JPH0616429Y2 - プリント配線板接続用コネクタ - Google Patents

プリント配線板接続用コネクタ

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JPH0616429Y2
JPH0616429Y2 JP7738588U JP7738588U JPH0616429Y2 JP H0616429 Y2 JPH0616429 Y2 JP H0616429Y2 JP 7738588 U JP7738588 U JP 7738588U JP 7738588 U JP7738588 U JP 7738588U JP H0616429 Y2 JPH0616429 Y2 JP H0616429Y2
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JP
Japan
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housing
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JP7738588U
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隆司 團
洋一 田中
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JST Mfg Co Ltd
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JST Mfg Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、2枚のリジッドなプリント配線板を同一平面
上で接続するのに用いるコネクタに関するものである。
従来の技術 従来、同一平面上に対向配置した2枚のプリント配線板
を電気的に接続して機器本体に実装する場合、例えば第
11図に示すように、2枚のプリント配線板1と2を雄
雌一対のコネクタ3及び4から成る嵌合タイプのコネク
タで接続した後、機器本体に実装していた。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記従来の実装方法では、接続したプリント配
線板1と2が分離しないよう、注意して機器本体に実装
しなければならず、しかも、コネクタ3と4の嵌合部分
をこじらないように注意しなければならなかったので、
実装作業が面倒で手間を有するものであった。
また、機器本体に対するプリント配線板1又は2の取付
け位置あるいはプリント配線板1又は2に対するコネク
タ3又は4の取付け位置に位置ずれがあると、コネクタ
3と4の嵌合接続部分に直接応力がかかるという不都合
を生じる。
このような不都合を解決するため、プリント配線板1又
は2の取付孔5又は6を長孔又はばか孔にしておいて、
プリント基板1又は2と機器本体の取付け部との取付け
位置関係が正規の位置よりずれている場合、取付孔5又
は6で示す位置ずれを吸収していた。しかし、VTRそ
の他の機器の前面パネルに取り付けるプリント配線板で
は、この配線板に表示部や各種スイッチが組み付けられ
ているので、プリント配線板の位置をずらせて取り付け
ることは困難である。
本考案は、上記のような事情に鑑みなされたもので、コ
ネクタ自体に自由度の高い可撓性を持たせて位置ずれを
吸収できる構造とし、しかも、2枚のプリント配線板を
それぞれ別々に機器本体に実装した後、コネクタを嵌合
接続して両プリント配線板を電気的に接続できるプリン
ト配線板接続用コネクタを提供することを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は次のような技術的
手段を採用したものである。
すなわち、本考案のプリント配線板接続用コネクタは雄
雌一対のコネクタから成り、雄コネクタは、一方のプリ
ント配線板に固装される固定ハウジングと、該固定ハウ
ジングに屈曲可能な複数の細長い可撓連結片を介して前
後及び左右の2方向に屈曲自在に連結された可動ハウジ
ングとを有し、その雄側コンタクトは屈曲自在の細長い
帯状導体片の一端に接続脚が連設されると共に、他端に
幅広の板状に形成された嵌合接続部が連設されており、
前記接続脚は前記固定ハウジングに個別的に離隔して、
かつ貫通状態に保持され、前記嵌合接触片は前記可撓ハ
ウジングに個別的に離隔して収容されており、雌コネク
タは、他方のプリント配線板に固装されるハウジングを
有し、該ハウジングに前記雄コネクタの嵌合接触片が摺
接移動可能に嵌合接続する二股のホーク形状の接触部を
有する雌側コンタクトが個別的に離隔して収容され、該
雌側コンタクトは前記ハウジングを貫通して延びる接続
脚を有していることを特徴とする。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1
1,12は同一平面上に対向配置して電気的に接続する
2枚のプリント配線板を示している。両プリント配線板
11,12を接続するコネクタ20は雄コネクタ21と
雌コネクタ22とから成っている。
雄コネクタ21は、一方のプリント配線板11に固装さ
れる固定ハウジング23と、該固定ハウジング23に屈
曲可能な複数の細長い可撓連結片24を介して連結され
た可動ハウジング25を有している。固定ハウジング2
3、可動連結片24及び可動ハウジング25はナイロン
などの絶縁性プラスチック材料により一体成形され、か
つ、可撓連結片24は屈曲自在のV字形に形成され、可
動ハウジング25が固定ハウジング23に対してプリン
ト配線板11,12が対向する前後方向及び後述する雄
側コンタクト26の配列方向である左右方向の2方向に
屈曲自在の可撓性を有している。可撓連結片24は後述
する雄側コンタクト26と平行に位置するように一定間
隔をおいて設けられている。
雄側コンタクト26は、リン青銅の薄板を打抜き加工し
て形成され、第7図に示すように、屈曲自在の細長い帯
状導体片27の一端に接続脚28が連設されると共に、
他端に幅広の矩形板状に形成した嵌合接触片29が連設
されている。該接触片29は帯状導体片27の側縁から
起立して形成され、その中央部分に係止用ランス30が
設けられている。接続脚28の基端部にはその側縁から
起立した係止舌片31が設けられている。
この雄側コンタクト26は、第4図及び第6図に示すよ
うに、その接続脚28を固定ハウジング23に一定間隔
をおいて設けた収容凹部32に個別的に離隔して挿入
し、係止舌片31を凹入溝33に係止させることにより
固定ハウジング23に貫通状態に保持する一方、嵌合接
触片29を可動ハウジング25に一定間隔をおいて設け
たスリット34に個別的に離隔して収容し、ランス30
を凹部35に係止させることにより可動ハウジング25
に固定保持する。このとき、帯状導体片27が可撓連結
片24の中間に平行状態に位置する。かくして雄側コン
タクト26が両ハウジング22及び25に組み付けら
れ、雄コネクタ21が構成される。
雌コネクタ22は、他方のプリント配線板12に固装さ
れるハウジング36を有している。該ハウジング36
は、ナイロンなどの絶縁プラスチック材料により成形さ
れ、第8図ないし第10図に示すように、ハウジング本
体36aに雄側コンタクト26の嵌合接触片29が嵌合
するスリット37が一定間隔をおいて設けられ、各スリ
ット37を横切って上下方向に貫通するコンタクト収容
孔38が千鳥状に配列して設けられている。また、ハウ
ジング本体36aの両側及び後側に沿って側壁39,3
9及び後側壁40が延び、雄コネクタ21の可動ハウジ
ング25を嵌合保持する空所部41が形成されている。
コンタクト収容孔38に収容される雌側コンタクト42
は、リン青銅の薄板を打抜き加工して形成され、第9図
及び第10図に示すように、ハウジング36を貫通して
下方へ延びる接続脚43の基端に二股のホーク形状の嵌
合接触部44が連設され、該嵌合接触部44を収容孔3
8に挿入し個別的に離隔して収容される。
上記構成の雄雌両コネクタ21,22は、第1図に示す
ように、接続するプリント基板11と12に別々に取り
付けて使用する。すなわち、雄コネクタ21はそのコン
タクト26の接続脚28をプリント配線板11の取付孔
(図示せず)に挿入し、印刷回路にはんだ付けして固定
ハウジング23をプリント配線板11に固装する。雌コ
ネクタ22はそのコンタクト42の接続脚43をプリン
ト配線板12の取付孔(図示せず)に挿入し、印刷回路
にはんだ付けしてハウジング36をプリント配線板12
に固装する。
続いて、プリント配線板11と12をそれぞれ別々に機
器本体に実装する。しかるのち、第2図のように雄コネ
クタ21の可動ハウジング25を屈倒してハウジング3
6の開口41に嵌合保持させると共に、嵌合接触片29
を嵌合接触部44に嵌合して両コンタクト26,42を
電気的に接続する。このとき、可撓連続片24と帯状導
体片27が前後方向及び左右方向に自由度の大きい可撓
性を有しているので、両プリント配線板11,12の実
装取付け位置あるいはプリント配線板11又は12に対
するハウジング23又は36の取付け位置に若干の位置
ずれがあっても十分に吸収でき、特に、前後方向に対し
ては、板状の接触片29と二股のホーク形状の接触部4
4とが嵌合した状態で摺接移動して良好な接触状態を保
ちながら位置ずれを吸収するので、接触片29と接触部
44との嵌合部分に無理な力がかかることがなく、信頼
性の高い電気的接続が得られる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によるコネクタは、雄コネ
クタ21の固定ハウジング23と可動ハウジング25を
連結する可撓連結片24及びコンタクト26の帯状導体
片27が前後及び左右の2方向に屈曲自在で自由度の大
きい可撓性を有しているので、接続する両プリント配線
板11,12の実装取付け位置あるいはプリント配線板
11,12に対するハウジング29,36の取付け位置
が前後及び左右方向に若干ずれていても、位置ずれは容
易に吸収され、特に、前後方向に対しては、板状の接触
片29と二股のホーク形状の接触部44とが嵌合した状
態で摺接移動して良好な接触状態を保ちながら位置ずれ
を吸収するので、雄コネクタ21と雌コネクタ22の嵌
合部分にこじりなど無理な力がかかることがない。した
がって、雄雌両コネクタ21,22の嵌合接続が確実
で、信頼性の高い電気的接続が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプリント配線板接続用コネクタの
斜視図、第2図は同嵌合接続状態を示す斜視図、第3図
は雄コネクタの正面図、第4図は第3図の4−4線に沿
う断面図、第5図は第3図の5−5線に沿う断面図、第
6図は第3図の6−6線に沿う断面図、第7図は雄側コ
ンタクトの斜視図、第8図は雌コネクタの平面図、第9
図は第8図の9−9線に沿う断面図、第10図は第8図
の10−10線に沿う断面図、第11図は従来のプリン
ト配線板接続用コネクタの使用状態を示す概略平面図で
ある。 11,12……プリント配線板 20……プリント配線板接続用コネクタ 21……雄コネクタ、22……雌コネクタ 23……固定ハウジング、24……可撓連結片 25……可動ハウジング 26……雄側コンタクト 27……可撓導体片、28……接続脚 29……嵌合接触片 36……ハウジング、37……スリット 38……コンタクト収容孔 42……雄側コンタクト 43……接続脚、44……嵌合接触部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄雌一対のコネクタ21,22から成り、 雄コネクタ21は、 一方のプリント配線板11に固装される固定ハウジング
    23と、該固定ハウジング23に屈曲可能な複数の細長
    い可撓連結片24を介して前後及び左右の2方向に屈曲
    自在に連結された可動ハウジング25とを有し、その雄
    側コンタクト26は屈曲自在の細長い帯状導体片27の
    一端に接続脚28が連設されると共に、他端に幅広の板
    状に形成された嵌合接触片29が連設されており、前記
    接続脚28は前記固定ハウジング23に個別的に離隔し
    て、かつ貫通状態に保持され、前記嵌合接触片29は前
    記可動ハウジング25に個別的に離隔して収容されてお
    り、 雌コネクタ22は、 他方のプリント配線板12に固装されるハウジング36
    を有し、 該ハウジング36に前記雄コネクタ21の嵌合接触片2
    9が摺接移動可能に嵌合接続する二股のホーク形状の接
    触部44を有する雌側コンタクト42が個別的に離隔し
    て収容され、 該雌側コンタクト42は前記ハウジング36を貫通して
    延びる接続脚43を有している ことを特徴とするプリント配線板接続用コネクタ。
JP7738588U 1988-06-10 1988-06-10 プリント配線板接続用コネクタ Expired - Lifetime JPH0616429Y2 (ja)

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JP7738588U JPH0616429Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 プリント配線板接続用コネクタ

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JPH02172U JPH02172U (ja) 1990-01-05
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ID=31302375

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4659692B2 (ja) * 2006-07-05 2011-03-30 ホシデン株式会社 フローティングコネクタ

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JPH02172U (ja) 1990-01-05

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