JP2595491Y2 - 電装ユニットの取付け構造 - Google Patents

電装ユニットの取付け構造

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JP2595491Y2
JP2595491Y2 JP1993016353U JP1635393U JP2595491Y2 JP 2595491 Y2 JP2595491 Y2 JP 2595491Y2 JP 1993016353 U JP1993016353 U JP 1993016353U JP 1635393 U JP1635393 U JP 1635393U JP 2595491 Y2 JP2595491 Y2 JP 2595491Y2
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fixing arm
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泰弘 小野寺
隆幸 山本
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車等の車体
パネルの壁面上に電装ユニットをねじ止めすることなく
取付ける電装ユニットの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、室内用灯具等の電気器具の取付作
業においては、運搬や取付け時に電線が垂れ下がって作
業の邪魔になるのを防止したり、また電気器具側の電線
端末と電源側の電線端末とが不特定の位置にあることか
ら生ずる種々の不具合を解消するために、一般にコネク
タを電気器具に取付けて固定する手段が採られている。
図9に示すように従来の電装ユニットの取付け構造にお
いては、電気器具側の電線8a端末に固着された雄型接
続端子8がコネクタハウジング5aに収容された電気器
具側コネクタ5は取付板3上に形成された取付け部材3
aに掛止されている。また、電源側の電線7a端末に固
着された雌型接続端子(図示せず)がコネクタハウジン
グ10aに収容された電源側コネクタ10が予め設けら
れており、この電源側コネクタ10を電気器具側コネク
タ5に嵌挿してから、壁面4の所定の位置に設けた取付
け開口部4aに壁面4の表面側から取付孔3bを介して
ねじ等で締付けて壁面4に取付けるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の取付け構造にあっては、壁面4に取付ける
とき、電源側コネクタに接続された電線7aの余長が、
取付け開口部4aの縁部と取付け板3との間に噛み込ま
れる恐れがある。もし噛み込まれると、電源側の電線が
部分的に断線してショートしたり、電線が挟まっている
ために壁面への取付けが不完全な状態となり、振動や何
らかの衝撃によって電気器具が壁から脱落する恐れがあ
った。本考案の目的は、壁面に電装ユニットをねじ止め
することなく取付けることにより、取付け作業を容易に
すると共に、電線の噛み込み等の不具合を防止して信頼
性の向上を図れる電装ユニットの取付け構造を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による上記目的
は、接続電線が配索された取付部材に電気器具等の電装
ユニットを固定する際の電装ユニットの取付け構造にお
いて、前記接続電線の端末に接続端子を固着するととも
に該接続端子を前記取付部材に係着されるコネクタに収
納し、前記接続端子の一部を前記コネクタのハウジング
表面から露出させるとともに前記コネクタに前記接続端
子の露出した部分に対応した同極性の電極板を備えた
記電装ユニットの基板を当接させ、前記取付部材に一方
を回動自在に支持した導電性の固定用アームにより前記
基板を前記取付部材に固定することを特徴とする電装ユ
ニットの取付け構造により達成される。更に上記目的
は、前記基板上に設けられた負極性の電極板が前記固定
用アームに当接することによりアースされることで達成
される。
【0005】
【作用】本考案の構成は上記のように、接続端子の一部
がハウジング表面から露出したコネクタを取付部材に係
着し、前記接続端子の露出部に対向した位置に同極性の
電極板を設けた電装ユニットの基板を当接させ、取付部
材に一方を回動自在に支持した導電性の固定用アームに
より基板を取付部材に容易に取付け固定することができ
る。よって、電装ユニットは固定用のねじ等を全く用い
ることなく、取付部材に確実に装着されると共に、負極
性の電極板と固定用アームが当接することでアースされ
る。
【0006】
【実施例】以下、本考案に係わる電装ユニットの取付け
構造の一実施例を図1乃至図8を参照して詳細に説明す
る。図1は取付部材にコネクタを係着する前の状態を示
す斜視図、図2は取付部材にコネクタを係着した状態を
示す斜視図、図3はコネクタのA−A断面図、図4は取
付部材に基板を取付ける前の状態を示す斜視図、図5は
固定用アームで基板を固定する前の状態を示す斜視図、
図6は固定用アームで基板を固定した状態を示す斜視
図、図7は図6のB−B断面図、図8は図6のC−C断
面図である。
【0007】図1に示すように自動車等の天井部分の壁
部である取付部材15は、コネクタ11の横幅と略同じ
幅の溝部15aを有する金属板であり、その溝15aの
底部両側にはコネクタ11を掛止するための係止凹部1
6が形成されている。また、係止凹部16近傍には、導
電性を有する金属線で細長いコ字状に形成された固定用
アーム17が、その開口側の端部を溝部15a両側に回
動自在に支持されている。この固定用アーム17は弾性
を有しており、その開口側はそれぞれ外方に付勢されて
いる。そして、この固定用アーム17を取付部材15に
掛合固定するために、溝部15aの両側には切り起こし
形成されたアームロック片21が形成されている。
【0008】一方、コネクタ11は図3のA−A断面の
拡大図に示すように、電源側接続電線12の圧着端子1
3の露出部13aがコネクタハウジング11aの表面に
露出した状態で端子収容室11b内の可撓ランス11c
に係止されている。また、コネクタ11の両側面は係止
凹部16に掛止されるための可撓係止片14が設けられ
ている。そして、図2に示すようにコネクタ11が取付
部材15の溝部15aに掛止されると、その表側面は取
付部材15と面一な状態で嵌装固定される。
【0009】図4に示すように矩形状の樹脂製基板18
には、該基板18を取付部材15に取付けるとき、固定
用アーム17が貫通する上部開口18aと、固定用アー
ム17をアームロック片21に掛合固定するとき、固定
用アーム17が押し込められる下部開口18bが形成さ
れている。そして、上部開口18aと下部開口18bの
中間部には、中央部にマイナス接続部20が形成され、
その両端にプラス接続部19が形成されている。これは
図8に示すように一端がコネクタ11の端子露出部13
aと対向する電極となっているプラス接続部19と、固
定用アーム17と当接可能なマイナス接続部20をイン
サート成形により形成している。
【0010】基板18の取付け手順は、先ずコネクタ1
1が取付部材15の溝部15aに嵌装され、該溝部に軸
支した固定用アーム17の先端部17aが前記基板18
の上部開口18aに挿通後、電源端子13の露出部13
aに基板18のプラス接続部19の一端が当接するごと
く基板18を取付部材15の対応した位置に押し付け
る。
【0011】次いで、図5に示すように固定用アーム1
7が矢印M方向に回動され、その先端部17aが基板1
8の下部開口18b内へ押し込まれる。そして、押し込
まれた固定用アーム17の先端部17aは溝部15aの
両側に切り起こし形成されたアームロック片21に掛合
固定される。それにより、基板18は取付部材15に押
圧固定されて図6に示すような状態に成る。
【0012】図7及び図8の断面図に示すように、固定
用アーム17は基板18のマイナス接続部20と当接状
態となり、また電源側の接続端子13の露出部13aは
基板18のプラス接続部19と当接状態となる。この状
態で固定用アーム17は取付部材15の軸支部及びアー
ムロック21によって基板18をボディアースすること
になり、またプラス接続部19には照明用電球等の口金
部が接続されることになる。よって、基板18が組付け
られた電装ユニットはねじ止め等を用いることなく、電
気器具の機能を持つための電流回路が形成される。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係わる電
装ユニットの取付け構造によれば、固定用アームによっ
てコネクタに当接した基板を取付部材に固定することに
より、ねじ止め等を行うことなく基板が組付けられた電
装ユニットを極めて容易に、且つ取付け用工具等を全く
使用せずに取付け可能である。また、余長電線が存在し
ないので噛み込み等の不具合が生じないため、不完全な
取付けや脱落等の恐れがなく信頼性の著しい向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる取付部材にコネクタを係着する
前の状態を示す斜視図である。
【図2】図1におけるコネクタを取付部材に係着した状
態を示す斜視図である。
【図3】図1におけるコネクタのA−A断面拡大図であ
る。
【図4】基板を固定用アームに嵌挿させる前の状態を示
す斜視図である。
【図5】固定用アームを基板の上部開口に嵌挿させた状
態を示す斜視図である。
【図6】固定用アームによって基板を取付部材に固定し
た状態を示す斜視図である。
【図7】図6におけるB−B断面拡大図である。
【図8】図6におけるC−C断面拡大図である。
【図9】従来の電装ユニットの取付け構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
11 コネクタ 12 電源側接続電線 13 接続端子 13a 露出部 14 可撓係止片 15 取付部材 15a 溝部 16 係止凹部 17 固定用アーム 18 基板 19 プラス接続部 20 マイナス接続部 21 アームロック片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続電線が配索された取付部材に電気器
    具等の電装ユニットを固定する際の電装ユニットの取付
    け構造において、前記接続電線の端末に接続端子を固着
    するとともに該接続端子を前記取付部材に係着されるコ
    ネクタに収納し、前記接続端子の一部を前記コネクタの
    ハウジング表面から露出させるとともに前記コネクタに
    前記接続端子の露出した部分に対応した同極性の電極板
    を備えた前記電装ユニットの基板を当接させ、前記取付
    部材に一方を回動自在に支持した導電性の固定用アーム
    により前記基板を前記取付部材に固定することを特徴と
    する電装ユニットの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記基板上に設けられた負極性の電極板
    が前記固定用アームに当接することによりアースされる
    請求項1記載の電装ユニットの取付け構造。
JP1993016353U 1993-03-11 1993-03-11 電装ユニットの取付け構造 Expired - Lifetime JP2595491Y2 (ja)

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JPH0670181U JPH0670181U (ja) 1994-09-30
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