JP6756627B2 - フランジの締結構造 - Google Patents

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Description

本開示は、フランジの締結構造に関する。
車両の内燃機関から排出される排気ガス流路において、配管部品同士の連結に例えば特許文献1に記載される締結具(つまり、クランプ器具)が使用される。この締結具は、環状に構成されており、横断面がU字形又はV字形の溝を内側に有する。この溝内に連結する配管の1対のフランジを突き合わせて配置し、締結具のボルト及びナットを締め付けることで、1対のフランジが中心軸方向に共締めされる。
フランジは通常、中心軸方向に複数のボルトを挿通させて締結するが、車両内には作業スペースが限られこのような締結が困難な箇所が存在する。このような箇所において、上述の締結具はフランジの締結手段として好適に使用される。
特開2014−25503号公報
上述の締結具は、突き合わせた状態の1対のフランジに被せるように取り付け、ボルト及びナットを締め付ける必要がある。そのため、締め付けが完了するまでフランジ同士の位置がずれないように1対のフランジの位置関係を保持する必要がある。
しかし、配管部品が例えば触媒コンバータのように重量の大きいものである場合、その重量によりフランジがずれないように配管部品を支えながら作業をするのには困難が伴う。そのため、このような配管部品のフランジの締結には配管部品を支持する組付け治具が必要となる。この組付け治具を用いる代わりに、配管部品をステー等で車体等に予め仮固定してからフランジの締結を行ってもよいが、この場合には締結後に仮固定を解除して再度固定を行う必要が生じ、作業工数が大きくなる。
本開示の一局面は、配管部品の重量が大きくても特別な治具を必要とせず、かつ作業工数を低減できるフランジの締結構造を提供することを目的としている。
本開示の一態様は、車両内に設置された排気ガス流路におけるフランジの締結構造である。フランジの締結構造は、第1配管部品と、第2配管部品と、締結具とを備える。第1配管部品は、第1フランジを有する。第2配管部品は、第1フランジと突き合わされる第2フランジを有する。締結具は、突き合わせた第1フランジ及び第2フランジをこれらの半径方向から挟持することで、第1フランジ及び第2フランジをこれらの中心軸方向に共締めする。第1フランジは、第2フランジとの突き合わせ方向に突出する係止部を有する。第2フランジは、第1フランジとの突き合わせ状態で係止部が係止可能な受容部を有する。係止部は、第1フランジの重心よりも鉛直方向上側の領域に配置される。係止部の受容部への係止により、第1フランジの鉛直方向下方への移動及び第2フランジから離間する移動が規制される。
このような構成によれば、第2フランジの受容部に第1フランジの係止部を係止することで、第1フランジの鉛直方向下方への移動が規制されるため、第1フランジを含む配管部品を支持する必要がなくなる。つまり、配管部品を係止部以外で支持しなくとも、第1フランジと第2フランジとを突き合わせた上で、締結具で締結することができる。また、受容部への係止部の係止により、第1フランジが第2フランジから離間する移動も規制されるため、締結具による締結作業を比較的容易に行うことができる。これらの結果、フランジの締結における作業工数を低減できる。なお、「鉛直方向」とは、フランジの締結構造が車両に搭載された状態における鉛直方向を意味する。
本開示の一態様では、受容部は、第2フランジの外周面に、第2フランジの周方向に沿って形成された溝であってもよい。また、係止部は、溝に鉛直方向上方から係止可能なフックであってもよい。このような構成によれば、第1フランジと第2フランジとの突き合わせ後において第1フランジの移動をより確実に抑えることができる。その結果、作業工数の低減を促進できる。
本開示の一態様では、受容部は、第2フランジの一部を半径方向に切欠いた切欠き部であってもよい。また、係止部は、切欠き部に鉛直方向上方から挿入可能かつ、第1フランジの中心軸方向での切欠き部からの引き抜きが制限される舌片状板であってもよい。このような構成によれば、板材のプレスによって第1フランジを形成することができるので、製造コストを低減することができる。
本開示の一態様では、第1フランジは、第1フランジの重心よりも鉛直方向下側の領域に配置されると共に、第2フランジとの突き合わせ方向に突出する補助係止板をさらに有してもよい。また、第2フランジは、第1フランジとの突き合わせ状態で補助係止板が係止可能な補助受容部をさらに有してもよい。このような構成によれば、第1フランジと第2フランジとの突き合わせ後において第1フランジの回転を含めた移動をより確実に規制できる。その結果、作業工数の低減を促進できる。
図1は、実施形態におけるフランジの締結構造を用いた排気ガス流路の模式的な説明図である。 図2Aは、実施形態におけるフランジの締結構造の模式的な正面図であり、図2Bは、図2Aのフランジの締結構造の模式的な平面図であり、図2Cは、図2AのIIC−IIC線での端面を示す模式的な断面図であり、図2Dは、図2BのIID−IID線での端面を示す模式的な断面図であり、図2Eは、図2BのIIE−IIE線での端面を示す模式的な断面図である。 図3Aは、図2Aのフランジの締結構造における突き合わせた状態の第1フランジ及び第2フランジの模式的な平面図であり、図3Bは、図3Aの第1フランジ及び第2フランジの模式的な底面図であり、図3Cは、図2Aのフランジの締結構造における第1フランジの模式的な斜視図であり、図3Dは、図3Cの第1フランジの模式的な平面図であり、図3Eは、図2Aのフランジの締結構造における第2フランジの模式的な斜視図であり、図3Fは、図3Eの第2フランジの模式的な平面図である。 図4Aは、図2Aとは異なる実施形態における図3Aに対応する第1フランジ及び第2フランジの模式的な正面図であり、図4Bは、図4Aの第1フランジ及び第2フランジの模式的な平面図であり、図4Cは、図4BのIVC−IVC線での端面を示す模式的な断面図であり、図4Dは、図4Aの第1フランジの模式的な正面図であり、図4Eは、図4Dの第1フランジの模式的な左側面図であり、図4Fは、図4Aの第2フランジの模式的な正面図であり、図4Gは、図4Fの第2フランジの模式的な右側面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1及び図2A,2Bに示すフランジの締結構造1は、車両内に設置された、内燃機関から排出される排気ガスの流路に用いられる。具体的には、図1に示すように、フランジの締結構造1は、自動車に装備されるターボチャージャ2の排気ガスの排出口(つまり排気管)と、ターボチャージャ2の下流側に設置される触媒コンバータ3とを接続する。
フランジの締結構造1は、図2A,2B,2C,2Dに示すように、第1フランジ11Bを有する第1配管部品11と、第2フランジ12Bを有する第2配管部品12と、第1フランジ11B及び第2フランジ12Bをこれらの中心軸方向(図中X軸方向)に共締めする締結具13とを備える。
本実施形態では、第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとの突き合わせ方向は、鉛直方向(図中Z軸方向)に対し傾斜している。具体的には、第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとの突き合わせ方向は、水平方向(図中X軸方向)であり、鉛直方向に対し90°傾斜している。ただし、フランジの締結構造1において、上記突き合わせ方向と鉛直方向との角度は90°に限定されず、必ずしも鉛直方向に対し傾斜していなくてもよい。なお、ターボチャージャ2と触媒コンバータ3との取り口においては、第1フランジ11Bの突き合わせ面が上方を向くことが多く、上記突き合わせ方向の鉛直方向に対する傾斜角は、一般に80°以上90°以下である。
<第1配管部品>
第1配管部品11は、図3A,3B,3C,3Dに示すように、第1管状部11Aと、第1管状部11Aの先端に連結された第1フランジ11Bとを有する。第1配管部品11は、金属製である。この金属としては、鉄、鋼等の他、アルミニウム等の軽金属が例示される。第1配管部品11は、触媒コンバータ3に該当し、第1管状部11Aは、触媒コンバータ3の一部を構成する管体である。
第1フランジ11Bは、第1管状部11Aよりも外径が大きくされた部分であり、第2配管部品12の第2フランジ12Bと突き合わされ、共締めされる継手である。第1フランジ11Bの外形は真円状である。
本実施形態では、第1フランジ11Bは、第1管状部11Aの端部を先端側(図中左側)に向かって拡径することにより形成されている。つまり、第1フランジ11Bは、テーパを有する筒体であり、第1管状部11Aと一体に形成されている。なお、本明細書における「テーパ」とは、軸方向に縮径していることを意味し、中央断面における外縁が曲線であるものも含む概念である。
第1フランジ11Bは、第2フランジ12Bとの突き合わせ方向に突出する係止部11Cを有する。さらに、第1フランジ11Bは、第2フランジ12Bとの突き合わせ方向に突出する補助係止板11Dを有する。
(係止部)
係止部11Cは、図3Cに示すように、第1フランジ11Bの重心よりも鉛直方向(図中Z軸方向)上側の領域に配置されている。より具体的には、係止部11Cは、第1フランジ11Bの外周面において、第1フランジ11Bの中心軸を含む鉛直面と交差する位置、つまり、第1フランジ11Bの外周面の鉛直方向における最上点を含む外周面上に配置されている。
なお、係止部11Cは、第1フランジ11Bの中心軸と第1配管部品11の重心(つまり、質量中心)を含む仮想平面へ投影したとき、第1フランジ11Bの中心軸を含む仮想直線に対し第1配管部品11の重心とは反対側の領域に配置されている。
フランジの締結構造1は、係止部11Cが後述する第2フランジ12Bの受容部12Cに係止し、かつ締結具13で締結する前の状態で、第1フランジ11Bの鉛直方向下方への移動及び第2フランジ12Bから離間する移動が規制されるように構成されている。なお、第1フランジ11Bの第2フランジ12Bから離間する移動とは、第1フランジ11Bの突き合わせ面が第2フランジ12Bの突き合わせ面から離間するような移動を意味し、この移動には係止部11Cを支点としたX−Z面内での搖動も含まれる。
本実施形態では、係止部11Cは、第1フランジ11Bの外周面から、突き合わせ方向に突出した舌片状板である。舌片状板11Cの板面は、平坦面である。また、舌片状板11Cは、鉛直方向上方から視て、突き合わせ方向に向かってY軸方向の幅が大きくなる扇状に形成されている。そのため、舌片状板11Cは、後述する第2フランジ12Bの切欠き部12Cに係止した状態で、第1フランジ11Bの中心軸方向での引き抜きが制限されるように構成されている。
舌片状板11Cは、プレス加工により形成することができ、第1フランジ11Bと一体に形成することができる。そのため、舌片状板11Cの厚みは、一定であると共に第1フランジ11Bの厚みと同じである。
(補助係止板)
補助係止板11Dは、図3Cに示すように、第1フランジ11Bの重心よりも鉛直方向下側の領域のうち、舌片状板11Cと第1フランジ11Bの重心を挟んで対向する外周面上に配置されている。より具体的には、補助係止板11Dは、第1フランジ11Bの外周面の鉛直方向における最下点を含む位置に配置されている。
なお、補助係止板11Dは、第1フランジ11Bの中心軸と第1配管部品11の重心とを含む仮想平面へ投影したとき、第1フランジ11Bの中心軸を含む仮想直線に対し第1配管部品11の重心と同じ側、つまり、舌片状板11Cとは反対側の領域に配置されている。
補助係止板11DのY軸方向の幅は、一定とされている。補助係止板11Dは、舌片状板11Cと同様、プレス加工により第1フランジ11Bと一体形成されており、その厚みは一定である。
補助係止板11Dは、後述する第2フランジ12Bの補助受容部12Dに係止する。補助係止板11Dは、補助受容部12Dに係止した状態をロックするロック機構を有するとよい。このロック機構としては、例えば補助係止板11Dの先端側を、第2フランジ12Bの中心軸に漸近するように傾斜させた構成が挙げられる。この構成では、補助係止板11Dの補助受容部12Dへの挿入を容易にすべく、補助係止板11Dの先端を中心軸から離間する方向に折り曲げるとよい。
また、ロック機構の別例として、補助受容部12Dに第2フランジ12Bの半径方向に突出する凸部を設けると共に、補助係止板11Dの先端にこの凸部が係合する凹部又は貫通孔を設ける構成も挙げることができる。
<第2配管部品>
第2配管部品12は、図3A,3B,3E,3Fに示すように、第2管状部12Aと、第2管状部12Aの先端に連結された第2フランジ12Bとを有する。第2配管部品12は、第1配管部品11と同様、金属製である。第2配管部品12は、ターボチャージャ2の排気管に該当し、第2管状部12Aは、ターボチャージャ2の排気管を構成する管体である。
第2フランジ12Bは、第2管状部12Aよりも外径が大きくされた部分であり、第1配管部品11の第1フランジ11Bと突き合わされ、共締めされる。図2Cに示すように、第2フランジ12Bの第1フランジ11Bとは反対側(図中左側)の面は、締結具13による中心軸方向への共締めを実現するために、第1フランジ11Bに向かって拡径するテーパ面とされている。また、第2フランジ12Bの外形は第1フランジ11Bと同形であり、真円状である。
本実施形態では、第2フランジ12Bは、中心軸方向に一定の厚みを有し、その厚みは第1フランジ11Bの厚みよりも大きい。第2フランジ12Bの第1フランジ11Bとの突き合わせ面は、先端に向かって縮径するテーパ面とされている。
第2フランジ12Bは、第1フランジ11Bとの突き合わせ状態で舌片状板11Cが係止可能な受容部12Cと、第1フランジ11Bとの突き合わせ状態で補助係止板11Dが係止可能な補助受容部12Dとを有する。
ここで、第2フランジ12Bの受容部12C及び補助受容部12D以外の部分について説明する。この部分では、図2Cに示すように、第1フランジ11Bのテーパ状の突き合わせ面に、第2フランジ12Bの突き合わせ側の面(つまり内側の面)が沿うように当接する。第1フランジ11B及び第2フランジ12Bは、このように当接した状態で、締結具13の環状部13AによってX軸と平行な方向に共締めされる。
(受容部)
受容部12Cは、図3Eに示すように、第2フランジ12Bの重心よりも鉛直方向(図中Z軸方向)上側の領域に配置されている。より具体的には、受容部12Cは、第2フランジ12Bの外周面の鉛直方向における最上点を含む位置に配置されている。
本実施形態では、受容部12Cは、第2フランジ12Bの一部を半径方向に切欠いた切欠き部である。切欠き部12Cは、鉛直方向上方から視て、突き合わせ方向と反対側に向かってY軸方向の幅が大きくなる扇状であり、図3Fに示すように、舌片状板11Cが鉛直方向上方から挿入可能な溝状に形成されている。これにより、舌片状板11Cは、第2フランジ12Bの中心軸方向での切欠き部12Cからの引き抜きが不可能とされる。そのため、舌片状板11Cの切欠き部12Cへの係止により、第1フランジ11Bの鉛直方向下方への移動及び第2フランジ12Bから離間する移動が規制される。
また、切欠き部12Cにおける第2フランジ12Bの先端側(図中右側)でのY軸方向の幅は、舌片状板11Cの根元におけるY軸方向の幅と概ね同じである。そのため、舌片状板11Cの切欠き部12Cへの係止により、第1フランジ11BのY軸方向の移動も規制される。
(補助受容部)
補助受容部12Dは、図3Eに示すように、受容部12Cと第2フランジ12Bの重心を挟んで対向する位置に配置されている。より具体的には、補助受容部12Dは、第2フランジ12Bの外周面の鉛直方向における最下点を含む位置に配置されている。
補助受容部12Dは、第2フランジ12Bの一部を半径方向に切欠いた部分である。補助受容部12Dは、Y軸方向の幅が一定であり、補助係止板11DがX軸方向から挿入可能な溝状に形成されている。
<締結具>
締結具13は、突き合わせた第1フランジ11B及び第2フランジ12Bをこれらの半径方向から挟持することで、第1フランジ11B及び第2フランジ12Bをこれらの中心軸方向に共締めする。締結具13としては、Vクランプとも呼称される公知のものが使用できる。具体的には、締結具13は、環状部13Aと、1対の耳部13Bと、ボルト13Cと、ナット13Dとを有する。
環状部13Aは、C字状の開放環であり、1対の開放端に耳部13Bが1つずつ配置されている。環状部13Aは、周方向に沿って内面にU字状又はV字状の溝が形成され、この溝に第1フランジ11B及び第2フランジ12Bの半径方向の端部が挿入される。
1対の耳部13Bは、それぞれボルト13Cを挿通する貫通孔を有し、互いに対向するように配置される。1対の耳部13Bにボルト13Cを挿通し、ナット13Dと螺合させることで、環状部13Aの1対の開放端が連結される。また、ボルト13Cの締め付け力を変えることで、環状部13Aによる中心軸方向への締め付け力が調整できる。
締結具13は、図2Cに示すように、突き合わせた第1フランジ11B及び第2フランジ12Bの外周面を環状部13Aで被覆するよう配置される。ボルト13Cの締め付けにより生じる半径方向の締め付け力は、第1フランジ11B及び第2フランジ12Bのテーパ面により中心軸方向の締め付け力に変換される。
<その他の部材>
第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとの間には、ガスケット等のシール部材が配置される。このシール部材は、第1フランジ11B及び/又は第2フランジ12Bの突き合わせ面に形成した溝に配置される。
[1−2.フランジの締結方法]
以下、フランジの締結構造1を用いたフランジの締結方法について説明する。
当該締結方法は、第1フランジ11Bを第2フランジ12Bと突き合わせる工程と、突き合わせた第1フランジ11B及び第2フランジ12Bを締結具13により締結する工程と、を備える。
(突き合わせ工程)
本工程では、まず第1フランジ11Bの舌片状板11Cを、第2フランジ12Bの切欠き部12Cに鉛直方向上方から挿入することで係止する。次に、第1フランジ11Bの補助係止板11Dを第2フランジ12Bの補助受容部12Dに挿入し、第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとを突き合わせる。
このとき、舌片状板11Cの係止により、第1フランジ11Bの鉛直方向下方への移動及び第2フランジ12Bから離間する移動が規制される。同時に、補助係止板11Dの係止により、第1フランジ11Bの中心軸周りの回転が規制される。そのため、第1配管部品11、つまり触媒コンバータ3を治具等により支持せずとも、第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとの突き合わせ状態が維持できる。
(締結工程)
本工程では、突き合わせた状態の第1フランジ11B及び第2フランジ12Bに締結具13を半径方向外側から被覆し、ボルト13Cを締め付けることで、第1フランジ11B及び第2フランジ12Bを中心軸方向に共締めする。
なお、フランジ同士の締結後、触媒コンバータ3は、ステー31により車体等に固定される。また、触媒コンバータ3の下流側、つまりターボチャージャ2とは反対側の端部には、排気管4がフランジ32,41を介して接続される。
[1−3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)締結具13で締結する前の突き合わせ段階において、第2フランジ12Bの切欠き部12Cに第1フランジ11Bの舌片状板11Cを係止することで、第1フランジ11Bの鉛直方向下方への移動が規制されるため、第1フランジ11Bを含む第1配管部品11を支持する必要がなくなる。そのため、第1配管部品11を治具で支持したり、ステー31を仮固定したりしなくとも、第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとを突き合わせた上で、締結具13で締結することができる。
また、締結具13で締結する前の突き合わせ段階において、切欠き部12Cへの舌片状板11Cの係止により、第1フランジ11Bの第2フランジ12Bから離間する移動が規制されるため、締結具13による締結作業を比較的容易に行うことができる。
(1b)舌片状板11Cが第1フランジ11Bの外周面上に配置されるので、舌片状板11Cの係止を目視しながら行える。また、舌片状板11Cを係止した状態では、触媒コンバータ3の重量により、第1フランジ11Bの舌片状板11Cよりも鉛直方向下側の領域が第2フランジ12B側に押し付けられるので、締結作業性がより向上する。
(1c)第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとの位置決めを比較的正確に行うことができ、締結具13による締結時にもこの位置関係が維持されるので、締結後のフランジ間のシール性が高まる。
(1d)係止部として舌片状板11Cを用いることで、板材のプレスによって舌片状板11C及び第1フランジ11Bを一体形成することができる。その結果、製造コストを低減することができる。
(1e)補助係止板11D及び補助受容部12Dにより、第1フランジ11Bと第2フランジ12Bとの突き合わせ後において、第1フランジ11Bの回転を含めた移動をより確実に規制できる。その結果、作業工数の低減を促進できる。
(1f)触媒コンバータ3は、内部を流れる排気ガスの温度が下がらないよう、ターボチャージャ2の排気口に近づける必要があり、両者を接続するための作業スペースが限られる。このような条件において、締結具13を用いたフランジの締結構造1は好適に使用できる。また、重量物である触媒コンバータ3の支持作業が不要となることで、大幅に作業労力が削減できる。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
第2実施形態のフランジの締結構造は、図2Aのフランジの締結構造1の第1配管部品11及び第2配管部品12を図4A,4B,4Cに示す第1配管部品111及び第2配管部品112に替えたものである。つまり、本実施形態のフランジの締結構造は、第1フランジ111Bを有する第1配管部品111と、第2フランジ112Bを有する第2配管部品112と、第1フランジ111B及び第2フランジ112Bをこれらの中心軸方向に共締めする締結具(図示省略)とを備える。この締結具は、図2Aのフランジの締結構造1の締結具13と同じものであるため、説明を省略する。
<第1配管部品>
第1配管部品111は、図4A,4B,4C,4D,4Eに示すように、第1管状部111Aと、第1管状部111Aの先端に連結された第1フランジ111Bとを有する。第1管状部111Aは、図2Aのフランジの締結構造1の第1管状部11Aと同様である。図4Cに示すように、第1フランジ111Bの第2フランジ112Bとは反対側(図中右側)の面は、締結具による中心軸方向への共締めを実現するために、第2フランジ112Bに向かって拡径するテーパ面とされている。
第1フランジ111Bは、第2フランジ112Bとの突き合わせ方向に突出する係止部111Cを有する。本実施形態では、第1フランジ111Bは、切削加工により形成されており、第1管状部111Aの端部に連結されている。
(係止部)
係止部111Cは、図4D,4Eに示すように、第1フランジ111Bの重心よりも鉛直方向上側の領域、より具体的には第1フランジ111Bの外周面の鉛直方向における最上点を含む位置に配置されている。
本実施形態では、係止部111Cは、後述する第2フランジ112Bの溝112Cに鉛直方向上方から係止可能なフックである。フック111Cは、第1フランジ111Bの外周面から第2フランジ112Bとの突き合わせ方向に突出し、先端部が第2フランジ112Bの中心軸方向に向かって屈曲している。
図4Eに示すように、フック111Cは、第1フランジ111Bの周方向に沿って一定の幅で形成されている。フック111Cの第1フランジ111Bの周方向の両端面は、鉛直面に対し、下方に向かって互いに近接する向きに傾斜しており、より具体的には第1フランジ111Bの半径方向と平行に形成されている。
フック111Cは、上述の切削加工により、第1フランジ111Bと一体に形成されている。フック111Cの先端部の厚み(つまり、第1フランジ111Bの中心軸方向の幅)は一定である。
<第2配管部品>
第2配管部品112は、図4A,4B,4F,4Gに示すように、第2管状部112Aと、第2管状部112Aの先端に連結された第2フランジ112Bとを有する。第2管状部112Aは図2Aのフランジの締結構造1の第2管状部12Aと同様である。
第2フランジ112Bは、第1フランジ111Bとの突き合わせ状態でフック111Cが係止可能な受容部112Cを有する。また、本実施形態では、第2フランジ112Bは、中心軸方向に一定の厚みを有する。
(受容部)
受容部112Cは、図4F,4Gに示すように、第2フランジ112Bの重心よりも鉛直方向上側の領域、より具体的には第2フランジ112Bの外周面の鉛直方向における最上点を含む位置に配置されている。
本実施形態では、受容部112Cは、第2フランジ112Bの外周面に、第2フランジ112Bの周方向に沿って形成された溝である。図4Cに示すように、溝112Cは、第1フランジ111B側(図中右側)の前壁と、第1フランジ111Bとは反対側(図中左側)の後壁とに挟まれた断面U字状の溝である。溝112Cには、フック111Cの先端部が挿入される。同時に、溝112Cの前壁は、フック111Cの先端部と、第1フランジ111Bの突き合わせ面との間に挿入される。これにより、第1フランジ111Bの鉛直方向下方への移動及び第2フランジ112Bから離間する移動が規制される。
なお、溝112Cの前壁の内面(つまり、フック111Cの先端部と当接する面)は、上側が第1フランジ111B側に傾斜している。つまり、溝112Cは、下側に向かってX軸方向の幅が狭くなるように形成されている。これにより、フック111Cが溝112Cに確実に係止されるようにしつつ、フック111Cを挿入し易くすることができる。
また、溝112Cの第2フランジ112Bの周方向の長さは、フック111Cの周方向の長さと概ね同じである。さらに、溝112Cの第2フランジ112Bの周方向の両端面は、フック111Cの周方向の両端面と平行に形成されている。そのため、フック111Cの溝112Cへの係止により、第1フランジ111BのY軸方向の移動及び回転も規制される。
[2−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)係止部としてフック111Cを用い、受容部として溝112Cを用いることで、第1フランジ111Bと第2フランジ112Bとの突き合わせ後における第1フランジ111Bの移動をより確実に抑えることができる。特に、フック111Cの引っ掛け構造により、第1フランジ111Bの中心軸方向の移動が抑えられる。その結果、作業工数の低減を促進できる。
(2b)フック111C及び溝112Cにおいて、フランジの周方向の両端面が下方に向かって近接するように傾斜しているので、フック111Cの溝112Cへの挿入時にセンタリングが行える。その結果、第1フランジ111Bと第2フランジ112Bとの位置精度が高められる。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(3a)上記第1実施形態のフランジの締結構造1において、上述した舌片状板11Cの形状は一例である。舌片状板11Cは、第1フランジ11Bの中心軸方向での切欠き部12Cからの引き抜きが制限されれば、扇状に限定されない。舌片状板11Cは、例えば上面視でT字状であってもよい。また、例えば切欠き部12Cの底面に凸部を設け、舌片状板11Cにこの凸部に係合する凹部又は貫通孔を設けてもよい。
(3b)上記第1実施形態のフランジの締結構造1において、補助係止板11D及び補助受容部12Dは必須の構成ではなく、省略が可能である。また、第2実施形態のフランジの締結構造において、第1フランジ111Bに補助係止板を設けると共に、第2フランジ112Bに補助受容部を設けてもよい。
(3c)上記実施形態のフランジの締結構造において、係止部及び受容部は、第1フランジ及び第2フランジの重心よりも鉛直方向上側に配置されれば、必ずしも外周面の最上部に設けられる必要はない。また、1つの第1フランジ及び第2フランジに、それぞれ複数の係止部及び受容部を設けてもよい。
(3d)上記第1実施形態及び第2実施形態で説明した係止部及び受容部は一例である。つまり、係止部は、受容部に係止した状態で、第1フランジの鉛直方向下方への移動及び第2フランジから離間する移動が規制できればよく、舌片状板11C及びフック111C以外の形態も採用可能である。受容部についても同様に係止部の形状に合わせて適宜変更が可能である。
具体例を挙げると、係止部を第1フランジの半径方向に突出する舌片状板とすると共に、受容部をこの舌片状板を嵌入可能なスリットを有する形状としてもよい。この例では、舌片状板を受容部のスリットにスライドすることで、係止部が受容部に挟みこまれるように係止される。
(3e)上記実施形態のフランジの締結構造の用途は、図1に示したターボチャージャ2及び触媒コンバータ3間の排気ガス流路に限定されるものではなく、これ以外の排気ガス流路における配管の連結箇所でも使用可能である。
(3f)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…フランジの締結構造、2…ターボチャージャ、3…触媒コンバータ、4…排気管、
11,111…第1配管部品、11A,111A…第1管状部、
11B,111B…第1フランジ、11C…舌片状板(係止部)、
11D…補助係止板、
12,112…第2配管部品、12A,112A…第2管状部、
12B,112B…第2フランジ、12C…切欠き部(受容部)、
12D…補助受容部、
13…締結具、13A…環状部、13B…耳部、13C…ボルト、13D…ナット、
31…ステー、32…フランジ、41…フランジ、
111C…フック(係止部)、112C…溝(受容部)。

Claims (6)

  1. 車両内に設置された排気ガス流路におけるフランジの締結構造であって、
    第1フランジを有する第1配管部品と、
    前記第1フランジと突き合わされる第2フランジを有する第2配管部品と、
    突き合わせた前記第1フランジ及び前記第2フランジをこれらの半径方向から挟持することで、前記第1フランジ及び前記第2フランジをこれらの中心軸方向に共締めする締結具と、
    を備え、
    前記第1フランジは、前記第2フランジとの突き合わせ方向に突出する係止部を有し、
    前記第2フランジは、前記第1フランジとの突き合わせ状態で前記係止部が係止可能な受容部を有し、
    前記係止部は、前記第1フランジの重心よりも鉛直方向上側の領域に配置され、
    前記係止部の前記受容部への係止により、前記第1フランジの鉛直方向下方への移動及び前記第2フランジから離間する移動が規制され
    前記受容部は、前記第2フランジの外周面に、前記第2フランジの周方向に沿って形成された溝であり、
    前記係止部は、前記溝に鉛直方向上方から係止可能なフックであり、
    前記溝は、前記第1フランジの中心軸方向において前記第1フランジと近接する前壁と、前記第1フランジとは反対側の後壁とを有する、フランジの締結構造。
  2. 請求項1に記載のフランジの締結構造であって、
    前記フックの前記第1フランジの周方向における両端面は、前記第1フランジの中心軸を含む鉛直面に対し、下方に向かって近接するように傾斜する、フランジの締結構造。
  3. 車両内に設置された排気ガス流路におけるフランジの締結構造であって、
    第1フランジを有する第1配管部品と、
    前記第1フランジと突き合わされる第2フランジを有する第2配管部品と、
    突き合わせた前記第1フランジ及び前記第2フランジをこれらの半径方向から挟持することで、前記第1フランジ及び前記第2フランジをこれらの中心軸方向に共締めする締結具と、
    を備え、
    前記第1フランジは、前記第2フランジとの突き合わせ方向に突出する係止部を有し、
    前記第2フランジは、前記第1フランジとの突き合わせ状態で前記係止部が係止可能な受容部を有し、
    前記係止部は、前記第1フランジの重心よりも鉛直方向上側の領域に配置され、
    前記係止部の前記受容部への係止により、前記第1フランジの鉛直方向下方への移動及び前記第2フランジから離間する移動が規制され、
    前記受容部は、前記第2フランジの一部を半径方向に切欠いた切欠き部であり、
    前記係止部は、前記切欠き部に鉛直方向上方から挿入可能かつ、前記第1フランジの中心軸方向での前記切欠き部からの引き抜きが制限されると共に、鉛直方向上方から視て、前記第2フランジとの突き合わせ方向に沿って前記第1フランジの周方向における幅が大きくなる扇状の舌片状板である、フランジの締結構造。
  4. 請求項3に記載のフランジの締結構造であって、
    前記第1フランジは、前記第1フランジの重心よりも鉛直方向下側の領域に配置されると共に、前記第2フランジとの突き合わせ方向に突出する補助係止板をさらに有し、
    前記第2フランジは、前記第1フランジとの突き合わせ状態で前記補助係止板が係止可能な補助受容部をさらに有する、フランジの締結構造。
  5. 請求項4に記載のフランジの締結構造であって、
    前記補助係止板の前記第1フランジの周方向における幅は一定である、フランジの締結構造。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のフランジの締結構造であって、
    前記補助係止板は、前記補助受容部に係止した状態をロックするロック機構を有する、フランジの締結構造。
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