JP2558766Y2 - 電装ユニットの取付け構造 - Google Patents

電装ユニットの取付け構造

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JP2558766Y2
JP2558766Y2 JP1635293U JP1635293U JP2558766Y2 JP 2558766 Y2 JP2558766 Y2 JP 2558766Y2 JP 1635293 U JP1635293 U JP 1635293U JP 1635293 U JP1635293 U JP 1635293U JP 2558766 Y2 JP2558766 Y2 JP 2558766Y2
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泰弘 小野寺
隆幸 山本
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車等の天井
等に取付けられる電気器具とその取付け壁面間に生ずる
不具合を防止した電装ユニットの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車等の天井に取付けられる電
装ユニットの取付け構造としては、実開平3−2803
9号公報に開示された取付け構造がある。これは、図7
に示すようにルーフワイヤハーネス1をクランプ2によ
って車両パネル3に取付け、次いで両面に表皮材を張り
付けたフォーム材からなる成形天井4が車両パネル3に
固定される。このとき、ワイヤハーネス1の先端に設け
たコネクタ5は、予め成形天井4の取付け孔4aに配置
されている。次にルームランプ等の電装品6の接続部6
aとワイヤハーネス1の先端のコネクタ5とが結合さ
れ、ボルト7により電装品6を成形天井4に固定して、
カバー8を嵌めたものである。
【0003】図8に従来の電装ユニットの取付け構造の
要部の斜視図を示す。室内用灯具等の電気器具の取付け
作業においては、取付け時に電線が垂れ下がって作業の
邪魔になるのを防止したり、また器具側の電線端末と電
源側の電線端末とが不特定の位置にあることから生ずる
種々の不具合を解消するために、コネクタを電気器具に
取付け固定する方法が採られている。電気器具側の電線
18a端末に固着された雄型接続端子18がコネクタハ
ウジング15内に挿入された電気器具側コネクタBは、
電気器具19の裏面に一体的に支持されている取付板1
3に形成された取付け部材13aに掛止されている。ま
た、電源側の電線17a端末に固着された雌型接続端子
(図示せず)がコネクタハウジング10内に挿入された
電源側コネクタCが予め設けられており、この電源側コ
ネクタCを電気器具側コネクタBに嵌挿してから、壁面
14の所定の位置に設けた取付け開口部14aに壁面の
表面側から取付孔13bをねじ等で締付けて壁に取付け
るものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示した従来例にあっては、電装品の取付け完了までの工
数が多く、またワイヤハーネスが作業中に垂れ下がった
りして狭い場所での作業がやりにくく、作業効率が上が
らないといった問題があった。更に、壁面14に取付け
るとき、電源側コネクタに接続された電線17aの余長
が、取付け開口部14aの端部と取付け板13との間に
噛み込まれる恐れがある。これにより電源側の電線が部
分的に断線してショートしたり、電線が噛み込まれてい
るため壁面への取付けが不完全な状態となり、振動や衝
撃等によって電気器具が壁から脱落する恐れがあった。
【0005】本考案の目的は、コネクタ接続される電気
器具等の接続電線の配索上の不具合を防止して信頼性の
向上を図れる電装ユニットの取付け構造を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る上記目的
は、電気器具の接続電線を配索するときに使用されるコ
ネクタを介して電気器具に通電する電装ユニットの取付
け構造おいて、前記コネクタをアース部材を兼ねた固定
ねじによって取付壁面上に形成した取付け孔の端部裏面
側に固定し、一方前記電装ユニット前端部には前記コネ
クタの端子挿入孔へ嵌挿される接続端子と共に、アース
回路に接続されたアース片が突出しており、前記電装ユ
ニットが前記コネクタに嵌合した時、前記アース片が前
記固定ねじに当接することを特徴とする電装ユニットの
取付け構造により達成される。
【0007】
【作用】本考案は上記構成のように、電源側コネクタは
予め取付壁面にアース部材を兼ねた固定ねじでねじ止め
され、電気器具側のコネクタは電気器具と一体化されて
電装ユニットの一部を成していため、電線の噛み込み等
の不具合を防止することができる。また、電源側との接
続に際して電装ユニット側を取付壁面に沿って移動させ
てコネクタ嵌合させてから電装ユニットを取付けると共
に、アース回路に接続されたアース片が固定ねじに当接
してボディアースされるため、電装ユニットを直接ねじ
止めしなくても良く、取付け作業性が大幅に向上する。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に基づいて説明する。図
1乃至図6は本考案の一実施例を示すものである。図1
は電源側コネクタの取付け状態を示す斜視図、図2は電
源側コネクタの取付け状態を示す正面図、図3は電気器
具ユニットの取付け前の状態を示す図1のA−A断面
図、図4は電気器具ユニットが取付けられた状態を示す
断面図、図5は図3の側面図、図6は図4の側面図であ
る。図1は電源側コネクタ21の取付けパネル22への
取付け状態を示す斜視図であり、車体に連結した取付け
パネル22上に固定ねじ23で固定されており、Y方向
より電気器具ユニットが取付けられる。このコネクタ2
1には複数のねじ締め孔21aが穿設されており、固定
ねじ23で取付けパネル22に締付けられているため、
固定ねじ23は後述するボディアースを行う上でアース
部材として兼用することができる。
【0009】図2に示すようにコネクタ21内部には電
源側接続端子24が収容されており、固定ねじ23がコ
ネクタ21の略中央部に設けられたねじ締め孔21aを
貫通して取付けパネル22より締付けられている。図3
に示すように電源側コネクタ21の断面図において、電
源側接続電線25の端部に圧着された接続端子24が収
容されており、コネクタ21の嵌合側の前端面にはルー
ムライト等の電気器具ユニット26の前端部から突設さ
れた接続端子27とアース回路が接続されたばね片28
とに対向して端子挿入孔29と貫通孔21bが設けられ
ている。すなわち、接続端子27は端子挿入孔29へ挿
入可能な位置に、又ばね片28はコネクタ21の貫通孔
21bに露出した固定ねじ23に当接可能な位置に配設
されている。また、ばね片28の先端部は固定ねじ23
の外周面との接触面が多くなるように円弧状に形成され
ている。
【0010】そして、図4に示すように取付けパネル2
2に固定された電源側コネクタ21に電気器具ユニット
26をY方向より前進させると雄型の接続端子27は雌
型の接続端子24に嵌挿接続され、ばね片28は固定ね
じ23に圧接してアース回路を導通した状態となり、ボ
ディアースすることができる。
【0011】このコネクタ21と電気器具ユニット26
との嵌合は、その嵌合過程の側面図である図5,図6に
示すように電気器具ユニット26を取付けパネル22に
沿ってY方向へスライドさせ、図6のように嵌合したと
ころで器具固定用ねじ30を締め上げて行くと、倒れた
状態で電気器具ユニット26に設けられていたロック用
フック31が起立させられ、電気器具ユニット26を取
付けパネル22に掛止することができる。また、このと
き電気器具ユニット26の下部前端部が取付けパネル2
2に設けたストッパ片32の斜面32aに当接すること
により、電気器具ユニット26が振動や外力等を受けて
も容易に変位や脱落などすることはない。更に、電源側
コネクタ21側の接続電線25はコネクタ21が固定さ
れているため余長部分を必要とせず、従来のような余長
部分がパネル面とユニット本体との間に噛み込まれるよ
うなことは全く生じ得ない。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の電装ユニ
ットの取付け構造によれば、予め電源コネクタを取付壁
面上に固定ねじで固定しておくため、電装ユニットと嵌
合させるための電線の余長部分が不要となり、電装ユニ
ットの取付け時に接続電線を噛み込む等の不具合が生じ
ることはなく、また電源側コネクタの固定ねじよりボデ
ィアースが可能なため電装ユニット取付けの作業性が大
幅に向上し、更に取付け後の電装ユニットの振動等に対
する安定性も大幅に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電装ユニットの取付け構造の一実
施例である電源側コネクタの取付け状態を示す斜視図で
ある。
【図2】電源側コネクタの取付け状態を示す正面図であ
る。
【図3】図1における電源側コネクタのA−A断面図で
ある。
【図4】電気器具ユニットが嵌合した状態を示す断面図
である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】従来の電装ユニットの取付け構造を示す分解斜
視図である。
【図8】従来の電装ユニットの取付け構造の要部を示す
斜視図である。
【符号の説明】
21 電源側コネクタ 21a ねじ締め孔 21b 貫通孔 22 取付けパネル(取付壁面) 23 固定ねじ 24 電源側接続端子 25 接続電線 26 電気器具ユニット(電装ユニット) 27 電気器具ユニット側接続端子 28 ばね片(アース片) 29 端子挿入孔 30 器具固定用ねじ 31 ロック用フック 32 ストッパ片 32a ストッパ斜面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気器具の接続電線を配索するときに使
    用されるコネクタを介して電気器具に通電する電装ユニ
    ットの取付け構造おいて、前記コネクタをアース部材を
    兼ねた固定ねじによって取付壁面上に形成した取付け孔
    の端部裏面側に固定し、一方前記電装ユニット前端部に
    は前記コネクタの端子挿入孔へ嵌挿される接続端子と共
    に、アース回路に接続されたアース片が突出しており、
    前記電装ユニットが前記コネクタに嵌合した時、前記ア
    ース片が前記固定ねじに当接することを特徴とする電装
    ユニットの取付け構造。
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JPH0670180U JPH0670180U (ja) 1994-09-30
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