JPH0221411Y2 - - Google Patents

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JPH0221411Y2
JPH0221411Y2 JP6630286U JP6630286U JPH0221411Y2 JP H0221411 Y2 JPH0221411 Y2 JP H0221411Y2 JP 6630286 U JP6630286 U JP 6630286U JP 6630286 U JP6630286 U JP 6630286U JP H0221411 Y2 JPH0221411 Y2 JP H0221411Y2
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JP
Japan
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tube
fixing member
tubes
socket
outer tube
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JP6630286U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は組込管の相互固定具に関する。
従来の技術 口径の異なる何種類かの管の輸送に際し、大口
径の管の中に小口径の管を組込むと載荷空間の有
効利用が図れる。このため従来は、たとえば実開
昭59−42381号公報に示されるように、大径の外
側管の内部に小径の内側管を同心状に配置して、
これら外側管と内側管とを互いに固定するように
したものが提案されている。
考案が解決しようとする問題点 ところが、このような従来のものでは、外側管
と内側管とを同心状に配置する必要があり、この
ための特別な心合せ装置が必要になつたり、組込
作業に手間を要したりする欠点がある。
そこで本考案はこのような問題点を解決し、従
来のような特別の心合わせ装置を必要とすること
なく、容易に組込作業を行なえるようにすること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本考案は、 水平方向の外側管の内部に内側管を挿入し、こ
の内側管を外側管の内周底部に載置した組込管の
相互固定具が、 外側管の受口端部外周に形成された環状凸部に
この外側管の底部において掛り合う外側固定部材
と、内側管の底部においてこの内側管の受口内面
に掛り合う内側固定部材と、 外側固定部材と内側固定部材とを互いに締結す
る締結部材と、 を有する構成としたものである。
作 用 このような構成によると、外側固定部材を外側
管の環状凸部に掛り合わせるとともに内側固定部
材を内側管の受口内面に掛り合わせて、これら内
外の固定部材どうしを締結部材により互いに締結
することにより、これら内外の管がその底部にお
いて相互に固定されることになる。
実施例 第1図〜第2図において、1,2,3,4は口
径の異なる大小の管で、各管1,2,3,4の一
端部には受口5が形成されている。これら管1,
2,3,4は互いに組込まれており、外側の管1
の内部に挿入された管2は、この外側の管1の内
周底部に載置されている。ここでは四重の組込管
を例示しており、管2の内周底部には管3が、管
3の内周底部にはさらに管4が挿入、載置されて
いる。また、管2,3,4はその受口5の端面6
を揃えて組込まれ、管1のみは他の管2,3,4
よりも受口5の端面6が軸心方向に突出するよう
に組込まれている。各管1,2,3,4の受口5
の端部外周には環状凸部7が形成され、また、そ
の端部内周には内フランジ8が形成されている。
9は受口5における管1,2,3,4どうしの
隙間に介装されたスペーサ、10は管胴部におけ
る管1,2,3,4どうしの隙間に介装されたス
ペーサである。これらスペーサ9,10は、管
1,2,3,4どうしが互いに接触して傷が生じ
るのを防止するため設けられたもので、ゴムなど
の弾性体や木片にて構成されている。
11は内側固定部材で、最も内側の管4の内フ
ランジ8に掛り合うかぎ部12と、管2,3,4
の受口5の端面6に沿つて配置される板状部13
とが一体に形成されている。板状部13の下端部
14は、外側の管1の内フランジ8に続いて形成
された環状溝15にはめ込まれている。また板状
部13にはピース16が固着されており、これら
ピース16と板状部13とにわたつて管軸方向に
貫通するめねじ孔17が形成されている。ピース
16の厚さは、外側の管1の内フランジ8の厚さ
と同程度に形成されている。
18は外側固定部材で、外側の管1の環状凸部
7に掛り合うかぎ部19と、管1の受口5の端面
6およびピース16の表面に沿つて配置されるウ
エブ部20と、ピース16の上端縁に掛り合うフ
ランジ部21とが一体に形成された構造となつて
いる。ウエブ部20にはめねじ孔17に対応した
ボルト孔22が形成されており、このボルト孔2
2を通つてめねじ孔17にねじ込まれる締結部材
としてのボルト23により、外側固定部材18と
内側固定部材11とが互いに締結されるようにな
つている。
このような構成において、管1,2,3,4ど
うしを相互に固定する場合には、まず外側の管1
の内部に管2を挿入し、この管2を外側の管1の
内周底部に載置させる。同様に、管2の内部には
管3を組入れ、この管3の内部にはさらに最も内
側の管4を組入れる。
次に、内側固定部材11のかぎ部12を内側の
管4の内フランジ8に掛け合わせ、かつ、その板
状部13の下端部14を外側の管1の環状溝15
にはめ込む。続いて、外側固定部材18のかぎ部
19を外側の管1の環状凸部7に掛け合わせ、か
つ、そのフランジ部21をピース16の上端縁に
掛け合わせる。すると、めねじ孔17とボルト孔
22とが揃うため、このボルト孔22を通してボ
ルト23をめねじ孔17にねじ込む。
以上により、外側固定部材18と内側固定部材
11とが互いに締結され、内外の管1,2,3,
4がその底部において相互に固定されることにな
る。一方、この相互固定を解除する際には、ボル
ト23を緩めて内外の固定部材11,18を分解
するだけでよく、簡単に作業できる。
考案の効果 以上述べたように本考案によると、外側管の内
周底部に内側管を挿入載置した状態でこれら管を
相互に固定することができるため、管どうしの心
合せが不要になつてこの心合わせのための特別な
装置を必要とせず、しかも組込作業を容易に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
その側面図である。 1……管(外側管)、2……管、3……管、4
……管(内側管)、5……受口、7……環状凸部、
11……内側固定部材、18……外側固定部材、
23……ボルト(締結部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平方向の外側管の内部に内側管を挿入し、こ
    の内側管を外側管の内周底部に載置した組込管の
    相互固定具であつて、 外側管の受口端部外周に形成された環状凸部に
    この外側管の底部において掛り合う外側固定部材
    と、 内側管の底部においてこの内側管の受口内面に
    掛り合う内側固定部材と、 外側固定部材と内側固定部材とを互いに締結す
    る締結部材と、 を有することを特徴とする組込管の相互固定具。
JP6630286U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0221411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6630286U JPH0221411Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP6630286U JPH0221411Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS62179230U JPS62179230U (ja) 1987-11-13
JPH0221411Y2 true JPH0221411Y2 (ja) 1990-06-08

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JP6630286U Expired JPH0221411Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62179230U (ja) 1987-11-13

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