JPH045422Y2 - - Google Patents

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JPH045422Y2
JPH045422Y2 JP976487U JP976487U JPH045422Y2 JP H045422 Y2 JPH045422 Y2 JP H045422Y2 JP 976487 U JP976487 U JP 976487U JP 976487 U JP976487 U JP 976487U JP H045422 Y2 JPH045422 Y2 JP H045422Y2
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JP
Japan
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fixture
tray
tubular
support
caster
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JP976487U
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JPS63117660U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は適宜間隔で複数段にトレイ支持棚を四
隅部で支持する管状支柱と、これらの管状支柱の
下部にそれぞれ取付け具を介して取付けられたキ
ヤスターとを備えるトレイカートに関する。
「従来の技術」 従来、この種のトレイカートはそれぞれのキヤ
スターを該キヤスターの取付け杆に管状支柱を直
接嵌入し、さらに該管状支柱に下端間隔保持管を
嵌入して下端を前記キヤスターに支持させた状態
で取付け具としてのボルトとナツトで前記下端間
隔保持管、取付け杆および管状支柱を固定して取
付けるとともに、管状支柱にトレイ支持棚、間隔
保持管を交互に嵌入した後、上位のトレイ支持棚
を固定具としてのボルト・ナツトで管状支柱に締
付け固定して構成していた。
このため、トレイ支持棚を締付け固定する力が
管状支柱、下端間隔保持管およびキヤスターを取
付けているボルトにかかる。したがつて、ボルト
に作用する力は管状支柱と下端間隔保持管との力
の方向によつてせん断力となり、ボルトの鉄パイ
プ製の管状支柱と当接する部位に傷ができて該部
から錆が発生し、結果的にはキヤスターの取付け
杆や管状支柱までに広がつて、寿命が著しく短く
なるという欠点があつた。
また、キヤスターが錆びた場合には交換する
が、錆付いているため管状支柱から取付け杆が容
易に外れないという欠点があるとともに、取付け
具としてのボルトとツトを外すと、トレイ支持棚
までゆるむため、交換作業が面倒であるという欠
点があつた。
「本考案の目的」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、キヤ
スターを管状支柱に取付ける取付け具をトレイ支
持棚の組付け作業とキヤスターの取付け作業を別
作業でできるようにして、トレイ支持棚を締付け
固定する力によつてキヤスターの取付け部に傷が
付いて錆が発生するのを防止できるようにしたト
レイカートを得るにある。
「本考案の目的を達成するための手段」 本考案は適宜間隔で複数段にトレイ支持棚を四
隅部で支持する管状支柱と、これらの管状支柱の
下部にそれぞれ取付け具を介して取付けられたキ
ヤスターとを備えるトレイカートにおいて、前記
取付け具を上端部に前記管状支柱の下部内に挿入
されカシメ等によつて固定される挿入片および前
記キヤスターの取付け杆が挿入される挿入孔が形
成された取付け具本体と、この取付け具本体と該
取付け具本体の挿入孔内に挿入された前記キヤス
ターの取付け杆を固定することのできる固定具と
で構成したことを特徴としている。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細
に説明する。
第1図ないし第7図の実施例において、1は適
宜間隔で複数段、本実施例では4段にトレイ支持
棚2を該トレイ支持棚2の四隅部に設けた孔3に
嵌入して支持した管状支柱で、この管状支柱1は
表面にメツキを施した鉄製パイプで形成され、上
端内部にはナツト4が嵌着されている。
5は前記管状支柱1の下部にそれぞれ取付け具
6を介して取付けられたキヤスターで、これらの
キヤスター5はフレーム枠片7の上面に取付け杆
8が植設され、該取付け杆8が前記取付け具6に
固定的に取付けられている。
前記取付け具6は上端部に前記管状支柱1の下
部内に挿入され、カシメ等によつて固定される中
間外周面にカシメ用の溝9を有する挿入片10お
よび前記キヤスター5の取付け杆8が挿入される
円形の挿入孔11が形成された前記下位のトレイ
支持棚2を係止することのできる取付け具本体1
2と、この取付け具本体12と該取付け具本体1
2の挿入孔11内に挿入された前記キヤスター5
の取付け杆8を固定することのできる固定具とし
てのボルト13・ナツト14とで構成され、前記
取付け具本体12はアルミ材で形成され、下部寄
りには前記ボルト13が挿入されるボルト挿入孔
15が形成されているとともに、該ボルト13が
突出する側の開口部の外周面には前記ナツト14
が締付け作業時に回動しないように回動阻止片1
6,16が突設されている。
17は前記管状支柱1に支持された前記トレイ
支持棚2を適宜間隔で保つポリエチレン等の合成
樹脂製の間隔保持管で、これらの間隔保持管17
は前記管状支柱1に前記トレイ支持棚2と交互に
嵌入されて取付けられている。
18は前記トレイ支持棚2を前記管状支柱1に
固定する固定ねじで、この固定ねじ18は前記管
状支柱1の上端部に嵌着した前記ナツト4に螺合
されている。また、この固定ねじ18は前記管状
支柱1の上端を蓋するキヤツプとしての役目もす
る。
上記構成のトレイカート19にあつては組立て
る場合には、まず、それぞれの管状支柱1の下部
内に取付け具本体12の挿入片10を挿入して、
該挿入片10の溝9に対応する管状支柱1の部位
を挿入片10が外れないように内側へカシメて固
定する。
しかる後、管状支柱1に固定された取付け具本
体12の挿入孔11内にキヤスター5の取付け杆
8を挿入し、この状態で固定具としてのボルト1
3を取付け具本体12に設けたボルト挿入孔15
に取付け杆8を貫通状態に挿入して固定具として
のナツト14を螺合して締付け、キヤスター5を
それぞれ取付ける。
次に取付け具6を介してキヤスター5を取付け
たそれぞれの管状支柱1をトレイ支持棚2の四隅
部に設けた孔3にそれぞれ挿入して取付け具本体
12に係止させる。
しかる後、それぞれの管状支柱1に間隔保持管
17を嵌入し、完了後、2段目のトレイ支持棚2
を嵌入し、さらに間隔保持管17、トレイ支持棚
2と順次管状支柱1に交互に嵌入し、最後に固定
ねじ18をそれぞれの管状支柱1の上端部に嵌着
したナツト14にねじこみ、トレイ支持棚2が管
状支柱1より外れないように固定すれば組立て作
業が完了する。
このように構成されたトレイカート19は固定
具としてのボルト13とナツト14を外すことに
より、トレイ支持棚2を締付け固定した状態のま
までキヤスター5を交換することができる。
また、トレイ支持棚2を締付け固定する力がキ
ヤスター5を固定するボルト13にかからないの
で、従来のように傷が付いて、錆が発生するのを
防ぐことができる。
「本考案の異なる実施例」 次に第8図ないし第10図に示す本考案の異な
る実施例につき説明する。なお、これらの実施例
の説明に当つて、前記本考案の実施例と同一構成
部分には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
第8図および第9図の実施例において、前記本
考案の実施例と主に異なる点は取付け具本体12
Aの挿入孔11Aを断面六角形状に形成した点
で、このように取付け具本体12Aの挿入孔11
Aを断面六角形状に形成することにより、キヤス
ター5の取付け杆8の基部側が錆びた場合でも、
錆が上部側へ広がつていくのを防ぐことができ
る。
第10図の実施例において、前記本考案の実施
例と主に異なる点はキヤスター5の取付け杆8を
取付け具本体12に固定する固定具としてピン2
0を用いた点で、このように固定具としてピン2
0を用いても良い。
なお、前記本考案の実施例では取付け具本体の
挿入片を管状支柱にカシメによつて固定したが、
接着剤で接着固定しても良い。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあつ
ては次に列挙する効果がある。
(1) 管状支柱にキヤスターを取付ける取付け具を
上端部に前記管状支柱の下部内に挿入されカシ
メ等によつて固定される挿入片および前記キヤ
スターの取付け杆が挿入される挿入孔が形成さ
れた取付け具本体と、この取付け具本体と該取
付け具本体の挿入孔内に挿入された前記キヤス
ターの取付け杆を固定することのできる固定具
とで構成したので、トレイ支持棚を締付け固定
する力がキヤスターを固定する固定具にかから
ないようにできる。したがつて、固定具に従来
のように傷が付いて錆が発生するのを効率良く
防止することができる。
(2) 取付け具の取付け具本体を下位のトレイ支持
棚を係止できるようにすれば、キヤスターの取
付け作業と、トレイ支持棚の組付け作業を別々
に単独で作業することができる。したがつて、
キヤスターが錆びて交換しなければならない場
合でも、トレイ支持棚は締付け固定したままで
キヤスターを交換することができる。
(3) 取付け具の取付け具本体を錆の発生しないア
ルミ材で形成すれば、たとえキヤスターの取付
け杆が錆びた場合でも、該錆が管状支柱まで広
がるのを防止することができるとともに、交換
する際、取付け杆が抜けなくなるのを防止する
ことができる。
(4) 取付け具を前記(1)の構造に構成しただけなの
で、比較的安価にかつ簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すトレイカート
の正面図、第2図は側面図、第3図は第1図のA
−A線に沿う断面図、第4図は組立て手順を示す
説明図、第5図ないし第7図は取付け具本体の平
面図、半断面正面図および左側面図、第8図およ
び第9図、第10図はそれぞれ本考案の異なる実
施例を示す説明図である。 1……管状支柱、2……トレイ支持棚、3……
孔、4……ナツト、5……キヤスター、6……取
付け具、7……フレーム枠片、8……取付け杆、
9……溝、10……挿入片、11,11A……挿
入孔、12,12A……取付け具本体、13……
ボルト、14……ナツト、15……ボルト挿入
孔、16……回動阻止片、17……間隔保持管、
18……固定ねじ、19……トレイカート、20
……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 適宜間隔で複数段にトレイ支持棚を四隅部で
    支持する管状支柱と、これらの管状支柱の下部
    にそれぞれ取付け具を介して取付けられたキヤ
    スターとを備えるトレイカートにおいて、前記
    取付け具を上端部に前記管状支柱の下部内に挿
    入されカシメ等によつて固定される挿入片およ
    び前記キヤスターの取付け杆が挿入される挿入
    孔が形成された取付け具本体と、この取付け具
    本体と該取付け具本体の挿入孔内に挿入された
    前記キヤスターの取付け杆を固定することので
    きる固定具とで構成したことを特徴とするトレ
    イカート。 (2) 取付け具本体はアルミ等の錆の発生しない材
    料で形成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のトレイカート。 (3) 固定具はボルト・ナツトであることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載のトレイカート。 (4) 固定具はピンであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載のト
    レイカート。
JP976487U 1987-01-26 1987-01-26 Expired JPH045422Y2 (ja)

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JP976487U JPH045422Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JP976487U JPH045422Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JPS63117660U JPS63117660U (ja) 1988-07-29
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JP5568544B2 (ja) * 2011-12-15 2014-08-06 株式会社島製作所 ショッピングカート

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