JPH0313044Y2 - - Google Patents

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JPH0313044Y2
JPH0313044Y2 JP1984086555U JP8655584U JPH0313044Y2 JP H0313044 Y2 JPH0313044 Y2 JP H0313044Y2 JP 1984086555 U JP1984086555 U JP 1984086555U JP 8655584 U JP8655584 U JP 8655584U JP H0313044 Y2 JPH0313044 Y2 JP H0313044Y2
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retainer
window glass
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tape
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    • B60J1/08Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T29/49947Assembling or joining by applying separate fastener
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    • Y10T29/49964At least one part nonmetallic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車のウインド構造に係り、特
にこのウインドにおけるシール構造に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の自動車のウインド構造及びそのシール構
造を、第1図の−線相当部分の拡大断面図で
ある第2図に基づいて説明する。
自動車のウインドガラス14の裏面周縁には、
その全周にわたつてブチルゴム等からなる接着性
を有する成形テープ18が接着されており、この
成形テープを、自動車車体12のウインドガラス
取付は開口部を形成する取付けフランジ13に接
着することによつて、前記成形テープ18を介し
て前記ウインドガラス14が前記ウインドガラス
取付け開口部に嵌め込み接着されている。
また、前記ウインドガラス14の表面周縁と自
動車車体12との間には、このウインドガラス1
4の外周に沿つた矩形枠状のウインドモール15
が配設されており、このウインドモール15はモ
ールリテーナ16を介して前記取付けフランジ1
3に取付けられている。
即ち、前記ウインドモール15の裏面のボス部
151とモールリテーナ16をビス152等によ
つて固定して一体化する一方、前記モールリテー
ナ16に予め固着されたリテーナ固定用ボルト1
0を、前記取付けフランジ13に穿設したリテー
ナ固定用ボルト孔131に挿通させて、ナツト2
0を締付けることにより、前記モールリテーナ1
6を取付けフランジ13に固定して、第2図に示
すようなウインドモール15及びウインドガラス
14の取付け状態となる。
そして、このようにウインドモール15を取付
けるべく、モールリテーナ16を固定するための
前記リテーナ固定用ボルト10の締付けによつ
て、ウインドモール15がプロテクタ153を介
して前記ウインドガラス14の表面周縁を押圧す
ることにより、前記成形テープ18を介してウイ
ンドモール15と前記取付けフランジ13との間
にウインドガラス14を挟持して、このウインド
ガラス14を押圧支持するようになつている。
ここで、前記取付けフランジ13に穿設された
リテーナ固定用ボルト孔131の周囲を密封し
て、シール機能を果たすため、この取付けフラン
ジ13と前記モールリテーナ16との間にはパツ
キング17が介在されている。
尚、前記モールリテーナ16は、ウインドガラ
ス14の全周にて、所定間隔をおいて複数箇所に
配設され、前記取付けフランジ13に固定されて
いる。
さらに、前記ウインドモール15とウインドガ
ラス14の表面周縁との間に介在される前記プロ
テクタ153は略L字形状に形成されており、こ
のプロテクタ153のL型端部154は前記ウイ
ンドガラス14の周縁端部141と前記ウインド
モール15のボス部151との間に廻り込んで介
在されて、前記ウインドガラス14の重量を支え
る機能をも果たしている。
即ち、前記ウインドガラス14は成形テープ1
8による接着、及びウインドモールの押圧によつ
て支持されるとともに、前記プロテクタ153に
よつても、支持されている。
さらにまた、前記ウインドガラス14と取付け
フランジ13との間に配設されて前記ウインドガ
ラス14を接着するための成形テープ18は、ウ
インドガラス14と前記取付けフランジ13との
間をシールする機能を有している。
そして、第2図に示す構造においては、このよ
うなシール機能を確実に果たすために、前記取付
けフランジ13における成形テープ18の接着面
が、前記取付けフランジ13におけるモールリテ
ーナ16の固定面と重なり合わないようにするこ
とが必要である。
このため、第2図に図示するように、前記取付
けフランジ13の上端を上方に延長して、成形テ
ープ18の接着面を形成し、前記モールリテーナ
16の上端部分に成形テープ18が重ねられるこ
とがないようにして、取付けフランジ13と成形
テープ18との間のシール性を高めるようになつ
ている。
しかしながら、このようにシール性を高めるた
めに、前記取付けフランジ13を上方に延長する
ことにより、自動車車体12におけるウインドガ
ラス取付け開口部の面積が狭くなり、開放感のあ
る室内雰囲気が得られず、また視界も狭められる
という不具合が生じるものである。
〔考案の目的〕
そこで、本考案は、前記不具合を解消するべく
なされたものであつて、モールリテーナの配設位
置には成形テープを配設せず、パツキングと一体
成形したシール部材を圧接して配設することによ
り、取け付フランジの延長長さを短縮して、ウイ
ンドガラス取付け開口部の開口面積を広め、開放
感のある室内雰囲気を得るとともに、広い視界が
得られるようにすることである。
〔考案の構成〕
このような目的を達成するため、本考案は、ウ
インドガラスの裏面周縁に接着される成形テープ
を介して、前記ウインドガラスを自動車車体のウ
インドガラス取付け開口部の取付けフランジに接
着するとともに、前記ウインドガラスの表面周縁
にウインドモールを取付けるためのモールリテー
ナを前記取付フランジに固定することによつて、
前記ウインドモールでウインドガラスを押圧して
支持し、さらに前記モールリテーナと取付けフラ
ンジとの間には、この取付けフランジに穿設した
リテーナ固定用ボルト孔の周囲を密封するパツキ
ングを介在した自動車のウインド構造において、
前記ウインドガラスの裏面周縁に接着される成形
テープにおけるモールリテーナの配設位置に対応
する部位に、この成形テープの欠如部を形成し、
この欠如部には、隣接する前記成形テープの端部
に連続し、かつ前記パツキングと一体成形される
シール部材を前記ウインドガラスの裏面に圧接さ
せて配設するとともに、このシール部材には前記
モールリテーナとの嵌合部を形成して、この嵌合
部に前記モールリテーナを嵌合させ、かつリテー
ナ固定用ボルトの締付けによるモールリテーナの
固定よつて、前記シール部材をモールリテーナで
押圧するようにして、前記取付けフランジに圧接
したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
尚、第3図及び第5図に示すモールリテーナ6
とウインドモール5(ボス部51)とのビス52
等による一体化構造、及び前記モールリテーナ6
の自動車車体2の取付けフランジ3へのリテーナ
固定用ボルト62、ナツト63による固定構造、
ならびに第3図に示すウインドモール5とウイン
ドガラス4の表面周縁との間に介在されるプロテ
クタ53(L型端部54)によるウインドガラス
4の支持構造については、前述した第2図に示す
従来技術と略同一構造をなしているが、後述する
ウインドガラス4の取付けの説明において、さら
に詳述する。
第3図乃至第5図において、ウインドガラス4
の裏面周縁に接着される成形テープ8におけるモ
ールリテーナ6の配設位置に対応する部位には、
この成形テープ8が配設されない欠如部81を形
成する。
そして、この欠如部81である前記成形テープ
8が配設されていないウインドガラス4の裏面周
縁部位には、シール部材1を第4図及び第5図の
仮想線で示す成形テープ8の端部に連続させて、
前記ウインドガラス4の裏面周縁に圧接状態で密
接するようにして配設する。
即ち、このシール材1は、ウインドガラス4の
裏面周縁における、成形テープ8が配設されてい
ない欠如部81であるモールリテーナ6の配設位
置に設けられ、かつこのシール部材1の配設部位
以外の区域は、第4図及び第5図の仮想線で示す
ように前記シール部材1の両端に連続させて成形
テープ8が接着されている。
尚、このシール部材1はスポンジゴム等の弾性
材によつて成形されている。
また、自動車車体2の取付けフランジ3に穿設
されたリテーナ固定用ボルト孔31の周囲を密封
するために、この取付けフランジ3とモールリテ
ーナ6との間に介在されるパツキング7を、前記
シール部材1と、同じスポンジゴム等の弾性材に
よつて一体成形する。
即ち、前記パツキング7は、モールリテーナ6
の配設位置に介在されるものであり、このパツキ
ング7をこれと同位置に圧接配設される前記シー
ル1に一体成形したものである。
ここで、このようにシール部材1と一体成形さ
れた前記パツキング7は、第3図の実施例におけ
るシール部材1を斜視図で描いた第5図によく示
されているように、前記取付けフランジ3に穿設
されたリテーナ固定用ボルト31の周囲を囲む部
位を形成しつつ、さらに下方に延長拡大するよう
にして、モールリテーナ6及びビス52等に対し
て自動車車体2の塗装面を保護するようにしても
よい。
また、前記シール部材2の他の一例である第4
図に示すように、前記リテーナ固定用ボルト孔3
1の周囲を囲む部位のみを形成したリング形状と
してもよい。
ここで、これら第4図及び第5図ならびに第3
図に示す符号71は、パツキング7に穿設された
ボルト孔であり、前記リテーナ固定用ボルト62
が挿通される。
尚、このように一体成形されるシール部材1と
パツキング7は、いずれか一方を弾性のある未発
泡のゴムにより成形することもできる。
一方、第3図及び第5図に示すように、前記シ
ール部材1には、前記モールリテーナ6の嵌入部
61が嵌合する嵌合部11が凹設されている。
そして、このシール部材1の嵌合部11に前記
モールリテーナ6の嵌入部61を嵌合させるとと
もに、このモールリテーナ6に予め固着されたリ
テーナ固定用ボルト62にナツト63を締付け
て、モールリテーナ6を取付けフランジ3に固定
することにより、前記シール部材1を、モールリ
テーナ6によつて取付けフランジ3に押圧するよ
うにして、圧接状態に密接させる。
即ち、第3図に示すように、前記シール部材1
は、前記ウインドガラス4の裏面周縁と、前記取
付けフランジ3との間に圧接状態に介在されると
ともに、前記モールリテーナ6と、前記取付けフ
ランジ3との間に、同様に圧接状態に介在されて
いる。
ここで、このように構成されたウインドガラス
及びシール部材の取付けに関して、以下に詳述す
る。
ウインドガラス4が自動車車体2のウインドガ
ラス取付け開口部に嵌め込み取付けされる以前
に、このウインドガラス4には、ウインドモール
5、モールリテーナ6、シール部材1、及び成形
テープ8が組付けられて、所謂サブアツセンブリ
とされるものであり、これら複数の部材の組付け
をまず説明する。
ウインドガラス4の全周に沿うような矩形枠状
をなすウインドモール5の内側に、前記ウインド
ガラス4を配設する。
また、第3図に示すように、前記シール部材1
の嵌合部11に、モールリテーナ6の嵌入部61
を嵌合、組付け(第3図の状態)して、一体化す
る。
尚、この場合、前記モールリテーナ6に予め固
着されたリテーナ固定用ボルト62を、シール部
材1に一体成形したパツキング7のボルト孔71
に挿通させつつ、前述したように嵌合、組付けし
て、前記シール部材1とモールリテーナ6とを一
体化する。
そして、モールリテーナ6と嵌合一体化した前
記シール部材1を、ウインドガラス4の裏面周縁
における成形テープ8が配設されていない部位
(成形テープ8の欠如部81)に配設した後、前
記モールリテーナ6を前記ウインドモール5のボ
ス部51にビス52等で固定して一体化する。
このシール部材1は、モールリテーナ6に押圧
されて、ウインドガラス4の裏面周縁に圧接状態
で取付けられる。
これにより、前記ウインドガラス4の裏面周縁
との間にシール部材1を介して組付けたモールリ
テーナ6によつて、前記ウインドガラス4の表面
周縁の全周にわたつて、プロテクタ53を介し
て、この全周に沿つた矩形枠状のウインドモール
5が取付けられる。
尚、このような取付け状態において、前記ウイ
ンドガラス4の周縁端部41と前記ウインドモー
ル5のボス部51との間に延びて介在されるプロ
テクタ53のL型端部54により、前記ウインド
ガラス4の重量を支えるようにもなつている。
また、前記シール部材1が配設されていない前
記ウインドガラス4の裏面周縁には、第4図及び
第5図の仮想線で示すような成形テープ8が接着
されている。
このようにして、前記各部材を組付けることに
より、所謂ウインドガラスサブアツセンブリとす
る。
このようにサブアツセンブリとされたウインド
ガラス4を、自動車車体2のウインドガラス取付
け開口部に嵌め込んで、固定するものであり、次
にこのウインドガラス4の自動車車体2への嵌め
込み作業を説明する。
前記シール部材1と一体成形されたパツキング
7で、前記取付けフランジ3のリテーナ固定用ボ
ルト孔31の周囲を密封するため、このパツキン
グ7を前記モールリテーナ6と取付けフランジ2
との間に位置させる。
そして、このパツキング7に穿設されたボルト
孔71及び前記取付けフランジ3に穿設されたリ
テーナ固定用ボルト孔31に、モールリテーナ6
に予め固着されたリテーナ固定用ボルト62を挿
通させるとともに、前記ウインドガラス4の裏面
周縁における前記モールリテーナ6の配設位置で
ある成形テープ8の欠如部81に圧接したシール
部材1を前記取付けフランジ3に圧接し、同時に
前記シール部材1が配設されていない部位であ
る、前記モールリテーナ6の配設位置以外の区域
にて前記ウインガラス4の裏面周縁に接着された
成形テープ8を前記取付けフランジ3に接着する
ように押しつける。
この後、前記リテーナ固定用ボルト62にナツ
ト63を締付けることにより、前記モールリテー
ナ6を前記取付けフランジ3にに固定して、第3
図に示すようにウインドモール5及びウインドガ
ラスが取付いた状態となる。
そして、このように各部材を組付け、かつウイ
ンドガラス4を取付けるべく、前記モールリテー
ナ6を取付けフランジ3に固定するための前記リ
テーナ固定用ボルト62のナツト63による締付
けによつて、前記ウインドモール5がプロテクタ
53を介して前記ウインドガラス4の表面周縁を
押圧することになり、このウインドガラス4の裏
面周縁に接着された前記成形テープ8及びこの成
形テープ8の欠如部81である成形テープ8が接
着されていないウインドガラス4の裏面周縁部位
に配設された前記シール部材1を介して、前記ウ
インドモール5と取付けフランジ3との間に前記
ウインドガラス4を挟持することにより、前記プ
ロテクタ53のL型端部54による支持と相まつ
て、前記ウインドガラス4が押圧支持され、自動
車車体2のウインドガラス取付け開口部に嵌め込
まれて取付けられる。
即ち、前記ウインドガラス4は、前記接着テー
プ8による接着、前記シール部材1による圧接、
前記ウインドモール5による押圧、挟持、及び前
記プロテクタ53による支持によつて、前記ウイ
ンドガラス取付け開口部に嵌め込み、支持される
ものであり、このウインドガラス4は、フロント
ウインドガラスの取付けに使用されるダイレクト
グレイジング法と、機械的な止め手段とを併用し
て取付け固定されている。
ここで、このような取付状態において、前記成
形テープ8は、ウインドガラス4の裏面周縁及び
取付けフランジ3の接着面に、それぞれ接着され
るとともに、前記シール部材1は、ウインドガラ
ス4の裏面周縁における前記成形テープ8が接着
されていない部位(欠如部81)及び取付けフラ
ンジ3における同部位に、それぞれ圧接状態に密
接されている。
また、前記シール部材1の圧接配設部位では、
このシール部材1によつて前記ウインドガラス4
と取付けフランジ3との間のシール機能を果たす
とともに、前記シール部材1が配設されず、前記
成形テープ8が配設された部位では、この成形テ
ープ8の前記ウインドガラス14の裏面周縁及び
取付フランジにおける接着面への接着によつて、
同様に前記ウインドガラス4と取付けフランジ3
との間のシール機能を果たすようになつている。
而して、前記成形テープ8は、モールリテーナ
6に配設位置以外の区域に接着されることによ
り、この区域では、前記取付けフランジ3におけ
る成形テープ8の接着面と、この取付けフランジ
3におけるモールリテーナ6の固定面とが重なる
ことはなく、これにより前記成形テープ8が前記
モールリテーナ6と重なることはないため、この
成形テープ8によるシール機能が損なわれること
はない。
また、前記シール部材1は成形テープ8に連続
して、前記モールリテーナ6の配設位置に圧接さ
れ、かつ前記成形テープと同高さ位置にて前記取
付けフランジ3に圧接するものであり、このシー
ル部材1が圧接して配設される区域では、第3図
に示すように、前記取付けフランジ3におけるシ
ール部材1の圧接面と、この取付けフランジ3に
おけるモールリテーナ6の固定面とが部分的に重
なることになる。
しかし、この区域では、前述したようにモール
リテーナ6の嵌入部61を、シール部材1の嵌合
部11に嵌合させ、かつ前記リテーナ固定用ボル
ト62とナツト63の締結によつて、前記シール
部材1を前記取付けフランジ3の圧接面に押圧し
つつ、このシール部材1及びこれと一体成形され
たパツキング7を介して、前記モールリテーナ6
は前記取付けフランジ3の固定面に固定すること
ができるため、この区域では前記シール部材1の
押圧圧接によつて確実にシール機能を果たすこと
ができる。
即ち、このように前記シール部材1とパツキン
グ7を一体成形するとともに、前記モールリテー
ナ1の配設位置には、パツキング7が一体成形さ
れた前記シール部材1を圧接して配設し、これ以
外の区域には前記シール部材1に連続する成形テ
ープ8を接着したため、取付けフランジ3におけ
る前記シール部材1の圧接面と、モールリテーナ
6の固定面、及び前記成形テープ8の接着面を連
設させても、前記シール部材1及び成形テープ8
により、信頼性の高いシール機能を確実かつ十分
に確保することができる。
そして、これにより、前記取付けフランジ3の
上方への延長長さを短縮することができるととも
に、車外から前記シール部材1及び成形テープ8
等が見えないように、これらの部材に対応するウ
インドガラス4の裏面周縁に塗布される不透明被
膜9の幅も短縮することができる。
従つて、自動車車体2のウインドガラス取付け
開口部の開口面積を広くすることができ、開放感
のある室内雰囲気を得ることができるとともに、
広い視界も得ることができる。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、モールリテーナの配
設位置には、成形テープを配設せず、パツキング
と一体成形したシール部材を圧接して配設し、こ
れ以外の区域にはシール部材と連続する成形テー
プを接着したとにより、シール機能を確実に果た
しつつ、自動車車体の取付けフランジの延長長さ
を短縮することができるため、ウインドガラス取
付け開口部の開口面積を広くすることができ、開
放感のある室内雰囲気を得ることができるととも
に、広い視界を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車の車体全体の斜視図、第2図
は、従来の自動車のウインド構造を示す第1図の
−線相当部分の拡大断面図、第3図は、本考
案に係る自動車のウインドにおけるシール構造を
示す第1図の−線相当部分の拡大断面図、第
4図は、一体成形されたシール部材とパツキング
の他の一例を示す斜視図、第5図は、第3図に示
す実施例における一体成形されたシール部材とパ
ツキング、及びモールリテーナを示す斜視図であ
る。 1……シール部材、11……嵌合部、2……自
動車車体、3……取付フランジ、31……リテー
ナ固定用ボルト孔、4…ウインドガラス、5……
ウインドモール、6……モールリテーナ、62…
…リテーナ固定用ボルト、7……パツキング、8
……成形テープ、81……欠如部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウインドガラスの裏面周縁に接着される成形テ
    ープを介して、前記ウインドガラスを自動車車体
    のウインドガラス取付け開口部の取付けフランジ
    に接着するとともに、前記ウインドガラスの表面
    周縁にウインドモールを取付けるためのモールリ
    テーナを前記取付けフランジに固定することによ
    つて、前記ウインドモールでウインドガラスを押
    圧して支持し、さらに前記モールリテーナと取付
    けフランジとの間には、この取付けフランジに穿
    設したリテーナ固定用ボルト孔の周囲を密封する
    パツキングを介在した自動車のウインド構造にお
    いて、 前記ウインドガラスの裏面周縁に接着される成
    形テープにおけるモールリテーナの配設位置に対
    応する部位に、この成形テープの欠如部を成形
    し、この欠如部には、隣接する前記成形テープに
    連続し、かつ前記パツキングと一体成形されるシ
    ール部材を前記ウインドガラスの裏面に圧接させ
    て配設するとともに、このシール部材には前記モ
    ールリテーナとの嵌合部を形成して、この嵌合部
    に前記モールリテーナを嵌合させ、かつリテーナ
    固定用ボルトの締付けによるモールリテーナの固
    定よつて、前記シール部材をモールリテーナで押
    圧するようにして、前記取付けフランジに圧接し
    たことを特徴とする自動車のウインドにおけるシ
    ール構造。
JP1984086555U 1984-06-11 1984-06-11 自動車のウインドにおけるシ−ル構造 Granted JPS611422U (ja)

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