JPH0338015Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0338015Y2 JPH0338015Y2 JP1985054553U JP5455385U JPH0338015Y2 JP H0338015 Y2 JPH0338015 Y2 JP H0338015Y2 JP 1985054553 U JP1985054553 U JP 1985054553U JP 5455385 U JP5455385 U JP 5455385U JP H0338015 Y2 JPH0338015 Y2 JP H0338015Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- attached
- rear end
- glass
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 38
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案は、自動車のドアガラス取付構造に関す
る。
る。
b 従来の技術
従来の自動車のドアガラス取付構造として、例
えば第2図および第3図に示すようなものがあ
る。すなわち、この取付構造は、ドアアウタパネ
ル50とドアインナパネル51との間にドアガラ
ス52を案内するサツシユ53が設けられ、サツ
シユ53内にはドアガラス52を摺動可能に支持
するガラスラン54が装着されている。そしてド
アミラー55は、これを車外側からアウタパネル
50に当接させ、アウタパネル50とインナパネ
ル51とによつて車内側に形成された開口部56
からネジ57等で固着して取付けるようにしてい
る。
えば第2図および第3図に示すようなものがあ
る。すなわち、この取付構造は、ドアアウタパネ
ル50とドアインナパネル51との間にドアガラ
ス52を案内するサツシユ53が設けられ、サツ
シユ53内にはドアガラス52を摺動可能に支持
するガラスラン54が装着されている。そしてド
アミラー55は、これを車外側からアウタパネル
50に当接させ、アウタパネル50とインナパネ
ル51とによつて車内側に形成された開口部56
からネジ57等で固着して取付けるようにしてい
る。
c 考案が解決しようとする課題
しかしながら、このような従来のドアガラス取
付構造にあつては、サツシユ53を開口部56に
挿入するとともに、これをドアアウタパネル50
およびドアインナパネル51にそれぞれ溶接して
固設し、次いでサツシユ53とは別個にドアミラ
ー53を取付ける構造となつているので、取付作
業の工程数が多くなり、取付作業が煩雑であつ
た。また、ドアガラス52を案内するサツシユ5
3を必要とするため、部品点数が増え、部品のコ
スト高を招くという問題があつた。
付構造にあつては、サツシユ53を開口部56に
挿入するとともに、これをドアアウタパネル50
およびドアインナパネル51にそれぞれ溶接して
固設し、次いでサツシユ53とは別個にドアミラ
ー53を取付ける構造となつているので、取付作
業の工程数が多くなり、取付作業が煩雑であつ
た。また、ドアガラス52を案内するサツシユ5
3を必要とするため、部品点数が増え、部品のコ
スト高を招くという問題があつた。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたもの
であつて、その目的は、上述の如き各種の課題を
解消し得る自動車のドアガラス取付構造を提供す
ることにある。
であつて、その目的は、上述の如き各種の課題を
解消し得る自動車のドアガラス取付構造を提供す
ることにある。
d 課題を解決するための手段
上記従来技術の有する課題を解決するために、
本考案においては、ドアパネルに取付けられるド
アミラーの取付部後端を断面略L字状に形成し、
該ドアミラーの取付部後端と前記ドアパネルの後
端部とを車巾方向に間隔を置いて対向配置し、前
記ドアパネルの後端部に第1突片部を有する第1
保持部材を取付けると共に、前記ドアミラーの取
付部後端の内壁面に第2突片部を有する第2保持
部材を取付け、これら第1および第2保持部材に
よつてガラスランを構成し、前記第1および第2
突片部間にドアガラスの前端部を配置することに
より前記ガラスランに摺動可能に取付けている。
本考案においては、ドアパネルに取付けられるド
アミラーの取付部後端を断面略L字状に形成し、
該ドアミラーの取付部後端と前記ドアパネルの後
端部とを車巾方向に間隔を置いて対向配置し、前
記ドアパネルの後端部に第1突片部を有する第1
保持部材を取付けると共に、前記ドアミラーの取
付部後端の内壁面に第2突片部を有する第2保持
部材を取付け、これら第1および第2保持部材に
よつてガラスランを構成し、前記第1および第2
突片部間にドアガラスの前端部を配置することに
より前記ガラスランに摺動可能に取付けている。
e 実施例
以下、本考案を図示の実施例に基いて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、図に
おいて、1はドアパネル、2はドアパネル1に取
付けられたドアミラー、3はドアミラーを取付け
るために用いられるネジ、4はガラスラン、5は
ガラスラン4に摺動自在に取付けられたドアガラ
ス、6はドアインナカバーである。
おいて、1はドアパネル、2はドアパネル1に取
付けられたドアミラー、3はドアミラーを取付け
るために用いられるネジ、4はガラスラン、5は
ガラスラン4に摺動自在に取付けられたドアガラ
ス、6はドアインナカバーである。
上記ドアパネル1は、アウタパネル7とインナ
パネル8とからなり、これらパネル7,8の両端
部を互いに結合して略箱形断面を形成している。
そしてアウタパネル7とインナパネル8との後部
側(図中右側、以下同じ)の結合部9には、第1
突片部10aを有する第1保持部材10が取付け
られている。
パネル8とからなり、これらパネル7,8の両端
部を互いに結合して略箱形断面を形成している。
そしてアウタパネル7とインナパネル8との後部
側(図中右側、以下同じ)の結合部9には、第1
突片部10aを有する第1保持部材10が取付け
られている。
また、上記ドアミラー2の取付部11の後端1
1aは、断面略L字状に形成されている。そし
て、この取付部11の後端11aは、車巾方向に
間隔を置いてドアパネル1の結合部9と対向する
ように配置されており、後端11aの内壁面には
第2突片部12aを有する第2保持部材12が取
付けられている。
1aは、断面略L字状に形成されている。そし
て、この取付部11の後端11aは、車巾方向に
間隔を置いてドアパネル1の結合部9と対向する
ように配置されており、後端11aの内壁面には
第2突片部12aを有する第2保持部材12が取
付けられている。
すなわち、上記ガラスラン4は、これら第1お
よび第保持部材10,12によつて構成されてい
る。なお、ドアミラー2を取付けない場合には、
三角部カバーを同様の構成にする。
よび第保持部材10,12によつて構成されてい
る。なお、ドアミラー2を取付けない場合には、
三角部カバーを同様の構成にする。
上記ドアガラス5の取付けは、次のようにして
行なう。
行なう。
まず、ドアミラー2をネジ3等によりドアパネ
ル1に取付けるとともに、第1および第2保持部
材10,12をそれぞれドアパネル1の結合部9
とドアミラー2の取付部後端11aに装着させて
ガラスラン4を構成する。そののち、ドアガラス
5の前端部5aを第1および第2突片部10a,
12a間に配置してガラスラン4内に嵌入すれ
ば、ドアガラス5の取付けは完了する。なお、第
1および第2保持部材10,12の装着は、ドア
ミラー2の取付けの前後を問わない。
ル1に取付けるとともに、第1および第2保持部
材10,12をそれぞれドアパネル1の結合部9
とドアミラー2の取付部後端11aに装着させて
ガラスラン4を構成する。そののち、ドアガラス
5の前端部5aを第1および第2突片部10a,
12a間に配置してガラスラン4内に嵌入すれ
ば、ドアガラス5の取付けは完了する。なお、第
1および第2保持部材10,12の装着は、ドア
ミラー2の取付けの前後を問わない。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考
案は既述の実施例に限定されるものではなく、本
考案の技術的思想に基いて各種の変形および変更
が可能である。
案は既述の実施例に限定されるものではなく、本
考案の技術的思想に基いて各種の変形および変更
が可能である。
f 考案の効果
上述の如く、本考案に係る自動車のドアガラス
取付構造は、ドアミラーに取付部後端およびドア
パネルの後端部に配設した第1および第2保持部
材によつてガラスランを構成し、該ガラスランに
ドアガラスの前端部を摺動可能に取付けるように
したので、従来のようにガラスランを装着してド
アガラスを案内保持するためのサツシユを用いる
必要がなくなり、部品点数を減らすことができ
る。また、本考案の取付構造によれば、容易にド
アガラスを取付けることができ、しかも取付作業
の工程数も削減することができるから、作業能率
の向上が図れる。それに加え、本考案の取付構造
によれば、ドアガラスが従来に比べてさらにドア
アウタパネル側に取付けられるので、フラツシユ
サーフエイス化(車体の外表面の平滑化)の要請
に応えることが可能になる。
取付構造は、ドアミラーに取付部後端およびドア
パネルの後端部に配設した第1および第2保持部
材によつてガラスランを構成し、該ガラスランに
ドアガラスの前端部を摺動可能に取付けるように
したので、従来のようにガラスランを装着してド
アガラスを案内保持するためのサツシユを用いる
必要がなくなり、部品点数を減らすことができ
る。また、本考案の取付構造によれば、容易にド
アガラスを取付けることができ、しかも取付作業
の工程数も削減することができるから、作業能率
の向上が図れる。それに加え、本考案の取付構造
によれば、ドアガラスが従来に比べてさらにドア
アウタパネル側に取付けられるので、フラツシユ
サーフエイス化(車体の外表面の平滑化)の要請
に応えることが可能になる。
第1図は本考案に係る自動車のドアガラス取付
構造の一実施例を適用してドアガラスをガラスラ
ンに取付けた状態を示す水平断面図、第2図は従
来のドアミラーを取付けた自動車用ドアを示す斜
視図、第3図は第2図におけるA−A線断面図で
ある。 1…ドアパネル、2…ドアミラー、4…ガラス
ラン、5…ドアガラス、9…結合部、10…第1
保持部材、10a…第1突片部、11…ドアミラ
ーの取付部、11a…ドアミラーの取付部後端、
12…第2保持部材、12a…第2突片部。
構造の一実施例を適用してドアガラスをガラスラ
ンに取付けた状態を示す水平断面図、第2図は従
来のドアミラーを取付けた自動車用ドアを示す斜
視図、第3図は第2図におけるA−A線断面図で
ある。 1…ドアパネル、2…ドアミラー、4…ガラス
ラン、5…ドアガラス、9…結合部、10…第1
保持部材、10a…第1突片部、11…ドアミラ
ーの取付部、11a…ドアミラーの取付部後端、
12…第2保持部材、12a…第2突片部。
Claims (1)
- ドアパネルに取付けられるドアミラーの取付部
後端を断面略L字状に形成し、該ドアミラーの取
付部後端と前記ドアパネルの後端部とを車巾方向
に間隔を置いて対向配置し、前記ドアパネルの後
端部に第1突片部を有する第1保持部材を取付け
ると共に、前記ドアミラーの取付部後端の内壁面
に第2突片部を有する第2保持部材を取付け、こ
れら第1および第2保持部材によつてガラスラン
を構成し、前記第1および第2突片部間にドアガ
ラスの前端部を配置することにより前記ガラスラ
ンに摺動可能に取付けたことを特徴とする自動車
のドアガラス取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985054553U JPH0338015Y2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985054553U JPH0338015Y2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61169820U JPS61169820U (ja) | 1986-10-21 |
JPH0338015Y2 true JPH0338015Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=30576416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985054553U Expired JPH0338015Y2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0338015Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3848555B2 (ja) * | 2001-10-16 | 2006-11-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両のドアサッシュ構造 |
JP2007245924A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Nissan Motor Co Ltd | ドアミラーベース構造 |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP1985054553U patent/JPH0338015Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61169820U (ja) | 1986-10-21 |
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