JP2580284B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JP2580284B2
JP2580284B2 JP63261040A JP26104088A JP2580284B2 JP 2580284 B2 JP2580284 B2 JP 2580284B2 JP 63261040 A JP63261040 A JP 63261040A JP 26104088 A JP26104088 A JP 26104088A JP 2580284 B2 JP2580284 B2 JP 2580284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
screw
motor
post
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63261040A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02106883A (ja
Inventor
広行 小幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON EMP KK
Original Assignee
NIPPON EMP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON EMP KK filed Critical NIPPON EMP KK
Priority to JP63261040A priority Critical patent/JP2580284B2/ja
Publication of JPH02106883A publication Critical patent/JPH02106883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2580284B2 publication Critical patent/JP2580284B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気コネクタに関し、さらに詳しくは、主
として、サーボモータと制御装置とを電気接続するため
の電気コネクタに関する。
[従来の技術] 従来、たとえば、産業ロボット用サーボモータと制御
装置とを電気接続するためのモータ側のコネクタとして
は、例えば、第8図に示すものが実用に供されている。
このコネクタは、その制御装置に接続するケーブル2を
接続した上部材3と、モータのコイル線(エナメル線)
4をハンダ付けで接続するポストコンタクト5を保持し
た下部材6とからなる堅型本体1を有する。この本体1
は、モータの外壁7に開設された開口部8の上面にベー
スブロック9を載置し、ベースブロック9に下部材6を
嵌合載置し、本体1、外壁7およびベースブロック9の
ネジ孔10に、ネジ(図示せず)に接着剤を付着してこれ
を螺入することにより固定される。ベースブロック9
は、本体1の内面とモータの外壁7との間に、コイル線
4の導出端部とポストコンタクト5の先端部を収容する
ためのスペースを確保するために備えられる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のこの種のコネクタは、前述のよ
うに、ネジでモータに固定されているとともに、その固
定状態が緩むのを接着剤で防止してあるが、モータの回
転による振動でネジが緩み、その結果、コネクタを介し
てのモータと制御装置との電気接続に支障を来すことが
ある。しかも、このように接着剤を使用する必要がある
ので、モータへのコネクタの取り付け、取り外しが面倒
である。
また、従来、コネクタのポストコンタクトは、モータ
のコイル線とのハンダ付けによる電気接続に特別の手段
を施こしていないから、その接続作業が容易ではなく、
その接続状態が不確実になることもある。
なお、従来のコネクタは、前述のことから明らかのよ
うに、堅型であって比較的嵩張って不便であるという欠
点もある。
本発明の主たる目的は、特別の部材を用いることな
く、モータの回転時における振動によってモータに付設
したコネクタの固定状態が緩むことがないように固定す
ることができる電気コネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明にかかる電気コネク
タは、相手コネクタと嵌合可能であり壁に取付けて使用
するポストヘッダ型の電気コネクタを対象にし、その電
気コネクタが底部の係合孔に貫通したネジにより前記壁
に取付けられ、前記相手コネクタとの嵌合時にそのネジ
の頭部が前記相手コネクタ底面と略当接するように構成
されていることを特徴としている。
[作 用] 前記係合孔に前記ネジの頭部が係合するとともに前記
頭部の頂面が前記相手コネクタ底面に当接する構成を採
ることにより、本発明の電気コネクタを固定したモータ
などの機体の振動に伴う前記ネジの締め付け状態の緩み
が阻止される。
[実施例] 図面を参照して、本発明の実施例にかかるコネクタを
説明すると、以下のとおりである。
第1図〜第3図に示すように、コネクタ11は、横型ま
たは扁平型、すなわち、水平方向の長さおよび幅が高さ
(厚さ)よりも大きく形成されている。コネクタ11は、
絶縁体で作られているハウジング20がリセプタクルコン
タクト21を移動不能に保持する一方のコネクタ22と、絶
縁体で作られているポストヘッダ30がポストコンタクト
31を移動不能に保持する他方のコネクタ32とを含む。ハ
ウジング20はポストヘッダ30の内部に、挿抜可能である
が、その内部で浮動しないように、嵌合している。この
嵌合状態では、ポストコンタクト31のコンタクト部33が
リセプタクルコンタクト21の公知のボックス状リセプタ
クル部23に挿入接触している。リセプタクルコンタクト
21のワイヤ接続部24には後記ワイヤが圧着されている。
コネクタ11は、さらに、絶縁体から作られているカバー
50を含む。
ポストヘッダ30は、その底部34にテーパー状係合孔35
を有する。一方、モータ(図示せず)は、その上壁7に
螺孔10aを有する。これら孔10a.,35の合致状態で、これ
ら孔に底部34の上方から孔35の断面形に適合する皿状頭
部40を有するネジ41を挿入し螺孔10aに螺着することに
より、ポストヘッダ30がモータの上壁7に固定されてい
る。この固定は、ポストヘッダ30にハウジング20を嵌合
する前になされることはいうまでもない。第3図から明
らかなように、こうした固定状態では、ネジ41の皿状頭
部40の頂面がポストヘッダ30の底部34の内面と実質的に
同平面に位置している。したがって、ポストヘッダ30に
ハウジング20を嵌合するとき、ネジ41の皿状頭部40にハ
ウジング20が干渉してその嵌合が妨げられることはな
い。さらに、重要なことは、ネジ41はその皿状頭部40の
頂面がハウジング20の底部25の下面に当接して上方への
移動を阻止されているから、モータの回転でネジ41が振
動しても、ネジ41が回動して上昇し、その結果、ネジ41
のポストヘッダ30に対する固定状態が緩むことがない、
ということである。
第4図において、ネジ41によるポストヘッダ30の固定
のための別の実施例を示す。この実施例では、ネジ41を
ポストヘッダ30のテーパー状係合孔35からモータの上壁
7の螺孔10aに十分に螺入したとき、ネジ41の皿状頭部4
0の頂面がポストヘッダ30の底部34の内面から下方に引
っ込んだ状態で係合孔35に位置するように、すなわち、
頭部40が係合孔35に完全に埋没してその頂面にこれと係
合孔35とにより凹部35aが形成されるように、係合孔35
の深さと頭部40の高さとが設定されている。一方、係合
孔35の頂面に位置するハウジング20の底部25の下面の対
応部位には、前記凹部35aに適合する形状の凸起26が形
成されている。この凸起26は、ポストヘッダ30にハウジ
ング20を嵌合するとき、凹部35aに自動的に係合する。
この嵌合状態では、第3図に示す実施例と同じように、
凸起26がネジ41の回動上昇による緩みを阻止する。さら
に、凸起26と凹部35aとの係合は、ポストヘッダ30に対
するハウジング20の嵌合状態をロックする機能を果す。
こうしたロック手段を有する場合には、ポストヘッダ30
に対するハウジング20の別のロック手段を設けなくても
よい。
第5図において、ネジ41によるポストヘッダ30の固定
のためのさらに別の実施例を示す。この実施例では、前
記凸起26に相当する部分がハウジングの底部25から分岐
する弾性部分27として形成されている。この実施例の他
の構成および機能は、第4図に示す実施例と同じである
が、この実施例では、弾性部分27がネジ41の皿状頭部40
の頂面に弾性的に圧接する。
再び、第1図〜第3図において、カバー50は、下面が
開口する室51と、一端から突出するケーブル固定部52と
を有し、互いに結合した一対のコネクタ22,32の全体が
室51に位置するように、モータの上壁7に載置され、ボ
ルト60で上壁7に固定されている。ケーブル固定部52
は、大径螺孔54と、これに段部55を介して内方に連続す
る透孔56とを有する。これら孔54,56を通してモータの
制御装置(図示せず)に電気接続するケーブル70がカバ
ー50内に導入されている。ケーブル70の先端部の絶縁被
覆材を剥離してワイヤ70a群(たとえば6本)を露出
し、さらに、これらワイヤ70a群の絶縁被覆材を剥離し
て導電線70bを露出し、これら導電線70bをそれぞれ対応
する極数(5本)のリセプタクルコンタクト21の接続部
24に圧着することによって電気接続されている。ただ
し、ワイヤ70a群のうちの1本はスペース上、カバー50
の上壁隅角部にネジ80を介して設けたリング端子81に取
り付けられている。このように電気接続されたケーブル
70は、その電気接続の前に予めケーブル70を通しておい
た継手90によってケーブル固定部に固定される。この継
手90は、密閉部材91と、中間部材92と、締付部材93とか
らなる。密閉部材91は、ゴムから作られ、前端外周にフ
ランジ91aを有する断面テーパー状をなし、ケーブル70
の頚部外面を覆い、フランジ91aが段部55に当接してい
る。中間部材92は、プラスチックから作られ、後端内周
にフランジ92aを有する断面テーパー状をなし、密閉部
材91の外面を覆っている。締付部材93は、黄銅から作ら
れ、外周に螺孔54と螺合する螺旋93aと、後端近傍の外
周にケーブル固定部52の後端と当接するフランジ93b
と、テーパー状面93cとを有し、中間部材92と螺孔54と
の間にあってテーパー状面93cが中間部材92の外面に摺
嵌し、密閉部材91および中間部材92を介してケーブル70
の頚部を締め付けている。したがって、ケーブル70は、
頚部が継手90によって強固に固定されて、ケーブル固定
部材52から抜脱することがない。ポストコンタクト31の
タイン部36にはモータのコイル線4が電気接続されてい
る。
第6A図および第6B図において、導電性金属から作られ
たポストコンタクト31のタイン部36は、ポストコンタク
ト31の軸線に対して下方へ屈曲してコイル線接続部136
を有する。接続部136は、タイン部36の中央延長部136a
の両側から両外方へ延びて内方へ弯曲する支持部136bと
で形成されている。両支持部136bは、弯曲を容易にする
ため中央延長部136aより肉薄に形成されている。両支持
部136bは、バネ性と、横方向への切欠137とを有し、対
向内側縁138が若干離れている。モータの所要数のコイ
ル線4は、接続部136内に挿入し、両支持部136bで圧着
する状態にこれらを内方へ押圧することにより、接続部
136に仮止めしたのち、ハンダ付け(図示せず)で電気
接続される。
第6C図においては、第6A図および第6B図に示すコイル
接続部136をそのまゝ利用してモータの所要数のコイル
線4を、両支持部136bの両内側縁138間にそのバネ性で
挟持して仮止めしたのち、ハンダ付けで電気接続され
る。こうした方式は、コイル線4が比較的細い場合に好
適である。
第7A図〜第7D図において、前記接続部136の別の実施
例を示す。この実施例では、接続部139は、前記タイン
部36に相当する部分がポストコンタクト31の本体よりも
幅広くかつ若干肉薄に形成されている。この接続部139
は、バネ性を有し、ポストコンタクト31の長さ方向へ弯
曲折り返されて、第1(上面)支持部139aと、第2(下
面)支持部139bとからなる。第1および第2支持部139
a,139bは、バネ性と、開口部140とを有する。この開口
部140は、第1支持部139aに位置し拡開部140aから前方
へ延びる細い第1のスロット部140bと、第2支持部139b
に位置し拡開部140aから前方へ延びていてスロット部14
0bより広い第2のスロット部140cとからなる。こうした
接続部139によれば、モータのコイル線4が比較的細い
場合には、第7A図〜第7C図に示すように、所要数のコイ
ル線4を第1および第2のスロット140b,140cに介在さ
せるとともに第1のスロット140bのバネ性でこれに挟持
して仮止めしたのち、またコイル線4が比較的太い場合
には、第7D図に示すように、所要数のコイル線4を第2
のスロット140cのバネ性でこれに挟持して仮止めしたの
ち、それぞれハンダ付けで電気接続される。
[発明の効果] 本発明によれば、電気コネクタをネジによってモータ
などの機体に取り付けたとき、ネジが機体に螺着すると
ともにそのネジの頭部が一方のコネクタに備えた係合孔
に係合した状態で該コネクタ内に位置する相手方のコネ
クタの底部に当接するから、前記機体の振動によって前
記ネジが緩み、その結果、コネクタによる電気接続が不
良または断たれるなどのおそれがない。しかも、このよ
うに、前記ネジの緩みはコネクタ自体によって防止され
るようになっているから、その防止のための特別の手段
を採る必要がない。
また、前記ネジとしてその頭部が扁平なものを用い、
かつ、その頭部が係合する前記係合孔をテーパー状に形
成してあるから、その係合手段が簡単かつ確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる電気コネクタの外部
斜視図を示す。 第2図は、前記コネクタの水平方向における断面図を示
す。 第3図は、機体の上壁に取り付けた前記コネクタの垂直
方向における断面図を示す。 第4図は、第3図の部分拡大図で、ネジによる前記コネ
クタの前記機体に対する固定構造の別の実施例を示す。 第5図は、第3図の部分拡大図で、前記固定構造のさら
に別の実施例を示す。 第6A図および第6C図は、それぞれ電線接続部を有し、こ
れに電線を仮止めした状態のポストコンタクトの斜視図
を示す。 第6B図は、前記電線接続部の拡大平面図を示す。 第7A図は、前記電線接続部の別の実施例であるコンタク
トの平面図を示す。 第7B図は、第7A図の側面図を示す。 第7C図および第7D図は、第7A図の裏面図を示す。 第8図は、従来のコネクタを機体の上壁に取り付けた状
態の概略図を示す。 7……壁(上壁)、22……相手コネクタ 32……電気コネクタ、34……底部 35……係合孔、40……ネジの頭部 41……ネジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手コネクタと嵌合可能であり壁に取付け
    て使用するポストヘッダ型の電気コネクタにおいて、 前記電気コネクタはその底部の係合孔に挿通したネジに
    より前記壁に取付けられ、前記相手コネクタとの嵌合時
    に前記ネジの頭部が前記相手コネクタ底面に略当接する
    ように構成されていることを特徴とする電気コネクタ。
JP63261040A 1988-10-17 1988-10-17 電気コネクタ Expired - Fee Related JP2580284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63261040A JP2580284B2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63261040A JP2580284B2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106883A JPH02106883A (ja) 1990-04-18
JP2580284B2 true JP2580284B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=17356219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63261040A Expired - Fee Related JP2580284B2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2580284B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345775A (ja) * 1986-08-13 1988-02-26 沖電気工業株式会社 通信端末機器のユニツト接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02106883A (ja) 1990-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3877972B2 (ja) 機器用シールドコネクタ
JPS61104573A (ja) 同軸ケ−ブル接続器
CN88102478A (zh) 具有装配部分的电连接器屏蔽件
US4039235A (en) Electrical receptacle
JP2580284B2 (ja) 電気コネクタ
JPS5973869A (ja) 電気コネクタ−
JP2905654B2 (ja) シールドコネクタ
JPH0745894Y2 (ja) 電気機器の端子構造
EP0520291A1 (en) Electric terminal piece
JP2595521Y2 (ja) シールド接続構造
JPH0353429Y2 (ja)
JP4239408B2 (ja) 電気湯沸かし器
JPH0750619B2 (ja) 露出型配線器具
JP2881430B2 (ja) シールドコネクタ組立体
JPH049747Y2 (ja)
WO1998032192A1 (en) Insulated battery-cable connector
JPS6446976U (ja)
JPH0211729Y2 (ja)
JPH0353430Y2 (ja)
JPH0431750Y2 (ja)
JP3019435U (ja) 電気コネクタ用キャップ
JPH07142104A (ja) 器具用アース端子装置
JPH0214260U (ja)
JPS587993Y2 (ja) 配線器具の端子板取付装置
JP2595491Y2 (ja) 電装ユニットの取付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees