JPH0623145Y2 - 架空配電線用装柱金具 - Google Patents

架空配電線用装柱金具

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JPH0623145Y2
JPH0623145Y2 JP1875789U JP1875789U JPH0623145Y2 JP H0623145 Y2 JPH0623145 Y2 JP H0623145Y2 JP 1875789 U JP1875789 U JP 1875789U JP 1875789 U JP1875789 U JP 1875789U JP H0623145 Y2 JPH0623145 Y2 JP H0623145Y2
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JP
Japan
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wiring
arms
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insulator
overhead distribution
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JP1875789U
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正悟 長谷川
克己 藪
敏行 田中
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Chubu Electric Power Co Inc
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Chubu Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は架空配電線用の装柱金具に関する。
〔従来の技術〕
従来、架空配電線を屈曲配線する場合、例えば第3図に
示すように一対の腕金11:11とその腕金を電柱に固
定するバンド体12・取付ボルト13・連結ボルト14
等よりなる装柱金具を、腕金11の向きを異ならせて電
柱Pに上下2段設け、上記腕金11にストラップ15を
介して耐張がいしG1を取付けると共にピンがいしG2
を取付けて配電線Wを図のように屈曲配線するものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが上記のように装柱金具を上下2段に設けるもの
は、部品点数が多く取付作業が繁雑であり、電柱も地上
高の高いものを使用しなければならないためコスト高と
なる。また上下の装柱金具の間隔は狭いので、配線作業
や昇柱がしずらく、また作業の安全性にも欠けるおそれ
があった。
本考案は上記の問題点を解決することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため本考案は以下の構成としたも
のである。即ち、電柱に締付固定するバンド体に放射方
向に突出する支持腕を周方向に複数本一体的に設け、そ
の周方向に隣り合う支持腕の先端部相互間に配線用腕金
を設けると共に、上記支持腕にピンがいし取付穴を、上
記配線用腕金に耐張がいし取付穴をそれぞれ設け、上記
各取付穴にピンがいし及び耐張がいしを各々別々に且つ
直接取付けるようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
上記のようにバンド体に支持腕を放射方向に複数本設
け、周方向に隣り合う支持腕の先端部相互間に配線用腕
金を設けたことにより、方向の異なる複数の配線用腕金
が略同じ高さ位置に配設され、その向きの異なる配線用
腕金に適宜耐張がいしを、また支持腕にピンがいしを各
々別々に且つ直接取付けることにより、例えば屈曲配線
する際に段差なく一定の高さ位置に,しかも容易に配線
することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本考案装柱金具の一実施例を示す平面図であ
る。
図示例は弧状の3つのバンド体1a〜1cをそれぞれ緊
締ボルト4・ナット5とで環状に連結したもので、その
各バンド体1a〜1cを電柱Pの外周面に添わせ、上記
ボルト4・ナット5を締付けることによって電柱Pに密
着固定する構成である。
そして上記各分割バンド1a〜1cの外周面に支持腕2
a〜2cを溶接等により一体的に固着し、その隣り合う
支持腕の先端部相互間に配線用腕金3a〜3cを取付ボ
ルト6・ナット7で一体的に取付けたものである。8は
隣り合う配線用腕金を連結固定する補強タイ、9は上記
支持腕2a〜2cに設けたピンがいし取付穴、10は配
線用腕金3a〜3cに設けた耐張がいし取付穴である。
上記の構成において、配電線Wを屈曲配線するに際して
は、例えば第2図に示すようにいずれか2つの配線用腕
金3a・3bがほぼ配線方向に向くようにして取付け、
その両腕金3a・3bのがいし取付穴10に耐張がいし
G1を取付けて図に省略して引留クランプ等で配電線W
を引留める。そして、上記耐張がいし間の配電線Wを支
持腕等に取付けたピンがいしG2に不図示のバインダ線
で緊縛固定することにより、配電線Wを第2図実線示の
ように屈曲配線するもので、その配線作業は一定の高さ
位置で容易に行うことができる。
また、上記第2図実線示のように屈曲配線した状態か
ら、更にもう1つの配線用腕金3cにも同図鎖線示のよ
うに耐張がいしG1′を取付けて新線W′を張設するこ
とにより二又に分岐配線することもできる。
なお上記実施例は支持腕と配線用腕金とをそれぞれ3本
宛設けて、配線用腕金3a〜3cを平面略三角形状にな
るようにしたが、その各本数等は適宜であり、例えば支
持腕と配線用腕金とをそれぞれ4本宛設けて配線用腕金
が平面方形になるように構成することもできる。またバ
ンド体の構成は図示例に限らず適宜である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の装柱金具は、前記の構成で
あるから、例えば配電線を屈曲配線する際に一定の高さ
位置に段差なく配線できるもので、前記従来のように装
柱金具を電柱に上下2段に取付けるものに比べ配線作業
も容易かつ安全である。またピンがいしや耐張がいし
を、支持腕や配線用腕金に設けた取付穴に、各々別々に
且つ直接取付けるようにしたから、特に耐張がいしにあ
っては前記従来のようにストラップを用いることなく簡
単・確実に取付けることができると共に、配線の変更追
加配線等の作業も容易に行うことができる。しかも従来
のものに比べ部品点数・組付工数が少なくて済み、また
電柱も地上高の高いものを使用しなくてよいため経済的
である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装柱金具の平面図、第
2図は配線状態を示す斜視図、第3図は従来の装柱金具
による配線状態を示す斜視図である。 1a〜1cはバンド体、2a〜2cは支持腕、3a〜3
cは配線用腕金、G1・G2はがいし、Wは配電線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電柱に締付固定するバンド体に放射方向に
    突出する支持腕を周方向に複数本一体的に設け、その周
    方向に隣り合う支持腕の先端部相互間に配線用腕金を設
    けると共に、上記支持腕にピンがいし取付穴を、上記配
    線用腕金に耐張がいし取付穴をそれぞれ設け、上記各取
    付穴にピンがいし及び耐張がいしを各々別々に且つ直接
    取付けるようにしたことを特徴とする架空配電線用装柱
    金具。
JP1875789U 1989-02-20 1989-02-20 架空配電線用装柱金具 Expired - Lifetime JPH0623145Y2 (ja)

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JPH02110922U JPH02110922U (ja) 1990-09-05
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KR100677657B1 (ko) * 2006-08-23 2007-02-02 (주)반석엔지니어링 전선 케이블용 경완금 연결장치

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JPH02110922U (ja) 1990-09-05

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