JP4774136B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、太陽光エネルギーを電気エネルギーに直接変換する太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、太陽光エネルギーを電気エネルギーに直接変換する太陽電池モジュールの発電力を例えば一般家庭の電源として利用する太陽光発電システムが注目されている。この太陽光発電システムは、建物の屋根等に複数枚の太陽電池モジュールを搭載し、太陽電池モジュールからの直流電流をインバータ等を介して家庭用電源として供給するように構成されている。
【0003】
この太陽光発電システムは、複数枚の太陽電池モジュールを面一となるように敷設し、各太陽電池モジュールから導出された出力取出し線を端子箱を介して直列または並列に接続している。
【0004】
従って、各太陽電池モジュールには端子箱が設けられ、太陽電池モジュールから導出された出力取出し線が端子箱の内部に配設された端子に接続されている。そして、太陽電池モジュールを建物の屋根等に敷設施工する際に、端子箱から導出された配線ケーブルによって複数枚の太陽電池モジュールを直列または並列に接続している。
【0005】
ところで、端子箱は太陽電池モジュールとともに屋外に設置され、風雨に晒されることから、防水構造にする必要があるとともに、塵埃等の侵入を防止し、さらには紫外線の照射による劣化を防止する必要がある。また、太陽電池モジュールの敷設施工時及び配線作業時には端子箱から導出された配線ケーブルに引張り力や曲げ力が加わることが想定されるため、端子箱内の端子と接続される配線ケーブルを端子箱に対して強固に固定し、端子と配線ケーブルとの接続部における断線を防止する必要がある。
【0006】
そこで、前述のような事情に着目し、例えば特開平10−270734号公報、特開平11−26035号公報及び特開平9−223538号公報に示すような太陽電池モジュール用端子ボックスが提案されている。
【0007】
前記特開平10−270734号公報のものは、太陽電池モジュールの裏面に固定した端子ボックスに配線ケーブルを直接引込み、太陽電池モジュールの出力端子と直接接続するようにしたものである。
【0008】
前記特開平11−26035号公報ものは、端子箱本体の底部に設けられた端子取付け部に一対の突起が設けられ、これら突起にプラス電極とマイナス電極となる帯状金属板からなる一対の端子の孔を嵌合し、突起を超音波融着することにより、端子を端子箱本体に固着している。
【0009】
端子箱本体の側壁には配線ケーブルを挿通するケーブル挿通孔が設けられ、ケーブル挿通孔に挿通された配線ケーブルの芯線を端子の一端部にカシメ固定するとともに、端子の他端部に太陽電池モジュールから導出された出力取出し線を半田付けしている。また、端子箱本体には配線ケーブルの端部が嵌入される半円状の凹部が設けられ、この凹部に対応する凹部を有する固定片を端子箱本体に固定することにより、配線ケーブルを挟持し、配線ケーブルに引張り力が加わっても配線ケーブルの芯線と端子との接続部が切り離されないようになっている。
【0010】
また、前記特開平9−223538号公報のものは、端子箱本体の外側壁に一対の円筒状ソケットを一体に突出形成するとともに、このソケットの軸芯にプラグを設け、このプラグと端子箱本体の内部の端子とをナットによって締結したものである。さらに、ソケットには配線ケーブルのプラグが着脱可能に接続されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平10−270734号公報のものは、太陽電池モジュールの敷設施工時や配線作業時に配線ケーブルに引張り力や曲げ力が加わると、配線ケーブルと太陽電池モジュールの出力端子との接続部が切り離されるという虞があり信頼性に欠ける。
【0012】
前記特開平11−26035号公報ものは、端子箱本体に対して端子を超音波融着あるいは加熱溶融等によって固着しているため、端子箱本体の底部に融着、溶融のための突起を設ける必要があり、端子箱本体を成形する射出成型用金型が複雑となってコストアップの原因となり、また組立て時に突起に端子に設けられた孔を嵌合し、突起を超音波融着する等の面倒な作業が必要となる。また、配線ケーブルの端部を挟持固定しているため、構造的に複雑で、組立てが面倒であるとともに、配線ケーブルに大きな引張り力が加わると、端子との接続部から切り離されるという問題があり、信頼性に欠ける。
【0013】
また、前記特開平9−223538号公報のものは、ソケットの軸芯に設けたプラグと端子箱本体の内部の端子とをナットによって締結しているため、組立て作業が面倒であるとともに、振動、衝撃によってナットが緩むと、プラグと端子との接続部に接続不良を招く虞があり、信頼性に欠ける。
【0014】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、出力取出し線が接続される端子と配線ケーブルが接続される接続端子を一体に形成することにより、接続箇所を少なくして構成の簡素化と組立て工程の簡素化を図ることができるとともに、太陽電池モジュールの電力の取り出しの信頼性を向上できる太陽電池モジュールを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1は、開口部を有する樹脂製の端子箱本体内に太陽電池モジュールの出力取出し線が接続される端子を配設し、前記端子箱本体の側壁に配線ケーブルを接続する接続端子を有する太陽電池モジュールにおいて、前記出力取出し線が接続される端子と前記配線ケーブルが接続される接続端子との両者を一体に形成した端子本体を備え、前記端子の少なくとも接続端となる部分及び前記接続端子の少なくとも接続端となる部分を除いた前記端子本体を、外部に露出させることなく前記端子箱本体を形成する成形材料中に埋設した状態で前記端子箱本体にインサート成形したことを特徴とするものである。
【0016】
請求項2は、前記端子箱本体内空間に絶縁性樹脂を充填し、更に前記端子箱本体の側壁及び底部の少なくとも一方に前記端子箱本体内空間を外部に連通させるための少なくとも1つのエアー抜き孔を設け、このエアー抜き孔により前記端子箱本体内空間に絶縁性樹脂を充填するとき、前記端子箱本体内空間のエアーを前記端子箱本体の外へ逃がすようにしたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュールである。
【0017】
請求項3は、前記端子の前記出力取出し線が接続される部分に、前記出力取出し線を仮止めする接続溝を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の太陽電池モジュールである。
【0019】
請求項1によれば、電気的接続部分が少なくなり、電力取り出しの信頼性を向上できるとともに、構造及び組立て工程の簡素化を図ることができる。
【0020】
また、請求項によれば、端子を、端子箱本体に一体にインサート成形することにより、端子を端子箱本体に取付ける部品が不要となる。
【0021】
請求項によれば、端子箱本体の側壁及び底部の少なくとも一方にエアー抜き孔を設けることにより、ポッティング樹脂の充填時に端子箱本体のエアーが抜け、樹脂が隅々まで行き渡り、絶縁の信頼性を向上できる。
【0022】
請求項によれば、端子の出力取出し線と接続される部分に、出力取出し線を仮止めする接続溝を設けることにより、出力取出し線の半田付け時に出力取出し線を仮止めでき、ずれることはなく作業性の向上が図れる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1は太陽電池モジュール用端子箱を示し、(A)は縦断側面図、(B)は下面図、(C)は蓋体を取外した状態の上面図、(D)は(C)のY−Y線に沿う側面図、(E)は(A)のZ−Z線に沿う断面図、図2は雌型コネクタを示し、(A)は横断平面図、(B)は縦断側面図、図3は太陽電池モジュールに端子箱を取付けた状態の断面図である。
【0025】
図1及び図2に示すように、太陽電池モジュール用端子箱の端子箱本体21は合成樹脂材料によって一体に成形されており、矩形状の側壁22及び底部23を有し、上部には開口部24が設けられている。側壁22の開口縁には段差部25が設けられ、この段差部25には開口部24を閉塞する蓋体26が支持されるようになっている。
【0026】
底部23の下面は、図3に示すように太陽電池モジュールMの下面に対する取付け面27に形成され、取付け面27には接着剤による接着性を向上させるために梨地加工(微細な凹凸)が施されている。
【0027】
また、端子箱本体21の底部23における一端部側には一対の開口窓28が設けられ、この開口窓28は後述する出力取出し線を端子箱本体21の内部に引込む通線開口として使用される。さらに、開口窓28の周囲には小孔からなる複数個のエアー抜き孔29が穿設されている。
【0028】
端子箱本体21の内部における両側部には一対の端子取付け部30が端子箱本体21の長手方向に沿って平行に配置されている。端子取付け部30相互間にはダイオード取付け部31が設けられている。
【0029】
端子取付け部30にはプラス電極とマイナス電極に対応する一対の端子32が配置されている。この端子32のは帯状金属板からなる端子本体33の一端部には直角に折曲する折曲部34が設けられ、この折曲部34に対して端子本体33と逆方向に直角に折曲した向きに接続端子としての円柱棒状の接続ピン35が一体に設けられている。さらに、端子本体33の他端部には側部から切欠された接続溝36が設けられている。一対の端子32の接続ピン35は側壁22から外方に突出し、しかも平行に配設され、接続溝36は底部23に設けた開口窓28に臨んでいる。
【0030】
そして、接続溝36を有する端子本体33の端部を除き、端子本体33の折曲部34及び接続ピン35の基端部は端子箱本体21を成形する合成樹脂材料によって埋設されている。すなわち、端子箱本体21を射出成型用金型によって射出成形する際に、端子本体33及び端子本体33と一体の接続ピン35を射出成型用金型に予めセットし、その後溶融樹脂を射出することによりインサート成形されている。このとき、端子箱本体21の側壁22から外方に突出する2本の接続ピン35の基端部は端子箱本体21の側壁22と一体に成形された嵌合凸部37内にインサート成形されており、この嵌合凸部37の外面にはその周方向に連続する係合溝37aが設けられている。
【0031】
このように端子本体33と接続ピン35を一体に形成したこと、及びこれらを端子箱本体21にインサート成形したことによって、端子32及び接続ピン35の端子箱本体21に対する固定を兼ね、さらには防水、防塵構造としており、端子32及び接続ピン35の端子箱本体21に対する取付け部品の廃止及び組立て工数の低減を図っている。
【0032】
また、前記蓋体26も合成樹脂材料によって成形されており、開口部24を閉塞する矩形板状の蓋主体38の一端部には側壁22の接続ピン35側を覆う縦側板39が蓋主体38と直角に一体に設けられている。この縦側板39の略中央部には接続ピン35を含む嵌合凸部37に嵌合する差込みガイド筒体40が設けられている。さらに、縦側板39の下端部における両端側には内側へ突出する突起41が設けられ、この突起41と対応する端子箱本体21の底部には係合凹部42が設けられている。
【0033】
一方、端子箱本体21の接続ピン35に接続される雌型コネクタ43は、配線ケーブル44に個別に接続されるレセプタクル状の雌型接続端子45を内蔵したゴムまたは合成樹脂材料からなるコネクタカバー46を有している。コネクタカバー46には雌型接続端子45に臨んで嵌合穴47が設けられて、この嵌合穴47の内周面には係合凸部47aが設けられている。
【0034】
そして、この雌型コネクタ43を前記差込みガイド筒体40内に挿入することにより、嵌合孔47が嵌合凸部37に着脱可能に雄雌嵌合されるとともに、係合溝37aと係合凸部47aとの係合によって雌型コネクタ43が確実に接続ピン35に接続されるようになっている。
【0035】
さらに、図3に示すように、太陽電池モジュールMから導出された出力取出し線48は端子箱本体21の開口窓28から端子箱本体21内に引込まれている。
この出力取出し線48は例えば帯状のフレキシブルリードであり、その先端部は端子32の接続溝36に差込んで仮止めされた状態で端子32に半田付けされている。また、ダイオード取付け部31には電流の逆流を防止するバイパスダイオード49が取付けられ、この接続端子(図示しない)は端子32に接続されている。
【0036】
さらに、端子箱本体21の内部にはポッティング樹脂としての絶縁性樹脂50が充填されており、出力取出し線48と端子32との接続部及びバイパスダイオード49が接続端子とともに埋設されている。なお、絶縁性樹脂50の充填時には端子箱本体21内の底部23に溜まったエアーは底部23に設けられた開口窓28及びエアー抜き孔29から抜けるため、絶縁性樹脂50を端子箱本体21の空間の隅々まで行き渡らせることができる。
【0037】
また、端子箱本体21の開口部24は蓋体26によって閉塞されている。この蓋体26は端子箱本体21の側壁22と係合する構造でもよく、接着剤によって側壁22に固定してもよい。
【0038】
次に、太陽電池モジュールMに端子箱を取付ける手順について説明する。
【0039】
端子箱本体21の端子32は、端子本体33とこの端子本体33と一体に形成された接続ピン35を有しており、ダイオード取付け部31にはバイパスダイオード49が取付けられ、これらは前述したインサート成形によって端子箱本体21を成形する成形材料によって埋設された状態にある。
【0040】
この端子箱本体21を裏面を上向きにした太陽電池モジュールMの裏面に位置し、太陽電池モジュールMの裏面における略中央部から導出された出力取出し線48を端子箱本体21の底部23に設けられた開口窓28から端子箱本体21内に導入する。そして、出力取出し線48の先端部を端子32の接続溝36に差込んで仮止めした状態で端子32に半田付けする。
【0041】
次に、端子箱本体21の底部23の取付け面27における周囲にシリコン系の接着剤51を塗布し、取付け面27を太陽電池モジュールMの裏面における略中央部に押し付けて端子箱本体21を太陽電池モジュールMに対して接着固定すると、太陽電池モジュールMと端子箱本体21の取付け面27との間に接着層の厚みに相当する隙間が形成される。
【0042】
この状態で、端子箱本体21の開口部24から絶縁性樹脂50を注入し、端子箱本体21の空間部に充填すると、出力取出し線48と端子42との接続部及びバイパスダイオード49が埋設される。このとき、端子箱本体21内の底部23に溜まったエアーは底部23に設けられた開口窓28及びエアー抜き孔29から抜けるため、絶縁性樹脂50を端子箱本体21の空間の隅々まで行き渡らせることができる。
【0043】
次に、蓋体26に設けられた差込みガイド筒体40を嵌合しながら蓋主体38を端子箱本体21の段差部25に係合して開口部24を蓋体26によって閉塞することにより、太陽電池モジュールMに対する端子箱の電気的接続及び機械的に取付けが完了する。
【0044】
前記実施の形態によれば、インサート成形によって端子及び配線ケーブルとの接続部を埋設することにより、端子箱本体の内部空間が少なくなり、その分だけポッティング樹脂としての絶縁性樹脂の充填量を少なくでき、作業性の向上を図ることができる。
【0045】
また、端子箱本体の底部の太陽電池モジュールMの下面に対する取付け面を梨地加工(微細な凹凸)を施すことにより、太陽電池モジュールMに対する接着剤による接着性を向上させることができ、端子箱の小型化に伴って取付け面が小面積になっても確実に固定できるという効果がある。
【0046】
なお、端子箱本体の底部にエアー抜き孔を設け、絶縁性樹脂の充填時に底部に溜まったエアーを抜くようにしたが、エアー抜き孔は側壁に設けてもよい。また、端子箱本体を太陽電池モジュールに固定する手段として接着剤を用いたが、ボルト等の固定手段であってもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、端子箱本体に端子及びこの端子と一体に配線ケーブルが接続される接続端子にわたり一体に設けたから、電気的接続部分が少なくなり、電力取り出しの信頼性を向上できる。また、構造及びその組立工程の簡素化を図ることができ、太陽電池モジュールのコストダウンを図ることができるようになる。
【0048】
しかも、一体に形成した端子本体の略全体を、端子箱本体を形成する成形材料中に埋設された状態にインサート成形できる。また、これにより、各端子を端子箱本体に取付ける部品が不要となり、組立て作業性の向上が図れる。
【0049】
請求項よれば、端子箱本体の側壁及び底部の少なくとも一方に、少なくとも1つのエアー抜き孔を設けることにより、ポッティング樹脂の充填時にエアーが抜け、樹脂が隅々まで行き渡り、絶縁の信頼性を向上できる。
【0050】
請求項によれば、端子の出力取出し線と接続される部分に出力取出し線を仮止めする接続溝を設けることにより、出力取出し線の半田付け時の作業性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の太陽電池モジュール用端子箱を示し、(A)は縦断側面図、(B)は下面図、(C)は蓋体を取外した状態の上面図、(D)は(C)のY−Y線に沿う側面図、(E)は(A)のZ−Z線に沿う断面図。
【図2】同実施形態の雌型コネクタを示し、(A)は横断平面図、(B)は縦断側面図。
【図3】同実施形態を示し、太陽電池モジュールに端子箱を取付けた状態の断面図。
【符号の説明】
M…太陽電池モジュール
21…端子箱本体
32…端子
35…接続ピン(接続端子)
44…配線ケーブル
48…出力取出し線

Claims (3)

  1. 開口部を有する樹脂製の端子箱本体内に太陽電池モジュールの出力取出し線が接続される端子を配設し、前記端子箱本体の側壁に配線ケーブルを接続する接続端子を有する太陽電池モジュールにおいて、
    前記出力取出し線が接続される端子と前記配線ケーブルが接続される接続端子との両者を一体に形成した端子本体を備え、前記端子の少なくとも接続端となる部分及び前記接続端子の少なくとも接続端となる部分を除いた前記端子本体を、外部に露出させることなく前記端子箱本体を形成する成形材料中に埋設した状態で前記端子箱本体にインサート成形したことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記端子箱本体内空間に絶縁性樹脂を充填し、更に前記端子箱本体の側壁及び底部の少なくとも一方に前記端子箱本体内空間を外部に連通させるための少なくとも1つのエアー抜き孔を設け、このエアー抜き孔により前記端子箱本体内空間に絶縁性樹脂を充填するとき、前記端子箱本体内空間のエアーを前記端子箱本体の外へ逃がすようにしたことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記端子の前記出力取出し線が接続される部分に、前記出力取出し線を仮止めする接続溝を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の太陽電池モジュール。
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