JP3362111B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP3362111B2
JP3362111B2 JP30302697A JP30302697A JP3362111B2 JP 3362111 B2 JP3362111 B2 JP 3362111B2 JP 30302697 A JP30302697 A JP 30302697A JP 30302697 A JP30302697 A JP 30302697A JP 3362111 B2 JP3362111 B2 JP 3362111B2
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外面にコネクタ部
を有し、該コネクタ部を構成するコネクタ端子の基端
を、内部に収容した配線基板に接続した電気接続箱に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気接続箱としては、図3に示
すように、外装ケース1内の配線基板3に直付けした端
子をコネクタ端子5として用いることで、コネクタ部2
を構成しているものが多い。この場合、コネクタ端子5
の基端5bは、配線基板3のスルーホールに通された上
で配線基板3の表面3a側で半田接合され、外装ケース
1の壁板1aの外面にコネクタ枠4が形成され、コネク
タ枠4内の壁板1aに貫通孔8が開けられ、該貫通孔8
からコネクタ端子5の先端5aが突き出され、これによ
りコネクタ部2が構成されている。7は電子部品であ
り、その端子7aは配線基板3の裏面3b側で半田付け
されている。
【0003】また、別の例として図4に示すものがあ
る。この電気接続箱では、直付けコネクタ10を配線基
板3の裏面3b側に配してコネクタ端子11を配線基板
3に接合し、外装ケース1に切欠9を設けて、その切欠
9から直付けコネクタ10の先端を外に向けて露出させ
ている。
【0004】また、さらに別の例として図5に示すもの
がある。この電気接続箱では、差し込み型の接続端子1
2を配線基板3に予め取り付けておき、外装ケース1に
インサート成形したコネクタ端子5の基端5aを、配線
基板3の貫通孔14に通した上で、前記接続端子12に
差し込み接続している。この場合、接続端子12は配線
基板3の表面3a側に配して、その脚部12aを配線基
板3の裏面3b側で半田付けしている。また、コネクタ
端子5と配線基板3の位置ずれは、接続端子12の内部
のバネ接触片や前記脚部12aのバネ性で吸収してい
る。また、差し込みによる接続であって、振動等で動く
可能性があるから、配線基板3をネジ15により外装ケ
ース1に固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3の電気
接続箱では、配線基板3に直付けした端子をコネクタ端
子5として用いているから、コネクタ部2内でのコネク
タ端子5の位置精度を出しにくいという問題があった。
また、コネクタの挿抜の力が、コネクタ端子5の配線基
板3に対する半田付け部に直接加わるので、半田付け部
の信頼性低下を招きやすかった。
【0006】また、図4の電気接続箱では、配線基板3
や外装ケース1とは別体の直付けコネクタ10を用いて
いるから、コスト高になりやすかった。
【0007】また、図3、図4の電気接続箱では、配線
基板3の表面3a側に電子部品7を実装する場合、電子
部品7の半田付けを裏面3bで行うのに対し、コネクタ
端子5、11の接続は、配線基板3の表面3a側に貫通
させた上で表面3a側で行うことになるため、半田付け
が両面処理になり、作業性が悪くなるという問題もあっ
た。
【0008】また、図5の電気接続箱では、上記の問題
の幾つかは解消できるが、配線基板3をネジ15で固定
する必要があるので、電気接続箱の組み立てが面倒にな
るという問題があった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、コネクタ端
子の位置精度を出すことができ、コネクタ端子と配線基
板の電気接続部にコネクタの挿抜時の力がかからないよ
うにすることができ、配線基板と外装ケースをネジ止め
せずに確実に固定することができ、配線基板の取付け・
取り外しが簡単にでき、コスト上昇を抑えることがで
き、さらに半田付けを片面処理できるようにした電気接
続箱を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外装
ケースの壁板に外を向いたコネクタ部が設けられるとと
もに、前記壁板と裏面を対向させて外装ケースの内部に
配線基板が収容され、前記コネクタ部を構成するコネク
タ端子の基端が、前記配線基板の貫通孔に通された上で
該配線基板に電気接続された電気接続箱において、前記
外装ケースの壁板の内面に凸部を一体形成すると共に、
該凸部内に前記コネクタ端子の長さ方向中間部をインサ
ート成形により埋め込み、前記凸部を前記配線基板の貫
通孔に嵌合させた上で、該凸部の先端より突出したコネ
クタ端子の基端を前記配線基板に電気接続したことを特
徴とする。
【0011】この電気接続箱では、コネクタ端子を外装
ケースの壁板にインサート成形により埋め込んだので、
コネクタ部でのコネクタ端子の位置精度が高くなると共
に、コネクタ端子の保持力が強くなる。また、外装ケー
スに設けた凸部を配線基板の貫通孔に嵌合させたので、
基板に対してもコネクタ端子基端5bの位置精度が高く
組み付けしやすい。更に、配線基板をネジ止めせずに外
装ケースに固定することができると共に、配線基板とコ
ネクタ端子間の振動を阻止することができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の電気接
続箱であって、前記凸部と貫通孔との間に、凸部の貫通
孔からの抜けを防止する抜け止め係合部を設けたことを
特徴とする。
【0013】この電気接続箱では、一旦、外装ケースの
凸部と配線基板の貫通孔を嵌合すると、振動等で外れに
くくなる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の電気接続箱であって、前記配線基板の表面側に、脚部
が前記配線基板の裏面側にて配線基板上の導体に半田接
合された接続端子を配設し、前記コネクタ端子の基端を
前記接続端子に対して差し込みにより電気接続したこと
を特徴とする。
【0015】この電気接続箱では、予め接続端子の脚部
を配線基板に半田付けしておくことにより、単にコネク
タ端子の基端を接続端子に差し込むだけで、配線基板と
コネクタ端子の電気接続を行うことができる。また、接
続端子の脚部は配線基板の裏面側にて半田付けするの
で、配線基板上に電子部品を組み付けてその端子を配線
基板に半田付けする場合と、半田付け面を共通にするこ
とができ、片面半田でよくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1は実施形態の電気接続箱の要部を示す
断面図である。この電気接続箱は、外装ケース1の内部
に配線基板3を収容し、外装ケース1の壁板1aにコネ
クタ部2を形成したものである。配線基板3は、裏面3
bを壁板1aの内面に対向させて外装ケース1内に収容
されている。
【0018】外装ケース1の壁板1aの外面には、コネ
クタ部2を構成するコネクタ枠4が形成され、コネクタ
枠4内の壁板1aの内面には、配線基板3の貫通孔14
に嵌合する凸部21が一体形成されている。この場合の
貫通孔14は円形であってもよいが、ここでは矩形溝状
になっており、それに合わせて凸部21も断面矩形にな
っている。また、外装ケース1の内部には、配線基板3
を載せる載置部1bが設けられている。
【0019】前記凸部21には、コネクタ端子5の長さ
方向の中間部5cがインサート成形により埋め込まれて
いる。このコネクタ端子5の先端5aはコネクタ枠4内
に突出し、基端5bは凸部21の先端より突出してい
る。
【0020】一方、配線基板3の表面3a側には、両側
に延出した脚部12aを、配線基板3の裏面3b側にて
配線基板3上の導体に半田付けした接続端子12が配設
されている。そして、配線基板3を外装ケース1内に収
容するに当たって、外装ケース1側の凸部21が配線基
板3側の貫通孔14に嵌合され、同時にコネクタ端子5
の基端5bが接続端子12に差し込み接続されている。
【0021】その他の構成は図3〜図5のものと同じで
あるから、同一部分には同符号を付して説明を省略す
る。
【0022】このように構成された電気接続箱では、コ
ネクタ端子5を外装ケース1の凸部21内にインサート
成形により埋め込んでいるので、コネクタ部2でのコネ
クタ端子の位置精度が非常に高くなる。従って、相手コ
ネクタを嵌合する際に、容易かつ確実に嵌合できるよう
になる。
【0023】また、コネクタ端子5を固定する力が非常
に高いので、コネクタ端子5と配線基板3との電気接続
部、つまり、この場合は接続端子12の半田付け部にコ
ネクタの挿抜の力がほとんど及ばない。よって、半田付
け部の信頼性を確保することができる。
【0024】また、外装ケース1に設けた凸部21を配
線基板3の貫通孔14に嵌合させることで、配線基板3
を外装ケース1に位置決め固定しているので、配線基板
3をネジ止めせずに外装ケース1に組み付けることがで
きる。従って、配線基板3の取り付け・取り外しが容易
である。
【0025】また、凸部21と貫通孔14の嵌合によ
り、配線基板3とコネクタ端子5間の振動を阻止するこ
とができるので、コネクタ端子5と接続端子12の接触
部の信頼性が向上する。
【0026】さらに、別体の直付けコネクタを使用しな
いので、コストの上昇を抑えることができる。また、予
め接続端子12を配線基板3に半田付けしておくので、
コネクタ端子5と配線基板3の電気接続を、コネクタ端
子5の基端5bを接続端子12に単に差し込むだけで行
うことができる。
【0027】また、接続端子12の脚部12aは、配線
基板3の裏面3b側にて半田付けすればよいので、配線
基板3上に電子部品7を組み付けてその端子7aを配線
基板3に半田付けするような場合に、片面だけ半田処理
すればよくなり、作業性が向上する。
【0028】なお、図2に示すように、凸部21の先端
に貫通孔14からの抜け防止を図る抜け止め係合部22
を設ければ、配線基板3をより確実に外装ケース1に固
定することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、コネクタ端子を外装ケースの壁板にインサート
成形により埋め込んだので、コネクタ部でのコネクタ端
子の位置精度が高くなり、相手コネクタの嵌合容易化が
図れる。また、コネクタ端子に対する保持力が強いの
で、コネクタ端子と配線基板との半田接合部にコネクタ
の挿抜の力がほとんど及ばず、半田接合部の信頼性を高
めることができる。また、外装ケースに設けた凸部を配
線基板の貫通孔に嵌合させたので、配線基板をネジ止め
せずに外装ケースに固定することができる。従って、配
線基板の取り付け、取り外しが容易となる。また、凸部
と貫通孔の嵌合により、配線基板とコネクタ端子間の振
動を阻止することができ、コネクタ端子と配線基板の接
合部の信頼性が向上する。さらに、別体の直付けコネク
タを使用せずに済むので、コスト上昇を抑えることがで
きる。
【0030】請求項2の発明によれば、凸部と貫通孔間
に抜け止め係合部を設けたので、一旦嵌合すると、振動
等で外れにくくなり、固定力が強まって、組み付けの信
頼性が高まる。
【0031】請求項3の発明によれば、予め接続端子を
配線基板に半田付けしておくことにより、単にコネクタ
端子の基端を接続端子に差し込むだけで、配線配線とコ
ネクタ端子の電気接続を行うことができ、組み付け作業
性が良くなる。また、接続端子の脚部は配線基板の裏面
側にて半田付けするので、配線基板上に電子部品を組み
付けてその端子を配線基板に半田付けする場合と、半田
付け面を共通にすることができ、片面半田でよくなる。
よって、半田付け工程の作業効率の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の要部断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態の要部斜視図である。
【図3】従来例の要部断面図である。
【図4】別の従来例の要部断面図である。
【図5】さらに別の従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 1a 壁板 2 コネクタ部 3 配線基板 3a 表面 3b 裏面 5 コネクタ端子 5b 基端 5c 中間部 12 接続端子 12a 脚部 14 貫通孔 21 凸部 22 抜け止め係合部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケースの壁板に外を向いたコネクタ
    部が設けられるとともに、前記壁板と裏面を対向させて
    外装ケースの内部に配線基板が収容され、前記コネクタ
    部を構成するコネクタ端子の基端が、前記配線基板の貫
    通孔に通された上で該配線基板に電気接続された電気接
    続箱において、 前記外装ケースの壁板の内面に凸部を一体形成すると共
    に、 該凸部内に前記コネクタ端子の長さ方向中間部をインサ
    ート成形により埋め込み、 前記凸部を前記配線基板の貫通孔に嵌合させた上で、該
    凸部の先端より突出したコネクタ端子の基端を前記配線
    基板に電気接続したことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱であって、 前記凸部と貫通孔との間に、凸部の貫通孔からの抜けを
    防止する抜け止め係合部を設けたことを特徴とする電気
    接続箱。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電気接続箱であ
    って、 前記配線基板の表面側に、脚部が前記配線基板の裏面側
    にて配線基板上の導体に半田接合された接続端子を配設
    し、 前記コネクタ端子の基端を前記接続端子に対して差し込
    みにより電気接続したことを特徴とする電気接続箱。
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