JPH0214152Y2 - - Google Patents

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JPH0214152Y2
JPH0214152Y2 JP11631485U JP11631485U JPH0214152Y2 JP H0214152 Y2 JPH0214152 Y2 JP H0214152Y2 JP 11631485 U JP11631485 U JP 11631485U JP 11631485 U JP11631485 U JP 11631485U JP H0214152 Y2 JPH0214152 Y2 JP H0214152Y2
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plug
outlet
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front case
circuit board
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば電力線に重畳した制御信号によ
つて、複数の負荷を制御する搬送波機器の受信器
を内蔵したコンセントアダプタに関する。
〔技術的背景とその問題点〕
従来、例えば搬送波機器の受信器を内蔵したコ
ンセントアダプタはケース本体にコンセント部と
プラグ部とを別々に設けているが、このように配
設するとコードの引き回しやプリント基板の接続
が煩雑になる欠点がある。
このような欠点を解決するものとして実公昭60
−13191号公報に示すコンセントアダプタが公知
である。上記公報のコンセントアダプタは蓋体と
基体とから成るケース本体内にコンセント部とプ
ラグ部とを一体に構成した接続器ユニツトを収納
し、コードの引き回しをできるだけ少なくしてコ
ードから飛来する誘導ノイズによる影響がプリン
ト基板の電子回路に加わるのを少なくしたもので
ある。そして、一体構成された接続器ユニツトは
プラグ部の一対の栓刃が基体に設けられ栓刃用穴
から裏面に突出するようケース本体内に収納さ
れ、次いでプリント基板等を同様に収容してコー
ドを接続した後、コンセント部の差込口が蓋体に
設けた開口孔から露設するように蓋体を基体に螺
着して組み立てるものである。
しかし、上記コンセントアダプタはコンセント
部とプラグ部とが一体構造となつているため、他
の電気器具のプラグをコンセント部の差込口に差
し込む際やプラグ部の栓刃をコンセントに差し込
む際、いずれかの差し込む力が他方にも同時に加
えられるため、他方へも余計な力が加わり破損し
やすくなつたり、あるいはその間に介在するケー
ス本体にもねじり力等が発生してケースを破損し
たりする。また、組み付けに際しても、蓋体に設
けた差込口の開口孔と蓋体に設けた栓刃用穴とケ
ース本体に取り付ける接続器ユニツトの取付位置
との位置関係が重要となり、各部品に対して高度
な寸法精度が要求されると共に、狭まいケース本
体内でプリント基板等を螺着するための組み付け
工程に手間を要する等の問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案はコンセント部とプラグ部をケース本体
に内蔵するコンセントアダプタにおいて、コンセ
ント部とプラグ部の一方に差し込み力が加わつて
も、他方に無理な力が加わらず破損しにくいと共
に、組み付けを容易にできるコンセントアダプタ
を提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案は一側にコンセント部を配設する前ケー
スと、この前ケースの後方に配置され前ケースと
ともにケース本体を形成する後ケースと、前記後
ケースの内側に立設された引掛け爪により弾性係
止されるプラグ部と、このプラグ部の側面に形成
される嵌合溝と、電源制御用電子回路を搭載し前
記嵌合溝に一端を嵌合固定するプリント基板とか
ら成るものであり、コンセント部とプラグ部とを
各々独立して別々のケースに取り付けることによ
り、一方に加わる差し込み力を他方に伝達させ
ず、また組み付けを容易にできるコンセントアダ
プタである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図及び第2図を参
照して説明する。
図面において、ケース本体1は前ケース2と後
ケース3から構成され、各々のケース2,3の内
側に突出形成しているボス4,5を突き合わせて
ネジ6を螺入して一体に固定される。
コンセント部7は他の電気器具のプラグを差し
込む差込口8を有し、この差込口8に対応する位
置に図示しない刃受ばねを内設してなり、前ケー
ス2の上方に穿設している開口孔9に差込口8が
露出するよう前ケース2の内側に配置され、その
底面10に配設した絶縁板11を前ケース2のボ
ス12にネジ13で螺着することにより固定され
る。14はコンセント部7の端子である。
プラグ部15は電源コンセントに差し込む一対
の栓刃16を有し、後ケース3の上方に穿設して
いる栓刃用穴17にその栓刃16を挿通するよう
後ケース3の内側に配置され、後ケース3の内側
から立設している一対の引掛け爪18がプラグ部
15の両側面19に形成している段部20に弾発
的に係止して後ケース3に固定される。21はプ
ラグ部15の端子、22はこの端子21の上面に
ネジ23で螺着されている絶縁板である。また、
プラグ部15の側面19には略全周に亘つてフラ
ンジ24を形成し、このフランジ24の上部に2
個の凸部25を突設して、フランジ24と凸部2
5との間に嵌合溝26を形成する。
プリント基板27はコンセント部7及びプラグ
部15を介する電源を制御する電子回路28、機
構部品等を搭載しており、その一端を前記嵌合溝
26に嵌合する。また、機構部品としての発熱部
品であるリレー29はコンセント部7およびプラ
グ部15から成る電源部から離れるようプリント
基板27の他端側に搭載されており、後ケース3
に形成されている載置台30にプリント基板27
の他端を載置させ、前ケース2と後ケース3との
組み付けの際、前ケース2から突出している突設
部31がリレー29の上面に当接し、リレー29
とプリント基板27の他端を載置台30と突設部
31とにより挟着固定している。さらに、プリン
ト基板27はコンセント部7及びプラグ部15の
端子14,21とコード32により電気的に接続
されていると共に、前ケース2に穿設した開口孔
33から露出して例えば電気器具のオンオフ制御
あるいは調光制御するスイツチ34を備えた第2
のプリント基板35とともに他のコード32によ
り電気的に接続されている。尚、36は後ケース
3の外側に突出する断面略コ字状の突出体であつ
て、コンセントCに差し込む際に壁Wと平行を保
つように位置決めする。
以上のように構成される本考案を組み付けるに
は、先ず二分割されたケース本体1の前ケース2
にコンセント部7をその差込口8が露出するよ
う、絶縁板11をボス12へネジ13により固着
して挟着固定する。そして、第2のプリント基板
35をそのスイツチ34を前ケース2の開口孔3
3に嵌合して固定させる。次に、端子21を絶縁
板22により螺着したプラグ部15をその栓刃1
6が栓刃用穴17が突出するよう2本の引掛け爪
18間に挿通させて、プラグ部15の段部20を
引掛け爪18に弾発的に係止させて後ケース3に
固定させる。そして、プリント基板27の一端を
プラグ部15のフランジ24及び凸部25により
形成される嵌合溝26に嵌合して固定し、他端を
載置台30に載置させる。そして、コード32を
半田付け等により接続する。最後に、全部品を組
み付け後、前ケース2と後ケース3を嵌合し互い
のボス4,5を一致させネジ6を螺入してケース
本体1を組み付ける。この際、コンセント部7と
プラグ部15は若干の間隙Lを有して対峙して配
設されている。
このようにして、コンセント部7とプラグ部1
5を二分割して各々前ケース2と後ケース3とに
独立して組み付け、組み付け後も若干の間隙Lを
有して対峙して配設させたことにより、差込口8
に他のプラグを差し込む際や栓刃16を電源コン
セントに差し込む際等、いずれかの力が加わつて
も、他方にその無理な力が伝えられないため、ね
じれ等により破損される恐れを防止できる。さら
に、ケース本体1が前ケース2、後ケース3によ
り二分割構造となつており、各々にコンセント部
7及びプラグ部15とを組み付け、特にプラグ部
15はネジを使用せず引掛け爪18に弾発係止さ
せ、プリント基板27はこのプラグ部15の嵌合
溝26に嵌入固定することにより、狭いケース本
体1内でのネジの使用頻度を減少させ、組み付け
作業を容易にしている。加えて、コンセント部7
とプラグ部15とは互いに多少位置がずれても問
題がないため、前ケース2と後ケース3とを合せ
た時、ケースの寸法にバラツキ等があつても、こ
のバラツキに関係なく安定して組み付けることが
できる。しかも、この種のコンセントアダプタは
プラグ部15とリレー29等が比較的発熱しやす
いがリレー29をプラグ部15からもつとも離れ
たプリント基板27上に搭載させて発熱部品を分
散させているため、ケース本体1内の部分的な温
度上昇を防止できる。
〔考案の効果〕
この考案は一側にコンセント部を配設する前ケ
ースと、この前ケースの後方に配置され前ケース
とともにケース本体を形成する後ケースと、前記
後ケースの内側に立設された引掛け爪により弾性
係止されるプラグ部と、このプラグ部の側面に形
成される嵌合溝と、電源制御用電子回路を搭載し
前記嵌合溝に一端を嵌合固定するプリント基板と
から成るものであり、コンセント部とプラグ部と
を各々独立して別々のケースに組み付けたことに
より、一方に差し込み力が加わつても、他方に無
理な力が加わらず破損を防止できると共に、ネジ
の使用を減少させて組み付け作業を容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すコンセント
アダプタの分解斜視図、第2図はその断面図であ
る。 1……ケース本体、2……前ケース、3……後
ケース、7……コンセント部、15……プラグ
部、18……引掛け爪、20……段部、25……
凸部、26……嵌合溝、27……プリント基板、
L……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側にコンセント部を配設する前ケースと、こ
    の前ケースの後方に配置され前ケースとともにケ
    ース本体を形成する後ケースと、前記後ケースの
    内側に立設された引掛け爪により弾性係止される
    プラグ部と、このプラグ部の側面に形成される嵌
    合溝と、電源制御用電子回路を搭載し前記嵌合溝
    に一端を嵌合固定するプリント基板とから成るこ
    とを特徴とするコンセントアダプタ。
JP11631485U 1985-07-29 1985-07-29 Expired JPH0214152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11631485U JPH0214152Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11631485U JPH0214152Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6225485U JPS6225485U (ja) 1987-02-16
JPH0214152Y2 true JPH0214152Y2 (ja) 1990-04-18

Family

ID=31000787

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11631485U Expired JPH0214152Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010244862A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Toshiba Corp 電子部品取付構造

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JPS6225485U (ja) 1987-02-16

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