JPH026635Y2 - - Google Patents

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JPH026635Y2
JPH026635Y2 JP1983200092U JP20009283U JPH026635Y2 JP H026635 Y2 JPH026635 Y2 JP H026635Y2 JP 1983200092 U JP1983200092 U JP 1983200092U JP 20009283 U JP20009283 U JP 20009283U JP H026635 Y2 JPH026635 Y2 JP H026635Y2
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JP
Japan
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connecting tongue
fpc board
tongue piece
fpc
connector member
Prior art date
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JP1983200092U
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JPS60109280U (ja
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Publication of JPH026635Y2 publication Critical patent/JPH026635Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、FPC(フレキシブルプリントサーキ
ツト)用コネクタに関するものである。
〔従来の技術〕
このFPC板は、軽量であり、計器ケースに添
わせて配設できるためスペースを取らない利点が
あることから、現在電気機器や自動車等の配線回
路に広く利用されている。
特に自動車関係では、そのメータ系統の回路に
多用され、FPC板と電源回路或いは機器端子と
の接続用に種々のコネクタが提案されている。
そのコネクタは一般に第9図、第10図(実公
昭57−10471号公報)の如く構成され、すなわち
計器ケース51の裏面にFPC板52を添わせて
ピン53又はビス54、ランブソケツト等で配設
し、かつ計器ケース51にFPC板52の接続舌
片55を案内可能な嵌合部56、この場合接続舌
片55を略逆U状に折返案内可能な案内凸部57
を突出形成し、一方コネクタ部材58に案内凸部
57に嵌合可能な差込凹部59を形成し、この差
込凹部59内に端子60を内装し、この端子60
をコード61又は硬質基板の回路に接続し、前記
差込凹部59を前記案内凸部57に差込嵌合する
ことでFPC板52の銅箔62に端子60を接触
し、FPC板52の回路とコード61又は硬質基
板の回路とを電気的接続するように構成されたも
のである。
またこの構成においては前記案内凸部57の側
面に接続舌片55を貫ねて挿入ピン63を挿着
し、案内凸部57による前記接続舌片55の略逆
U状の折返し状態を保持できるように構成してい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこの従来構造の場合、挿入ピン6
3を使用することから部品コストが高くなつた
り、組付能率が低いという不都合を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解決することを目的
とするもので、第1図乃至第8図を参照すると、
その要旨は、計器ケース1にFPC板2を配設し、
かつ該計器ケース1に該FPC板2の接続舌片3
を案内可能な嵌合部4を形成し、該嵌合部4にコ
ネクタ部材5の差込部6を差込嵌合することで前
記FPC板2の回路と前記コネクタ部材5の端子
7とを電気的接続するものであつて、上記嵌合部
4に上記接続舌片3を略逆U状に折返案内可能な
案内凸部8を形成し、該案内凸部8に上記接続舌
片3を位置決め可能な位置決め部9を形成し、か
つ前記嵌合部4に前記接続舌片3の折返し先端部
に当接して接続舌片3の折返し状態を保持可能な
保持部10を形成して構成したことを特徴とする
FPC用コネクタである。
〔作用〕
嵌合部4の案内凸部8にFPC板2の接続舌片
3を位置決め部9により位置決めして略逆U状に
折返すと接続舌片3の折返し先端部は保持部10
に当接し、この当接により接続舌片3の略逆U状
の折返し状態が保持される。
〔実施例〕
第1図乃至第8図は本考案の実施例を示し、第
1図、第2図は第1実施例、第3図は第2実施
例、第4図は第3実施例、第5図は第4実施例、
第6図は第5実施例、第7図は第6実施例、第8
図は第7実施例である。
第1図、第2図の第1実施例においては前記位
置決め部9として、前記案内凸部8の頂き部左右
両側部に突部11を形成し、一方FPC板2に凹
溝12を形成し、かつ保持部10として四角板状
の突壁を形成している。
この第1実施例は上記構成であるから、FPC
板2の凹溝12を突部11に係合してFPC板2
を位置決めし、かつ案内凸部8に沿つて接続舌片
3を略逆U状に折返すと、その折返し先端部が保
持部10に当接し、この当接により接続舌片3の
折返し状態を保持でき、このためその銅箔13と
端子7との接続が正確となるとともに接続舌片3
の折返し状態が保持されているから、コネクタ部
材5の差込嵌合がし易くなる。
第3図は第2実施例を示し、この第2実施例の
ものと第1実施例のものとは、第1実施例の接続
コード14の替わりに、コネクタ部材5を硬質基
板19にピン15の溶着で取付けて、直接硬質基
板19の回路と接続するようにした点が相異す
る。
また第4図の第3実施例は、第1実施例のもの
とは、位置決め部9として、FPC板2に孔16
を形成し、案内凸部8の頂部に突出ピン17を形
成している点で相違する。
また第5図の第4実施例のものは上記突出ピン
17を案内凸部8の中央に形成し、FPC板2の
接続舌片3の中央に上記孔16を形成している点
で相異する。
また、第6図の第5実施例のものは、第1実施
例の四角板状の保持部10の替わりにピン状の保
持部10にしている点が相異する。
また、第7図の第6実施例のものは、上記ピン
状の保持部10に変えて角棒状の保持部10とし
ている点で相異する。
また、第8図の第7実施例は、上記保持部10
を嵌入孔18とした点で相異する。
すなわち、嵌入孔18を案内凸部8前方位置に
長孔状に形成している。
これら第2実施例乃至第7実施例のものも第1
実施例と同様に、各位置決め部9によつてFPC
板2は正確に位置決めされ、その接続舌片3の銅
箔13と端子7との接続が良好となり、かつコネ
クタ部材5の差込嵌合がし易くなる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、位置決め部9によつて
FPC板2と案内凸部8との位置決めができて、
FPC板2の接続舌片3を正確に案内凸部8に位
置することができ、かつそのFPC板2の接続舌
片3の略逆U状の折返し状態を保持することがで
き、これによつてFPC板2の接続舌片3をより
正確な位置に保持することができ、コネクタ部材
5の端子7とFPC板2の回路とを良好に電気的
接続できるとともに接続舌片3は略逆U状に折返
し状態に保持されているのでコネクタ部材5の差
込嵌合が容易にでき、組付能率を向上することが
できるとともにコストの低減ができる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の斜視図、第2図はその断面図、第
3図は第2実施例の断面図、第4図は第3実施例
の斜視図、第5図は第4実施例の斜視図、第6図
は第5実施例の斜視図、第7図は第6実施例の斜
視図、第8図は第7実施例の断面図、第9図は従
来例の斜視図、第10図はその断面図である。 1……計器ケース、2……FPC板、3……接
続舌片、4……嵌合部、5……コネクタ部材、6
……差込部、7……端子、8……案内凸部、9…
…位置決め部、10……保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器ケースにFPC板を配設し、かつ該計器ケ
    ースに該FPC板の接続舌片を案内可能な嵌合部
    を形成し、該嵌合部にコネクタ部材の差込部を差
    込嵌合することで前記FPC板の回路と前記コネ
    クタ部材の端子とを電気的接続するものであつ
    て、上記嵌合部に上記接続舌片を略逆U状に折返
    案内可能な案内凸部を形成し、該案内凸部に上記
    接続舌片を位置決め可能な位置決め部を形成し、
    かつ前記嵌合部に前記接続舌片の折返し先端部に
    当接して該接続舌片の折返し状態を保持可能な保
    持部を形成して構成したことを特徴とするFPC
    用コネクタ。
JP1983200092U 1983-12-27 1983-12-27 Fpc用コネクタ Granted JPS60109280U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1983200092U JPS60109280U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 Fpc用コネクタ

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JP1983200092U JPS60109280U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 Fpc用コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS60109280U JPS60109280U (ja) 1985-07-24
JPH026635Y2 true JPH026635Y2 (ja) 1990-02-16

Family

ID=30760617

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2981829B2 (ja) * 1995-01-31 1999-11-22 日本航空電子工業株式会社 可撓導通部材用コネクタ
EP2187479A1 (en) * 2007-09-06 2010-05-19 Fujikura, Ltd. Connector

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JPS5710471U (ja) * 1980-06-20 1982-01-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792373U (ja) * 1980-11-27 1982-06-07

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JPS5710471U (ja) * 1980-06-20 1982-01-20

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JPS60109280U (ja) 1985-07-24

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