JPH0542626Y2 - - Google Patents

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JPH0542626Y2
JPH0542626Y2 JP1989052831U JP5283189U JPH0542626Y2 JP H0542626 Y2 JPH0542626 Y2 JP H0542626Y2 JP 1989052831 U JP1989052831 U JP 1989052831U JP 5283189 U JP5283189 U JP 5283189U JP H0542626 Y2 JPH0542626 Y2 JP H0542626Y2
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JP
Japan
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plate
printed circuit
shaped conductors
circuit board
width direction
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JP1989052831U
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JPH02143783U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ジヤンパ接続或いはプリント基板間
の複数接続を一括して電気的に接続することので
きる電気接続器に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種電気接続器としては、特開昭52−
97167号公報、実開昭54−108986号公報、実公昭
56−19763号公報及び特公昭63−35073号公報など
の開示されたもの等がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来例の電気接続器は、そのいず
れも、両端部を連結している保持体が互いに平行
状態となる位置でしか電気的に接続することが出
来ず、両保持体が所定の角度を成すような位置で
の電気的な接続は不可能である。したがつて、接
続の形態が一種類しかないとゝもに、実装時には
平面的にかなりのスペースを必要とするといつた
諸問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の諸問題点を解決
するために成されたもので、左右の端子群を任意
の角度に配置して電気的に接続することが出来、
接続形態の多様化を図ることができるものを提供
することを目的としたものであり、その要旨は、
複数個の長尺な板状導電体を互いに巾方向に離間
して並列するとゝもに、夫々の左右両端部を幅方
向で且つ同一方向に折曲げて一対の端子群を形成
し、該両端子群の基端部を断面矩形状モールド部
材により左右別々に一体に連結するとゝもに、前
記各板状導電体をその中央部において絶縁性仕切
部材により一体に連結固定したことを特徴とする
電気接続器にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第6図に示す実施例
により詳細に説明する。なお、第1図は本考案に
係る電気接続器の一部を切除した斜視図で、第2
図は同電気接続器の使用状態を示す一部を切除し
た側面図、第3図は同平面図、第4図、第5図及
び第6図は夫々同電気接続器の異なる使用状態を
示す平面図である。
図面において、1は接続器本体で、該接続器本
体1は複数個(図示の例では5個)の板状導電体
2,2と、一対のモールド部材3,3と、仕切部
材5とから構成されている。
前記板状導電体2は、いずれも所定長の帯板形
状のもので、互いに所定の間隔を置いて巾方向に
並列されており、その左右両端の端子部4,4は
その幅方向に且つ同一方向に互いに離間してほゞ
直交状に屈曲されている。したがつて、各板状導
電体2,2の曲率半径は外側にいくほど大きくな
つており、板状導電体2の中央部を堺にして左右
対称形に構成されていて、左右に一対の端子部4
からなる端子群を形成している。なお、前記各端
子部4,4の先端は、プリント基板Pに穿設した
挿入孔Hへの挿入を容易にするため、それぞれ先
細り状に形成されている。
又、前記左右両端の各端子部4,4(端子群)
の基端部は、夫々断面矩形状の長尺な絶縁性モー
ルド部材3,3により左右別々に一体に固定され
ており、したがつて、左右の絶縁性モールド部材
3,3は長手方向に縦列状態となつている。
5は絶縁性の仕切部材で、前記長尺な各板状導
電体2,2の中央部において、各板状導電体2,
2を一括して連結固定しており、これにより各板
状導電体2,2の厚み方向への屈曲や、幅方向へ
加えられる不用意な外力によつて、互いに電気的
接触を起こすことが防止されている。
なお、図示しないが、前記各板状導電体2,2
の間に該板状導電体2と同様の偏平な絶縁性離隔
体を介在させ、その両端部を絶縁性モールド部材
3,3に連結させて、各板状導電体2,2の電気
的接触の防止を更に向上させるとゝもに、モール
ド部材3、3の間隔を一定に保持して、ここに引
張力等が作用した際、この力が直接板状導電体2
に作用するのを防止することも可能である。
次に、前記実施例の使用例を、第2図乃至第6
図に基づいて説明すると、先ず、第2図及び第3
図に示すように、一方のプリント基板Pの側端部
に形成された挿入孔H内に、接続器本体1の一方
の端子部4,4を一括して挿入すると共に、プリ
ント基板Pの表面に絶縁性モールド部材3の裏面
を面接触させ、プリント基板Pの裏から突出した
端子部4,4をそれぞれプリント基板Pのパター
ンPaに半田付けする。なお、この時、絶縁性モ
ールド部材3は直方体形状であるので、その裏面
とプリント基板Pの表面とを面接触させることに
より位置決めが容易で、両者の間でがたが発生す
ることが防止される。
次に、他方のプリント基板Pの側端部の挿入孔
H内に他方の端子部4,4を一括して挿入し、プ
リント基板Pの表面に絶縁性モールド部材3の裏
面を面接触させ、プリント基板Pの裏から突出し
た各端子部4,4をそれぞれプリント基板Pのパ
ターンPaに半田付けすることにより、両プリン
ト基板P,Pを電気的に接続するのである。
また、第4図に示すものは、上記の場合と同様
にして、一方のプリント基板Pの側端部に沿つて
接続器本体1の絶縁性モールド部材3の裏面を面
接触させ、プリント基板Pの裏から突出した端子
部4,4を夫々半田付けする。そして、板状導電
体2,2の中央部分をその厚み方向に直交状に折
り曲げた後、他方のプリント基板Pに絶縁性モー
ルド部材3の裏面を面接触させ、プリント基板P
の裏から突出した端子部4,4をそれぞれ半田付
けすることにより、両プリント基板P,Pを電気
的に接続するのである。この場合、左右の端子部
4,4は直交状態となつている。
第5図に示す実施例は、他方のプリント基板P
に対して、接続器本体1の一方の絶縁性モールド
部材3を縦方向となるように配設し、面接触せし
めて半田付けした後、他方の絶縁性モールド部材
3を前記絶縁性モールド部材3に対して所定の角
度をなして面接触させ半田付けしたものである。
更に、第6図に示す実施例においては、左右の
プリント基板P,Pに対して接続器本体1の両絶
縁性モールド部材3,3が平行するように、板状
導電体2,2をS字状に屈曲せしめて配設し、該
両絶縁性モールド部材3,3の夫々の裏面をプリ
ント基板P,Pの上面に面接触させ、夫々左右の
端子部4,4を半田付けすることにより両プリン
ト基板P,Pを電気的に接続したものである。
〔考案の効果〕
本考案に係る電気接続器は、上記の如く、複数
個の長尺な板状導電体を互いに巾方向に離間して
並列するとゝもに、夫々の左右両端部を幅方向で
且つ同一方向に折曲げて一対の端子群を形成し、
該両端子群の基端部を断面矩形状モールド部材に
より左右別々に一体に連結するとゝもに、前記各
板状導電体をその中央部において絶縁性仕切部材
により一体に連結固定した構成であるから、板状
導電体をその巾方向と直交する方向、即ち厚み方
向に自在に屈曲せしめることができる。したがつ
て、左右の端子群を互いに任意の角度で接続する
ことが可能になり、設計上の自由度が向上する
とゝもに、各板状導電体は絶縁性仕切部材により
一体に連結固定されているため、隣接する板状導
電体同志の誤接触は確実に防止でき、信頼性の高
いものを提供することが出来る。
また、板状導電体は互いに垂直方向で並列され
た状態で実装されるので、平面的に狭いスペース
しか空いていない場合でも使用出来るとゝもに、
端縁部分に実装することも可能であり、スペース
を有効に利用することが出来る。更に、モールド
部材は断面矩形状に形成されているため、その裏
面とプリント基板Pの表面とを面接触させること
により、両者の間でのがたの発生を防止すること
が出来るとゝもに、構造強度も大きいといつた諸
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気接続器の一部を切除
した斜視図、第2図は同電気接続器の使用状態を
示す一部を切除した側面図、第3図は同平面図、
第4図、第5図及び第6図はそれぞれ同電気接続
器の異なる使用状態を示す平面図である。 1……接続器本体、2……板状導電体、3……
絶縁性モールド部材、4……端子部、5……仕切
部材、P……プリント基板、Pa……パターン、
H……挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の長尺な板状導電体を互いに巾方向に離
    間して並列するとゝもに、夫々の左右両端部を幅
    方向で且つ同一方向に折曲げて一対の端子群を形
    成し、該両端子群の基端部を断面矩形状モールド
    部材により左右別々に一体に連結するとゝもに、
    前記各板状導電体をその中央部において絶縁性仕
    切部材により一体に連結固定したことを特徴とす
    る電気接続器。
JP1989052831U 1989-05-08 1989-05-08 Expired - Lifetime JPH0542626Y2 (ja)

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JP1989052831U JPH0542626Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989052831U JPH0542626Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08

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Publication Number Publication Date
JPH02143783U JPH02143783U (ja) 1990-12-06
JPH0542626Y2 true JPH0542626Y2 (ja) 1993-10-27

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JP1989052831U Expired - Lifetime JPH0542626Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7488200B2 (en) 2006-06-22 2009-02-10 Matsushita Electric Works, Ltd. Connector assembly
JP2015050782A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 電気接続部品および電子制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58214286A (ja) * 1982-06-04 1983-12-13 大宏電機株式会社 電気接続器
JPS593989A (ja) * 1982-06-29 1984-01-10 株式会社東芝 配線装置

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JPH02143783U (ja) 1990-12-06

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