JPH11223162A - エアクリーナの取付構造 - Google Patents
エアクリーナの取付構造Info
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- JPH11223162A JPH11223162A JP3667398A JP3667398A JPH11223162A JP H11223162 A JPH11223162 A JP H11223162A JP 3667398 A JP3667398 A JP 3667398A JP 3667398 A JP3667398 A JP 3667398A JP H11223162 A JPH11223162 A JP H11223162A
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- rubber bush
- collar member
- air cleaner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアクリーナの取付構造において、組付性を
向上しつつ、振動伝播を減少させることにある。 【構成】 カラー部材とゴムブッシュとの接触面を減少
するように、カラー部材及び/またはゴムブッシュには
接触用突出部を設け、ゴムブッシュの外周面には取付フ
ランジの嵌合孔に嵌合される嵌合用凹部を設けている。
向上しつつ、振動伝播を減少させることにある。 【構成】 カラー部材とゴムブッシュとの接触面を減少
するように、カラー部材及び/またはゴムブッシュには
接触用突出部を設け、ゴムブッシュの外周面には取付フ
ランジの嵌合孔に嵌合される嵌合用凹部を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアクリーナの
取付構造に係り、特にエアクリーナを車体にフローティ
ング支持するエアクリーナの取付構造に関する。
取付構造に係り、特にエアクリーナを車体にフローティ
ング支持するエアクリーナの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、吸気系部品としてのエ
アクリーナをフローティング支持して車体に取付けてい
る。
アクリーナをフローティング支持して車体に取付けてい
る。
【0003】このようなエアクリーナの取付構造として
は、例えば、図15〜17に示す如く、エアクリーナ1
02がアッパエアクリーナケース104−1とロアエア
クリーナケース104−2とからなるエアクリーナケー
ス104を備え、ロアエアクリーナケース104−2に
複数(例えば3箇所)の取付フランジ106が付設さ
れ、この取付フランジ106の底部106aに形成した
嵌合孔108には円筒形状のカラー部材110が保持さ
れたゴムブッシュ112の外周面に形成した嵌合用凹部
114を嵌合し、カラー部材110の取付具用孔である
ボルト孔116に取付具である取付ボルト118を上方
から挿通し、この取付ボルト118を車体側に固定し、
エアクリーナ102を車体にフローティング支持してい
る構造がある。かかる場合に、カラー部材110の外周
面とゴムブッシュ112の内周面とは、全面接触してい
る。
は、例えば、図15〜17に示す如く、エアクリーナ1
02がアッパエアクリーナケース104−1とロアエア
クリーナケース104−2とからなるエアクリーナケー
ス104を備え、ロアエアクリーナケース104−2に
複数(例えば3箇所)の取付フランジ106が付設さ
れ、この取付フランジ106の底部106aに形成した
嵌合孔108には円筒形状のカラー部材110が保持さ
れたゴムブッシュ112の外周面に形成した嵌合用凹部
114を嵌合し、カラー部材110の取付具用孔である
ボルト孔116に取付具である取付ボルト118を上方
から挿通し、この取付ボルト118を車体側に固定し、
エアクリーナ102を車体にフローティング支持してい
る構造がある。かかる場合に、カラー部材110の外周
面とゴムブッシュ112の内周面とは、全面接触してい
る。
【0004】また、図18に示す如く、カラー部材11
0の外周面とゴムブッシュ112の内周面との間には、
隙間202を形成した構造がある。
0の外周面とゴムブッシュ112の内周面との間には、
隙間202を形成した構造がある。
【0005】更に、図19に示す如く、取付具として段
付きボルト302を使用し、上述のカラー部材を廃止
し、且つ、段付きボルト302の外周面とゴムブッシュ
112の内周面との間に隙間304を形成した構造があ
る。
付きボルト302を使用し、上述のカラー部材を廃止
し、且つ、段付きボルト302の外周面とゴムブッシュ
112の内周面との間に隙間304を形成した構造があ
る。
【0006】更にまた、エアクリーナの取付構造として
は、例えば、実用新案登録第2536520号公報、実
開昭57−42159号公報に開示されている。
は、例えば、実用新案登録第2536520号公報、実
開昭57−42159号公報に開示されている。
【0007】実用新案登録第2536520号公報に記
載のものは、中央にボルト孔が形成され且つ外周面から
半径方向内方へ凹入した凹部が形成されたゴムブッシュ
であるマウントラバーにおいて、凹部の底面とボルト孔
との間に残された部分の内外いずれかの面に、少なくと
も凹部の幅範囲にわたってボルト孔の軸線方向に延びる
リブを形成したり、あるいは、中央にボルト孔が形成さ
れ且つボルト孔の軸線方向中間部に周面に開口するステ
ー部材嵌着用の環状凹所が形成され、また、その両側に
各外周面から半径方向内方に凹入した凹部が形成され、
しかも、ボルト孔にカラー部材を嵌合させたゴムブッシ
ュであるマウントラバーにおいて、ボルト孔の内周面
に、少なくとも一方の凹部に対応する部位から他方の凹
部に対応する位置まで、軸線方向に連続して延びるリブ
を設けたり、あるいはまた、周面に開口するステー部材
嵌着用の環状凹所が形成されたゴムブッシュであるマウ
ントラバーにおいて、ステー部材の円孔の縁部と対向す
る環状凹所の底部の両隅縁部に、各環状凹所から軸線方
向外側へ膨出するとともに両隅縁部間の中間部より半径
方向内方へ延びるステー逃げ凹部を形成されたものであ
る。
載のものは、中央にボルト孔が形成され且つ外周面から
半径方向内方へ凹入した凹部が形成されたゴムブッシュ
であるマウントラバーにおいて、凹部の底面とボルト孔
との間に残された部分の内外いずれかの面に、少なくと
も凹部の幅範囲にわたってボルト孔の軸線方向に延びる
リブを形成したり、あるいは、中央にボルト孔が形成さ
れ且つボルト孔の軸線方向中間部に周面に開口するステ
ー部材嵌着用の環状凹所が形成され、また、その両側に
各外周面から半径方向内方に凹入した凹部が形成され、
しかも、ボルト孔にカラー部材を嵌合させたゴムブッシ
ュであるマウントラバーにおいて、ボルト孔の内周面
に、少なくとも一方の凹部に対応する部位から他方の凹
部に対応する位置まで、軸線方向に連続して延びるリブ
を設けたり、あるいはまた、周面に開口するステー部材
嵌着用の環状凹所が形成されたゴムブッシュであるマウ
ントラバーにおいて、ステー部材の円孔の縁部と対向す
る環状凹所の底部の両隅縁部に、各環状凹所から軸線方
向外側へ膨出するとともに両隅縁部間の中間部より半径
方向内方へ延びるステー逃げ凹部を形成されたものであ
る。
【0008】また、実開昭57−42159号公報に記
載のものは、ゴムブッシュである弾性体には、外周面の
長手方向中央部付近に一対の互いに隔たった凸部を形成
し、これらの凸部がエアクリーナの一部を受け入れる凹
部を形成し、凸部の一方と上端部との間に少なくとも1
つの凹部を設け、また、他方の凸部と下端部との間にも
少なくとも1つの凹部を設けたものである。
載のものは、ゴムブッシュである弾性体には、外周面の
長手方向中央部付近に一対の互いに隔たった凸部を形成
し、これらの凸部がエアクリーナの一部を受け入れる凹
部を形成し、凸部の一方と上端部との間に少なくとも1
つの凹部を設け、また、他方の凸部と下端部との間にも
少なくとも1つの凹部を設けたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、図1
7のエアクリーナの取付構造にあっては、カラー部材が
ゴムブッシュに保持されているので、取付フランジへの
組付性は良いが、カラー部材とゴムブッシュとが全面接
触して、その接触面が多く、振動伝播が大きくなるとい
う不都合があった。
7のエアクリーナの取付構造にあっては、カラー部材が
ゴムブッシュに保持されているので、取付フランジへの
組付性は良いが、カラー部材とゴムブッシュとが全面接
触して、その接触面が多く、振動伝播が大きくなるとい
う不都合があった。
【0010】また、図18のエアクリーナの取付構造に
あっては、カラー部材とゴムブッシュとの間に隙間があ
るので、振動伝播が小さくなるが、その組付性は悪くな
るという不都合があった。
あっては、カラー部材とゴムブッシュとの間に隙間があ
るので、振動伝播が小さくなるが、その組付性は悪くな
るという不都合があった。
【0011】更に、図19のエアクリーナの取付構造に
あっては、振動伝播が小さいが、段付きボルトの段部分
がゴムブッシュを噛み込むとともに、組付性が悪くなる
という不都合があった。
あっては、振動伝播が小さいが、段付きボルトの段部分
がゴムブッシュを噛み込むとともに、組付性が悪くなる
という不都合があった。
【0012】更にまた、実用新案登録第2536520
号公報にあっては、カラー部材とマウントラバーとが全
面接触しているので、振動伝播が大きくなるという不都
合があり、また、マウントラバーの形状の変更だけであ
り、カラー部材の形状の変更がないものである。
号公報にあっては、カラー部材とマウントラバーとが全
面接触しているので、振動伝播が大きくなるという不都
合があり、また、マウントラバーの形状の変更だけであ
り、カラー部材の形状の変更がないものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、エアクリーナケースの取
付フランジの嵌合孔にカラー部材が保持されたゴムブッ
シュを嵌合して設け、前記カラー部材の取付具用孔に取
付具を挿通して前記エアクリーナケースを車体に取付け
るエアクリーナの取付構造において、前記カラー部材と
前記ゴムブッシュとの接触面を減少するように前記カラ
ー部材及び/または前記ゴムブッシュには接触用突出部
を設け、前記ゴムブッシュの外周面には前記取付フラン
ジの前記嵌合孔に嵌合される嵌合用凹部を設けたことを
特徴とする。
述の不都合を除去するために、エアクリーナケースの取
付フランジの嵌合孔にカラー部材が保持されたゴムブッ
シュを嵌合して設け、前記カラー部材の取付具用孔に取
付具を挿通して前記エアクリーナケースを車体に取付け
るエアクリーナの取付構造において、前記カラー部材と
前記ゴムブッシュとの接触面を減少するように前記カラ
ー部材及び/または前記ゴムブッシュには接触用突出部
を設け、前記ゴムブッシュの外周面には前記取付フラン
ジの前記嵌合孔に嵌合される嵌合用凹部を設けたことを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明は、カラー部材をゴムブ
ッシュに保持させることを考慮し、カラー部材及び/ま
たはゴムブッシュの形状を変更するだけで、組付性を向
上しつつ、振動伝播を効果的に低減することができる。
ッシュに保持させることを考慮し、カラー部材及び/ま
たはゴムブッシュの形状を変更するだけで、組付性を向
上しつつ、振動伝播を効果的に低減することができる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜5は、この発明の第1実
施例を示すものである。図2において、2は車両にフロ
ーティング支持されるエアクリーナ、4はエアクリーナ
ケースである。このエアクリーナケース4は、アッパエ
アクリーナケース4−1とロアエアクリーナケース4−
2とが複数のクランプ6によって一体的になって構成さ
れている。
且つ具体的に説明する。図1〜5は、この発明の第1実
施例を示すものである。図2において、2は車両にフロ
ーティング支持されるエアクリーナ、4はエアクリーナ
ケースである。このエアクリーナケース4は、アッパエ
アクリーナケース4−1とロアエアクリーナケース4−
2とが複数のクランプ6によって一体的になって構成さ
れている。
【0016】ロアエアクリーナケース4−2には、周辺
に、例えば、3つの取付フランジ8が付設されている。
この取付フランジ8は、底部8aと、2つの側部8b、
8bとからなる。
に、例えば、3つの取付フランジ8が付設されている。
この取付フランジ8は、底部8aと、2つの側部8b、
8bとからなる。
【0017】この取付フランジ8の底部8aには、内径
D1 の嵌合孔10が形成されている。
D1 の嵌合孔10が形成されている。
【0018】この嵌合孔10には、カラー部材12が保
持されたゴムブッシュ14が嵌合して組付けられる。
持されたゴムブッシュ14が嵌合して組付けられる。
【0019】図1、3に示す如く、このゴムブッシュ1
4は、円筒形状でゴム製の弾性体からなり、嵌合孔10
の内径D1 よりも小さな内径D2 で且つ嵌合孔10の内
径D1 よりも大きな外径D3 で形成される。また、ゴム
ブッシュ14の外周面には、中央部位で嵌合孔10周り
の底部8aに嵌合する嵌合用凹部16が半径方向内方に
形成されている。
4は、円筒形状でゴム製の弾性体からなり、嵌合孔10
の内径D1 よりも小さな内径D2 で且つ嵌合孔10の内
径D1 よりも大きな外径D3 で形成される。また、ゴム
ブッシュ14の外周面には、中央部位で嵌合孔10周り
の底部8aに嵌合する嵌合用凹部16が半径方向内方に
形成されている。
【0020】図1、4に示す如く、カラー部材12は、
上下方向に指向してゴムブッシュ14の内径D2 よりも
小さな外径D4 の筒部18と、この筒部18の上端側で
半径方向外方に幅W1 だけ突出して外周面がゴムブッシ
ュ14の内径D2 と略同一で且つ厚さt1 の上端側接触
用突出部20−1と、筒部18の下端側で前記上端側接
触用突出部20−1と同様の下端側接触用突出部20−
2とからなる。また、カラー部材12には、筒部18と
上端側、下端側接触用突出部20−1、20−2とに貫
通する取付具用孔であるボルト孔22が内径D5 で形成
されている。
上下方向に指向してゴムブッシュ14の内径D2 よりも
小さな外径D4 の筒部18と、この筒部18の上端側で
半径方向外方に幅W1 だけ突出して外周面がゴムブッシ
ュ14の内径D2 と略同一で且つ厚さt1 の上端側接触
用突出部20−1と、筒部18の下端側で前記上端側接
触用突出部20−1と同様の下端側接触用突出部20−
2とからなる。また、カラー部材12には、筒部18と
上端側、下端側接触用突出部20−1、20−2とに貫
通する取付具用孔であるボルト孔22が内径D5 で形成
されている。
【0021】これにより、カラー部材12の上端側、下
端側接触用突出部20−1、20−2の外周面は、ゴム
ブッシュ14の内周面に接触して保持されている。
端側接触用突出部20−1、20−2の外周面は、ゴム
ブッシュ14の内周面に接触して保持されている。
【0022】カラー部材12のボルト孔22には、取付
具としての取付ボルト24が上方から挿通して設けられ
る。この取付ボルト24は、取付フランジ8を車体(図
示せず)に固定することにより、エアクリーナ2を車体
に固定するものである。もって、エアクリーナ2は、カ
ラー部材12とゴムブッシュ14とを介して、車体にフ
ローティング支持されるものである。
具としての取付ボルト24が上方から挿通して設けられ
る。この取付ボルト24は、取付フランジ8を車体(図
示せず)に固定することにより、エアクリーナ2を車体
に固定するものである。もって、エアクリーナ2は、カ
ラー部材12とゴムブッシュ14とを介して、車体にフ
ローティング支持されるものである。
【0023】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0024】ゴムブッシュ14及びカラー部材12を取
付フランジ8に組付ける際には、先ず、図5に示す如
く、ゴムブッシュ14の内周面にカラー部材12の上端
側、下端側接触用突出部20−1、20−2の各外周面
を夫々保持させ、そして、図1に示す如く、ゴムブッシ
ュ14の嵌合用凹部16を嵌合孔10に嵌合させると、
カラー部材12を保持したゴムブッシュ14が取付フラ
ンジ8に組付けられる。これにより、カラー部材12を
ゴムブッシュ14に保持させつつ、取付フランジ8への
組付作業を行わせることができ、もって、その組付性を
向上することができる。
付フランジ8に組付ける際には、先ず、図5に示す如
く、ゴムブッシュ14の内周面にカラー部材12の上端
側、下端側接触用突出部20−1、20−2の各外周面
を夫々保持させ、そして、図1に示す如く、ゴムブッシ
ュ14の嵌合用凹部16を嵌合孔10に嵌合させると、
カラー部材12を保持したゴムブッシュ14が取付フラ
ンジ8に組付けられる。これにより、カラー部材12を
ゴムブッシュ14に保持させつつ、取付フランジ8への
組付作業を行わせることができ、もって、その組付性を
向上することができる。
【0025】また、組付後の使用時にあっては、カラー
部材12とゴムブッシュ14との接触面が、カラー部材
12の上端側、下端側接触用突出部20−1、20−2
の各外周面だけなので、従来の接触面よりも減少し、こ
れにより、振動伝播の低減を効果的に果すことができ
る。
部材12とゴムブッシュ14との接触面が、カラー部材
12の上端側、下端側接触用突出部20−1、20−2
の各外周面だけなので、従来の接触面よりも減少し、こ
れにより、振動伝播の低減を効果的に果すことができ
る。
【0026】図6〜8は、この発明の第2実施例を示す
ものである。
ものである。
【0027】以下の実施例においては、上述の第1実施
例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0028】この第2実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、ゴムブッシュ32の内周面には、
略中央部位に幅W2 だけ半径方向外方に突出し且つ厚さ
t2で内径D6 の接触用突出部34が設けられている。
また、カラー部材36は、ボルト孔38を形成し且つゴ
ムブッシュ32の内径D6 と同様の外径で円筒形状に形
成されている。
下の点にある。即ち、ゴムブッシュ32の内周面には、
略中央部位に幅W2 だけ半径方向外方に突出し且つ厚さ
t2で内径D6 の接触用突出部34が設けられている。
また、カラー部材36は、ボルト孔38を形成し且つゴ
ムブッシュ32の内径D6 と同様の外径で円筒形状に形
成されている。
【0029】この第2実施例の構成によれば、上述の第
1実施例と同一の効果を得るとともに、従来のカラー部
材を使用することができる。
1実施例と同一の効果を得るとともに、従来のカラー部
材を使用することができる。
【0030】図9〜11は、この発明の第3実施例を示
すのものである。
すのものである。
【0031】この第3実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、ゴムブッシュ42の内周面には、
上端側と下端側とにおいて、幅W3 で且つ厚さt3 で半
径方向内方に突出した上端側、下端側接触用突出部44
−1、44−2が夫々設けられている。また、カラー部
材46は、上述の第2実施例の場合と同様に構成されて
いる。
下の点にある。即ち、ゴムブッシュ42の内周面には、
上端側と下端側とにおいて、幅W3 で且つ厚さt3 で半
径方向内方に突出した上端側、下端側接触用突出部44
−1、44−2が夫々設けられている。また、カラー部
材46は、上述の第2実施例の場合と同様に構成されて
いる。
【0032】この第3実施例の構成によれば、上述の第
1実施例と同じ効果を得るとともに、ばね率が低下し易
くなり、振動の吸収を効果的に果すことができる。
1実施例と同じ効果を得るとともに、ばね率が低下し易
くなり、振動の吸収を効果的に果すことができる。
【0033】図12〜14は、この発明の第4実施例を
示すものである。
示すものである。
【0034】この第4実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、ゴムブッシュ52の内周面には、
円周方向等間隔に、幅W4 で半径方向内方に突出し、例
えば、4つの接触用突出部54が形成される。この時、
ゴムブッシュ52の内周面の略中央部位に接触用突出部
54を設ける場合には、図13の如き構成する一方、ゴ
ムブッシュ52の内周面の上、下端側に接触用突出部5
4−1、54−2を設ける場合には、図14の如き構成
する。
下の点にある。即ち、ゴムブッシュ52の内周面には、
円周方向等間隔に、幅W4 で半径方向内方に突出し、例
えば、4つの接触用突出部54が形成される。この時、
ゴムブッシュ52の内周面の略中央部位に接触用突出部
54を設ける場合には、図13の如き構成する一方、ゴ
ムブッシュ52の内周面の上、下端側に接触用突出部5
4−1、54−2を設ける場合には、図14の如き構成
する。
【0035】この第4実施例の構成によれば、上述の第
1実施例と同じ効果を得るとともに、カラー部材とゴム
ブッシュとの接触面をさらに減少し、振動伝播を小さく
することができる。
1実施例と同じ効果を得るとともに、カラー部材とゴム
ブッシュとの接触面をさらに減少し、振動伝播を小さく
することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、カラー部材とゴムブッシュとの接触面を
減少するように、カラー部材及び/またはゴムブッシュ
には接触用突出部を設け、ゴムブッシュの外周面には取
付フランジの嵌合孔に嵌合される嵌合用凹部を設けたこ
とにより、カラー部材をゴムブッシュに保持させること
を考慮し、カラー部材及び/またはゴムブッシュの形状
を変更するだけで、組付性を向上しつつ、振動伝播を効
果的に低減し得る。
発明によれば、カラー部材とゴムブッシュとの接触面を
減少するように、カラー部材及び/またはゴムブッシュ
には接触用突出部を設け、ゴムブッシュの外周面には取
付フランジの嵌合孔に嵌合される嵌合用凹部を設けたこ
とにより、カラー部材をゴムブッシュに保持させること
を考慮し、カラー部材及び/またはゴムブッシュの形状
を変更するだけで、組付性を向上しつつ、振動伝播を効
果的に低減し得る。
【図1】図2の取付フランジ部位の拡大断面図である。
【図2】エアクリーナの取付構造の斜視図である。
【図3】第1実施例に係るゴムブッシュの斜視図であ
る。
る。
【図4】第1実施例に係るカラー部材の斜視図である。
【図5】第1実施例においてカラー部材をゴムブッシュ
に保持させた状態の斜視図である。
に保持させた状態の斜視図である。
【図6】第2実施例においてカラー部材をゴムブッシュ
に保持させた状態の断面図である。
に保持させた状態の断面図である。
【図7】第2実施例に係るゴムブッシュの平面図であ
る。
る。
【図8】図7のゴムブッシュの斜視図である。
【図9】第3実施例においてカラー部材をゴムブッシュ
に保持させた状態の断面図である。
に保持させた状態の断面図である。
【図10】第3実施例に係るゴムブッシュの平面図であ
る。
る。
【図11】図10のゴムブッシュの斜視図である。
【図12】第4実施例におけるゴムブッシュの平面図で
ある。
ある。
【図13】第4実施例において接触用突出部を内周面の
略中央部位に設けたゴムブッシュの斜視図である。
略中央部位に設けたゴムブッシュの斜視図である。
【図14】第4実施例において接触用突出部を内周面の
上下端側に夫々設けた一部切欠きゴムブッシュの斜視図
である。
上下端側に夫々設けた一部切欠きゴムブッシュの斜視図
である。
【図15】従来におけるエアクリーナの取付構造の斜視
図である。
図である。
【図16】従来における取付フランジ部位の断面図であ
る。
る。
【図17】従来においてカラー部材とゴムブッシュとを
全面接触させた状態の断面図である。
全面接触させた状態の断面図である。
【図18】従来においてカラー部材とゴムブッシュとの
間に隙間を形成した状態の断面図である。
間に隙間を形成した状態の断面図である。
【図19】従来において段付きボルトを使用した状態の
断面図である。
断面図である。
2 エアクリーナ 4 エアクリーナケース 8 取付フランジ 12 カラー部材 14 ゴムブッシュ 16 嵌合用凹部 20 接触用突出部 24 取付ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 エアクリーナケースの取付フランジの嵌
合孔にカラー部材が保持されたゴムブッシュを嵌合して
設け、前記カラー部材の取付具用孔に取付具を挿通して
前記エアクリーナケースを車体に取付けるエアクリーナ
の取付構造において、前記カラー部材と前記ゴムブッシ
ュとの接触面を減少するように前記カラー部材及び/ま
たは前記ゴムブッシュには接触用突出部を設け、前記ゴ
ムブッシュの外周面には前記取付フランジの前記嵌合孔
に嵌合される嵌合用凹部を設けたことを特徴とするエア
クリーナの取付構造。 - 【請求項2】 エアクリーナケースの取付フランジの嵌
合孔にカラー部材が保持されたゴムブッシュを嵌合して
設け、前記カラー部材の取付具用孔に取付具を挿通して
前記エアクリーナケースを車体に取付けるエアクリーナ
の取付構造において、前記カラー部材と前記ゴムブッシ
ュとの接触面を減少するように前記ゴムブッシュの上端
側及び下端側には前記カラー部材に接触する接触用突出
部を夫々設け、前記ゴムブッシュの外周面には前記取付
フランジの前記嵌合孔に嵌合される嵌合用凹部を設けた
ことを特徴とするエアクリーナの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3667398A JPH11223162A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | エアクリーナの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3667398A JPH11223162A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | エアクリーナの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223162A true JPH11223162A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12476386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3667398A Pending JPH11223162A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | エアクリーナの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11223162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113446353A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 本田技研工业株式会社 | 防振支承装置 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP3667398A patent/JPH11223162A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113446353A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 本田技研工业株式会社 | 防振支承装置 |
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