JPH07443B2 - 車両におけるサスペンションストラットの取付構造 - Google Patents
車両におけるサスペンションストラットの取付構造Info
- Publication number
- JPH07443B2 JPH07443B2 JP61260445A JP26044586A JPH07443B2 JP H07443 B2 JPH07443 B2 JP H07443B2 JP 61260445 A JP61260445 A JP 61260445A JP 26044586 A JP26044586 A JP 26044586A JP H07443 B2 JPH07443 B2 JP H07443B2
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- Japan
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- tower
- guide
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- positioning
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G15/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
- B60G15/02—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
- B60G15/06—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
- B60G15/067—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the spring and damper unit
- B60G15/068—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the spring and damper unit specially adapted for MacPherson strut-type suspension
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 （１）産業上の利用分野 本発明は、車両におけるサスペンションストラットの取
付構造、特に車体のストラットタワーに穿設した複数の
支持孔に、サスペンションストラットの上端部に突設し
た複数のボルトを下方よりそれぞれ挿通し、その各ボル
トにナットを螺合してサスペンションストラットをスト
ラットタワーに固定するようにした形式のものに関す
る。
付構造、特に車体のストラットタワーに穿設した複数の
支持孔に、サスペンションストラットの上端部に突設し
た複数のボルトを下方よりそれぞれ挿通し、その各ボル
トにナットを螺合してサスペンションストラットをスト
ラットタワーに固定するようにした形式のものに関す
る。
（２）従来の技術 上記形式のサスペンションストラットの取付構造は、例
えば特開昭59−143779号公報に開示される如く従来公知
であり、そのものでは、サスペンションストラットの上
端部に予め着脱可能に取付けられた略円柱状の位置決め
部材を、ストラットタワーに設けた円形の位置決め孔に
嵌合してストラットのタワーに対する心合わせを行い、
次いでストラット上端部を位置決め孔回りに角変位させ
ることによりストラット側のボルトをタワー側の支持孔
に位置決め・挿通し、しかる後に該ボルトにナットを螺
合させてストラット上端部をストラットタワーに固定す
ると共に、位置決め部材を位置決め孔を通して上方に引
き出すようにしている。
えば特開昭59−143779号公報に開示される如く従来公知
であり、そのものでは、サスペンションストラットの上
端部に予め着脱可能に取付けられた略円柱状の位置決め
部材を、ストラットタワーに設けた円形の位置決め孔に
嵌合してストラットのタワーに対する心合わせを行い、
次いでストラット上端部を位置決め孔回りに角変位させ
ることによりストラット側のボルトをタワー側の支持孔
に位置決め・挿通し、しかる後に該ボルトにナットを螺
合させてストラット上端部をストラットタワーに固定す
ると共に、位置決め部材を位置決め孔を通して上方に引
き出すようにしている。
（３）発明が解決しようとする課題 従って、斯かる従来公知の取付構造では、位置決め部材
を位置決め孔に嵌合させてストラットの心合わせした後
も、ストラット上端部を位置決め孔回りに角変位させて
ボルトと支持孔との位置決めを特別に行う必要があり、
ストラットの取付け作業が全体として煩雑であった。
を位置決め孔に嵌合させてストラットの心合わせした後
も、ストラット上端部を位置決め孔回りに角変位させて
ボルトと支持孔との位置決めを特別に行う必要があり、
ストラットの取付け作業が全体として煩雑であった。
本発明は、斯かる事情に鑑みて提案されたものであり、
上記位置決め部材の位置決め孔への嵌合により、ストラ
ットをタワーに単に心合わせするだけでなく、ストラッ
ト側のボルトをタワー側の支持孔に的確に位置決め・挿
通できるようにして、ストラット取付作業の能率向上を
図ることができ、しかもその取付完了後は位置決め部材
をストラット上端部を覆う蓋として利用できるようにし
た、構造簡単なサスペンションストラットの取付構造を
提供することを目的としている。
上記位置決め部材の位置決め孔への嵌合により、ストラ
ットをタワーに単に心合わせするだけでなく、ストラッ
ト側のボルトをタワー側の支持孔に的確に位置決め・挿
通できるようにして、ストラット取付作業の能率向上を
図ることができ、しかもその取付完了後は位置決め部材
をストラット上端部を覆う蓋として利用できるようにし
た、構造簡単なサスペンションストラットの取付構造を
提供することを目的としている。
B.発明の構成 （１）課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明によれば、前記形式の
車両におけるサスペンションストラットの取付構造にお
いて、ストラットタワーには、複数の支持孔に囲まれる
多角形状の位置決め孔が設けられ、その位置決め孔に対
応したガイドと、複数のボルトをそれぞれ挿通させる複
数の挿通孔とを有してサスペンションストラット上端部
を覆う位置決め部材が、該サスペンションストラットと
ストラットタワーとの間に挟持され、ガイドは、位置決
め孔に嵌合される多角柱状の下部ガイド部と、その下部
ガイド部の位置決め孔への嵌合を案内すべく該下部ガイ
ド部の上端に連設されて上方に向かって細狭まりとなる
多角錐状に形成された上部ガイド部とを備える。
車両におけるサスペンションストラットの取付構造にお
いて、ストラットタワーには、複数の支持孔に囲まれる
多角形状の位置決め孔が設けられ、その位置決め孔に対
応したガイドと、複数のボルトをそれぞれ挿通させる複
数の挿通孔とを有してサスペンションストラット上端部
を覆う位置決め部材が、該サスペンションストラットと
ストラットタワーとの間に挟持され、ガイドは、位置決
め孔に嵌合される多角柱状の下部ガイド部と、その下部
ガイド部の位置決め孔への嵌合を案内すべく該下部ガイ
ド部の上端に連設されて上方に向かって細狭まりとなる
多角錐状に形成された上部ガイド部とを備える。
（２）作用 サスペンションストラットのストラットタワーへの取付
けに際しては、予めストラット上端部のボルトに位置決
め部材の挿通孔を挿通させるだけで、その位置決め部材
をストラット上端部に簡単的確に位置決めし且つ仮止め
しておくことができる。そしてこの状態より、位置決め
部材をストラットと共にタワー側に接近させて位置決め
部材のガイドをタワー側の位置決め孔に嵌合させると、
ストラット上端部が該位置決め孔に心合わせされるだけ
でなく、ストラット軸線回りの位置決めもなされて、ス
トラット側のボルトがタワー側の支持孔に位置決め・挿
通される。この場合、ガイドの、多角錐状に形成された
上部ガイド部の案内作用によって、ガイドの位置決め孔
への嵌入が容易になるばかりか、その嵌入初期にストラ
ット上端部とタワーとの間でストラット軸線回りに多少
の位置ずれがあるような場合でもそれをガイドの上昇に
つれて自動的に矯正して、ストラット側のボルトのタワ
ー側の支持孔への位置決めを常に確実に行うことができ
る。
けに際しては、予めストラット上端部のボルトに位置決
め部材の挿通孔を挿通させるだけで、その位置決め部材
をストラット上端部に簡単的確に位置決めし且つ仮止め
しておくことができる。そしてこの状態より、位置決め
部材をストラットと共にタワー側に接近させて位置決め
部材のガイドをタワー側の位置決め孔に嵌合させると、
ストラット上端部が該位置決め孔に心合わせされるだけ
でなく、ストラット軸線回りの位置決めもなされて、ス
トラット側のボルトがタワー側の支持孔に位置決め・挿
通される。この場合、ガイドの、多角錐状に形成された
上部ガイド部の案内作用によって、ガイドの位置決め孔
への嵌入が容易になるばかりか、その嵌入初期にストラ
ット上端部とタワーとの間でストラット軸線回りに多少
の位置ずれがあるような場合でもそれをガイドの上昇に
つれて自動的に矯正して、ストラット側のボルトのタワ
ー側の支持孔への位置決めを常に確実に行うことができ
る。
かくして各ボルトを挿通孔に挿通させた状態で各ボルト
にナットを螺合すれば、ストラットがタワーに固定され
てストラットの取付作業が終了する。
にナットを螺合すれば、ストラットがタワーに固定され
てストラットの取付作業が終了する。
この取付作業終了後においては、上記位置決め部材がス
トラット上端部とタワーとの間に挟持固定されるから、
該位置決め部材をストラット上端部に対する保護蓋とし
て利用することができる。
トラット上端部とタワーとの間に挟持固定されるから、
該位置決め部材をストラット上端部に対する保護蓋とし
て利用することができる。
（３）実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する
と、先ず第１図において、車両組立ラインの途中の一定
位置で、車体１のストラットタワー２にサスペンション
ストラット３が取付けられる。
と、先ず第１図において、車両組立ラインの途中の一定
位置で、車体１のストラットタワー２にサスペンション
ストラット３が取付けられる。
第２図および第３図において、ストラットタワー２の上
部には、多角形とたとえば三角形状の位置決め孔４が設
けられるとともに、その位置決め孔４のまわりに３つの
支持孔５が穿設される。しかも位置決め孔４の周縁から
上方に立ち上がる三角形状のガイド筒６がストラットタ
ワー２の上面に立設される。
部には、多角形とたとえば三角形状の位置決め孔４が設
けられるとともに、その位置決め孔４のまわりに３つの
支持孔５が穿設される。しかも位置決め孔４の周縁から
上方に立ち上がる三角形状のガイド筒６がストラットタ
ワー２の上面に立設される。
サスペンションストラット３は、位置決め部材７を介し
てストラットタワー２に取付けられるものであり、該サ
スペンションストラット３の上端部には前記支持孔５に
対応した３つのボルト８が突設される。
てストラットタワー２に取付けられるものであり、該サ
スペンションストラット３の上端部には前記支持孔５に
対応した３つのボルト８が突設される。
第４図および第５図を併せて参照して、位置決め部材７
は、ストラットタワー２およびサスペンションストラッ
ト３間に挟持される円板９にガイド10が一体に設けられ
て成る。ガイド10は、位置決め孔４に対応した形状を有
するものであり、位置決め孔４に下方から嵌合すべく三
角錐台状に形成された上部ガイド部11と、前記ガイド筒
６に嵌合し得る三角柱状であって上部ガイド部の下部に
連設される下部ガイド部12から成り、ガイド10の内部
は、サスペンションストラット３の上端部中央に突出し
たボルト14を収容すべく下方に開放した中空に形成され
る。しかもガイド10の周囲で円板９には、ボルト８を挿
通し得る３つの挿通孔13が穿設されている。各ボルト14
には、サスペンションストラット３の上端部およびガイ
ド10をストラットタワー２に共締めすべく上方よりナッ
ト15が螺合される。
は、ストラットタワー２およびサスペンションストラッ
ト３間に挟持される円板９にガイド10が一体に設けられ
て成る。ガイド10は、位置決め孔４に対応した形状を有
するものであり、位置決め孔４に下方から嵌合すべく三
角錐台状に形成された上部ガイド部11と、前記ガイド筒
６に嵌合し得る三角柱状であって上部ガイド部の下部に
連設される下部ガイド部12から成り、ガイド10の内部
は、サスペンションストラット３の上端部中央に突出し
たボルト14を収容すべく下方に開放した中空に形成され
る。しかもガイド10の周囲で円板９には、ボルト８を挿
通し得る３つの挿通孔13が穿設されている。各ボルト14
には、サスペンションストラット３の上端部およびガイ
ド10をストラットタワー２に共締めすべく上方よりナッ
ト15が螺合される。
次にこの実施例の作用について説明すると、ストラット
タワー２にサスペンションストラット３を取付けるにあ
たっては、予めストラット３上端部のボルト８に位置決
め部材７の挿通孔13を挿通させることにより該位置決め
部材７をストラット３上端部に仮止めしておくことがで
きる。この場合、各ボルト８の挿通孔13への挿通によ
り、サスペンションストラット３に対する位置決め部材
７の相対位置は一定に定まる。
タワー２にサスペンションストラット３を取付けるにあ
たっては、予めストラット３上端部のボルト８に位置決
め部材７の挿通孔13を挿通させることにより該位置決め
部材７をストラット３上端部に仮止めしておくことがで
きる。この場合、各ボルト８の挿通孔13への挿通によ
り、サスペンションストラット３に対する位置決め部材
７の相対位置は一定に定まる。
この状態で、車体１が一定位置に搬送されて来たとき
に、サスペンションストラット３をストラットタワー２
に下方から近付けて位置決め部材７のガイド10を位置決
め孔４に下方から嵌合する。而して位置決め孔４および
ガイド10は三角形状であって、ストラット３上端部のス
トラットタワー２に対する相対位置は一定に定まる（即
ち、ストラット３上端部は位置決め孔４に心合わせされ
るばかりか、ストラット軸線回りの位置決めもなされ
る）ので、各ボルト８を支持孔５に位置決め・挿通させ
てストラットタワー２の上面から上方に突出させること
ができる。この場合、先端に向かうにつれて細狭まりの
三角錐状に形成される上部ガイド部11の案内作用によっ
て、ガイド７の位置決め孔４への嵌入が容易になるばか
りか、その嵌入初期にストラット３上端部とタワー２と
の間でストラット軸線回りに多少の位置ずれがあるよう
な場合でもそれをガイドの上昇につれて自動的に矯正し
て、各ボルト８の支持孔５への位置決めを常に確実に行
うことができ、作業性が高められる。
に、サスペンションストラット３をストラットタワー２
に下方から近付けて位置決め部材７のガイド10を位置決
め孔４に下方から嵌合する。而して位置決め孔４および
ガイド10は三角形状であって、ストラット３上端部のス
トラットタワー２に対する相対位置は一定に定まる（即
ち、ストラット３上端部は位置決め孔４に心合わせされ
るばかりか、ストラット軸線回りの位置決めもなされ
る）ので、各ボルト８を支持孔５に位置決め・挿通させ
てストラットタワー２の上面から上方に突出させること
ができる。この場合、先端に向かうにつれて細狭まりの
三角錐状に形成される上部ガイド部11の案内作用によっ
て、ガイド７の位置決め孔４への嵌入が容易になるばか
りか、その嵌入初期にストラット３上端部とタワー２と
の間でストラット軸線回りに多少の位置ずれがあるよう
な場合でもそれをガイドの上昇につれて自動的に矯正し
て、各ボルト８の支持孔５への位置決めを常に確実に行
うことができ、作業性が高められる。
次いで各ボルト８の突出部にナット15を上方より螺合し
て締付けることにより、サスペンションストラット３が
ストラットタワー２に取付けられる。
て締付けることにより、サスペンションストラット３が
ストラットタワー２に取付けられる。
このようにして、サスペンションストラット３のストラ
ットタワー２への取付けが、その位置決めが容易である
ことにより、極めて容易に行なわれる。
ットタワー２への取付けが、その位置決めが容易である
ことにより、極めて容易に行なわれる。
尚、本発明においては位置決め孔およびガイドを四角形
以上の多角形に形成してもよい。
以上の多角形に形成してもよい。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、サスペンションストラッ
トのストラットタワーへの取付けに際しては、予めスト
ラット上端部のボルトに位置決め部材の挿通孔を挿通さ
せるだけで、その位置決め部材をストラット上端部に簡
単的確に位置決めし且つ仮止めしておくことができる。
そしてその状態より、位置決め部材をストラットと共に
タワー側に接近させて位置決め部材のガイドをタワー側
の位置決め孔に嵌合させると、ストラット上端部を該位
置決め孔に心合わせできるばかりか、ストラット軸線回
りの位置決めも行うことができてストラット側のボルト
をタワー側の支持孔に的確に位置決め・挿通することが
できるから、ストラットのタワーへの取付作業を簡単に
行うことができる。
トのストラットタワーへの取付けに際しては、予めスト
ラット上端部のボルトに位置決め部材の挿通孔を挿通さ
せるだけで、その位置決め部材をストラット上端部に簡
単的確に位置決めし且つ仮止めしておくことができる。
そしてその状態より、位置決め部材をストラットと共に
タワー側に接近させて位置決め部材のガイドをタワー側
の位置決め孔に嵌合させると、ストラット上端部を該位
置決め孔に心合わせできるばかりか、ストラット軸線回
りの位置決めも行うことができてストラット側のボルト
をタワー側の支持孔に的確に位置決め・挿通することが
できるから、ストラットのタワーへの取付作業を簡単に
行うことができる。
しかもストラットの取付完了後においては、上記位置決
め部材がストラット上端部とタワーとの間に挟持固定さ
れてストラット上端部に対する蓋として機能し得るの
で、専用の蓋を用意しなくてもストラット上端部を有効
に保護することができ、従って、前述の如くストラット
取付作業前における位置決め部材のストラット上端部に
対する位置決め・仮止め手段として上記ボルトが兼用さ
れている効果とも相俟って、構造の簡素化に大いに寄与
することができる。
め部材がストラット上端部とタワーとの間に挟持固定さ
れてストラット上端部に対する蓋として機能し得るの
で、専用の蓋を用意しなくてもストラット上端部を有効
に保護することができ、従って、前述の如くストラット
取付作業前における位置決め部材のストラット上端部に
対する位置決め・仮止め手段として上記ボルトが兼用さ
れている効果とも相俟って、構造の簡素化に大いに寄与
することができる。
また特に上記ガイドは、位置決め孔に嵌合される多角柱
状の下部ガイド部と、その下部ガイド部の位置決め孔へ
の嵌合を案内すべく該下部ガイド部の上端に連設されて
上方に向かって細狭まりとなる多角錐状に形成された上
部ガイド部とを備えるので、その上部ガイド部の案内作
用によって、ガイドの位置決め孔への嵌入が容易になる
ばかりか、その嵌入初期にストラット上端部とタワーと
の間でストラット軸線回りに多少の位置ずれがあるよう
な場合でもそれをガイドの上昇につれて自動的に矯正し
て、ストラット側のボルトのタワー側の支持孔への位置
決めを常に確実に行うことができ、従って取付作業能率
を一層向上させることができる。
状の下部ガイド部と、その下部ガイド部の位置決め孔へ
の嵌合を案内すべく該下部ガイド部の上端に連設されて
上方に向かって細狭まりとなる多角錐状に形成された上
部ガイド部とを備えるので、その上部ガイド部の案内作
用によって、ガイドの位置決め孔への嵌入が容易になる
ばかりか、その嵌入初期にストラット上端部とタワーと
の間でストラット軸線回りに多少の位置ずれがあるよう
な場合でもそれをガイドの上昇につれて自動的に矯正し
て、ストラット側のボルトのタワー側の支持孔への位置
決めを常に確実に行うことができ、従って取付作業能率
を一層向上させることができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は車両へ
の取付状態を示す斜視図、第２図は第１図の要部拡大斜
視図、第３図は第２図のIII−III線に対応する部分の縦
断側面図、第４図は位置決め部材の平面図、第５図は第
４図の側面図である。 １……車体、２……ストラットタワー、３……サスペン
ションストラット、４……位置決め孔、５……位置決め
孔、７……位置決め部材、８……ボルト、10……ガイ
ド、11……上部ガイド部、12……下部ガイド部、15……
ナット
の取付状態を示す斜視図、第２図は第１図の要部拡大斜
視図、第３図は第２図のIII−III線に対応する部分の縦
断側面図、第４図は位置決め部材の平面図、第５図は第
４図の側面図である。 １……車体、２……ストラットタワー、３……サスペン
ションストラット、４……位置決め孔、５……位置決め
孔、７……位置決め部材、８……ボルト、10……ガイ
ド、11……上部ガイド部、12……下部ガイド部、15……
ナット
Claims (1)
- 【請求項１】車体（１）のストラットタワー（２）に穿
設した複数の支持孔（５）に、サスペンションストラッ
ト（３）の上端部に突設した複数のボルト（８）を下方
よりそれぞれ挿通し、その各ボルト（８）にナット（1
5）を螺合してサスペンションストラット（３）をスト
ラットタワー（２）に固定するようにした、車両におけ
るサスペンションストラットの取付構造において、 ストラットタワー（２）には、前記複数の支持孔（５）
に囲まれる多角形状の位置決め孔（４）が設けられ、そ
の位置決め孔（４）に対応したガイド（10）と、前記複
数のボルト（８）をそれぞれ挿通させる複数の挿通孔
（13）とを有してサスペンションストラット（３）上端
部を覆う位置決め部材（７）が、該サスペンションスト
ラット（３）とストラットタワー（２）との間に挟持さ
れ、前記ガイド（10）は、位置決め孔（４）に嵌合され
る多角柱状の下部ガイド部（12）と、その下部ガイド部
（12）の位置決め孔（４）への嵌合を案内すべく該下部
ガイド部（12）の上端に連設されて上方に向かって細狭
まりとなる多角錐状に形成された上部ガイド部（11）と
を備えたことを特徴とする、車両におけるサスペンショ
ンストラットの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61260445A JPH07443B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 車両におけるサスペンションストラットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61260445A JPH07443B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 車両におけるサスペンションストラットの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63116916A JPS63116916A (ja) | 1988-05-21 |
| JPH07443B2 true JPH07443B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17348034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61260445A Expired - Lifetime JPH07443B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 車両におけるサスペンションストラットの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07443B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005112141A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-28 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後部構造 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2724736B2 (ja) * | 1989-01-31 | 1998-03-09 | マツダ株式会社 | サスペンションの組付方法 |
| DE19543798C2 (de) * | 1995-11-24 | 1997-09-04 | Porsche Ag | Vorrichtung zum Einstellen eines Fahrzeugrades |
| DE10051769C1 (de) * | 2000-10-19 | 2001-11-15 | Mannesmann Sachs Ag | Lagerung eines Schwingungsdämpfers |
| DE102004024523B3 (de) * | 2004-05-18 | 2005-11-24 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Transportschutz für Kabelenden an Federbeinen |
| DE102004039734A1 (de) * | 2004-08-17 | 2006-02-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Lagerung für einen Schwingungsdämpfer |
| DE102010006279B4 (de) * | 2010-01-30 | 2023-03-30 | Volkswagen Ag | Anordnung an einem Fahrzeugaufbau zur Befestigung eines Schwingungsdämpfers oder eines Federbeins |
| JPWO2018147393A1 (ja) | 2017-02-10 | 2019-11-21 | 三菱ケミカル株式会社 | ヒトインスリン精製用分離剤及びヒトインスリンの精製方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54141576U (ja) * | 1978-03-27 | 1979-10-01 | ||
| JPS59143779A (ja) * | 1983-02-05 | 1984-08-17 | Nissan Motor Co Ltd | 車両部品の組付方法及び仮組付装置 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP61260445A patent/JPH07443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005112141A (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-28 | Honda Motor Co Ltd | 車両の後部構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63116916A (ja) | 1988-05-21 |
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