JP4067075B2 - 部品の接合構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品の接合構造に係り、特に、両者の合わせラインが三次元形状に設定されていても、精度の良い合わせを実現できる部品の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は車室内におけるドアパネルの車室内側に装着されるドアトリム1を示すもので、ドアトリム1は、合成樹脂成形体からなるドアトリム本体2の表面下側に、合成樹脂の射出成形体からなるドアポケット3が装着されており、ドアポケット3の取付構造としては、ドアポケット3の側縁並びに下縁に沿って適宜間隔を配して裏面側から突出形成した円筒状の取付用ボス4をドアトリム本体2に対応して開設されている取付孔5内に挿入して、取付用ボス4の先端をカシメ加工するか、あるいはビス止め固定することにより取り付けている。
【0003】
そして、ドアポケット3のフロント側上部コーナー部3aを取付基準点として、この部位の取付用ボス4aを丸孔状の取付基準孔5a内に挿入する一方、ドアポケット3のリヤ側においては、取付用ボス4bを細長状の取付孔5b内に収容することにより、左右方向に沿う誤差を吸収するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来では、ドアトリム本体2に対してドアポケット3の取付構造として、取付基準点において、取付用ボス4aと取付基準孔5aとの関係は、0.25mm程度のスキを設け、その他の取付点においては0.5〜1mm程度のスキを設定しているが、例えば、図10に示すように、取付基準点において、取付基準孔5aの側縁に対して取付用ボス4aをタイト状に取り付けた場合、ドアポケット3が上下方向にグラツキ易く、安定した取付状態が得られない。
【0005】
また、図11に示すように、取付基準点において、取付基準孔5aの上縁に対して取付用ボス4aをタイト状に取り付けた場合、ドアポケット3が左右方向にグラツキ易く、同様に安定した取付状態を確保できないという不具合があった。
【0006】
更に、ドアトリム本体2とドアポケット3の一体感を図る上で、ドアポケット3のフロント側及びリヤ側において、ドアトリム本体2とドアポケット3の合わせラインを三次元形状に設定した場合、ドアポケット3の前後端部において上述した取付構造ではスキが生じ易く、著しい外観性能の低下を招くという不具合があった。
【0007】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアトリム本体とドアポケットのように2部品の接合構造に係り、合わせラインが三次元形状に設定されていても、両部品を精度良く取り付けることを可能にした部品の接合構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも一方側が樹脂成形体である2部品同士を取付基準点を基に位置決めし、樹脂成形体の縁部に沿って適宜間隔を配して設けられた複数の取付用ボスを、他方側の部品に対応して設けられた取付孔に挿入した後、取付用ボスの先端をカシメ加工するか、あるいは取付用ボスにビスを締付け固定することにより、相互の部品同士を接合する部品の接合構造であって、取付基準点が上側部分に設定され、この取付基準点における取付用ボスは、角孔状の取付基準孔内に、取付用ボスが、取付基準孔の上辺と外側辺の2辺と当接するように取り付けられるとともに、取付基準点以外の取付部において、丸孔状の取付孔を複数個設定するとともに、この取付孔内に取付用ボスを挿入する際、少なくとも一つの取付孔において内周縁の下半部分に取付用ボスが当接するように取り付けられていることを特徴とする。
【0009】
ここで、相互の部品のうち一方側は取付用ボスを設けるため、樹脂成形体であることが必要であるが、他方側は樹脂成形体でも良いが、ボード、繊維板等の芯材に表皮材を貼着した構成でも良い。
【0010】
そして、樹脂成形体の縁部に沿って形成されている取付用ボスを他方側の部品に対応して形成される取付孔内に挿入した後、カシメ加工、ビス止め加工により取り付けられるものであれば良い。
【0011】
更に、本発明に係る2部品は、相互の部品は、ドアトリム本体と、このドアトリム本体に取り付けられるドアポケットであり、ドアポケットの取付基準点は、フロント及びリヤの上側コーナー部に設定され、双方のコーナー部において、ドアトリム本体とドアポケットの接合部は、製品の前後方向及び上下方向に加えて製品の厚み方向に沿うように設定されていることを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る2部品は、相互の部品は、ドアトリム本体を構成するベースメンバーと、このベースメンバーに取り付けられるアッパーメンバーであり、アッパーメンバーのベースメンバーに対する取付基準点は、フロント及びリヤの上側コーナー部に設定されていることを特徴とする。
【0013】
以上の構成から明らかなように、フロント及びリヤ側の各取付基準点における取付用ボスは、相手側の角孔状の取付基準孔の上辺及び外側辺に当接するように取り付けられているため、部品同士は前後方向に沿ってバラツキが生じることがない。
【0014】
また、フロント、リヤ側における取付基準点以外の取付孔において、複数の取付孔のうち少なくとも一つの取付孔は、内周縁の下半部分に当接するように取付用ボスが取付孔内に挿入固定されているため、上下方向に沿って相互の部品がガタツクことがない。
【0015】
従って、前後方向、上下方向に沿って精度の良い合わせが達成できる。例えば、ドアトリム本体とドアポケットの接合について、ドアポケットの両側縁における端末ラインを三次元形状に設定して、ドアトリム表面もこれと対応するように三次元形状に造形されている場合、ドアトリム本体に対してドアポケットを前後方向、上下方向はもとより、取付方向(車幅方向)においてもスキが発生することがないため、三次元形状の合わせラインに沿って密接した状態でドアトリム本体にドアポケットを取り付けることができる。
【0016】
また、ドアトリム本体を構成するベースメンバーに対してアッパーメンバーを取り付ける接合構造においても、アッパーメンバーの前後端側上部に取付基準点を設定して、各取付基準点における角孔状の取付基準孔の上辺と外側辺の2辺が当接するように取付用ボスを差し込み、その他の複数の取付孔において、少なくとも一つの取付孔はその内周縁の下半部分で当接するように取付用ボスを挿入すれば、ドアトリムのウエスト部における面差、及び両部品の合わせにおけるバラツキがなく、ベースメンバーとアッパーメンバーとを密接状態で精度良く取り付けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る部品の接合構造における実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1乃至図6は本発明の第1実施形態であり、ドアトリム本体に対するドアポケットの取付構造に本発明を適用した実施形態を示す。図1はドアトリムの正面図、図2,図3はドアポケットのフロント側及びリヤ側の各取付基準点における構成を示す説明図、図4は取付用ボスのカシメ加工状態を示す断面図、図5はドアポケットの取付状態を示す説明図、図6は取付部におけるビス止め固定を示す説明図である。また、図7,図8は本発明の第2実施形態を示すもので、図7はベースメンバーとアッパーメンバーからなるドアトリム本体を示す正面図、図8はドアベースの取付基準点の前端側を示す説明図である。
【0019】
図1において、自動車用ドアトリム10は、PP(ポリプロピレン)樹脂等の合成樹脂のモールドプレス成形体からなるドアトリム本体20と、ドアトリム本体20の表面下側に取り付けられているPP(ポリプロピレン)樹脂等の合成樹脂の射出成形体からなるドアポケット30とから構成されている。
【0020】
上記ドアトリム本体20は、表面略中央に乗員が肘を掛けて休めるように車室内側に膨出状にアームレスト21が形成され、ドアポケット30のフロント側に隣接して、スピーカグリル22が一体に設けられている。
【0021】
ところで、上記ドアトリム10は、ドアトリム本体20及びドアポケット30が合成樹脂成形体から構成されており、合成樹脂成形体を使用する利点としては、軽量でかつ量産性に優れ、優れた成形性が得られることである。
【0022】
従って、良好な成形性を利用して、ドアトリム本体20とドアポケット30の合わせ部において、両者の合わせラインを三次元形状に設定することにより、意匠性を向上させている。ここで、ドアトリム10の製品厚み方向をX方向、ドアトリム10の幅方向をY方向、上下方向をZ方向として以下説明すると、ドアトリム本体20に対するドアポケット30の合わせラインを三次元形状に設定した場合、例えば、前後方向(Y方向)、あるいは上下方向(Z方向)に精度の良い合わせが達成できないときには、Y方向、Z方向だけではなく、X方向においてもスキが生じることになり、このように、合わせラインを三次元形状に設定した場合には、前後方向(Y方向)、上下方向(Z方向)の緻密な合わせ精度が要求されることになる。
【0023】
この実施形態においては、ドアポケット30の前後端がドアトリム本体20の表面に対して、三次元形状の緻密な合わせ精度が要求されることから、前後端それぞれに取付基準点A,Bを設定している。そして、フロント側の取付基準点Aについては、図2に示すように、ドアポケット30の裏面に取付用ボス40を突設して、この取付用ボス40に対応してドアトリム本体20側には角孔状の取付基準孔41が設けられており、特に、取付基準孔41の上辺41aと外側辺41bの2辺に取付用ボス40が当接するように(タイト状に)取付用ボス40が取り付けられる。
【0024】
同様に、図3に示すように、ドアポケット30のリヤ側の取付基準点Bについても、ドアポケット30から裏面側に突出する取付用ボス40を収容するドアトリム本体20の取付基準孔41は、これも角孔状で、かつ取付用ボス40が取付基準孔41の上辺41aと外側辺41bの2辺に当接するように(タイト状に)取り付けられる。
【0025】
また、ドアポケット30には、取付用ボス40が、前後端の取付基準点以外にも縁部に沿って所定ピッチ間隔で設けられており、取付基準点A,B以外の取付部分においては、ドアトリム本体20に丸孔状の取付孔42が複数の開設されており、この丸孔状の取付孔42に対して取付用ボス40は、ドアポケット30の外周形状(合わせライン)に対する法線方向(図中矢印Pで示す)に沿って当接している。すなわち、少なくとも一つの取付孔42において内周縁の下半部分で取付用ボス40が取付孔42に当接するように(タイト状に)取り付けられている。
【0026】
従って、図5に示すように、ドアトリム本体20に対して、ドアポケット30を取り付けるにあたり、ドアポケット30の前後端における取付基準点A,Bについて、四角形状の取付基準孔41の外側辺41bに当接するように取付用ボス40が差し込まれているため、ドアポケット30は、Y方向に沿って位置ズレが生じることがなく、精度良く取り付けられている。更に、取付基準孔41の上辺41aに取付用ボス40が当接しており、かつ取付基準孔41以外の取付孔42については、ドアポケット30の外周形状(合わせライン)の法線方向Pに沿って当接している。すなわち、少なくとも一つの取付孔42において内周縁の下半部分に取付用ボス40が当接するように取り付けられているため、Z方向にバラツキが生じることがなく、精度良く取り付けられる。
【0027】
このように、ドアトリム本体20とドアポケット30との間には、前後方向(Y方向)、上下方向(Z方向)に精度の良い取り付けが期待できるため、取付用ボス40の挿入寸法を適切に調整して、ドアポケット30をドアトリム本体20の表面に突き当てれば、製品厚み方向(X方向)のバラツキも皆無となる。
【0028】
従って、X、Y、Z方向全てにおいてバラツキが生じることがないため、ドアポケット30とドアトリム本体20の合わせラインが三次元形状に設定されていても、ドアトリム本体20にドアポケット30を密接状に取り付けることができ、ドアトリム本体20とドアポケット30との合わせ部分の体裁が良く、外観意匠性を著しく高めることができるとともに、走行中の振動等によってもドアポケット30がガタツクことがなく、低級音等の発生を皆無とでき、静粛な走行が期待できる。
【0029】
尚、取付用ボス40を取付基準孔41、並びに取付孔42内に挿入した後、図4に示すように、取付用ボス40の先端部分を超音波カシメ、熱カシメ等によりカシメ加工することにより、ドアポケット30がドアトリム本体20に強固に固定できる。
【0030】
また、取付用ボス40の固定構造としては、図6に示すように、取付用ボス40にビス孔40aを開設し、ビス43を締付け固定することにより、ドアポケット30をドアトリム本体20に固定するようにしても良い。
【0031】
次いで、図7,図8は、本発明の第2実施形態を示すもので、ドアトリム本体20を構成するベースメンバー23とアッパーメンバー24との取付構造に本発明を適用した実施形態である。
【0032】
すなわち、ベースメンバー23並びにアッパーメンバー24は共にPP(ポリプロピレン)樹脂成形体から構成されており、ベースメンバー23とアッパーメンバー24との合わせ部は、V溝25を形成するように、ベースメンバー23並びにアッパーメンバー24は内側にフランジ23a,24aが形成され、更に、アッパーメンバー24のフランジ24aの先端には、外側に折曲状に延びる取付フランジ26が形成されている。
【0033】
そして、この第2実施形態においても、アッパーメンバー24の前後端の上部にそれぞれ取付基準点A,Bが設定されており、図8にフロント側の取付基準点Aにおいて接合部分を裏面側から見た状態が示されているが、ベースメンバー23の裏面に突設形成された取付用ボス40を収容するためにアッパーメンバー24の取付用フランジ26には、角孔状の取付基準孔41が開設されている。一方、取付用ボス40は、この取付基準孔41に対して上辺41a及び外側辺41b、すなわちY方向、Z方向に当接するように取り付けられており、それ以外の取付孔(丸孔)42に対しては、V溝25に対して法線方向Pに沿って、当接している。すなわち、少なくとも一つの取付孔42の内周縁の下半部分で取付用ボス40が当接するように取り付けられている。
【0034】
また、図示はしないが、アッパーメンバー24のリヤ側取付基準点Bについても同様に取付基準孔41の2辺(上辺と外側辺)に沿って取付用ボス40が当接するように収容固定されている。
【0035】
従って、この第2実施形態においては、ドアトリム本体20を構成するベースメンバー23とアッパーメンバー24は、X、Y、Z方向において、寸法バラツキが生じることがなく、ベースメンバー23とアッパーメンバー24との製品表面が面一状であり、かつV溝25のスキを一定に維持することができ、ベースメンバー23とアッパーメンバー24との合わせ部分(V溝25)の意匠性を良好に保つことができ、かつガタツキ等が生じることがなく、確実な取付安定性が期待できる。
【0036】
以上説明した第1実施形態及び第2実施形態は、それぞれドアトリム本体20とドアポケット30との取付構造、及び、ベースメンバー23に対するアッパーメンバー24の取付構造ついて説明したが、本発明は、部品同士を取付用孔内に挿入してカシメ加工、あるいはビス止め加工して部品同士を接合する接合構造全般に適用でき、特に、部品間の合わせラインが三次元形状に設定された場合に好適である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る部品の接合構造は、取付基準孔を角孔状に形成し、角孔形状の取付基準孔内に2辺に沿って当接するように取付用ボスを収容固定し、それ以外の取付孔は、取付孔を丸孔状に設定するとともに、少なくとも一つの取付孔において内周縁の下半部分で当接するように取付用ボスを差込み固定することにより、部品間の合わせラインが三次元形状に設定された場合でも、合わせラインを全方向スキなく密接状態で接合することができるため、部品間の接合部分においてスキが生じることがなく、良好な外観意匠性が得られるとともに、ガタツクことがなく、安定した取付状態を確保できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す自動車用ドアトリムの正面図である。
【図2】図1に示す自動車用ドアトリムにおけるドアポケットのフロント側取付基準点を示す説明図である。
【図3】図1に示す自動車用ドアトリムにおけるドアポケットのリヤ側取付基準点を示す説明図である。
【図4】図1に示す自動車用ドアトリムにおけるドアポケットの取付部を示す説明図である。
【図5】図1に示す自動車用ドアトリムにおけるドアポケットの取付構造を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施形態における取付部の改良例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示す自動車用ドアトリムの正面図である。
【図8】図7に示す自動車用ドアトリムにおけるベースメンバーとアッパーメンバーとの取付基準点を示す説明図である。
【図9】従来の自動車用ドアトリムの構成を示す説明図である。
【図10】従来のドアポケットの取付構造における不具合を示す説明図である。
【図11】従来のドアポケットの取付構造における不具合を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリム本体
21 アームレスト
22 スピーカグリル
23 ベースメンバー
24 アッパーメンバー
25 V溝
26 取付用フランジ
30 ドアポケット
40 取付用ボス
41 取付基準孔(角孔)
42 取付孔(丸孔)
43 ビス
X方向 製品厚み方向
Y方向 前後方向(製品幅方向)
Z方向 上下方向
P 法線方向

Claims (3)

  1. 少なくとも一方側が樹脂成形体である2部品同士を取付基準点を基に位置決めし、樹脂成形体の縁部に沿って適宜間隔を配して設けられた複数の取付用ボス(40)を、他方側の部品に対応して設けられた取付孔(41,42)に挿入した後、取付用ボス(40)の先端をカシメ加工するか、あるいは取付用ボス(40)にビスを締付け固定することにより、相互の部品同士を接合する部品の接合構造であって、
    取付基準点が上側部分に設定され、この取付基準点における取付用ボス(40)は、角孔状の取付基準孔(41)内に、取付用ボス(40)が、取付基準孔(41)の上辺(41a)と外側辺(41b)の2辺と当接するように取り付けられるとともに、取付基準点以外の取付部において、丸孔状の取付孔(42)を複数個設定するとともに、この取付孔(42)内に取付用ボス(40)を挿入する際、少なくとも一つの取付孔(42)において内周縁の下半部分に取付用ボス(40)が当接するように取り付けられていることを特徴とする部品の接合構造。
  2. 相互の部品は、ドアトリム本体(20)と、このドアトリム本体(20)に取り付けられるドアポケット(30)であり、ドアポケット(30)の取付基準点は、フロント及びリヤの上側コーナー部(A,B)に設定され、双方のコーナー部(A,B)において、ドアトリム本体(20)とドアポケット(30)の接合部は、製品の前後方向及び上下方向に加えて製品の厚み方向に沿うように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の部品の接合構造。
  3. 相互の部品は、ドアトリム本体(20)を構成するベースメンバー(23)と、このベースメンバー(23)に取り付けられるアッパーメンバー(24)であり、アッパーメンバー(24)のベースメンバー(23)に対する取付基準点は、フロント及びリヤの上側コーナー部(A,B)に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の部品の接合構造。
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