JPH0313415Y2 - - Google Patents

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JPH0313415Y2
JPH0313415Y2 JP12648485U JP12648485U JPH0313415Y2 JP H0313415 Y2 JPH0313415 Y2 JP H0313415Y2 JP 12648485 U JP12648485 U JP 12648485U JP 12648485 U JP12648485 U JP 12648485U JP H0313415 Y2 JPH0313415 Y2 JP H0313415Y2
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスーパーマーケツト、レストラン等で
使用される野菜、魚、肉等の商品の運搬車に係る
ものである。
(従来の技術) 本考案者は実公昭54−17945号公報において、
下端に転輪を装架した前後左右の管状支柱に、複
数の棚板の4隅に配設された套管部を嵌合すると
ともに、上下に相隣る前記棚板の各套管部間に間
隔保持管を介装し、前記支柱の上端にキヤツプを
嵌着した運搬車を提案した。
第10図は従来の運搬車における上端のキヤツ
プ取付部を示し、最上部の棚板aの套管部bに軟
質合成樹脂、ゴム等より構成されたキヤツプcを
叩き込み、同キヤツプcの外周面に設けた段部に
前記套管部bの嵌合された支柱dに設けられた切
起片eに係合せしめ、キヤツプcによつて最上段
の棚板aの套管部bを閉塞するとともに、同棚板
aを支柱dに固定している。
図中fは前記套管部bと下段の棚板套管部との
間に介装された間隔保持管である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の運搬車においては、キヤツプcの叩
込み作業に多大の労力を要し、また運搬車組立部
材の寸法公差によつて完全にキヤツプcをセツト
することができず、更に棚板a、間隔保持管fを
合成樹脂製とし、支柱dを金属製とした場合は運
搬車を冷蔵庫、冷凍庫に出入させるとき、両者の
膨脹係数の相違に基く収縮差によつて第11図に
示すようにキヤツプcと前記套管部bとの間に間
隙tを生じ、運搬車にがたを生じる。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、ホルダ本体に縦孔が穿設され、
且つ同縦孔と直孔するナツトが内蔵されたナツト
ホルダを前記支柱の上端部に嵌着するとともに、
最上段の棚板の套管部に嵌着されたキヤツプに貫
挿されて締付ボルトを、前記ナツトホルダのナツ
トに螺挿してなることを特徴とするものである。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
運搬車の組立部品の寸法公差、収縮差等によつて
がたを生じたとき、前記最上段の棚板の套管部上
端に嵌着されたキヤツプに貫挿された締付ボルト
を、支柱の上端部に嵌着されたナツトホルダに設
けた縦孔と直交するように同ホルダに内蔵された
ナツトに対して螺回し、ボルト先端部をしてナツ
トホルダの縦孔内を下降せしめることによつて前
記キヤツプを締め直して前記キヤツプを最上段の
棚板の套管部に圧着し、同棚板を支柱に確固と緊
締することによつて、運搬車のがたを除去するも
のである。
(考案の効果) 本考案によれば前記したように、最上段の棚板
の套管部に嵌装されたキヤツプ、及び支柱上端に
嵌着されたナツトホルダに、設けた縦孔とに亘つ
て嵌挿された締付ボルトを、同ホルダに前記縦孔
と直交して内蔵されたナツトに螺回緊締すること
によつて、運搬車の組立部分の寸法公差、吸縮差
等に基因する同運搬車のがたを除去しうるもので
ある。
また本考案によれば前記キヤツプの締付作業が
簡単に行なわれ、更に締付ナツトの螺着されるナ
ツトが支柱上端に嵌着されるナツトホルダに内蔵
されているので、ナツトを支柱に溶接することな
く簡単に支柱に取付けることができる。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
1は下端に転輪2が装架された前後左右の管状の
金属製支柱で、同各支柱1に複数の合成樹脂製棚
板3の4隅に配設された套管部4が嵌装され、上
下に相隣る棚板3の套管部4間に、合成樹脂製間
隔保持管5が前記支柱1に嵌装されている。図中
5′は最上段の棚板3の套管部4と前記支柱1の
下端に取付けられた前記転輪2の取付枠片6との
間において、前記支柱1に嵌装された合成樹脂製
間隔保持管である。
更に最上段の棚板3の套管部4と最上段の間隔
保持管5との間において合成樹脂製部品と金属支
柱との膨脹係数の差による収縮差を吸収しうるよ
うにゴム、軟質合成樹脂製の伸縮自在な管状クツ
シヨン材7が前記支柱1に嵌装されている。
前記支柱1の上端部にはナツトホルダAが後述
のように嵌着され、最上段の棚板3の套管部4上
端には合成樹脂製キヤツプBが嵌着され、同キヤ
ツプBを貫挿する締付ボルトCが後述のようにナ
ツトホルダAに内蔵されたナツトDに螺着される
ようになつている。
前記ナツトホルダAは合成樹脂より構成され、
円筒状の本体8の上端には鍔部9が設けられ、下
部外周面には環状凹溝10が設けられている。
また本体8の中心軸線に沿つて縦孔11が穿設
され、同縦孔11の上面及び下部一側面が夫々ホ
ルダ本体8の上端面、並に下部一側面に開口して
いる。
更に前記縦孔11におけるホルダ本体8側面開
口部の上端部に連通するように、同縦孔11と直
交して矩形断面のナツト装着用の水平凹窩12が
穿設され、同凹窩12に挿入された角計のナツト
Dが同凹窩12の下部両側に形成された水平段部
12aに着座している。而して前記ナツトDを内
蔵したナツトホルダAを支柱1の上端に嵌合する
とともに、その環状凹溝10に支柱1の切起片1
3を係着せしめることによつてナツトホルダAを
支柱1に固定し、最上段の棚板3の套管部4上端
に嵌着されたキヤツプBに貫挿した締付ボルトC
の先端をナツトホルダAの縦孔11に挿入し、同
ホルダA内に縦孔11と直交して内蔵されたナツ
トDに螺着してキヤツプBを締付けることによつ
て、支柱1に最上段の棚板3を確固と固定するも
のである。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、運搬車の組立部品の寸法公差、合成樹脂部
品と金属製支柱1との間における過大な収縮差に
よつて第5図に示すようにがたを生じた場合、締
付ボルトCをナツトホルダAに内蔵されたナツト
Dに対して螺回し、同ボルトC先端をナツトホル
ダAの縦孔11内に下降せしめることによつて前
記キヤツプBを締め直し、最上段の棚板3を支柱
1に確固に緊締する。
このように図示の実施例によれば運搬車にがた
を生じても、締付ボルトCを支柱1に嵌着された
ナツトホルダAに内蔵されたナツトDに螺回緊締
することにより、運搬車のがたを除去することが
できる。
また前記ナツトDは支柱1に嵌着されたナツト
ホルダAに内蔵されているので、支柱1にナツト
を溶接する必要がなく、支柱1に対するナツトD
の取付作業が簡単であり、更に前記ナツトホルダ
Aを合成樹脂製とすることにより、成型を容易な
らしめ、コストを節減しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る運搬車の一実施例を示す
斜面図、第2図はその正面図、第3図はその部分
斜面図、第4図は第1図の部分の拡大縦断面
図、第5図は第4図の部分にがたを生じた状態を
示す縦断面図、第6図はナツトホルダ及びナツト
の斜面図、第7図はナツトホルダの平面図、第8
図及び第9図は夫々第7図の矢視−図並に矢
視−図、第10図は従来の運搬車のキヤツプ
嵌着部の縦断面図、第11図は第10図に示す部
分にがたを生じた状態を示す縦断面図である。 1……支柱、3……棚板、4……套管部、5…
…間隔保持管、11……縦孔、12……水平凹
窩、A……ナツトホルダ、B……キヤツプ、C…
…締付ボルト、D……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に転輪を装架した前後左右の管状支柱に、
    複数の棚板の4隅に配設された套管部を嵌合する
    とともに、上下に相隣る前記棚板の各套管部間に
    間隔保持管を介装してなる運搬車において、ホル
    ダ本体に縦孔が穿設され、且つ同縦孔と直交する
    ナツトが内蔵されたナツトホルダを前記支柱の上
    端部に嵌着するとともに、最上段の棚板の套管部
    に嵌着されたキヤツプに貫挿された締付ボルト
    を、前記ナツトホルダのナツトに螺挿してなるこ
    とを特徴とする運搬車。
JP12648485U 1985-08-21 1985-08-21 Expired JPH0313415Y2 (ja)

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JP12648485U JPH0313415Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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JPS6236867U JPS6236867U (ja) 1987-03-04
JPH0313415Y2 true JPH0313415Y2 (ja) 1991-03-27

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JP12648485U Expired JPH0313415Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629149Y2 (ja) * 1990-07-30 1994-08-10 須川工業株式会社 運搬車
JPH0630592Y2 (ja) * 1990-10-16 1994-08-17 淳三郎 河崎 トレイラック

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Publication number Publication date
JPS6236867U (ja) 1987-03-04

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