JPH0224341Y2 - - Google Patents

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JPH0224341Y2
JPH0224341Y2 JP1983197086U JP19708683U JPH0224341Y2 JP H0224341 Y2 JPH0224341 Y2 JP H0224341Y2 JP 1983197086 U JP1983197086 U JP 1983197086U JP 19708683 U JP19708683 U JP 19708683U JP H0224341 Y2 JPH0224341 Y2 JP H0224341Y2
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JP
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valve
holder
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holding wall
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JP1983197086U
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ウエツジベースを使用した小型の車
輛用灯具に関するものである。
〔従来の技術〕
小型の車輛用灯具、例えばドアを開けると自動
点灯するステツプランプの如き灯具は、第1図に
示すように、ハウジング1とそのハウジングの開
口部にリム2およびビス20を介して配設したレ
ンズ3とにより囲まれた灯室の底部に導電金属板
により形成されたU字形のバルブホルダ4を配設
し、そのバルブホルダ4にウエツジベースバルブ
5のピンチシール部を支持している。なお、第1
図において、40はバルブホルダ4と一体をなす
コンタクト、41はコードである。
上記のように、U字形のバルブホルダ4でウエ
ツジベースバルブのピンチシール部を支持する型
式の自動車用灯具においては、バルブホルダ4が
金属板であるから、耐振性に問題があつて、従来
から各種の振動防止対策がとられている。
実公昭53−1825号公報はその一例であつて、こ
の例では、U字形をなすホルダ本体をハウジング
に形成した嵌合凹部にはめ込んでその取付片をハ
ウジングに固定し、かつ、ホルダ本体をハウジン
グに形成した嵌合凹部の上下に設けた中央片と両
側片とにより上下方向から押えつけている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、ウエツジベースバルブのホルダは、
元々ウエツジベースバルブのピンチシール部のみ
を挟持するので、薄型化をはかるために第1図に
示すようにウエツジベースバルブを傾斜して配設
した場合、バルブホルダ4の部分を振動しないよ
うに押えても、車輛走行時の振動によりバルブの
管球部が振動して断線などを起しやすいという問
題がある。また、このような管球部の振動により
バルブホルダが変形するおそれがある。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善
し、ウエツジベースバルブを斜めに配設した車輌
用灯具において、バルブの振動を防止することが
できる車輌用灯具を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するため、ハウジ
ングの底部にウエツジベースバルブの管球の下方
を傾斜状態で保持するバルブ保持壁とバルブホル
ダを傾斜状態で保持するホルダ保持壁とを形成
し、かつ、前記ハウジングとは別に、前記ハウジ
ングのバルブ保持壁およびホルダ保持壁と共働し
てウエツジベースバルブの管球の下方を傾斜状態
で保持するバルブ保持壁およびバルブホルダを傾
斜状態で保持するホルダ保持壁を有するカバーを
形成し、かつ、ハウジングの底部の前記バルブ保
持壁の両側に前記カバーの脚部を挿入係止し得る
受部を設けると共に前記カバーの両側に前記受部
に挿入係止し得る脚部を形成し、カバーの脚部を
ハウジングの受部に挿入係止し、前記ハウジング
側のホルダ保持壁およびカバー側のホルダ保持壁
によりバルブホルダを挟持すると共に、ハウジン
グ側のバルブ保持壁およびカバー側のバルブ保持
壁によりウエツジベースバルブの管球の下部を保
持したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、前記の如き構成よりなるので、カバ
ーをハウジングの底部に組付けると、ハウジング
側のホルダ保持壁およびカバー側ホルダ保持壁に
よりバルブホルダを挟持すると共に、ハウジング
側のバルブ保持壁およびカバー側バルブ保持壁に
よりウエツジベースバルブの管球の下部を嵌合保
持し、これにより車体の振動などによりウエツジ
ベースバルブが振動しようとしてもバルブホルダ
保持壁によるホルダの挟持とバルブ保持壁による
管球の下部の保持作用によりバルブが振動するの
を防止することができ、さらに、この振動防止の
ため、バルブホルダに過大な力が掛ることがなく
なつてバルブホルダの変形を防止することができ
る。
〔実施例〕 以下、添付図面について本考案に係る車輌用灯
具の実施例を説明する。
第2図乃至第7図は本考案の車輌用灯具の第1
の実施例を示す。図中第1図と同符号は同一のも
のを示す。なお、符号30はアウターレンズ、3
1はインナーレンズである。
本考案においては、ハウジング1の底部に、傾
斜したバルブ保持壁とホルダ保持壁とを形成し、
他方、前記ハウジングとは別に、傾斜したバルブ
保持壁とホルダ保持壁とを有するカバー6を形成
し、そのカバー6をハウジング1に取付けてハウ
ジングとカバーとによりウエツジベースバルブ5
の管球の下方とバルブホルダ4とを同時に保持さ
せる。
これを具体的に云うと、ハウジング1の底部1
0に、バルブ5の管球の下方を傾斜状態で保持す
るバルブ保持壁11と、バルブホルダ4を傾斜状
態で保持するホルダ保持壁12とを連続して形成
し、かつ、その左右に、カバー6の脚部を挿入係
止し得る受部13,13を形成する。なお、この
受部13,13は、第6図および第7図に示すよ
うに、互いに垂直に起立させた起立部130と、
互いに内側に突設した水平部131と、前端側に
設けた止部132とからなる鉤形のものである。
カバー6は、前記ハウジング側のバルブ保持壁
11と共働してウエツジベースバルブ5の管球の
下方を保持する傾斜したバルブ保持壁61と、ハ
ウジング側のホルダ保持壁12と共働してバルブ
ホルダ4を保持する傾斜したホルダ保持壁62と
なるカバー本体60を形成し、かつ、該カバー本
体60のバルブ持壁61の両側に前記ハウジング
の受部13,13に挿入係止し得る脚部63,6
3を一体に形成し、さらに、後方に固定脚64を
水平に形成する。
前記の如く構成したハウジング1のホルダ保持
壁12にバルブホルダ4を装着し、そのバルブホ
ルダ4上にホルダ保持壁62が位置するようにカ
バー6の脚部63,63をハウジング1の受部1
3,13に挿入係止し、カバー6の固定脚64を
リベツト7によりハウジングの底部に固定する。
このようにしてハウジング1にカバー6を組付
けると、カバー6はハウジング1に対し左右、上
下、前後にガタつくことがないように固定され、
この状態でウエツジベースバルブ5のピンチシー
ル部をバルブホルダ4に挿入してバルブをセツト
すると、ウエツジベースバルブ5は、そのピンチ
シール部をバルブホルダ4により挟着支持すると
同時に、ウエツジベースバルブ5の管球の下部は
バルブ保持壁11と61によりとり囲まれて保持
される。
従つて、車輌の走行に伴う振動によりウエツジ
ベースバルブ5が振動しようとしても、バルブ保
持壁11,61によりウエツジベースバルブの管
球の振動が抑制され、バルブホルダ4のみで挟着
支持した場合のような振動が生ずるのを防止する
ことができる。
第8図乃至第14図は本考案の車輌用灯具の第
2の実施例である。なお、図中、第1図乃至第7
図と同符号は同一のものを示す。
この実施例は、基本的な構成は第2図乃至第7
図に示す第1の実施例と同様であるが、第1の実
施例がカバー6をハウジングに対しリベツト止め
したのに対し、カバー6をハウジングに対し着脱
自在にしたものである。
すなわち、この実施例は、ハウジングの底部1
0のホルダ保持壁12の左右に第2の受部14,
14を形成し、かつ、その受部14,14の後方
の中間に弾性切起片15を形成し、他方、カバー
6の後端底部に第2の脚部66を形成し、第2の
脚部66の両端を第2の受部14,14に挿入係
止させると共に第2の脚部66の後端縁に弾性切
起片15を当接させて組付けるようにしたもので
ある。なお、第2の受部14は第13図に示すよ
うに起立部140と内側に向う水平部141とを
具備している。その他の構成は第2図乃至第7図
の実施例と同様である。
この実施例は、前記の如き構成よりなるので、
第2図乃至第7図に示す第1の実施例と同一の作
用効果を有し、さらに、カバー6をハウジング1
に対し着脱することができるので、バルブホルダ
4の交換が可能であり、かつ、リベツトを必要と
しないので、部品点数および組付工数を減少させ
ることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、ウエツジ
ベースバルブを傾斜して支持した車輌用灯具にお
いて、車輌の振動にも拘らずウエツジベースバル
ブが振動するのを防止することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車輌用灯具の断面図である。第
2図乃至第7図は本考案の車輌用灯具の第1の実
施例を示し、第2図は断面図、第3図はカバーを
ハウジングに組付けた状態の一部平面図、第4図
はハウジングにカバーを組付ける以前の状態を示
す説明図、第5図a,bはカバーの側面図、正面
図、第6図および第7図は第3図における−
線断面図および−線断面図である。第8図乃
至第14図は本考案の車輌用灯具の第2の実施例
を示し、第8図はバルブカバーをハウジングに組
付けた状態の一部平面図、第9図はハウジングに
バルブカバーを組付ける以前の状態を示す説明
図、第10図a,bはバルブカバーの側面図、正
面図、第11図、第12図、第13図、第14図
は第8図におけるXI−XI線断面図、XII−XII線断面
図、−線断面図およびXII−XII線断面
図である。 1……ハウジング、11……バルブ保持壁、1
2……ホルダ保持壁、13……受部、14……第
2受部、15……弾性切起片、30……アウター
レンズ、31……インナーレンズ、4……バルブ
ホルダ、5……ウエツジベースバルブ、6……カ
バー、61……バルブ保持壁、62……ホルダ保
持壁、63……脚部、64……固定脚、66……
第2の脚部、7……リベツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングと、該ハウジングの開口を覆うレン
    ズと、ハウジングに取付けられた金属板製のバル
    ブホルダと、該バルブホルダにピンチシール部を
    支持されたウエツジベースバルブとを備えた車輛
    用灯具において、ハウジングの底部にウエツジベ
    ースバルブの管球の下方を傾斜状態で保持するバ
    ルブ保持壁とバルブホルダを傾斜状態で保持する
    ホルダ保持壁とを形成し、かつ、前記ハウジング
    とは別に、前記ハウジングのバルブ保持壁および
    ホルダ保持壁と共働してウエツジベースバルブの
    管球の下方を傾斜状態で保持するバルブ保持壁お
    よびバルブホルダを傾斜状態で保持するホルダ保
    持壁を有するカバーを形成し、かつ、ハウジング
    の底部の前記バルブ保持壁の両側に前記カバーの
    脚部を挿入係止し得る受部を設けると共に前記カ
    バーの両側に前記受部に挿入係止し得る脚部を形
    成し、カバーの脚部をハウジングの受部に挿入係
    止し、前記ハウジング側のホルダ保持壁およびカ
    バー側のホルダ保持壁によりバルブホルダを挟持
    すると共に、ハウジング側のバルブ保持壁および
    カバー側のバルブ保持壁によりウエツジベースバ
    ルブの管球の下部を保持したことを特徴とする車
    輛用灯具。
JP19708683U 1983-12-23 1983-12-23 車輛用灯具 Granted JPS60105005U (ja)

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JP19708683U JPS60105005U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 車輛用灯具

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JP19708683U JPS60105005U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 車輛用灯具

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Publication Number Publication Date
JPS60105005U JPS60105005U (ja) 1985-07-17
JPH0224341Y2 true JPH0224341Y2 (ja) 1990-07-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009173163A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Yazaki Corp 車載用室内照明装置のバルブソケット構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531825U (ja) * 1976-05-04 1978-01-10

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JPS531825U (ja) * 1976-05-04 1978-01-10

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JPS60105005U (ja) 1985-07-17

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