩雑なものであるた
め、これに代えて、樹脂部品を被取付部に係止さ
せて取り付けることが考えられる。しかし、単に
このようにすると、走行時の車体の振動により樹
脂部品にがたつきが生じるおそれがある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、被取付部に対する樹脂部品の取り付
けが容易にできるようにし、かつ、このようにし
た場合でも、取り付け後の樹脂部品にがたつきが
生じないようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、樹脂部品に突設した連結片を係止さ
せる係止部を、上記樹脂部品を取り付けさせるた
めの被取付部に設け、上記連結片によつて振り分
けられた各位置で同上樹脂部品から上記連結片の
突出方向とほぼ平行にそれぞれ係合片を一体的に
突設し、上記連結片の突出端を上記係止部に係止
させたとき、各係合片の突出端が上記被取付部に
対し傾斜した姿勢で弾性的に当接するようにし
た。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の車室前面に設けられるインスツル
メントパネルである。このインスツルメントパネ
ル1にはラジオ2やステレオ3が取り付けられ、
また、このステレオ3を覆うステレオカバー4が
取り付けられる。
上記ステレオ3の取付部構造について説明する
と、上記インスツルメントパネル1の上面には凹
所6が形成され、この凹所6の底面に偏平なU字
状に折曲された取付金具7がねじ止めされる。そ
して、上記ステレオ3はこの取付金具7の対向す
る端部片7a,7a間に嵌入されると共にこの各
端部片7aにボルト8によりねじ止めされる。
次に、前記ステレオカバー4の取付構造につい
て説明する。
上記ステレオカバー4は樹脂部品で、上面板1
0と、この上面板10の両側端から下方に突出す
る側板11,11と、これら上面板10と側板1
1の車室側端縁に取り付けられる前面板12とで
形成され、前面板12には上記ステレオ3の前面
部を貫通させる開口12aが形成される。
上記各側板11の内面にはそれぞれ連結片14
が一体成形により突設される。この連結片14は
車体の前方に進むに従い漸次下方に向つて突出す
るよう形成される。そして、この連結片14はそ
の突出端に連結されるクリツプ15を有してい
る。
一方、前記取付金具7における端部片7aの上
端はそれぞれ車幅方向外側に向つて折曲され、こ
の折曲片の端部に係止部である係止切欠16が形
成されている。
そして、上記ステレオカバー4はクリツプ15
を上記係止切欠16に嵌入させることで、上記イ
ンスツルメントパネル1に取り付けられ、このイ
ンスツルメントパネル1は上記ステレオカバー4
を取り付けさせるための被取付部となつている。
また、上記連結片14によつて前後に振り分け
られた各位置でそれぞれ一対の弾性係合片18,
18が上記側板11に一体的に突設される。この
各係合片18の下端は側板11の下端から下方に
突出するよう形成され、また、この各係合片18
は上記連結片14にほぼ平行となるように形成さ
れる。
そして、上記ステレオカバー4を取り付けた状
態で、上記各係合片18の突出端は前記凹所6の
縁部上面に対し傾斜した姿勢で弾性的に当接させ
られている。
(考案の効果) この考案によれば、樹脂部品に突設した連結片
を係止させる係止部を、上記樹脂部品を取り付け
させるための被取付部に設けたため、上記係止部
に対する連結片の単なる係止により、被取付部に
樹脂部品を取り付けることができる。よつて、こ
の取り付けが容易にできることとなる。
そして、上記連結片を係止部に係止させて樹脂
部品を被取付部に取り付けたときには、係合片が
上記被取付部に弾性的に当接するため、上記樹脂
部品には常に付勢力が与えられることとなる。よ
つて、車体が振動した場合、この振動は上記付勢
力により緩衝されて樹脂部品ががたつくことが防
止される。
しかも、上記係合片は連結片によつて振り分け
られる各位置に設けられているため、係止部に対
し連結片が係止されたところを中心として樹脂部
品が上記車体の振動により揺動しようとすると
き、その揺動方向がいずれであつても、少なくと
も上記係合片のうちの一方による付勢力で緩衝が
行われる。よつて、上記樹脂部品のがたつきが効
果的に防止される。
更に、上記各係合片はその突出端が被取付部に
対し傾斜した姿勢で弾性的に当接するため、係合
片が被取付部に垂直に当接することに比べて上記
突出端は曲げ力によつて弾性変形し易くなり、よ
つて、この点でも、上記緩衝が効果的に行われて
樹脂部品のがたつきが更に効果的に防止される。
また、上記連結片と各係合片は共に樹脂部品に
一体成形され、かつ、互いにほぼ平行に突設され
ているため、樹脂部品と共にこれら各片を一体成
形するとき、型の抜き方向を各片の突出方向とす
れば、上記成形が容易にできるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は側面断
面図、第2図は展開斜視図である。 1……インスツルメントパネル(被取付部)、
4……ステレオカバー(樹脂部品)、14……連
結片、16……係止切欠(係止部)、18……係
合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室に設けられる樹脂部品に連結片を一体的に
    突設する一方、この連結片の突出端を係止させる
    係止部を上記樹脂部品を取り付けさせるための被
    取付部に設け、上記連結片によつて振り分けられ
    た各位置で同上樹脂部品から上記連結片の突出方
    向とほぼ平行にそれぞれ係合片を一体的に突設
    し、上記連結片の突出端を上記係止部に係止させ
    たとき、各係合片の突出端が上記被取付部に対し
    傾斜した姿勢で弾性的に当接するようにした自動
    車用樹脂部品の取付構造。
JP1984168510U 1984-11-05 1984-11-05 Expired JPH0331617Y2 (ja)

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JP1984168510U JPH0331617Y2 (ja) 1984-11-05 1984-11-05

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984168510U JPH0331617Y2 (ja) 1984-11-05 1984-11-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6182831U JPS6182831U (ja) 1986-05-31
JPH0331617Y2 true JPH0331617Y2 (ja) 1991-07-04

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ID=30726279

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710933U (ja) * 1980-06-21 1982-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710933U (ja) * 1980-06-21 1982-01-20

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JPS6182831U (ja) 1986-05-31

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