JP2691061B2 - 静止機器のブスフランジ固定構造 - Google Patents

静止機器のブスフランジ固定構造

Info

Publication number
JP2691061B2
JP2691061B2 JP22505690A JP22505690A JP2691061B2 JP 2691061 B2 JP2691061 B2 JP 2691061B2 JP 22505690 A JP22505690 A JP 22505690A JP 22505690 A JP22505690 A JP 22505690A JP 2691061 B2 JP2691061 B2 JP 2691061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
metal fitting
flange
end screw
screw portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22505690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04107906A (ja
Inventor
智芳 小出
年樹 白畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP22505690A priority Critical patent/JP2691061B2/ja
Publication of JPH04107906A publication Critical patent/JPH04107906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2691061B2 publication Critical patent/JP2691061B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静止機器のカバー上面に突出する充電部を
隔離するブスフランジ(箱状隔離箱)の固定構造に関す
る。
〔従来の技術〕
実開昭60−20122号公報に変圧器タンクなど静止機器
のカバー締め付け構造が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、単に静止機器のカバー押え金具を締
め付けるのみであり、静止機器のカバー上面にブスフラ
ンジを固定する場合には、カバー締め付けボルトとは別
に、ブスフランジ専用の固定金具を使用して固定する構
造とするものが一般的である。すなわち、第2図、第5
図に示すように、静止機器のカバー8の上部に突出する
充電部13を隔離するブスフランジ5を固定するには、カ
バー8の締め付けをする特殊ボルト1b、カバー押え金具
6とは別に、Z型の取付け金具10、ボルト1a、1b、1c、
六角ナット2などを使用する必要があり、部品点数が多
くなり組立作業性が低下するなどの問題点があった。本
発明は従来技術の上記課題を解決しブスフランジ5をカ
バー上面に固定する構造を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、前記カバーと一体に固定したカバー押
え金具と、前記タンク本体内側面に固定した固定金具
と、下端ねじ部、上端ねじ部、前記下端ねじ部と上端ね
じ部との中間に設けたつば部からなる特殊ボルトを設
け、前記カバー押さえ金具を貫通して前記特殊ボルトを
挿入し、前記つば部が前記カバー押さえ金具上面に当接
するまで前記下端ねじ部を前記固定金具に螺合し、前記
ブスフランジに設けた穴に前記上端ねじ部を挿入して、
前記ブスフランジとカバー押さえ金具と固定金具とを締
結することによって達成される。
〔作用〕
上記構成の特殊ボルトの使用により、カバーの締め付
けを兼ねてブスフランジを静止機器に固定することがで
きる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面と共に説明する。第1図は本
発明のブスフランジ固定構造の一実施例の要部を示す
図、第5図は本発明に係る静止機器の正面図であって、
変圧器のタンク12のカバー8の上部に突出して設けた充
電部13を被覆して箱状に形成したブスフランジ5をカバ
ー8の上面に固定する構造が示されている。
また第3図は本実施例に使用される特殊ボルト50の正
面図である。
第1図、第5図において、カバー押え金具6はカバー
8とテーパ面で嵌合し、カバー8とカバー押え金具6と
の間は気密を保持する構造となっている。50は本実施例
の特殊ボルトであって、タンク12上部の本体フランジ14
に固着された固定金具7と直角に、ピン11が取り付けら
れているが、特殊ボルト50をカバー取付け金具6に挿入
し、特殊ボルト50の下端ねじ部50cをピン11に螺合させ
る。ブスフランジ5をカバー8上に載置し、特殊ボルト
50の上端ねじ部50aをブスフランジ5に設けた穴に挿入
したのち、バネ座金3、平座金4を介して六角ナット2
を用いて締め付けることにより、固定金具7の上端面は
カバー押え金具6の下面と当接し、ブスフランジ5は特
殊ボルト50のつば部50bと平座金4を介して当接しカバ
ー押え金具6にしっかりと固定される。
これにより、特殊ボルト50の使用のみで、従来構造に
みられた複数種のボルト及び締め付け金具などの部品を
必要とせず、ブスフランジ5をカバー5に固定すること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明の実施により、最小限の部品の使用によって、
ブスフランジを静止機器のカバー上面に固定する構造を
提供することができ、静止機器の組立作業性向上と原価
の低減に顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブスフランジ固定構造の一実施例の要
部を示す図、第2図は従来のブスフランジ固定構造の要
部を示す図、第3図は本発明に係る特殊ボルトの正面
図、第4図は従来の静止機器の正面図、第5図は本発明
に係る静止機器の正面図である。 1a、1b、1c……ボルト、2……六角ナット、3……バネ
座金、4……平座金、5……ブスフランジ、6……カバ
ー押さえ金具、7……固定金具、8……カバー、9……
スペーサ、10……取付け金具、11……ピン、12……タン
ク、13……充電部、14……本体フランジ、50……特殊ボ
ルト、50a……上端ねじ部、50b……つば部、50c……つ
ば部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク本体と上面に突出部品をもつカバー
    を備える静止機器に、前記カバー上面を覆うブスフラン
    ジを固定する、静止機器のブスフランジ固定構造におい
    て、 前記カバーと一体に固定したカバー押え金具と、 前記タンク本体フランジに固定した固定金具と、 下端ねじ部、上端ねじ部、前記下端ねじ部と上端ねじ部
    との中間に設けたつば部からなる特殊ボルトを設け、 前記カバー押さえ金具を貫通して前記つば部が前記カバ
    ー押さえ金具上面に当接するよう前記特殊ボルトを挿入
    し、前記下端ねじ部で前記固定金具を固着し、前記上端
    ねじ部で前記ブスフランジを固着したことを特徴とする
    静止機器のブスフランジ固定構造。
JP22505690A 1990-08-29 1990-08-29 静止機器のブスフランジ固定構造 Expired - Fee Related JP2691061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22505690A JP2691061B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 静止機器のブスフランジ固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22505690A JP2691061B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 静止機器のブスフランジ固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04107906A JPH04107906A (ja) 1992-04-09
JP2691061B2 true JP2691061B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=16823350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22505690A Expired - Fee Related JP2691061B2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 静止機器のブスフランジ固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2691061B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04107906A (ja) 1992-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2691061B2 (ja) 静止機器のブスフランジ固定構造
JPH07443B2 (ja) 車両におけるサスペンションストラットの取付構造
JPS6427550U (ja)
JPH0649770Y2 (ja) ドア・アウタ・ハンドルの取付構造
JPS6010954Y2 (ja) エンジンの懸架装置
JPH0514950Y2 (ja)
JPS635307Y2 (ja)
JPH0244087Y2 (ja)
JPH0235004Y2 (ja)
JPH0724785Y2 (ja) ブスバーと端子金具のネジ止め接続機構
JP2524008Y2 (ja) 車両用内燃機関のマウント装置
JPH0133403Y2 (ja)
JPS6127834Y2 (ja)
JPS6137061Y2 (ja)
JPS62332Y2 (ja)
JPS6110401Y2 (ja)
JP2606891Y2 (ja) 外装部品の取付構造
JP2510836Y2 (ja) 車両の後部構造
JPH0211522Y2 (ja)
JPS6236678Y2 (ja)
JPH051479Y2 (ja)
JPS6340376Y2 (ja)
JPH0142325Y2 (ja)
JPS6121907Y2 (ja)
JPS6316222Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees