JPH0235004Y2 - - Google Patents

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JPH0235004Y2
JPH0235004Y2 JP11014184U JP11014184U JPH0235004Y2 JP H0235004 Y2 JPH0235004 Y2 JP H0235004Y2 JP 11014184 U JP11014184 U JP 11014184U JP 11014184 U JP11014184 U JP 11014184U JP H0235004 Y2 JPH0235004 Y2 JP H0235004Y2
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JP
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protector
exterior
hole
exterior component
panel
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JP11014184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のルーフパネルなどの外板に、
ルーフラツク、エアースポイラなどの外装部品を
取付ける構造に関する。
(従来技術及びその問題点) ルーフパネルにルーフラツクを取付ける構造と
しては、実開昭56−139640号公報に示されるよう
に、ドリツプチヤネルに掛止めた取付金具を利用
するものがある一方、第8図に示す如く、ルーフ
パネルaに開設した取付孔bを利用して、ルーフ
ラツクの脚部cをネジ止めするものがある。
後者のルーフラツク取付構造は、第8図に示す
如く、ルーフラツクの脚部cのボス部d及び底部
外縁jとルーフパネルaとの間に弾性を有するプ
ロテクタeを介在させると共に、前記ボス部dか
ら下方に突出する螺軸fを前記取付孔bに貫通さ
せる一方、ルーフパネルaの内方に配したリイン
ホースメントgの孔hに前記螺軸fを貫通させ、
この螺軸fの突出端に螺入したナツトiを締付け
ることによつて、ルーフラツクの脚部c、プロテ
クタe、ルーフパネルa及びリインホースメント
gを結合させて、ルーフラツクをルーフパネルa
に取付けるものである。
しかし上記従来例によると、前記底部外縁jと
プロテクタeとの隙間(プロテクタeのゴム劣化
などによつてシール性は完全ではない。)から内
部に侵入した水が、更に前記ボス部dとプロテク
タeとの隙間より前記取付孔bに達し、車室内に
入るおそれがある。
(考案の目的) 本考案は上記従来例における車室内への水の侵
入という問題を解決することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するため、車体の外板
に設けた取付孔を利用して外板上に外装部品を締
結すると共に、外板と外装部品との間に弾性を有
するプロテクタを介在させ、且つ外装部品の底部
外縁とプロテクタの上面とが密着すると共に、こ
の密着部内方において外装部品とプロテクタとの
間に閉空間が形成されるものにおいて、前記プロ
テクタの前記取付孔と同心の孔の周囲上面に、前
記孔を囲む所定高さの凸条を設けたことを特徴と
する。
(実施例) 第1図乃至第5図に示す実施例は、ルーフラツ
クの取付構造に関するものである。
ルーフラツクAは第2図に示す如くロツド部3
0と複数本の脚部1とからなり、脚部1をルーフ
パネル3に取付けることによつて、ルーフパネル
3上に支持される。
本実施例は前記ルーフラツクAの脚部(以下外
装部品と称す。)1をルーフパネル(以下外板と
称す。)3に取付ける構造に関するものであつて、
以下これを詳細に説明する。
前記外装部品1は第1図及び第3図に示す如
く、その底面は凹状に彎曲して、底部外縁10が
後記プロテクタ4に接触するように構成されてい
る。又外装部品1の底部中央には前記底部外縁1
0より下方に突出する1対のボス部5,5が形成
される。これらボス部5は下部28が小径になる
段付軸に形成されると共に、その下端面9にスタ
ツドボルト12,12が植設される。前記段部の
下面2は後記プレート11に接触する。
前記外装部品1と前記外板3との間には適当な
弾性を有するゴム製のプロテクタ4を介在させて
いる。このプロテクタ4は第3図及び第4図に示
す如く、その上面に外装部品1の底部に嵌合する
凹部13を有する一方、その下面14は外板3の
曲率に合致する曲面に形成される。又プロテクタ
4は前記ボス部5,5の小径部(下部)28,2
8を挿通させるための1対のボス挿通孔15,1
5を有している。このボス挿通孔15は外板3の
取付孔6と同心位置に形成される。更にプロテク
タ4の凹部13の上面には、前記ボス挿通孔15
を囲む所定高さの凸条29が円形に形成されてい
る。この凸条29はその外周に水が流れる場合に
おいても、この水が凸条29の内部に侵入するの
を防ぐ堤防の役割を担い、その高さはこの役割を
果すのに必要な所定値に選定される。
前記円形状の凸条29には金属板製で且つワツ
シヤ状のプレート11が嵌着されている。
外板3の外装部品1を取付ける部位には、前記
ボス部5,5の小径部28,28を挿通させるた
めの1対の取付孔6,6を開設している。
前記外板3の内方においては、第1図及び第5
図に示すリインホースメント7がクオータインナ
16にボルト・ナツト17を用いて固着されてい
る。このリインホースメント7の上部19は前記
外板3の内面18に沿うよう彎曲した形状に形成
されている。又リインホースメント7の上部19
には前記スタツドボルト12,12を貫通させる
ための1対の孔20,20が設けられている。
前記外装部品1を前記外板3に締着する螺締手
段8としては、前記スタツドボルト12、これに
螺合するナツト21及びスプリングワツシヤ22
が採用されている。
かくして、第1図に示す如く、外装部品1の底
部外縁10と車体の外板3との間に、夫々の凸条
29,29にプレート11,11を嵌着したプロ
テクタ4を介在させると共に、前記ボス部5,5
の段部下面2,2を前記プレート11,11上に
当接させた状態で、ボス部5,5の小径部28,
28を前記ボス挿通孔15,15及び前記取付孔
6,6に貫通させ、更に前記スタツドボルト1
2,12の先端部をリインホースメント7の孔2
0,20に貫通させた後、スタツドボルト12,
12にスプリングワツシヤ22,22を套入する
と共にナツト21,21を螺合し、これを締付け
ることによつて、外装部品1を外板3に締着させ
ることができる。
前記ナツト21の締付けによつて、外装部品1
はリインホースメント7の方に引寄せられ、前記
外装部品1の底部外縁10及びボス部5の段部下
面2と前記外板3との間にプロテクタ4は挟持さ
れる。そして前記ボス部5の下端面9がリインホ
ースメント7に圧接する状態までナツト21を締
付けることによつて、リインホースメント7に直
接外装部品1を強固に固着することができると共
に、前記プロテクタ4の挟持によつて、外装部品
1、プロテクタ4、外板3及びリインホースメン
ト7の4者を強固に結合させることができる。
尚、本実施例では、ナツト21の緊締時にはナツ
ト21と外板3との間にリインホースメント7が
挟持されるように構成している。
前記プロテクタ4のボス挿通孔15の周囲上面
には、第4図に示す如く、前記プレート11の下
面に密着するシール用突起24を形成する一方、
プロテクタ4の下面14にも第3図に示す如く、
ボス挿通孔15の周囲に2重のシール用突起2
5,26を形成すると共に外縁にシール用突起3
1を形成し、前記取付孔6を通じて車室内に水が
侵入するのを防いでいる。又同様の目的で、外装
部品1の底部外縁10にもシール用突起27が形
成されている。
本考案は上記実施例に例示される如く、車体の
外板3に設けた取付孔6を利用して外板3上に外
装部品1を締結すると共に、外板3と外装部品1
との間に弾性を有するプロテクタ4を介在させ、
且つ外装部品1の底部外縁10のプロテクタ4の
上面とが密着すると共に、この密着部内方におい
て外装部品1とプロテクタ4との間に閉空間Pが
形成されるものにおいて、前記プロテクタ4の前
記取付孔6と同心の孔(上記実施例ではボス挿通
孔)15の周囲上面に、前記孔15を囲む所定高
さの凸条29を設けたことを特徴とするが、上記
実施例に示す外、種々の態様に構成することがで
きる。
例えば第6図に示す実施例の如く、前記プロテ
クタ4の凸条29の上端部が外装部品1の凹状に
彎曲する底面23に圧接するように構成し、凸条
29内への空間に水が侵入するのを確実に防止す
るようにすると最適である。
又第7図に示す実施例の如く、第8図に示す従
来例と同様の螺締手段8を用いて外装部品1を外
板3上に取付けるものに本考案を実施することも
できる。この実施例においてもボス部5aの端面
9aとプロテクタ4との間に前記凸条29内に嵌
着されるプレート11を介在させている。
更に本考案はルーフラツク以外の外装部品1を
車体の外板3に取付ける構造に適用できることは
云うまでもない。
(考案の効果) 本考案は上記構成を有するので、外装部品の底
部外縁とプロテクタとの間から水が内部に侵入し
た場合でも、プロテクタの孔、延いては外板の取
付孔に前記水が流れ込むことを前記孔の周囲に形
成した凸条によつて阻止することができ、車室内
への水の侵入を確実に防止することができるとい
う効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部を示す縦断側面
図、第2図はその全体を概略的に示す斜視図、第
3図は主要部品を分解して示す斜視図、第4図は
プロテクタの斜視図、第5図はリインホースメン
トの斜視図、第6図及び第7図は夫々本考案の他
の実施例の要部を示す縦断側面図、第8図は従来
例の縦断側面図である。 1……外装部品、3……外板、4……プロテク
タ、6……取付孔、10……底部外縁、15……
孔、29……凸条、P……閉空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の外板に設けた取付孔を利用して外板上に
    外装部品を締結すると共に、外板と外装部品との
    間に弾性を有するプロテクタを介在させ、且つ外
    装部品の底部外縁とプロテクタの上面とが密着す
    ると共に、この密着部内方において外装部品とプ
    ロテクタとの間に閉空間が形成されるものにおい
    て、前記プロテクタの前記取付孔と同心の孔の周
    囲上面に、前記孔を囲む所定高さの凸条を設けた
    ことを特徴とする自動車における外装部品の取付
    構造。
JP11014184U 1984-07-19 1984-07-19 自動車における外装部品の取付構造 Granted JPS6124335U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11014184U JPS6124335U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 自動車における外装部品の取付構造

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JP11014184U JPS6124335U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 自動車における外装部品の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6124335U JPS6124335U (ja) 1986-02-13
JPH0235004Y2 true JPH0235004Y2 (ja) 1990-09-20

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JP11014184U Granted JPS6124335U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 自動車における外装部品の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100388171B1 (ko) * 2000-12-29 2003-06-19 현대자동차주식회사 차량의 루프랙 마운팅 구조
KR20030033306A (ko) * 2001-10-20 2003-05-01 현대자동차주식회사 자동차의 루프 랙 장착구조

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Publication number Publication date
JPS6124335U (ja) 1986-02-13

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