JP2598234Y2 - 接地金具 - Google Patents

接地金具

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JP2598234Y2
JP2598234Y2 JP1993038855U JP3885593U JP2598234Y2 JP 2598234 Y2 JP2598234 Y2 JP 2598234Y2 JP 1993038855 U JP1993038855 U JP 1993038855U JP 3885593 U JP3885593 U JP 3885593U JP 2598234 Y2 JP2598234 Y2 JP 2598234Y2
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晴彦 坂本
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Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、架空送電線の接地金具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、架空送電線路の接地側は鉄塔部材
(アングル材)に接続されていたが、最近は鉄塔部材に
専用の接地板を取り付け、これに接続することも多用さ
れている。このため、鉄塔部材と接地板のいずれにも接
続できる接地金具として図3記載のものが使われて来
た。
【0003】これは(A)図記載のように、ほぼ[型の
本体21に鉄塔部材の支持面22とこれに対抗する押え金具
23を具えるものである。押え金具23は蝶ボルト24により
支持面22との間隔を調整でき、その締め付けにより支持
面22と押え金具23の間で鉄塔部材Cを挟持して、接地金
具を鉄塔部材Cに固定する。又、本体21には接地板取り
付け専用ボルト30も設けられ、このボルトを接地板Aに
形成された取付孔Bに貫通し(B図参照)、ナット31を
螺合することで接地金具を接地板Aにも固定できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように上記の接地
金具は鉄塔部材と接地板に共用でき、鉄塔部材に固定す
る場合は蝶ボルトを手締めするだけで容易取り付けられ
る便利なものである。しかし、接地板に固定する場合は
ボルトの嵌入,ナットの螺合といった作業が必要で、取
付作業が煩雑であるといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような課題
を解消するもので、その特徴は、鉄塔部材に取り付ける
場合は、これに押圧されて押え金具内に収納され、接地
板に取り付ける場合には、押え金具から突出して接地板
の取付孔に嵌合する接地板固定ピンを設けたことにあ
る。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を説明する。図1は本
考案接地金具を接地板Aに取り付けた状態を示もので、
本考案金具は接地線Wの接続されたほぼ[型の本体1
に、取付対象の支持面2とこれに対抗する押え金具3を
具えたものである。
【0007】押え金具3は二段円筒状で、太径側が取付
対象との当接側となり、細径側が本体1に螺合された蝶
ボルト(締付ボルト)4に連結されている。本例では、
押え金具3と蝶ボルト4との接合を連結ピン5を介して
行った。連結ピン5は一端に蝶ボルト4と接合するフラ
ンジ部5Aを具え、他端寄りに抜け止め5Bを設けたもので
ある。
【0008】押え金具3の細径側には連結ピン5を収納
する円孔6が形成され、連結ピン5は、円筒孔内面から
フランジ部5Aと抜け止め5Bとの間に対向突出する抜け止
めピン7により抜脱しないよう構成されている。
【0009】又、連結ピン5の他端には、抜け止め5Bと
円孔底部との間で伸縮するスプリング8が外嵌され、抑
え金具3を接地板Aに押圧することで緩み止めの役割を
果たしている。
【0010】以上の点は従来例とほぼ同様であるが、本
考案金具は接地板への取付も前記蝶ボルト4の手締めだ
けでできるよう、押え金具3に接地板固定ピン9を設け
た。これは押え金具先端から突出して接地板の取付孔B
に嵌合するもので、その取付構造は前記連結ピン5とほ
ぼ同様である。
【0011】即ち、固定ピン9は一端に接地板取付孔に
嵌合する頭部9Aを具え、他端寄りに抜け止め9Bを具え
て、押え金具太径側の円孔10内面から頭部9Aと抜け止め
9Bとの間に対向突出する抜け止めピン11により抜脱しな
いよう取り付けられている。
【0012】又、固定ピン9の他端には、抜け止め9Bと
円孔10の底部との間で伸縮するスプリング12が外嵌され
ている。この弾性力により、常時は固定ピン9を押え金
具先端から突出させ、頭部9Aが押圧されたときのみ固定
ピン9を円孔10内に収納させることができる。
【0013】本考案接地金具はこのような構成である
が、取付孔Bを有する接地板に固定する場合、固定ピン
9を取付孔に位置合わせし、単に蝶ボルト4を手締めす
るだけでよい。これにより接地板Aは支持面2と押え金
具3との間に挟持されると共に、固定ピン頭部9Aが取付
孔Bに嵌合した状態で固定される。
【0014】一方、取付孔のない鉄塔部材Cなどに固定
する場合も蝶ボルト4を手締めするだけよい。この場合
ボルト4を締め付けると、図2に示すように、固定ピン
9は鉄塔部材Cに押圧されて円孔10内に収納された状態
で固定される。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案接地金具に
よれば、取付対象が鉄塔部材等の平板状のものの場合は
勿論、接地板等の取付孔を有するものの場合でも、単に
ボルトを締め付けるという簡単な作業にて確実に取り付
けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案接地金具を接地板に取り付けた状態を示
す側面図である。
【図2】本考案接地金具を鉄塔部材に取り付けた状態を
示す側面図である。
【図3】従来の接地金具を示す側面図である。
【符号の説明】
1,21 本体 2,22 支持面 3,23 押え金具 4,24 蝶ボルト 5 連結ピン 5A フランジ部 5B 抜け止め 6 円孔 7 抜け止めピン 8 スプリング 9 固定ピン 9A 頭部 9B 抜け止め 10 円孔 11 抜け止めピン 12 スプリング 30 専用ボルト 31 ナット A 接地板 B 取付孔 C 鉄塔部材 W 接地線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地金具本体の支持面と押え金具との間
    で取付対象を挟持する接地金具であって、 前記押え金具は、支持面との間隔を調整する締付ボルト
    に連結され、かつ押え金具先端から突出した状態に弾性
    復帰しうる接地板固定ピンを有することを特徴とする接
    地金具。
JP1993038855U 1993-06-22 1993-06-22 接地金具 Expired - Fee Related JP2598234Y2 (ja)

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