JP2873919B2 - 筐体への支持脚の取付構造 - Google Patents

筐体への支持脚の取付構造

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JP2873919B2 JP2901495A JP2901495A JP2873919B2 JP 2873919 B2 JP2873919 B2 JP 2873919B2 JP 2901495 A JP2901495 A JP 2901495A JP 2901495 A JP2901495 A JP 2901495A JP 2873919 B2 JP2873919 B2 JP 2873919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体に支持脚を強固に
固定するようにした筐体への支持脚の取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】収納家具等の筐体の下端両側部に支持脚
を固定したものの代表的な例は、図4及び図5に示す如
くである。両図において、(01)は筐体、(02)は角筒か
らなる支持脚であり、支持脚(02)は、前後方向を向く
平杆(03)の中間部より上方に向けて垂直杆(04)を突設
した側面視ほぼ逆T字形をなし、水平杆(03)の下面前後
には、アジャスタ(05)が取り付けられている。
【0003】支持脚(02)を筐体(01)の両側面に止着した
際に、水平杆(03)の前部筐体(01)の前面より突出させ
ることにより、地震等により筐体(01)が前方へ転倒する
のを防止してある。アジャスタ(05)は、垂直のねじ(0
5a)を、支持脚(02)の水平杆(03)の底壁に固着したナッ
ト(06)に螺合してなり、ねじ(05a)を回転させること
により、高さを調整することができる。
【0004】図5に示すように、筐体(01)の側板(01b)
の下部は、底板(01a)の側縁から垂下し、その下端に
は、内方を向く水平板(01c)が連設されている。
【0005】支持脚(02)は、その水平杆(03)及び垂直杆
(04)の要所に穿設した透孔(07)へ挿入したボルト(08)を
もって、水平杆(03)の下面が、水平板(01c)とほぼ等高
となるようにして、筐体(01)の側板(01b)に固着されて
いる。(09)は、側板(01b)に穿設したねじ孔である。
【0006】上述の支持脚(02)を筐体(01)に固定する一
般的な要領は、次の通りである。まず、筐体(01)の側
(01b)が上方を向くように、筐体(01)を横倒しにした
後、筐体(01)のねじ孔(09)と支持脚(02)の透孔(07)を整
合させ、この透孔(07)よりボルト(08)を挿入して、ねじ
孔(09)に螺合し、両者を固定する。しかし、このように
すると、筐体(01)の側面が床面と接触するので、筐体(0
1)の側面が傷つけられるおそれがある。
【0007】そのため、複数の作業者が、正立状態の筐
体(01)を床面から離間させた状態で支持したまま、支持
脚(02)の透孔(07)を筐体(01)のねじ孔(09)に整合させ、
ボルト(08)により両者を固定することもある。しかし、
支持脚(02)と筐体(01)の固定が完了するまで、筐体(01)
を床面から離間して支持しつづけるには、多大の労力を
必要とし、しかも、筐体(01)のねじ孔(09)を支持脚(02)
の透孔(07)と整合させるには手間を要する。
【0008】また、筐体(01)と支持脚(02)には、両者の
取付強度を保つために、ボルト(08)を螺着するためのね
じ孔(09)および透孔(07)が相当数必要となり、固定作業
が面倒であるとともに、支持脚(02)を大型化する必要が
あるので、意匠的にも好ましくない。
【0009】さらに、筐体(01)や支持脚(02)の板厚をか
なり大としないと、これらをボルト(08)により確実に締
め付けて、筐体(01)に支持脚(02)を強固に固定すること
ができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、筐体を正立
状態としたままで、多くの人手を要することなく、かつ
筐体を傷つけることなく、支持脚を筐体に簡単かつ確
実に固定することができ、しかも意匠上の体裁を損なう
ことのないようにするとともに、筐体や支持脚の板厚が
薄い場合でも、ボルトの締め付け強度を確保できるよう
にした筐体への支持脚の取付構造を提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 前後方向に長いほぼ水平の支持脚の下面に、床面
と適宜の間隔をもって内側方へ延出し、かつ筐体の側部
下端を支承する支承板を固着し、前記筐体の側板の下部
内側に当て板を配置するとともに、前記支承板の上方に
おいて、前記側板を挟んで当て板と支持脚とをボルトに
より締着し、かつ前記支持脚の前部を、筐体の前面より
前方へ突出させる。
【0012】(2) 上記(1)項において、筐体の側板を
筐体の底板より垂下させ、かつ断面倒立L字形とした当
て板の垂直片と水平片を、それぞれ前記筐体の側板の内
面と底板の下面とに当接させて、当て板と支持脚とをボ
ルトにより固着する。
【0013】
【作用】支持脚に固着した支承板上に筐体を載置した状
態で、支持脚と筐体との結合作業を行うことができるの
で、結合作業を、多くの人手を要することなく、簡単に
行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図3を参
照しながら説明する。なお、上記した従来例と同様の部
材には、その符号から冒頭の「0」を除いた符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0015】本実施例の支持脚(10)は、前後方向を向く
角筒状の水平杆のみからなり、かつ筐体(1)の転倒を防
止するため、前部が筐体(1)の前面より突出するように
してある。図3に明示するように、支持脚(10)の下面に
は、内側方へ延出する長方形の厚肉の支承板(11)の外側
部が固着されている。なお、支持脚(10)の底壁(10a)の
上面にはナット(6)が固着され、このナット(6)には、
アジャスタ(5)における垂直のねじ(5a)が螺合されて
いる。
【0016】支持脚(10)の内側壁(10b)の適所には、ボ
ルト(18)挿通用の透孔(12)が穿設され、それと対向する
位置において、支持脚(10)の外側壁(10c)には、透孔(1
2)より大径の作業孔(13)が穿設され、作業孔(13)には、
合成樹脂製のキャップ(14)が着脱自在に嵌着されてい
る。筐体(1)の側板(1b)における支持脚(10)の透孔(12)
と対応する部分には、透孔(12)と同様の透孔(15)が穿設
されている。
【0017】(16)は、筐体(1)における底板(1a)の下面
に当接する水平板(16a)と、同じく側板(1b)の内側面に
当接する垂直片(16a)とからなるやや肉厚の倒立L字状
の当て板で、その垂直片(16b)における前記各透孔(12)
(15)と対応する個所には、ねじ孔(17)が穿設されてい
る。このねじ孔(17)に、透孔(12)(15)へ挿入したボルト
(18)を螺合して、当て板(16)と支持脚(10)とをもって側
板(1b)の下部を締め付けることにより、支持脚(10)は筐
体(1)に強固に固着されている。
【0018】次に、本実施例の支持脚(10)の筐体(1)へ
の取付け要領を説明する。まず、左右の支持脚(10)(10)
を、支承板(11)(11)が向かい合うようにして、平行に配
置する。次に、筐体(1)の左右の側面の下縁部が、支持
脚(10)の内側面と当接し、かつ筐体(1)の後面と支持脚
(10)の後面とが同一となるように、筐体(1)を支承板(1
1)上に載置する。これにより、筐体(1)は下方および側
方から支持されて、支承板(11)上で安定するので、筐体
(1)と支持脚(10)の透孔(15)(12)を簡単に整合させるこ
とができる。
【0019】ついで、筐体(1)の底板(1a)の下面、及び
側板(1b)の内側面に、当て板(16)の水平片(16a)及び垂
直片(16b)をそれぞれ当接させ、筐体(1)及び支持脚(1
0)の透孔(15)(12)へ通したボルト(18)を垂直片(16b)
のねじ孔(17)に螺合して締め付ける。この際、垂直片(1
6b)には十分な長さのねじ孔(17)を穿設することができ
るので、筐体(1)の側板(1b)や支持脚(10)の板厚が薄い
場合でも、ボルト(18)の締め付け強度を確保しうるとと
もに、底板(1a)及び側板(1b)の強度を十分なものとする
ことができる。
【0020】また、支持脚(10)の筐体(1)への別の取付
け要領としては、まず、筐体(1)の下部側縁の一方を支
点として、筐体(1)をわずかに傾斜させ、浮き上がった
その側板(1b)の下縁を、その下方に位置させた支持脚(1
0)の支承板(11)上に載置し、支持脚(10)を上記と同様に
して筐体(1)へ取り付ける。ついで、筐体(1)の他方の
側板(1b)の下縁をわずかに持ち上げ、その下に支持脚(1
0)の支承板(11)を位置させ、上記と同様にして、支持脚
(10)を筐体(1)に固定する。このようにしても、前述の
要領と同様に、支持脚杆(6)を筐体(1)へ容易に固定す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1に記載の本発明によると、支持脚を、多
くの人手を要することなく、簡単かつ強固に、筐体に取
り付けることができ、支持脚により意匠上の体裁を損な
うこともなく、しかも筐体の前後方向への転倒は防止さ
れ、さらに、筐体や支持脚杆の板厚が薄い場合にも、ボ
ルトによる固着強度を確保することができる。
【0022】(b) 請求項2記載の発明によると、筐体
の底板は効果的に補強される
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を備える筐体の斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II線における拡大横断面図である。
【図3】図2のIII−III線における縦断面図である。
【図4】従来例の支持脚取付構造を備える筐体の斜視図
である。
【図5】図4のV−V線における拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(1)筐体 (1a)底板 (1b)側板 (1c)水平板 (5)アジャスタ (5a)ねじ杆 (6)ナット (10)支持脚 (10a)底壁 (10b)内側壁 (10c)外側壁 (11)支承板 (12)透孔 (13)作業孔 (14)キャップ (15)透孔 (16)当て板 (16a)水平片 (16b)垂直片 (17)ねじ孔 (18)ボルト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に長いほぼ水平の支持脚の下面
    に、床面と適宜の間隔をもって内側方へ延出し、かつ筐
    体の側部下端を支承する支承板を固着し、前記筐体の側
    板の下部内側に当て板を配置するとともに、前記支承板
    の上方において、前記側板を挟んで当て板と支持脚とを
    ボルトにより締着し、かつ前記支持脚の前部を、筐体の
    前面より前方へ突出させたことを特徴とする筐体への支
    持脚の取付構造。
  2. 【請求項2】 筐体の側板を筐体の底板より垂下させ、
    かつ断面倒立L字形とした当て板の垂直片と水平片を、
    それぞれ前記筐体の側板の内面と底板の下面とに当接さ
    せて、当て板と支持脚とをボルトにより固着した請求項
    1記載の筐体への支持脚の取付構造。
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