JP3391867B2 - 器具用アース端子装置 - Google Patents

器具用アース端子装置

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JP3391867B2
JP3391867B2 JP29203493A JP29203493A JP3391867B2 JP 3391867 B2 JP3391867 B2 JP 3391867B2 JP 29203493 A JP29203493 A JP 29203493A JP 29203493 A JP29203493 A JP 29203493A JP 3391867 B2 JP3391867 B2 JP 3391867B2
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伸通 西浜
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照明器具や、照明器
具内に取付けられる端子台等に使用される器具用アース
端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例は、図16に示すように、
器具本体100や安定器本体にねじきり穴101とアー
ス端子表示102を設け、締結ねじ103を用いてアー
ス電線を接続するものであった。しかし、この第1の従
来例は、アース電線の先端にY端子や丸端子等の圧着端
子を付ける加工が必要であるため、作業性が悪いという
欠点があった。
【0003】これに対して、第2の従来例(たとえば実
開昭50-116089 号公報)は、図17に示すように端子台
104にアース端子106を設けるとともに、取付ねじ
105を介して器具本体(図示せず)とアース接続を行
なっている。
【0004】第3の従来例(たとえば特公昭62-20668号
公報)は、図18に示すように端子台104にアース端
子106を設けるが、端子台104の器具本体107へ
の取付け固定はビス108を取付孔109に通すことに
より行い、アース端子106による器具本体107への
接続は接続孔110にアース端子106の突起部を接触
することにより行なっている。
【0005】これらの第2の従来例および第3の従来例
は、アース電線の被覆を剥すだけでねじ締めや速結結線
が行なえるようになっているため、第1の従来例と比較
して作業性が改善されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第2の従来例
および第3の従来例は、アース付き端子台として機能が
固定されているため、たとえば乾燥した場所に設置する
対地電圧150V以下の器具など、アースが不要な器具
ではアース部が無駄になる。またアースの有る品種、ア
ースの無い品種の2品種を製造することにより投資コス
トがアップする等の問題があった。
【0007】アース端子は絶縁物で覆わなくてもよい
が、速結端子方式のものではアース端子の保持や電線挿
入時のガイドを行なうために樹脂絶縁物のケースで覆わ
れており、そのため外形が大きくなるとともに、材料費
も含めてコストアップになっている。
【0008】また電源電線接続用の挿入穴とアース電線
接続用の挿入穴が同一面に形成され、その穴形状が似て
いるため、アース記号が成形刻印等で見にくいこともあ
り、誤結線を起こしやすい。
【0009】さらにアース端子が単体として使用できる
ものでは、ねじ端子あるいはあらかじめ結線した端子を
ねじ締めするものしかなく、このようなねじ締め構造の
ものでは、作業性が劣ったり、ねじの緩みにより長期使
用において性能が低下するおそれがある。
【0010】したがって、この発明の目的は、アース付
き端子台からアース端子を分離でき、誤結線を防止する
ことができる器具用アース端子装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の器具用アース
端子装置は、鎖錠ばねと、この鎖錠ばねを収納する収納
部と、この収納部を器具にアースを兼ねてねじ止めする
導電性の取付ねじを備え、前記収納部は、頭部と脚部か
らなる略T字状の導電板を折曲したものであり、前記脚
部を前記頭部に対して垂直に折曲して立片部を形成し、
前記立片部の先端部を頭部に平行に折曲して前記頭部に
対向する取付片部を形成し、前記頭部の両側を前記取付
片部側に折曲して側板を形成し、前記立片部と前記頭部
とのコーナ部分に電線挿入孔を形成し、前記立片部、前
記取付片部および前記側板により形成されるスペース内
に前記鎖錠ばねを収納した状態で前記鎖錠ばねを取付片
部に押さえ固定するばね保持部を前記側板に切起し、さ
らに前記収納部の前記取付片部側を器具に当接した状態
で前記取付ねじを挿通する孔を、前記頭部の前記立片部
と反対側に延出した延出片および前記取付片部の先端に
相対向する位置に形成したものである。
【0012】請求項2の器具用アース端子装置は、鎖錠
ばねと、この鎖錠ばねを収納する収納部とを備え、前記
収納部は、頭部と脚部からなる略T字状の導電板を折曲
したものであり、前記脚部を前記頭部に対して垂直に折
曲して立片部を形成し、前記立片部の先端部を頭部に平
行に折曲して前記頭部に対向する取付片部を形成し、前
記頭部の両側を前記取付片部側に折曲して側板を形成
し、前記立片部と前記頭部とのコーナ部分に電線挿入孔
を形成し、前記立片部、前記取付片部および前記側板に
より形成されるスペース内に前記鎖錠ばねを収納した状
態で前記鎖錠ばねを取付片部に押さえ固定するばね保持
部を前記側板に切起し、さらに前記取付片部側を器具に
当接した状態で前記器具に形成された係止孔に係止する
アース兼用弾性係止爪を前記側板に突設したものであ
る。
【0013】請求項3の器具用アース端子装置は、請求
項2において、前記頭部の前記側板の間の位置に係合孔
を形成し、前記係合孔に嵌合する係止用突起を内面に有
し前記電線挿入孔に整合するガイド孔を有して前記収納
部に被せられたカバーを有するものである。
【0014】請求項4の器具用アース端子装置は、中央
連結片により連結され前記中央連結片に取付孔を形成し
た一対の並列する鎖錠ばねと、前記鎖錠ばねが係止する
電線を挿入する一対のアース電線ガイド孔を有し前記鎖
錠ばねを載置する底部に前記取付孔に整合する穴を形成
した絶縁性のケースと、このケースの前記底部を載せた
器具の穴および前記ケースの前記穴に通されて前記取付
孔にタッピングするタッピンねじとを備えたものであ
る。
【0015】請求項5の器具用アース端子装置は、器具
に取付けられる端子台と、この端子台に固定されるアー
ス電線接続手段を備え、前記アース電線接続手段は、鎖
錠ばねと、この鎖錠ばねを収納する収納部を有し、前記
収納部は、頭部と脚部からなる略T字状の導電板を折曲
したものであり、前記脚部を前記頭部に対して垂直に折
曲して立片部を形成し、前記立片部の先端部を頭部に平
行に折曲して前記頭部に対向する取付片部を形成し、前
記頭部の両側を前記取付片部側に折曲して側板を形成
し、前記立片部と前記頭部とのコーナ部分に電線挿入孔
を形成し、前記立片部、前記取付片部および前記側板に
より形成されるスペース内に前記鎖錠ばねを収納した状
態で前記鎖錠ばねを取付片部に押さえ固定するばね保持
部を前記側板に切起し、さらに前記側板より外方に前記
取付片部の底面と平行に延出し先端を下方に折曲しかつ
先細に形成し前記先端を器具の嵌合孔に係合するアース
接触片を有するとともに、前記側板より上方に立ち上げ
た固定爪片を有し、前記端子台は前記器具に取付時に前
記固定爪片を嵌合し爪係止する嵌合穴を取付面に有し、
前記アース接触片を進入させる凹部を有するものであ
る。
【0016】請求項6記載の器具用アース端子装置は、
鎖錠ばねと、この鎖錠ばねを収納する収納部とを備え、
前記収納部は、頭部と脚部からなる略T字状の導電板を
折曲したものであり、前記脚部を前記頭部に対して垂直
に折曲して立片部を形成し、前記立片部の先端部を頭部
に平行に折曲して前記頭部に対向する取付片部を形成
し、前記頭部の両側を前記取付片部側に折曲して側板を
形成し、前記立片部と前記頭部とのコーナ部分に電線挿
入孔を形成し、前記立片部、前記取付片部および前記側
板により形成されるスペース内に前記鎖錠ばねを収納し
た状態で前記鎖錠ばねを取付片部に押さえ固定するばね
保持部を前記側板に切起し、さらに前記立片部と前記取
付片部とのコーナ部分に前記取付片部の延出方向と反対
向きに突出するように引掛爪を切起こし、前記頭部の前
記側板の間で前記立片部と反対側より前記立片部と平行
に前記収納部を閉塞するように延出片を延出し、前記延
出片の先端に係止爪を折り返したものである。
【0017】請求項7記載の器具用アース端子装置は、
略Ω状に折曲した導電板により形成され、その上端部の
中央にアース電線を挿通する電線挿入穴を形成し、下端
の括れ部分の隙間をアース電線の外径より小さい電線接
続部とし、両端に折曲により形成した突起を係止爪兼ア
ース接続部とし、かつ、前記電線接続部の上側に前記係
止爪兼アース接続部に対向する押さえばねを切起こした
ものであって、前記押さえばねと前記係止爪兼アース接
続部の間の部分を器具の取付穴に嵌合することを特徴と
するものである。
【0018】
【作用】請求項1の器具用アース端子装置によれば、従
来と比較してアース端子装置として独立して使用でき、
結線作業性を向上することができ、絶縁材を使用しない
ので材料費を節減でき、また後付けが容易であり、誤結
線のおそれが少ない。さらに取付ねじにより鎖錠ばねを
抜け防止でき、アース電線の過挿入を防止できる。
【0019】請求項2の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と共通するが、取付ねじと比較して取付作
業性が向上し、弾性係止爪が側板に突設されているため
器具からのはずれ等の心配がない。
【0020】請求項3の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項2と共通するほか、使用環境の悪い場所や充
電部がある場合に接続の信頼性を高めることができる。
【0021】請求項4の器具用アース端子装置によれ
ば、従来と比べてアース端子を端子台から独立し、電線
の接続作業性に優れ、誤結線を防止できるとともに、
属製のタッピンねじを用いると送り付きのアース端子装
置となるが、絶縁性の樹脂製タッピンねじを用いると電
源電線等の送り端子として使い分けることができる。
【0022】請求項5の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と同様であるほか、端子台の本体を共用し
て容易にアースの有無の品種展開が可能となる。
【0023】請求項6の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と共通するほか、器具への取付けが容易で
確実に固定することができる。
【0024】請求項7の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と共通するほか、器具への取付が容易であ
る。
【0025】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図3に
より説明する。すなわち、この器具用アース端子装置
は、アース電線接続手段1と、取付手段2と、アース接
続手段3とを有する。アース電線接続手段1はアース電
線(図示せず)が接続されるもので、実施例では頭部5
と脚部6からなる略T字状の平板の銅合金製の導電板を
有し、脚部6を垂直に折曲して立片部7を形成し、立片
部7の先端部を頭部5に平行に折曲して取付片部8を形
成し、頭部5の両側を取付片部8に折曲して側板9を形
成し、立片部7,取付片部8および側板9により形成さ
れる収納部内に鎖錠ばね10を収納している。また立片
部7と頭部5とのコーナ部分に電線挿入孔11を形成し
ている。さらに側板9の中央にばね保持部12を切起し
てその先端で鎖錠ばね10を取付片部8に押さえ固定し
ている。したがって、電線挿入孔11よりアース電線を
挿入すると、アース電線が頭部5と鎖錠ばね10との間
に挿入でき鎖錠ばね10により鎖錠されることができ
る。この場合、側板9により鎖錠ばね10の横方向への
移動を防止するとともに、アース電線の横漏れを防止し
ている。
【0026】取付手段2はアース電線接続手段1を器具
本体4に取付けるもので、頭部5の立片部7と反対側の
延出片18および取付片部8の先端の相対向する位置に
導電性の取付ねじ13を通す孔14,15を形成し、孔
14,15に取付ねじ13を通して器具本体4のカウン
タシンク17等に形成したねじ孔16に螺着してアース
電線接続手段1を器具本体4に固定している。この場
合、側板9の端縁を器具本体4に当てて取付ねじ13の
締めすぎを防止している。
【0027】これにより側板9を開き防止できるととも
に、取付ねじ13による鎖錠ばね10の抜け防止がで
き、さらに電線挿入時のアース電線の奥行き方向への過
挿入を防止することができる。またアース電線接続手段
1へのアース電線の接続と、取付手段2による器具本体
4への取付けが互いに独立して行なえる。つぎにアース
接続手段3は取付手段2によりアース電線接続手段1を
器具本体4に取付けることによりアース電線接続手段3
と器具本体4とを接続するが、実施例では導電性の取付
ねじ13を兼用しこれを介して電気接続している。
【0028】この実施例によれば、アース電線がアース
電線接続手段1に接続され、アース電線接続手段1が取
付手段2により器具本体4に取付けられると同時に、ア
ース接続手段3により器具本体4とアース電線接続手段
1とが接続される。この場合、アース電線接続手段1は
ねじ端子に限らず種々のものを適用することができるの
で、アース端子装置として独立して使用するとき、従来
のねじ端子に比べて結線作業性を向上することができ
る。またアース端子装置の構成は電気接続に必要な導電
性部品のみで十分であり、絶縁材を使用しなくてよいの
で材料費を節減することができ安価に製造することがで
きる。また端子台にアース端子を並設して一体に形成し
たものと比べてアース端子の後付けを容易に行なえるの
で、絶縁物よりなる端子台の本体を複数個準備する必要
がなく、投資金額の低減等コストダウンを図ることがで
きる。さらに電源電線の挿入口とアース電線の挿入口に
ついて、外観,形状および挿入口の位置等が異なり違い
が認識しやすくなるので誤結線のおそれが少なくなる。
【0029】また、取付手段2およびアース接続手段3
に取付ねじや磁石を用いると、器具本体4に複数の取付
穴を設けておくことにより、任意の位置に取付けること
ができるので使いやすくなる。
【0030】この発明の第2の実施例を図4に示す。す
なわち、この器具用アース端子装置は、第1の実施例の
取付ねじ13に代えて、取付手段1を弾性係止爪19に
より形成したものである。この弾性係止爪19は両側板
9のばね保持部12を間にして各側板9に一対突設して
いる。これに対して器具本体4に弾性係止爪19が係止
する係止孔(図示せず)を形成し、かつアース接続を兼
用している。その他の第1の実施例と共通する部分に同
一符号を付している。
【0031】この実施例によれば、取付ねじ13と比較
してアース電線接続手段1を器具本体4に押し込むこと
により取付けることができるので、取付け作業性が向上
する。また弾性係止爪19が導電板に一体に形成されて
いるため、器具本体4からのはずれ等の心配がない。
【0032】この発明の第3の実施例を図5に示す。す
なわち、この器具用アース端子装置は、鎖錠ばね10
と、鎖錠ばね10を収納する樹脂性で絶縁のケース2
1と、ケース21の開口を閉塞するカバー22と、金属
製のタッピンねじ(図示せず)で構成している。鎖錠ば
ね10は一対並設し、その中央連結片25により一体に
連結され、中央連結片25の中央に取付孔20を形成し
ている。ケース21およびカバー22はこれらの鎖錠ば
ね10を収納できる大きさに形成し、ケース21には鎖
錠ばね10の取付孔20の整合位置に取付孔20と同じ
かそれよりも大きい穴(図示せず)が形成されるととも
に、アース電線(図示せず)を挿入する電線ガイド孔2
4を鎖錠ばね10に対向して形成し、鎖錠ばね10をケ
ース21に収納後にケース21の開口をカバー22で閉
塞し、器具本体4の穴(図示せず)に通したタッピンね
じで穴(図示せず)を通して取付孔20にタッピングし
ながら螺着してケース21を器具本体4に取付け、アー
ス接続を兼用する。
【0033】この場合、アース電線接続手段1はケース
21とカバー22と鎖錠ばね10により構成され、取付
手段2はタッピンねじと取付孔20により形成されて器
具本体4の穴に取付けられ、アース接続手段3はタッピ
ンねじと取付孔20との結合により器具本体4に電気接
続される。
【0034】この実施例によれば、金属製のタッピンね
じを用いると送り付きのアース端子装置となるが、絶縁
性の樹脂製タッピンねじを用いると電源電線等の送り端
子として使い分けることができる。
【0035】この発明の第4の実施例を図6および図7
に示す。すなわち、この器具用アース端子装置は、第2
の実施例において、アース電線接続手段1の上面に係合
孔32を形成し、アース電線接続手段1に下面および一
側面が開口した絶縁樹脂製の箱形のカバー33を被せ、
カバー33の内面に形成した係止用突起34を係合孔3
2に嵌合してアース電線接続手段1に固定している。3
5はアース電線挿入孔に整合するガイド孔である。
【0036】この実施例は、塵埃等による使用環境の悪
い場所や、付近に他の充電部があるため、アース端子装
置を覆う必要があるときに有効であり、接続の信頼性が
高い。
【0037】この発明の第5の実施例を図8ないし図1
0に示す。すなわち、この器具用アース端子装置は、第
1の実施例において、取付手段2は電源電線接続用の端
子台36に取付けられ、アース接続手段3は端子台36
を器具本体4に取付けることによりアース電線接続手段
1と器具本体4とをアース接続している。
【0038】端子台36は、樹脂ボディ37と樹脂カバ
ー38からなる本体を有し、取付面の中央に取付用のね
じ孔39を有し、その両側の一方に略円柱状の回り止め
突起40が設けられ、他方に略半円柱状の回り止め突起
41が設けられている。また回り止め突起41に隣接し
て後述のアース接触片44を逃げる凹部42を形成する
とともに、凹部42に隣接してアース端子嵌合穴43を
形成している。
【0039】アース端子装置は、取付手段2を除いて第
1の実施例と同構成のアース電線接続手段1を有し、端
子台36の側部に当接した状態で凹部42に進入するア
ース接触片44を側板の一方より延出し、先端を取付方
向に折曲している。またアース端子嵌合穴43に嵌合す
る固定爪片45をアース接触片44に隣接して立位状態
に延出し、抜止め用の固定爪46を上端部に切起しによ
り形成している。このアース端子装置を端子台36に並
べアース接触片44を凹部42に嵌め、固定爪片45を
嵌合穴43に嵌合することにより抜止め固定される。
【0040】一方器具本体4は、ねじ孔39に整合する
取付孔47を有するとともに、回り止め突起40を嵌合
する嵌合孔48,49を有し、その一方の嵌合孔49は
アース接触穴を兼用している。取付孔47に取付ねじ5
0を通してねじ孔39に螺合することにより端子台36
が器具本体4に取付けられると同時にアース端子装置が
アース接触片44により押さえ固定され、同時にアース
接触片44の先端が嵌合孔49に導通状態に接触嵌合す
る。
【0041】この実施例は、端子台36の本体を共用し
て容易にアースの有無の品種展開が可能となる。
【0042】この発明の第6の実施例を図11に示す。
すなわち、この器具用アース端子装置は、第8の実施例
において、固定爪片45を嵌合する嵌合穴43として樹
脂カバー38′と樹脂ボディ37′との隙間を利用し、
樹脂ボディ37′の嵌合穴43を省略している。
【0043】この発明の第7の実施例を図12および図
13に示す。すなわち、この器具用アース端子装置は、
第1の実施例のアース電線接続手段1の構成において、
立片部7と取付片部8とのコーナ部分に引掛爪56を切
起しにより取付片部8の延び方向と反対向きに突出する
ように形成し、さらに延出片18を立片部7と平行に延
出するように折曲することにより鎖錠ばね10の収納部
を閉塞し、延出片18の先端にレの字形の係止爪57を
形成している。
【0044】一方、引掛爪56および係止爪57に対向
して取付穴58を器具本体に形成して、引掛爪56を取
付穴58に挿入しながら取付片部8を器具本体4に載置
して係止爪57を取付穴58に押し込んで仮止め遊着状
態とする。この状態でアース電線59をアース電線挿入
孔11から挿入すると、鎖錠ばね10の弾性変形により
取付片部8が下方に押圧されて器具本体4に押圧するた
め、アース端子装置に反力が加わり、係止爪57が上方
に引上げられて係止爪57が器具本体4の裏面に押圧さ
れて強固に固定され、アース端子装置が器具本体4にが
たつきなく固定されると同時に係止爪57によりアース
接続が行なわれる。
【0045】このように、取付手段2は器具本体4に仮
止めする構成を有するとともに、アース電線59をアー
ス電線接続手段1に接続した際のアース電線59の押圧
力によりアース電線接続手段1を器具本体4に固定可能
な構成を有する。またこの実施例によれば、器具本体4
へのアース電線接続手段1の取付けが容易になるととも
にアース電線接続手段1を確実に固定することができ
る。
【0046】この発明の第8の実施例を図14および図
15に示す。すなわち、この器具用アース端子装置は、
導電板を略Ω状に折曲し、上端部の中央にアース電線5
9を挿通する電線挿入穴60を形成し、下端の括れ部分
の隙間Hをアース電線59の外径より小さくして電線接
続部61とし、両端に折曲により形成した突起を係止爪
兼アース接続部62としている。また電線接続部61の
上側に押さえばね63を切起しにより形成している。
【0047】この場合、アース電線接続手段1は電線挿
入穴60と電線接続部61とにより形成され、取付手段
2は押さえばね63と係止爪兼アース接続部62とアー
ス電線59により構成され、アース接続手段3は係止爪
兼アース接続部62により形成されている。
【0048】また器具本体4はアース電線59を挿入し
ていない状態での電線接続部61のの最大間隔よりも大
きいが、押さえばね63の最大相互間隔よりも小さい取
付穴64を形成している。この取付穴64にアース電線
接続手段1を弾性変形して押し込む。この状態でアース
電線59を電線挿入穴60より挿入し電線接続部61間
に押し通すと、アース電線59が電線接続部61に接触
すると同時に電線接続部61が広がって係止爪兼アース
接続部62が器具本体4の裏面に押付けられて機械的に
器具本体4に固定されると同時に係止爪兼アース接続部
62が器具本体4に接触することによりアース接続が行
なわれる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の器具用アース端子装置によれ
ば、従来と比較してアース端子装置として独立して使用
でき、結線作業性を向上することができ、絶縁材を使用
しないので材料費を節減でき、また後付けが容易であ
り、誤結線のおそれが少ない。さらに取付ねじにより鎖
錠ばねを抜け防止でき、アース電線の過挿入を防止でき
る。
【0050】請求項2の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と共通するが、取付ねじと比較して取付作
業性が向上し、弾性係止爪が側板に突設されているため
器具からのはずれ等の心配がない。
【0051】請求項3の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項2と共通するほか、使用環境の悪い場所や充
電部がある場合に接続の信頼性を高めることができる。
【0052】請求項4の器具用アース端子装置によれ
ば、従来と比べてアース端子を端子台から独立し、電線
の接続作業性に優れ、誤結線を防止できるとともに、
属製のタッピンねじを用いると送り付きのアース端子装
置となるが、絶縁性の樹脂製タッピンねじを用いると電
源電線等の送り端子として使い分けることができる。
【0053】請求項5の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と同様であるほか、端子台の本体を共用し
て容易にアースの有無の品種展開が可能となる。
【0054】請求項6の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と共通するほか、器具への取付けが容易で
確実に固定することができる。
【0055】請求項7の器具用アース端子装置によれ
ば、請求項1と共通するほか、器具への取付が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】その鎖錠ばねの斜視図である。
【図3】器具本体への取付状態の側面図である。
【図4】第2の実施例の斜視図である。
【図5】第3の実施例の斜視図である。
【図6】第4の実施例の斜視図である。
【図7】そのカバーを外した状態の斜視図である。
【図8】第5の実施例の端子台の斜視図である。
【図9】アース端子装置の斜視図である。
【図10】器具本体への取付状態の断面図である。
【図11】第6の実施例の部分断面図である。
【図12】第7の実施例の斜視図である。
【図13】その取付状態の側面図である。
【図14】第8の実施例の斜視図である。
【図15】その取付状態の断面図である。
【図16】第1の従来例の斜視図である。
【図17】第2の従来例の側面図である。
【図18】第3の従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 アース電線接続手段 2 取付手段 3 アース接続手段 4 器具本体 5 頭部 6 脚部 7 立片部 8 取付片部 9 側板 10 鎖錠ばね 13 取付ねじ 14、15 孔 16 ねじ孔 17 カウンタシンク 18 延出片 19 弾性係止爪 20 取付孔 21 ケース 22 カバー 4 電線ガイド孔 25 中央連結片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−275132(JP,A) 特開 平1−122580(JP,A) 特開 平5−89915(JP,A) 実開 昭50−116089(JP,U) 実開 平3−131059(JP,U) 実開 平2−133870(JP,U) 実開 平1−155663(JP,U) 実開 昭64−9366(JP,U) 実開 昭59−83018(JP,U) 実開 平4−58683(JP,U) 実開 平2−16528(JP,U) 実開 平1−116519(JP,U) 実開 昭62−139081(JP,U) 実開 昭53−96193(JP,U) 実公 昭36−31756(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/64 H01R 4/48 H01R 9/00 H01R 4/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鎖錠ばねと、この鎖錠ばねを収納する収
    納部と、この収納部を器具にアースを兼ねてねじ止めす
    る導電性の取付ねじを備え、 前記収納部は、頭部と脚部からなる略T字状の導電板を
    折曲したものであり、前記脚部を前記頭部に対して垂直
    に折曲して立片部を形成し、前記立片部の先端部を頭部
    に平行に折曲して前記頭部に対向する取付片部を形成
    し、前記頭部の両側を前記取付片部側に折曲して側板を
    形成し、前記立片部と前記頭部とのコーナ部分に電線挿
    入孔を形成し、 前記立片部、前記取付片部および前記側板により形成さ
    れるスペース内に前記鎖錠ばねを収納した状態で前記鎖
    錠ばねを取付片部に押さえ固定するばね保持部を前記側
    板に切起し、 さらに前記収納部の前記取付片部側を器具に当接した状
    態で前記取付ねじを挿通する孔を、前記頭部の前記立片
    部と反対側に延出した延出片および前記取付片部の先端
    に相対向する位置に形成した 器具用アース端子装置。
  2. 【請求項2】 鎖錠ばねと、この鎖錠ばねを収納する収
    納部とを備え、 前記収納部は、頭部と脚部からなる略T字状の導電板を
    折曲したものであり、前記脚部を前記頭部に対して垂直
    に折曲して立片部を形成し、前記立片部の先端部を頭部
    に平行に折曲して前記頭部に対向する取付片部を形成
    し、前記頭部の両側を前記取付片部側に折曲して側板を
    形成し、前記立片部と前記頭部とのコーナ部分に電線挿
    入孔を形成し、 前記立片部、前記取付片部および前記側板により形成さ
    れるスペース内に前記鎖錠ばねを収納した状態で前記鎖
    錠ばねを取付片部に押さえ固定するばね保持部を前記側
    板に切起し、 さらに前記取付片部側を器具に当接した状態で前記器具
    に形成された係止孔に係止するアース兼用弾性係止爪を
    前記側板に突設した 器具用アース端子装置。
  3. 【請求項3】 前記頭部の前記側板の間の位置に係合孔
    を形成し、 前記係合孔に嵌合する係止用突起を内面に有し前記電線
    挿入孔に整合するガイド 孔を有して前記収納部に被せら
    れたカバーを有する請求項2記載の 器具用アース端子装
    置。
  4. 【請求項4】 中央連結片により連結され前記中央連結
    片に取付孔を形成した一対の並列する鎖錠ばねと、前記
    鎖錠ばねが係止する電線を挿入する一対のアース電線ガ
    イド孔を有し前記鎖錠ばねを載置する底部に前記取付孔
    に整合する穴を形成した絶縁性のケースと、このケース
    の前記底部を載せた器具の穴および前記ケースの前記穴
    に通されて前記取付孔にタッピングするタッピンねじと
    を備えた器具用アース端子装置。
  5. 【請求項5】 器具に取付けられる端子台と、この端子
    台に固定されるアース電線接続手段を備え、前記アース
    電線接続手段は、鎖錠ばねと、この鎖錠ばねを収納する
    収納部を有し、 前記収納部は、頭部と脚部からなる略T字状の導電板を
    折曲したものであり、前記脚部を前記頭部に対して垂直
    に折曲して立片部を形成し、前記立片部の先端部を頭部
    に平行に折曲して前記頭部に対向する取付片部を形成
    し、前記頭部の両側を前記取付片部側に折曲して側板を
    形成し、前記立片部と前記頭部とのコーナ部分に電線挿
    入孔を形成し、 前記立片部、前記取付片部および前記側板により形成さ
    れるスペース内に前記鎖錠ばねを収納した状態で前記鎖
    錠ばねを取付片部に押さえ固定するばね保持部を前記側
    板に切起し、 さらに前記側板より外方に前記取付片部の底面と平行に
    延出し先端を下方に折曲しかつ先細に形成し前記先端を
    器具の嵌合孔に係合するアース接触片を有するととも
    に、前記側板より上方に立ち上げた固定爪片を有し、 前記端子台は前記器具に取付時に前記固定爪片を嵌合し
    爪係止する嵌合穴を取付面に有し、前記アース接触片を
    進入させる凹部を有する 器具用アース端子装置。
  6. 【請求項6】 鎖錠ばねと、この鎖錠ばねを収納する収
    納部とを備え、 前記収納部は、頭部と脚部からなる略T字状の導電板を
    折曲したものであり、前記脚部を前記頭部に対して垂直
    に折曲して立片部を形成し、前記立片部の先端部を頭部
    に平行に折曲して前記頭部に対向する取付片部を形成
    し、前記頭部の両 側を前記取付片部側に折曲して側板を
    形成し、前記立片部と前記頭部とのコーナ部分に電線挿
    入孔を形成し、 前記立片部、前記取付片部および前記側板により形成さ
    れるスペース内に前記鎖錠ばねを収納した状態で前記鎖
    錠ばねを取付片部に押さえ固定するばね保持部を前記側
    板に切起し、 さらに前記立片部と前記取付片部とのコーナ部分に前記
    取付片部の延出方向と反対向きに突出するように引掛爪
    を切起こし、前記頭部の前記側板の間で前記立片部と反
    対側より前記立片部と平行に前記収納部を閉塞するよう
    に延出片を延出し、前記延出片の先端に係止爪を折り返
    した 器具用アース端子装置。
  7. 【請求項7】 略Ω状に折曲した導電板により形成さ
    れ、その上端部の中央にアース電線を挿通する電線挿入
    穴を形成し、下端の括れ部分の隙間をアース電線の外径
    より小さい電線接続部とし、両端に折曲により形成した
    突起を係止爪兼アース接続部とし、かつ、前記電線接続
    部の上側に前記係止爪兼アース接続部に対向する押さえ
    ばねを切起こしたものであって、前記押さえばねと前記
    係止爪兼アース接続部の間の部分を器具の取付穴に嵌合
    することを特徴とする器具用アース端子装置。
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