JPH0127931Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127931Y2 JPH0127931Y2 JP1984119706U JP11970684U JPH0127931Y2 JP H0127931 Y2 JPH0127931 Y2 JP H0127931Y2 JP 1984119706 U JP1984119706 U JP 1984119706U JP 11970684 U JP11970684 U JP 11970684U JP H0127931 Y2 JPH0127931 Y2 JP H0127931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- mounting
- control device
- heater control
- positioning pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車のヒーターコントロール装置取
付構造に関する。
付構造に関する。
従来の技術
自動車のヒーターコントロール装置は公知のよ
うに温風又は冷風を乗員の顔又は足元、或いはデ
フロスタへ選択的に送るための装置であり、運転
席の前面のインスツルメントパネルに取付けられ
る。インスツルメントパネルやヒーターコントロ
ール装置本体は今日ではプラスチツク成形品で作
られるのが一般的であり、これらはビス等により
取付けられるようになつている。これらの取付の
ために、第6図に示されるように、ヒーターコン
トロール装置1にはその端面から横方向に突出さ
せて4個の取付ボス部2,3,4,5が形成さ
れ、一方、インスツルメントパネル6には対応す
る締付座7,8,9,10が形成される。これら
にはビス等を受けるための取付用穴11が形成さ
れる。ヒーターコントロール装置1をインスツル
メントパネルに対して基準位置で取付けるため
に、ヒーターコントロール装置1の上方の二個の
取付ボス部2,3には前述の取付用穴11の他に
位置決めピン12(第7図)が併設されている。
13は取付用ビスである。
うに温風又は冷風を乗員の顔又は足元、或いはデ
フロスタへ選択的に送るための装置であり、運転
席の前面のインスツルメントパネルに取付けられ
る。インスツルメントパネルやヒーターコントロ
ール装置本体は今日ではプラスチツク成形品で作
られるのが一般的であり、これらはビス等により
取付けられるようになつている。これらの取付の
ために、第6図に示されるように、ヒーターコン
トロール装置1にはその端面から横方向に突出さ
せて4個の取付ボス部2,3,4,5が形成さ
れ、一方、インスツルメントパネル6には対応す
る締付座7,8,9,10が形成される。これら
にはビス等を受けるための取付用穴11が形成さ
れる。ヒーターコントロール装置1をインスツル
メントパネルに対して基準位置で取付けるため
に、ヒーターコントロール装置1の上方の二個の
取付ボス部2,3には前述の取付用穴11の他に
位置決めピン12(第7図)が併設されている。
13は取付用ビスである。
考案が解決しようとする問題点
ヒーターコントロール装置1をインスツルメン
トパネル6に着脱する作業に際しては、例えば第
6図の状態から取外す場合を考えると、まずヒー
ターコントロール装置1を後方にずらして位置決
めピン12を抜き、次いで下方にずらして上方の
取付ボス部2,3を上下の締付座7,9間又は
8,10間の空間にもつてきて、そこからヒータ
ーコントロール装置1を前方に取出す手順が必要
である。そのために、第6図にaで示す取付ボス
部2,3の高さ方向の寸法とbで示す締付座間の
空間の寸法に制約を受け、常にb>aであること
が必要である。又、取付け時には、位置決めピン
12を締付座の対応穴に挿入することが必要であ
るが、その締付座には穴が2個あるために、手さ
ぐり作業で必要な穴を確認しなければならないと
いう問題がある。
トパネル6に着脱する作業に際しては、例えば第
6図の状態から取外す場合を考えると、まずヒー
ターコントロール装置1を後方にずらして位置決
めピン12を抜き、次いで下方にずらして上方の
取付ボス部2,3を上下の締付座7,9間又は
8,10間の空間にもつてきて、そこからヒータ
ーコントロール装置1を前方に取出す手順が必要
である。そのために、第6図にaで示す取付ボス
部2,3の高さ方向の寸法とbで示す締付座間の
空間の寸法に制約を受け、常にb>aであること
が必要である。又、取付け時には、位置決めピン
12を締付座の対応穴に挿入することが必要であ
るが、その締付座には穴が2個あるために、手さ
ぐり作業で必要な穴を確認しなければならないと
いう問題がある。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本考案による自
動車のヒーターコントロール装置取付構造は、ヒ
ーターコントロール装置の端面から横方向に突出
させて取付ボス部を形成し、該取付ボス部は取付
用穴と、車体側の貫通穴を設けた締着座に当接可
能な当接面と、該当接面から突出して形成され前
記取付用穴と連続してほぼ同一軸線上に延びる中
空穴を有する中空の位置決めピンとを有し、該中
空の位置決めピンが該締着座の貫通穴に挿入さ
れ、締着具が該締着座側から該中空の位置決めピ
ンの中空穴を通つて前記取付用穴に締着されるよ
うにしたことを特徴とする。よつて、前述した取
付ボス部の寸法を小さくすることができ、位置決
めピンを締付座の一個の穴に容易に挿入すること
ができる。
動車のヒーターコントロール装置取付構造は、ヒ
ーターコントロール装置の端面から横方向に突出
させて取付ボス部を形成し、該取付ボス部は取付
用穴と、車体側の貫通穴を設けた締着座に当接可
能な当接面と、該当接面から突出して形成され前
記取付用穴と連続してほぼ同一軸線上に延びる中
空穴を有する中空の位置決めピンとを有し、該中
空の位置決めピンが該締着座の貫通穴に挿入さ
れ、締着具が該締着座側から該中空の位置決めピ
ンの中空穴を通つて前記取付用穴に締着されるよ
うにしたことを特徴とする。よつて、前述した取
付ボス部の寸法を小さくすることができ、位置決
めピンを締付座の一個の穴に容易に挿入すること
ができる。
実施例
第1図においては実線によりヒーターコントロ
ール装置1が示され、二点鎖線によりインスツル
メントパネル6が示される。ヒーターコントロー
ル装置1はインスツルメントパネル6の深奥部に
挿入されて、取付ボス部2,3,4,5と締付座
7,8,9,10との係合によりインスツルメン
トパネル6に係止される。取付ボス部2,3,
4,5はこの実施例においては締付座7,8,
9,10の後方に配置されるべく形成されたもの
である。各締付座7,8,9,10にはビス19
等を通す貫通穴が形成される(第4図)。
ール装置1が示され、二点鎖線によりインスツル
メントパネル6が示される。ヒーターコントロー
ル装置1はインスツルメントパネル6の深奥部に
挿入されて、取付ボス部2,3,4,5と締付座
7,8,9,10との係合によりインスツルメン
トパネル6に係止される。取付ボス部2,3,
4,5はこの実施例においては締付座7,8,
9,10の後方に配置されるべく形成されたもの
である。各締付座7,8,9,10にはビス19
等を通す貫通穴が形成される(第4図)。
ヒーターコントロール装置1は第2図及び第3
図に示されるようにハウジング本体15とその前
面に取付けられるパネル16とからなり、取付ボ
ス部2,3,4,5はハウジング本体15の端面
から横方向に突出するようにハウジング本体15
と一体に成形して得られたものである。
図に示されるようにハウジング本体15とその前
面に取付けられるパネル16とからなり、取付ボ
ス部2,3,4,5はハウジング本体15の端面
から横方向に突出するようにハウジング本体15
と一体に成形して得られたものである。
四個の取付ボス部2,3,4,5のうちの下方
の二個4,5はその前面が平坦であつてパネル1
6の表面に対して直角方向に延びる取付用穴18
を有し、よつて各締付座9,10と合わされてビ
ス19によつて止められることができる。上方の
二個の取付ボス部2,3には、そのような取付用
穴18とともに位置決めピン17が形成される。
この位置決めピン17は第5図に詳細に示される
ように中空であつて取付用穴18と同一軸線上に
延び、各ボス部2,3の対応する締付座7,8と
の当接面20よりパネル16方向(即ち、締付座
7,8方向)に突出して形成されている。この位
置決めピン17は締付座7,8の取付用穴内に挿
入されることができ、位置決めピン17の突出高
さは締付座7,8の板厚より小さくされている。
位置決めピン17の外径と締付座7,8の取付用
穴の穴径とはヒーターコントロール装置をインス
ツルメントパネル6に取付けるために必要な位置
決め精度を考慮して微小なクリアランスをもつよ
うに決定される。又、一方の締付座(例えば右方
の8)の穴はそのような微小クリアランスの丸穴
であり、反対側の締付座(例えば7)の穴は水平
方向の長穴とすることができる。残りの締付座
9,10の穴は適切に定められる。
の二個4,5はその前面が平坦であつてパネル1
6の表面に対して直角方向に延びる取付用穴18
を有し、よつて各締付座9,10と合わされてビ
ス19によつて止められることができる。上方の
二個の取付ボス部2,3には、そのような取付用
穴18とともに位置決めピン17が形成される。
この位置決めピン17は第5図に詳細に示される
ように中空であつて取付用穴18と同一軸線上に
延び、各ボス部2,3の対応する締付座7,8と
の当接面20よりパネル16方向(即ち、締付座
7,8方向)に突出して形成されている。この位
置決めピン17は締付座7,8の取付用穴内に挿
入されることができ、位置決めピン17の突出高
さは締付座7,8の板厚より小さくされている。
位置決めピン17の外径と締付座7,8の取付用
穴の穴径とはヒーターコントロール装置をインス
ツルメントパネル6に取付けるために必要な位置
決め精度を考慮して微小なクリアランスをもつよ
うに決定される。又、一方の締付座(例えば右方
の8)の穴はそのような微小クリアランスの丸穴
であり、反対側の締付座(例えば7)の穴は水平
方向の長穴とすることができる。残りの締付座
9,10の穴は適切に定められる。
取付ボス部2,3及び位置決めピン17を上述
したように構成したので、少くとも位置決めピン
17を有する取付ボス部2,3の垂直方向の寸法
C(第1図)が第6図に示した従来の寸法aより
も小さくでき、第1図及び第4図に点線で示すよ
うな位置でヒーターコントロール装置の着脱作業
を容易に行うことができるようになつた。その結
果、取付ボス部2,3,4,5及び締付座7,
8,9,10の設計の自由度が大きくなるという
利点が生じた。さらに、位置決めピン17が取付
用穴18と同一軸線上に形成されているために、
対応する締付座の方の穴も一個でよく、ヒーター
コントロール装置の取付け時に位置決めピン17
を容易にその穴に挿入することができる。即ち、
従来の場合のように穴が二個あれば位置決めピン
用の穴を判別する必要があるが、本考案によれば
そのような穴の判別が不用であり、よつて取付作
業が簡単になる。
したように構成したので、少くとも位置決めピン
17を有する取付ボス部2,3の垂直方向の寸法
C(第1図)が第6図に示した従来の寸法aより
も小さくでき、第1図及び第4図に点線で示すよ
うな位置でヒーターコントロール装置の着脱作業
を容易に行うことができるようになつた。その結
果、取付ボス部2,3,4,5及び締付座7,
8,9,10の設計の自由度が大きくなるという
利点が生じた。さらに、位置決めピン17が取付
用穴18と同一軸線上に形成されているために、
対応する締付座の方の穴も一個でよく、ヒーター
コントロール装置の取付け時に位置決めピン17
を容易にその穴に挿入することができる。即ち、
従来の場合のように穴が二個あれば位置決めピン
用の穴を判別する必要があるが、本考案によれば
そのような穴の判別が不用であり、よつて取付作
業が簡単になる。
考案の効果
以上説明したように、本考案によればヒーター
コントロール装置の脱着作業が容易になるととも
に、取付部の設計の自由度が大きくなる。
コントロール装置の脱着作業が容易になるととも
に、取付部の設計の自由度が大きくなる。
第1図は本考案によるヒーターコントロール装
置取付構造の略構成図、第2図はヒーターコント
ロール装置の正面図、第3図は第2図の矢印方
向から見た下面図、第4図は第1図の線−に
沿つた断面図、第5図は取付ボス部の拡大図、第
6図は従来の取付構造を示す略図、第7図は第6
図の取付部の拡大図である。 1……ヒーターコントロール装置、2,3,
4,5……取付ボス部、6……インスツルメント
パネル、7,8,9,10……締付座、17……
位置決めピン、18……取付用穴。
置取付構造の略構成図、第2図はヒーターコント
ロール装置の正面図、第3図は第2図の矢印方
向から見た下面図、第4図は第1図の線−に
沿つた断面図、第5図は取付ボス部の拡大図、第
6図は従来の取付構造を示す略図、第7図は第6
図の取付部の拡大図である。 1……ヒーターコントロール装置、2,3,
4,5……取付ボス部、6……インスツルメント
パネル、7,8,9,10……締付座、17……
位置決めピン、18……取付用穴。
Claims (1)
- ヒーターコントロール装置の端面から横方向に
突出させて取付ボス部を形成し、該取付ボス部は
取付用穴と、車体側の貫通穴を設けた締着座に当
接可能な当接面と、該当接面から突出して形成さ
れ前記取付用穴と連続してほぼ同一軸線上に延び
る中空穴を有する中空の位置決めピンとを有し、
該中空の位置決めピンが該締着座の貫通穴に挿入
され、締着具が該締着座側から該中空の位置決め
ピンの中空穴を通つて前記取付用穴に締着される
ようにした自動車のヒーターコントロール装置取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11970684U JPS6135017U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 自動車のヒ−タ−コントロ−ル装置取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11970684U JPS6135017U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 自動車のヒ−タ−コントロ−ル装置取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6135017U JPS6135017U (ja) | 1986-03-04 |
JPH0127931Y2 true JPH0127931Y2 (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=30678572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11970684U Granted JPS6135017U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 自動車のヒ−タ−コントロ−ル装置取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135017U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11271357B2 (en) | 2016-07-25 | 2022-03-08 | Trumpf Laser Gmbh | Optical arrangements with disk-shaped laser-active mediums |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2537882Y2 (ja) * | 1989-12-19 | 1997-06-04 | 小島プレス工業 株式会社 | ヒ−タコントロ−ル装置とインストル−メントパネルとの組立体 |
JP2514894Y2 (ja) * | 1990-07-10 | 1996-10-23 | スズキ株式会社 | ヒータコントロール取付構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714797A (en) * | 1980-07-01 | 1982-01-26 | Tokyo Shibaura Electric Co | Automatic vent device of nuclear reactor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4730348U (ja) * | 1971-04-28 | 1972-12-06 |
-
1984
- 1984-08-03 JP JP11970684U patent/JPS6135017U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714797A (en) * | 1980-07-01 | 1982-01-26 | Tokyo Shibaura Electric Co | Automatic vent device of nuclear reactor |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11271357B2 (en) | 2016-07-25 | 2022-03-08 | Trumpf Laser Gmbh | Optical arrangements with disk-shaped laser-active mediums |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6135017U (ja) | 1986-03-04 |
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