JPS6130897Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130897Y2 JPS6130897Y2 JP15744180U JP15744180U JPS6130897Y2 JP S6130897 Y2 JPS6130897 Y2 JP S6130897Y2 JP 15744180 U JP15744180 U JP 15744180U JP 15744180 U JP15744180 U JP 15744180U JP S6130897 Y2 JPS6130897 Y2 JP S6130897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- pillar
- hole
- spacer
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 33
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 16
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 9
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のピラー部におけるウインドガ
ラス取付構造に関するものである。
ラス取付構造に関するものである。
本考案の目的は、二面のウインドガラスをピラ
ー部に固定するに際し、組付部品の低減と組付工
数の低減を図ると共に、ピラーの幅を小さくし視
界の向上と外観の向上を併せて可能としたことで
ある。
ー部に固定するに際し、組付部品の低減と組付工
数の低減を図ると共に、ピラーの幅を小さくし視
界の向上と外観の向上を併せて可能としたことで
ある。
自動車のリヤウインドとサイドウインドのガラ
スはリヤピラーに取付けられている。従来の取付
構造は第１図に示すように、外板１ａと内板１ｂ
とによつて形成されたピラー１の両端に設けられ
ているフランジ部２ａ，２ｂに、リヤウインドの
ガラス３にあつてはフランジ部２ｂの外側にダム
４、シール材５を介してガラス３の端部を当接
し、モール６によつて押着しており、またサイド
ウインドのガラス７にあつてはフランジ部２ａの
内側にスペーサ８とシール材９とを介してガラス
７の端部を当接し、フランジ部２ａの外側よりボ
ルト１１ａを有するガーニツシユ１０を、ボルト
１１ａをスペーサ８とガラス７とを貫通してナツ
ト１１ｂにより締付固定していた。
スはリヤピラーに取付けられている。従来の取付
構造は第１図に示すように、外板１ａと内板１ｂ
とによつて形成されたピラー１の両端に設けられ
ているフランジ部２ａ，２ｂに、リヤウインドの
ガラス３にあつてはフランジ部２ｂの外側にダム
４、シール材５を介してガラス３の端部を当接
し、モール６によつて押着しており、またサイド
ウインドのガラス７にあつてはフランジ部２ａの
内側にスペーサ８とシール材９とを介してガラス
７の端部を当接し、フランジ部２ａの外側よりボ
ルト１１ａを有するガーニツシユ１０を、ボルト
１１ａをスペーサ８とガラス７とを貫通してナツ
ト１１ｂにより締付固定していた。
この従来の取付構造においては、ガラス７にボ
ルトの挿通用の穴を開設する必要と、ピラー１の
幅が大きく視界がピラー１の幅によつて阻害され
る不具合と、組付部品点数と組付個所が多いため
にコストの増大と組付工数が増大しており、また
ナツト締付はガラス面であるため締付力に注意を
要する不具合があつた。
ルトの挿通用の穴を開設する必要と、ピラー１の
幅が大きく視界がピラー１の幅によつて阻害され
る不具合と、組付部品点数と組付個所が多いため
にコストの増大と組付工数が増大しており、また
ナツト締付はガラス面であるため締付力に注意を
要する不具合があつた。
本考案はこのような従来の不具合を解消した取
付構造に係り、その特長は、二面のガラスを１個
のガーニツシユにより定位置に締付固定し、ピラ
ーの幅を小さく、組付部品、組付工数を極少とし
たものである。
付構造に係り、その特長は、二面のガラスを１個
のガーニツシユにより定位置に締付固定し、ピラ
ーの幅を小さく、組付部品、組付工数を極少とし
たものである。
以下本考案の実施例を第２図及び第３図により
説明する。
説明する。
第２図において１は外板１ａ、内板１ｂよりな
るピラーであり、両端にフランジ部２ａ，２ｂが
形成されている。
るピラーであり、両端にフランジ部２ａ，２ｂが
形成されている。
１４はスペーサであり、その中央にはボルト挿
通用の貫通穴１８と、この貫通穴１８の周囲に盛
り上り部２１を形成し、かつ貫通穴１８を中央に
して左右にガラス当接面１４ａ，１４ｂが形成さ
れている。このガラス当接面１４ａ，１４ｂは所
要の角度を有している。尚、二面のガラスを互い
に同一平面で組付ける部所の場合にはガラス当接
面１４ａ，１４ｂは同一平面とする。
通用の貫通穴１８と、この貫通穴１８の周囲に盛
り上り部２１を形成し、かつ貫通穴１８を中央に
して左右にガラス当接面１４ａ，１４ｂが形成さ
れている。このガラス当接面１４ａ，１４ｂは所
要の角度を有している。尚、二面のガラスを互い
に同一平面で組付ける部所の場合にはガラス当接
面１４ａ，１４ｂは同一平面とする。
前記スペーサ１４はピラー１の外板１ａの外側
面に取付けるために第３図に示すようにクリツプ
１９が底面に突設されている。
面に取付けるために第３図に示すようにクリツプ
１９が底面に突設されている。
ピラー１に取付けたスペーサ１４にはリヤウイ
ンドとサイドウインドとの場合には両方のガラス
３，７の端部をガラス当接面１４ａ，１４ｂに当
接し、フランジ部２ａ，２ｂとガラス３，７の端
部内側面との隙間にダム４，１２並びにシール材
５，１３を介在する。
ンドとサイドウインドとの場合には両方のガラス
３，７の端部をガラス当接面１４ａ，１４ｂに当
接し、フランジ部２ａ，２ｂとガラス３，７の端
部内側面との隙間にダム４，１２並びにシール材
５，１３を介在する。
次いで、中央に突設した突起部２２にボルト１
６が固着され、この突起部２２を中央にして、そ
の左右にガラス押え部１５ａ，１５ｂを形成した
ガーニツシユ１５を、前記スペーサ１４の貫通穴
１８に前記ボルト１６を挿通させ、かつ前記突起
部２２を前記盛り上り部２１に当接してボルト１
６の先端をピラー１の外板１ａに開設した穴より
ピラー１内空間部に突出し、ナツト１７によつて
締付固定し、前記ガラス押え部１５ａ，１５ｂに
よつて両方のガラス３，７の端部をガラス当接面
１４ａ，１４ｂに押圧して定着する。尚２０はピ
ラー１の内板１６に開設したナツト締付用の穴を
示す。
６が固着され、この突起部２２を中央にして、そ
の左右にガラス押え部１５ａ，１５ｂを形成した
ガーニツシユ１５を、前記スペーサ１４の貫通穴
１８に前記ボルト１６を挿通させ、かつ前記突起
部２２を前記盛り上り部２１に当接してボルト１
６の先端をピラー１の外板１ａに開設した穴より
ピラー１内空間部に突出し、ナツト１７によつて
締付固定し、前記ガラス押え部１５ａ，１５ｂに
よつて両方のガラス３，７の端部をガラス当接面
１４ａ，１４ｂに押圧して定着する。尚２０はピ
ラー１の内板１６に開設したナツト締付用の穴を
示す。
本考案は上記の通りの構造であるから、二面
（二方向）のガラス３，７を一個のガーニツシユ
１５によつてスペーサ１４のガラス当接面１４
ａ，１４ｂに押圧するものであるから、ピラー１
の幅を従来より著しく小さくすることができ、視
界の増大が得られると共に、ガーニツシユ１５は
モールも兼ねているために外観を向上している。
（二方向）のガラス３，７を一個のガーニツシユ
１５によつてスペーサ１４のガラス当接面１４
ａ，１４ｂに押圧するものであるから、ピラー１
の幅を従来より著しく小さくすることができ、視
界の増大が得られると共に、ガーニツシユ１５は
モールも兼ねているために外観を向上している。
さらに、ガラス３，７は、その端部をスペーサ
１４のガラス当接面１４ａ，１４ｂとガーニツシ
ユ１５のガラス押え部１５ａ，１５ｂとにより挾
着するものであるから、従来のようにガラスにボ
ルト挿通穴を開設する必要がない。また、ガーニ
ツシユ１５の締付けは、スペーサ１４の貫通穴１
８の周囲の盛り上り部２１にガーニツシユ１５の
中央の突起部２２が当接するために、ピラー１の
外板１ａの内側面側でボルト１６に螺合するナツ
ト１７の締付力を注意することも不要となり強力
な締付けが得られる。
１４のガラス当接面１４ａ，１４ｂとガーニツシ
ユ１５のガラス押え部１５ａ，１５ｂとにより挾
着するものであるから、従来のようにガラスにボ
ルト挿通穴を開設する必要がない。また、ガーニ
ツシユ１５の締付けは、スペーサ１４の貫通穴１
８の周囲の盛り上り部２１にガーニツシユ１５の
中央の突起部２２が当接するために、ピラー１の
外板１ａの内側面側でボルト１６に螺合するナツ
ト１７の締付力を注意することも不要となり強力
な締付けが得られる。
さらに加えて、組付部品点数が削減されコスト
ダウンと、組付工数の低減が得られる利点があ
る。
ダウンと、組付工数の低減が得られる利点があ
る。
以上のように本考案構造は従来の不具合をこと
ごとく解消し、上記多くの利点を有する極めてシ
ンプルな組付構造を提供するものである。
ごとく解消し、上記多くの利点を有する極めてシ
ンプルな組付構造を提供するものである。
第１図は従来の取付構造を示す断面図、第２図
は本考案による取付構造の断面図、第３図はスペ
ーサの斜視図である。 １……ピラー、３……ガラス、７……ガラス、
１４……スペーサ、１４ａ，１４ｂ……ガラス当
接面、１５……ガーニツシユ、１６……ボルト、
１７……ナツト、１８……貫通穴。
は本考案による取付構造の断面図、第３図はスペ
ーサの斜視図である。 １……ピラー、３……ガラス、７……ガラス、
１４……スペーサ、１４ａ，１４ｂ……ガラス当
接面、１５……ガーニツシユ、１６……ボルト、
１７……ナツト、１８……貫通穴。
Claims (1)
- ボルト挿通用の貫通穴と、この貫通穴の周囲に
盛り上り部を形成し、かつ貫通穴を中央にして左
右にガラス当接面を設けたスペーサをピラーに取
付け、前記ガラス当接面にウインドガラスの端部
を当接し、中央に突設した突起部にボルトが固着
され、前記突起部を中央にして左右に前記ガラス
当接面に当接したウインドガラス端部を押えるた
めのガラス押え部を形成したガーニツシユを前記
スペーサの貫通穴に前記ボルトを挿通し、かつ前
記突起部を前記盛り上り部に当接してナツトによ
り前記ピラーに締付固定したことを特徴とするピ
ラー部におけるウインドガラス取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15744180U JPS6130897Y2 (ja) | 1980-11-05 | 1980-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15744180U JPS6130897Y2 (ja) | 1980-11-05 | 1980-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5780313U JPS5780313U (ja) | 1982-05-18 |
| JPS6130897Y2 true JPS6130897Y2 (ja) | 1986-09-09 |
Family
ID=29516556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15744180U Expired JPS6130897Y2 (ja) | 1980-11-05 | 1980-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130897Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4728465B2 (ja) * | 2000-04-13 | 2011-07-20 | 日本板硝子株式会社 | 車両用窓付き幌およびその製造方法 |
| JP4244558B2 (ja) * | 2002-03-26 | 2009-03-25 | マツダ株式会社 | 車両のフロントピラー構造 |
-
1980
- 1980-11-05 JP JP15744180U patent/JPS6130897Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5780313U (ja) | 1982-05-18 |
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