JP2553734Y2 - コード用差込プラグ - Google Patents

コード用差込プラグ

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JP2553734Y2
JP2553734Y2 JP4277692U JP4277692U JP2553734Y2 JP 2553734 Y2 JP2553734 Y2 JP 2553734Y2 JP 4277692 U JP4277692 U JP 4277692U JP 4277692 U JP4277692 U JP 4277692U JP 2553734 Y2 JP2553734 Y2 JP 2553734Y2
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JP
Japan
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cord
socket
plug
hole
grommet
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JP4277692U
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JPH0594964U (ja
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洋一 杉本
青木  隆
明 藤本
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Honda Motor Co Ltd
Nissin Kogyo Co Ltd
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nissin Kogyo Co Ltd
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば車両のアンチロ
ックブレーキシステムに組み込まれる電磁弁のソケット
に差し込まれるコード用差込プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコード用差込プラグは、ソケット
内に設けられた端子金具と嵌合する端子金具を有すると
共に前記ソケット内に差し込まれるプラグ本体と、該プ
ラグ本体の差込方向後端部に配設され且つ外周面が前記
ソケット内周面に密着嵌合してシールするグロメットと
から構成されていた。
【0003】従って、プラグをソケットに差し込んだ状
態でコードに曲げ応力や捻り応力等が作用すると、その
応力の作用でグロメットが変形して、そのシール機能が
低下するという問題点があった。
【0004】そこで本出願人は先に、コードに曲げ応力
や捻り応力等が作用してもグロメットが変形することな
く、シール機能を低下させないようにしたコード用差込
プラグとして、図4及び図5に示すものを出願した(実
願平2−84437号)。
【0005】このコード用差込プラグは、ソケット41
内に差し込まれ且つ該ソケット41内に設けられた端子
金具42と嵌合する端子金具43をコード44の端部に
有するプラグ本体45と、該プラグ本体45の差込方向
後端部に配設され且つ外周面が前記ソケット41内周面
に密着嵌合してシールするグロメット46と、該グロメ
ット46の差込方向後端部に配設されて該グロメット4
6の変形を抑制すると共に前記ソケット41内に嵌合さ
れるコードホルダ47とからなるものである。
【0006】ところで、このようなコード用差込プラグ
において、コード44をソケット41からプラグ本体4
5の差込方向に対して所定角度をなす方向に導出する必
要がある場合には、ソケット41から導出されたコード
44を屈曲して、何らかの手段でクランプする必要があ
る。
【0007】斯かるクランプのための手段を別部品で構
成しようとする場合、そのクランプ手段を設けるための
スペースや位置等の関係で設計上の制約を受けると共
に、部品点数も多くなり、構成が複雑になるという問題
点がある。
【0008】本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、コードに曲げ応力や捻り
応力等が作用してもグロメットが変形することなくシー
ル機能が低下しないものでありながら、ソケットから導
出されたコードを簡単な構成で屈曲し、しかもその屈曲
状態を保持(クランプ)できるコード用差込プラグを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案のコード用差込ブラグは、ソケット内に差し込ま
れ且つ該ソケット内に設けられた端子金具と嵌合する端
子金具をコードの端部に有するプラグ本体と、該プラグ
本体の差込方向後端部に配設され且つ外周面が前記ソケ
ット内周面に密着嵌合してシールするグロメットと、該
グロメットの差込方向後端部に配設されて該グロメット
の変形を抑制すると共に前記ソケット内に嵌合されるコ
ードホルダとを具備し、前記コードを前記ソケットから
前記プラグ本体の差込方向に対して所定角度をなす方向
に導出するために、前記コードホルダに形成されるコー
ド挿通孔を、前記プラグ本体の差込方向に延びる縦孔
と、該縦孔に対して所定角度をなす方向に延びる横孔と
からなる屈曲孔としたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】縦孔と横孔とからなる屈曲孔とされたコード挿
通孔にコードを挿通することにより、該コードが屈曲状
態に保持されるので、コードを屈曲状態に保持しておく
ためのクランプ手段を格別設ける必要がない。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。
【0012】図1は本考案に係るコード用差込プラグを
備えた電磁弁の一部を切欠した側面図、図2は図1の一
部を切欠したA−A矢視図、図3はコードホルダの斜視
図である。
【0013】両図中、1は電磁弁で、そのハウジング2
の上面にはソケット3が上方に向けて突設されている。
このソケット3には、本考案のコード用差込プラグ4が
装着されている。
【0014】本考案のコード用差込プラグ4は、プラグ
本体5と、グロメット6と、コードホルダ7とを主要構
成要素としている。
【0015】プラグ本体5は、ソケット3内に差し込ま
れ、且つ該ソケット3内に設けられた端子金具8と嵌合
する端子金具9をコード10の端部に有して構成されて
いる。
【0016】グロメット6は、弾性を有するゴム等から
なるもので一対のコード嵌挿孔11を有している。グロ
メット6は、プラグ本体5の差込方向後端部に配設さ
れ、且つ外周面がソケット3の上部開口端側内周面に密
着嵌合してシールするものである。
【0017】コードホルダ7はグロメット6の差込方向
後端部に配設されて、該グロメット6の変形を抑制する
と共にソケット3内に嵌合されるものである。コードホ
ルダ7は合成樹脂よりなるもので、コード10をソケッ
ト3からプラグ本体5の差込方向に対して所定角度をな
す方向に導出するためのコード挿通孔12が形成されて
いる。このコード挿通孔12には、プラグ本体5の差込
方向に延びる縦孔13と、該縦孔13に対して所定角度
(例えば、90°)をなす方向に延びる横孔14とから
なるL字状の屈曲孔となっている。
【0018】横孔14が形成されたコードホルダ7の一
部は、横孔14を半割状とする分割面Fを介して分離可
能となっている。即ち、コードホルダ7は、図3に示す
如く分割面Fを介して上下方向に分離可能にヒンジ部1
5により連結された主体16と副体17とを有してい
る。
【0019】主体16は、上面に横孔14の下半部を構
成する凹部14aを、下面にソケット3の上端部に嵌合
する嵌合突部18をそれぞれ有し、且つこの嵌合突部1
8の下面と凹部14aの底面との間に亘って縦孔13が
穿設されている。また、主体16の両側部には下方に向
けて一対の脚片19が突設されており、これら脚片19
の下端側には係合孔20が穿設されている。この係合孔
20は、図2に示す如くソケット3の両側外面の係合突
起21に弾性的に係合する。
【0020】副体17は、下面に横孔14の上半部を構
成する凹部14bを有し、且つ両側部には下方に向けて
一対の係合片22が突設されている。これら係合片22
の下端側には係合爪23が突設されている。この係合爪
23は、主体16の両側の係合段部24に弾性係合し
て、主体16と副体17とが分離しないように保持する
ようになっている。
【0021】なお、主体16と副体17とを連結してい
るヒンジ部15は紐状をなすもので、これら主体16及
び副体17と一体形成されるものである。
【0022】しかして、図3に示す如くコードホルダ7
の主体16と副体17を分離した状態にして、プラグ本
体5のコード10を縦孔13に挿通した後、主体16と
副体17の分割面Fを接合させる如く該副体17をヒン
ジ部15を支点に回動させ、係合片22の係合爪23を
係合段部24に係合させることによって、図1及び図2
に示す如くコード10がソケット3からプラグ本体5の
差込方向に対して所定角度(例えば、90°)をなす方
向に導出されるものである。
【0023】この場合、コード挿通孔12が屈曲孔であ
るため、格別クランプ手段を設けることなくコード10
を屈曲状態に保持することができるものである。
【0024】上記実施例の如く、横孔14が形成された
コードホルダ7の一部を、横孔14を半割状とする分割
面Fを介して分離可能としたことにより、コード挿通孔
12を屈曲孔としたものでありながら、コード10を容
易に挿通することができる効果がある。
【0025】なお、上記コード挿通孔12の屈曲角度
は、上述した実施例の90°に限定されるものではな
く、導出状態に応じて適宜変更し得るものである。
【0026】また、本考案のコード用差込プラグは、上
述した如く電磁弁のみならず、他の機器に対しても適用
可能である。
【0027】更に、その他の構成についても本考案の要
旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは云うまでも
ない。
【0028】
【考案の効果】以上の如く本考案のコード用差込プラグ
によれば、縦孔と横孔とからなる屈曲孔とされたコード
挿通孔にコードを挿通することにより、該コードが屈曲
状態に保持されるので、コードを屈曲状態に保持してお
くためのクランプ手段を格別設ける必要がない。
【0029】また、コードホルダによりグロメットの変
形が抑制されるので、該グロメットのシール機能が低下
しない。
【0030】更に、請求項2のコード用差込プラグによ
れば、コード挿通孔が屈曲孔でありながら、コードを容
易に挿通することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコード用差込プラグを
備えた電磁弁の一部切欠側面図である。
【図2】図1の一部を切欠したA−A矢視図である。
【図3】コードホルダの斜視図である。
【図4】従来のコード用差込プラグを備えた電磁弁の一
部切欠側面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【符号の説明】
3 ソケット 4 コード用差込プラグ 5 プラグ本体 6 グロメット 7 コードホルダ 8 端子金具 9 端子金具 10 コード 12 コード挿通孔 13 縦孔 14 横孔 F 分割面
フロントページの続き (72)考案者 青木 隆 長野県上田市大字国分840番地 日信工 業株式会社内 (72)考案者 藤本 明 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田 山3700番地株式会社 本田ロック内 (56)参考文献 特開 平4−229572(JP,A) 実開 平4−42072(JP,U) 実開 平1−68670(JP,U) 実開 昭59−136170(JP,U) 実開 昭59−156374(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット内に差し込まれ且つ該ソケット
    内に設けられた端子金具と嵌合する端子金具をコードの
    端部に有するプラグ本体と、該プラグ本体の差込方向後
    端部に配設され且つ外周面が前記ソケット内周面に密着
    嵌合してシールするグロメットと、該グロメットの差込
    方向後端部に配設されて該グロメットの変形を抑制する
    と共に前記ソケット内に嵌合されるコードホルダとを具
    備し、前記コードを前記ソケットから前記プラグ本体の
    差込方向に対して所定角度をなす方向に導出するため
    に、前記コードホルダに形成されるコード挿通孔を、前
    記プラグ本体の差込方向に延びる縦孔と、該縦孔に対し
    て所定角度をなす方向に延びる横孔とからなる屈曲孔と
    したことを特徴とするコード用差込プラグ。
  2. 【請求項2】 前記横孔が形成された前記コードホルダ
    の一部を、前記横孔を半割状とする分割面を介して分離
    可能としたことを特徴とする請求項1記載のコード用差
    込プラグ。
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