JPH0594964U - コード用差込プラグ - Google Patents

コード用差込プラグ

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JPH0594964U
JPH0594964U JP4277692U JP4277692U JPH0594964U JP H0594964 U JPH0594964 U JP H0594964U JP 4277692 U JP4277692 U JP 4277692U JP 4277692 U JP4277692 U JP 4277692U JP H0594964 U JPH0594964 U JP H0594964U
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cord
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plug
grommet
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JP4277692U
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洋一 杉本
青木  隆
明 藤本
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Honda Motor Co Ltd
Nissin Kogyo Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Nissin Kogyo Co Ltd
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グロメットのシール機能が低下しないもので
ありながら、コードをソケットからプラグ本体の差込方
向に対して所定角度をなす方向に屈曲した状態に屈曲状
態を保持するクランプ手段を格別設けることなく導出で
きるコード用差込プラグを提供する。 【構成】 コード挿通孔12を、プラグ本体5の差込方
向に延びる縦孔13と、該縦孔13に対して所定角度を
なす方向に延びる横孔14とからなる屈曲孔とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば車両のアンチロックブレーキシステムに組み込まれる電磁弁 のソケットに差し込まれるコード用差込プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコード用差込プラグは、ソケット内に設けられた端子金具と嵌合する端 子金具を有すると共に前記ソケット内に差し込まれるプラグ本体と、該プラグ本 体の差込方向後端部に配設され且つ外周面が前記ソケット内周面に密着嵌合して シールするグロメットとから構成されていた。
【0003】 従って、プラグをソケットに差し込んだ状態でコードに曲げ応力や捻り応力等 が作用すると、その応力の作用でグロメットが変形して、そのシール機能が低下 するという問題点があった。
【0004】 そこで本出願人は先に、コードに曲げ応力や捻り応力等が作用してもグロメッ トが変形することなく、シール機能を低下させないようにしたコード用差込プラ グとして、図4及び図5に示すものを出願した(実願平2−84437号)。
【0005】 このコード用差込プラグは、ソケット41内に差し込まれ且つ該ソケット41 内に設けられた端子金具42と嵌合する端子金具43をコード44の端部に有す るプラグ本体45と、該プラグ本体45の差込方向後端部に配設され且つ外周面 が前記ソケット41内周面に密着嵌合してシールするグロメット46と、該グロ メット46の差込方向後端部に配設されて該グロメット46の変形を抑制すると 共に前記ソケット41内に嵌合されるコードホルダ47とからなるものである。
【0006】 ところで、このようなコード用差込プラグにおいて、コード44をソケット4 1からプラグ本体45の差込方向に対して所定角度をなす方向に導出する必要が ある場合には、ソケット41から導出されたコード44を屈曲して、何らかの手 段でクランプする必要がある。
【0007】 斯かるクランプのための手段を別部品で構成しようとする場合、そのクランプ 手段を設けるためのスペースや位置等の関係で設計上の制約を受けると共に、部 品点数も多くなり、構成が複雑になるという問題点がある。
【0008】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コー ドに曲げ応力や捻り応力等が作用してもグロメットが変形することなくシール機 能が低下しないものでありながら、ソケットから導出されたコードを簡単な構成 で屈曲し、しかもその屈曲状態を保持(クランプ)できるコード用差込プラグを 提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案のコード用差込ブラグは、ソケット内に差し込 まれ且つ該ソケット内に設けられた端子金具と嵌合する端子金具をコードの端部 に有するプラグ本体と、該プラグ本体の差込方向後端部に配設され且つ外周面が 前記ソケット内周面に密着嵌合してシールするグロメットと、該グロメットの差 込方向後端部に配設されて該グロメットの変形を抑制すると共に前記ソケット内 に嵌合されるコードホルダとを具備し、前記コードを前記ソケットから前記プラ グ本体の差込方向に対して所定角度をなす方向に導出するために、前記コードホ ルダに形成されるコード挿通孔を、前記プラグ本体の差込方向に延びる縦孔と、 該縦孔に対して所定角度をなす方向に延びる横孔とからなる屈曲孔としたことを 特徴とするものである。
【0010】
【作用】
縦孔と横孔とからなる屈曲孔とされたコード挿通孔にコードを挿通することに より、該コードが屈曲状態に保持されるので、コードを屈曲状態に保持しておく ためのクランプ手段を格別設ける必要がない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づき説明する。
【0012】 図1は本考案に係るコード用差込プラグを備えた電磁弁の一部を切欠した側面 図、図2は図1の一部を切欠したA−A矢視図、図3はコードホルダの斜視図で ある。
【0013】 両図中、1は電磁弁で、そのハウジング2の上面にはソケット3が上方に向け て突設されている。このソケット3には、本考案のコード用差込プラグ4が装着 されている。
【0014】 本考案のコード用差込プラグ4は、プラグ本体5と、グロメット6と、コード ホルダ7とを主要構成要素としている。
【0015】 プラグ本体5は、ソケット3内に差し込まれ、且つ該ソケット3内に設けられ た端子金具8と嵌合する端子金具9をコード10の端部に有して構成されている 。
【0016】 グロメット6は、弾性を有するゴム等からなるもので一対のコード嵌挿孔11 を有している。グロメット6は、プラグ本体5の差込方向後端部に配設され、且 つ外周面がソケット3の上部開口端側内周面に密着嵌合してシールするものであ る。
【0017】 コードホルダ7はグロメット6の差込方向後端部に配設されて、該グロメット 6の変形を抑制すると共にソケット3内に嵌合されるものである。コードホルダ 7は合成樹脂よりなるもので、コード10をソケット3からプラグ本体5の差込 方向に対して所定角度をなす方向に導出するためのコード挿通孔12が形成され ている。このコード挿通孔12には、プラグ本体5の差込方向に延びる縦孔13 と、該縦孔13に対して所定角度(例えば、90°)をなす方向に延びる横孔1 4とからなるL字状の屈曲孔となっている。
【0018】 横孔14が形成されたコードホルダ7の一部は、横孔14を半割状とする分割 面Fを介して分離可能となっている。即ち、コードホルダ7は、図3に示す如く 分割面Fを介して上下方向に分離可能にヒンジ部15により連結された主体16 と副体17とを有している。
【0019】 主体16は、上面に横孔14の下半部を構成する凹部14aを、下面にソケッ ト3の上端部に嵌合する嵌合突部18をそれぞれ有し、且つこの嵌合突部18の 下面と凹部14aの底面との間に亘って縦孔13が穿設されている。また、主体 16の両側部には下方に向けて一対の脚片19が突設されており、これら脚片1 9の下端側には係合孔20が穿設されている。この係合孔20は、図2に示す如 くソケット3の両側外面の係合突起21に弾性的に係合する。
【0020】 副体17は、下面に横孔14の上半部を構成する凹部14bを有し、且つ両側 部には下方に向けて一対の係合片22が突設されている。これら係合片22の下 端側には係合爪23が突設されている。この係合爪23は、主体16の両側の係 合段部24に弾性係合して、主体16と副体17とが分離しないように保持する ようになっている。
【0021】 なお、主体16と副体17とを連結しているヒンジ部15は紐状をなすもので 、これら主体16及び副体17と一体形成されるものである。
【0022】 しかして、図3に示す如くコードホルダ7の主体16と副体17を分離した状 態にして、プラグ本体5のコード10を縦孔13に挿通した後、主体16と副体 17の分割面Fを接合させる如く該副体17をヒンジ部15を支点に回動させ、 係合片22の係合爪23を係合段部24に係合させることによって、図1及び図 2に示す如くコード10がソケット3からプラグ本体5の差込方向に対して所定 角度(例えば、90°)をなす方向に導出されるものである。
【0023】 この場合、コード挿通孔12が屈曲孔であるため、格別クランプ手段を設ける ことなくコード10を屈曲状態に保持することができるものである。
【0024】 上記実施例の如く、横孔14が形成されたコードホルダ7の一部を、横孔14 を半割状とする分割面Fを介して分離可能としたことにより、コード挿通孔12 を屈曲孔としたものでありながら、コード10を容易に挿通することができる効 果がある。
【0025】 なお、上記コード挿通孔12の屈曲角度は、上述した実施例の90°に限定さ れるものではなく、導出状態に応じて適宜変更し得るものである。
【0026】 また、本考案のコード用差込プラグは、上述した如く電磁弁のみならず、他の 機器に対しても適用可能である。
【0027】 更に、その他の構成についても本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得 ることは云うまでもない。
【0028】
【考案の効果】
以上の如く本考案のコード用差込プラグによれば、縦孔と横孔とからなる屈曲 孔とされたコード挿通孔にコードを挿通することにより、該コードが屈曲状態に 保持されるので、コードを屈曲状態に保持しておくためのクランプ手段を格別設 ける必要がない。
【0029】 また、コードホルダによりグロメットの変形が抑制されるので、該グロメット のシール機能が低下しない。
【0030】 更に、請求項2のコード用差込プラグによれば、コード挿通孔が屈曲孔であり ながら、コードを容易に挿通することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコード用差込プラグを
備えた電磁弁の一部切欠側面図である。
【図2】図1の一部を切欠したA−A矢視図である。
【図3】コードホルダの斜視図である。
【図4】従来のコード用差込プラグを備えた電磁弁の一
部切欠側面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【符号の説明】
3 ソケット 4 コード用差込プラグ 5 プラグ本体 6 グロメット 7 コードホルダ 8 端子金具 9 端子金具 10 コード 12 コード挿通孔 13 縦孔 14 横孔 F 分割面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉本 洋一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)考案者 青木 隆 長野県上田市大字国分840番地 日信工業 株式会社内 (72)考案者 藤本 明 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田山 3700番地株式会社本田ロック内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット内に差し込まれ且つ該ソケット
    内に設けられた端子金具と嵌合する端子金具をコードの
    端部に有するプラグ本体と、該プラグ本体の差込方向後
    端部に配設され且つ外周面が前記ソケット内周面に密着
    嵌合してシールするグロメットと、該グロメットの差込
    方向後端部に配設されて該グロメットの変形を抑制する
    と共に前記ソケット内に嵌合されるコードホルダとを具
    備し、前記コードを前記ソケットから前記プラグ本体の
    差込方向に対して所定角度をなす方向に導出するため
    に、前記コードホルダに形成されるコード挿通孔を、前
    記プラグ本体の差込方向に延びる縦孔と、該縦孔に対し
    て所定角度をなす方向に延びる横孔とからなる屈曲孔と
    したことを特徴とするコード用差込プラグ。
  2. 【請求項2】 前記横孔が形成された前記コードホルダ
    の一部を、前記横孔を半割状とする分割面を介して分離
    可能としたことを特徴とする請求項1記載のコード用差
    込プラグ。
JP4277692U 1992-05-28 1992-05-28 コード用差込プラグ Expired - Lifetime JP2553734Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011014423A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Yazaki Corp コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011014423A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Yazaki Corp コネクタ
CN102474044A (zh) * 2009-07-03 2012-05-23 矢崎总业株式会社 连接器

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