JPH09249049A - 電装モジュールの組付け構造 - Google Patents
電装モジュールの組付け構造Info
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- JPH09249049A JPH09249049A JP8057525A JP5752596A JPH09249049A JP H09249049 A JPH09249049 A JP H09249049A JP 8057525 A JP8057525 A JP 8057525A JP 5752596 A JP5752596 A JP 5752596A JP H09249049 A JPH09249049 A JP H09249049A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/57—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/22—Contacts for co-operating by abutting
- H01R13/24—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、自動車のインストルメントパネル
部に電装モジュールを装着する際の組付け構造に関し、
電気回路相互の接続が確実に行われ、組付け工程の作業
性が格段に向上する電装モジュールの組付け構造を提供
することを課題とする。 【解決手段】 インストルメントパネルPに設けたモジ
ュール収容部6に電装モジュールAを組付ける際の電装
モジュールの組付け構造であって、電装モジュールAの
背部に位置決め孔を設けると共に面接端子9を配設し、
モジュール収容部6内に設けたコネクタ収容室11に位
置決めピンを備えたコネクタ13を移動自在に収容し、
該位置決め孔に位置決めピンを係合させてモジュール収
容部6に電装モジュールAを装着するようにしている。
部に電装モジュールを装着する際の組付け構造に関し、
電気回路相互の接続が確実に行われ、組付け工程の作業
性が格段に向上する電装モジュールの組付け構造を提供
することを課題とする。 【解決手段】 インストルメントパネルPに設けたモジ
ュール収容部6に電装モジュールAを組付ける際の電装
モジュールの組付け構造であって、電装モジュールAの
背部に位置決め孔を設けると共に面接端子9を配設し、
モジュール収容部6内に設けたコネクタ収容室11に位
置決めピンを備えたコネクタ13を移動自在に収容し、
該位置決め孔に位置決めピンを係合させてモジュール収
容部6に電装モジュールAを装着するようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネル部に装着するスイッチや計器類およびそ
れらの制御回路等を組み込んで一体化した電装モジュー
ルをインストルメントパネルにに装着する際の組付け構
造に関する。ここで、電装モジュールとは、スイッチや
計器類と、これらのスイッチ、計器類を制御する電子機
能部品および可撓性印刷配線板等とを一体的に結合して
形成した電装品をいう。
ルメントパネル部に装着するスイッチや計器類およびそ
れらの制御回路等を組み込んで一体化した電装モジュー
ルをインストルメントパネルにに装着する際の組付け構
造に関する。ここで、電装モジュールとは、スイッチや
計器類と、これらのスイッチ、計器類を制御する電子機
能部品および可撓性印刷配線板等とを一体的に結合して
形成した電装品をいう。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネル部の電
気回路は、所要の電気回路に基づいて形成されたワイヤ
ハーネスを自動車のボディーやインストルメントパネル
部のダッシュボードに手作業で配索し、そのワイヤハー
ネスのコネクタと、スイッチおよび計器類のコネクタと
を接続して回路を形成する手段が採られている。
気回路は、所要の電気回路に基づいて形成されたワイヤ
ハーネスを自動車のボディーやインストルメントパネル
部のダッシュボードに手作業で配索し、そのワイヤハー
ネスのコネクタと、スイッチおよび計器類のコネクタと
を接続して回路を形成する手段が採られている。
【0003】一方、自動車における電子化と電気的制御
の高度化に伴い、運転席の前面に設けられるインストル
メントパネル部は、スイッチ、計器類の増加と電気回路
の複雑化が顕著となり、その回路形成に用いるワイヤハ
ーネスは一段と肥大化、重量化し、限定された空間内に
それらを収容することが困難となると共に、その組付け
作業が極めて煩雑な非能率な作業となる傾向にある。
の高度化に伴い、運転席の前面に設けられるインストル
メントパネル部は、スイッチ、計器類の増加と電気回路
の複雑化が顕著となり、その回路形成に用いるワイヤハ
ーネスは一段と肥大化、重量化し、限定された空間内に
それらを収容することが困難となると共に、その組付け
作業が極めて煩雑な非能率な作業となる傾向にある。
【0004】そこで、特開平7−96774号公報に
は、インストルメントパネル部の電気回路を簡素化する
ため、図8に示すような、メータモジュールMが提案さ
れている。メータモジュールMは、メータ・表示ランプ
類およびこれらのドライブ回路を実装した計器盤aと、
前記メータ・表示ランプ類を含む車載電装品に対する電
源、入出力信号の分配およびこれらの制御を行うための
機能回路を組み込んだ電気接続箱bと、前記車載電装品
のスイッチ類を組み込んだスイッチユニットcとを集約
して一体的に結合したクラスタモジュールdと、クラス
タモジュールdの前面に装着するフィニッシュパネルe
とから構成されている。
は、インストルメントパネル部の電気回路を簡素化する
ため、図8に示すような、メータモジュールMが提案さ
れている。メータモジュールMは、メータ・表示ランプ
類およびこれらのドライブ回路を実装した計器盤aと、
前記メータ・表示ランプ類を含む車載電装品に対する電
源、入出力信号の分配およびこれらの制御を行うための
機能回路を組み込んだ電気接続箱bと、前記車載電装品
のスイッチ類を組み込んだスイッチユニットcとを集約
して一体的に結合したクラスタモジュールdと、クラス
タモジュールdの前面に装着するフィニッシュパネルe
とから構成されている。
【0005】メータモジュールMは、図8および図9に
示すように、インストルメントパネルfの所定の部位に
組付けられ、車両内のワイヤハーネスgに接続されたコ
ネクタhとメータモジュールMに接続されているコネク
タiとを結合することにより、ワイヤハーネスgと電気
的に接続するようにしている。
示すように、インストルメントパネルfの所定の部位に
組付けられ、車両内のワイヤハーネスgに接続されたコ
ネクタhとメータモジュールMに接続されているコネク
タiとを結合することにより、ワイヤハーネスgと電気
的に接続するようにしている。
【0006】しかしながら、このようなメータモジュー
ルMは、ワイヤハーネスgのコネクタhとメータモジュ
ールM側のコネクタiとの距離が長い場合は、その距離
に応じて両コネクタh、i相互の位置ずれが拡大するた
め、位置ずれがあっても容易に接続できる高価な可動コ
ネクタを用いる必要が生じる。また、図10に示すよう
な、実開昭58−10384号公報に開示されている接
続装置Sを用いて位置ずれを吸収させることも考えられ
る。接続装置Sは、印刷配線板jの回路に弾性部材kを
介して伸縮可能な接点mを設け、相手側の端子nとの接
触時の位置ずれを吸収することを図った装置である。
ルMは、ワイヤハーネスgのコネクタhとメータモジュ
ールM側のコネクタiとの距離が長い場合は、その距離
に応じて両コネクタh、i相互の位置ずれが拡大するた
め、位置ずれがあっても容易に接続できる高価な可動コ
ネクタを用いる必要が生じる。また、図10に示すよう
な、実開昭58−10384号公報に開示されている接
続装置Sを用いて位置ずれを吸収させることも考えられ
る。接続装置Sは、印刷配線板jの回路に弾性部材kを
介して伸縮可能な接点mを設け、相手側の端子nとの接
触時の位置ずれを吸収することを図った装置である。
【0007】しかし、ワイヤハーネスgのコネクタhに
高価な可動コネクタや上記の接続装置Sを採用したとし
ても、位置ずれを吸収して両コネクタh、iの結合を行
う作業はめくら作業となることが多く、作業性を著しく
阻害する問題点がある。さらに、配線を平板状に配設し
たフラットワイヤハーネスに対応させることが困難であ
ることや、接続構造に通常のコネクタのようなロック機
構を採用するとモジュールの着脱が不可能となるため、
ネジ等を用いて固定しなければならず、作業者の誤認が
生じやすく接続不良が頻発するなどの問題点を有してい
る。
高価な可動コネクタや上記の接続装置Sを採用したとし
ても、位置ずれを吸収して両コネクタh、iの結合を行
う作業はめくら作業となることが多く、作業性を著しく
阻害する問題点がある。さらに、配線を平板状に配設し
たフラットワイヤハーネスに対応させることが困難であ
ることや、接続構造に通常のコネクタのようなロック機
構を採用するとモジュールの着脱が不可能となるため、
ネジ等を用いて固定しなければならず、作業者の誤認が
生じやすく接続不良が頻発するなどの問題点を有してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、インストルメントパネル
にメータモジュールなどの電装モジュールを組付ける際
に、車体側のワイヤハーネスのコネクタと電装モジュー
ルのコネクタとの結合が確実かつ円滑に行われ、組付け
工程の作業性が格段に向上する電装モジュールの組付け
構造を提供することを課題とする。
点に着目してなされたもので、インストルメントパネル
にメータモジュールなどの電装モジュールを組付ける際
に、車体側のワイヤハーネスのコネクタと電装モジュー
ルのコネクタとの結合が確実かつ円滑に行われ、組付け
工程の作業性が格段に向上する電装モジュールの組付け
構造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、スイッチ又は計器類等とこれらのスイッ
チ又は計器類等の制御を行う電気回路を組込んで成る電
装モジュールを、インストルメントパネルに設けたモジ
ュール収容部に組付ける際の電装モジュールの組付け構
造であって、前記電装モジュールの背部に位置決め部材
を設けると共に面接端子を配設し、前記インストルメン
トパネルのモジュール収容部内に位置決め部材を備えた
コネクタを移動自在に収容し、双方の位置決め部材を互
いに係合させて該モジュール収容部に電装モジュールを
装着することにより、電装モジュールの面接端子と該コ
ネクタのコネクタハウジング内に挿着した接続端子とを
接続するようにしたことを特徴とする。
め、本発明は、スイッチ又は計器類等とこれらのスイッ
チ又は計器類等の制御を行う電気回路を組込んで成る電
装モジュールを、インストルメントパネルに設けたモジ
ュール収容部に組付ける際の電装モジュールの組付け構
造であって、前記電装モジュールの背部に位置決め部材
を設けると共に面接端子を配設し、前記インストルメン
トパネルのモジュール収容部内に位置決め部材を備えた
コネクタを移動自在に収容し、双方の位置決め部材を互
いに係合させて該モジュール収容部に電装モジュールを
装着することにより、電装モジュールの面接端子と該コ
ネクタのコネクタハウジング内に挿着した接続端子とを
接続するようにしたことを特徴とする。
【0010】モジュール収容部の奥壁にコネクタ収容室
を設け、該コネクタ収容室とコネクタハウジングとの間
に弾性体を介在させて該コネクタハウジングを電装モジ
ュールとの結合方向へ向けて付勢すると共に、該コネク
タ収容室の周壁に付設した弾性片により該コネクタハウ
ジングを移動自在に支持することが好ましい(請求項
2)。
を設け、該コネクタ収容室とコネクタハウジングとの間
に弾性体を介在させて該コネクタハウジングを電装モジ
ュールとの結合方向へ向けて付勢すると共に、該コネク
タ収容室の周壁に付設した弾性片により該コネクタハウ
ジングを移動自在に支持することが好ましい(請求項
2)。
【0011】電装モジュールの位置決め部材が、電装モ
ジュールの背壁に設けた位置決め孔であり、コネクタハ
ウジングの位置決め部材が、コネクタハウジングの前壁
に立設した先細状のテーパ部を有する位置決めピンであ
ることが有効である(請求項3)。電装モジュールが背
部に印刷配線板を装着して成り、該印刷配線板に面接端
子を形成することが好適である(請求項4)。電装モジ
ュールのケースにクランプを設け、モジュール収容部の
周壁に係止孔を設け、該係止孔に該クランプを嵌入する
ことにより、モジュール収容部に電装モジュールを固定
することが好ましい(請求項5)。
ジュールの背壁に設けた位置決め孔であり、コネクタハ
ウジングの位置決め部材が、コネクタハウジングの前壁
に立設した先細状のテーパ部を有する位置決めピンであ
ることが有効である(請求項3)。電装モジュールが背
部に印刷配線板を装着して成り、該印刷配線板に面接端
子を形成することが好適である(請求項4)。電装モジ
ュールのケースにクランプを設け、モジュール収容部の
周壁に係止孔を設け、該係止孔に該クランプを嵌入する
ことにより、モジュール収容部に電装モジュールを固定
することが好ましい(請求項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わる電装モジュー
ルAと、インストルメントパネルPとを示す斜視図であ
る。電装モジュールAは、インストルメントパネルPの
ほぼ中央部に装着するセンタクラスタモジュールとして
形成したもので、ケース1内に種々の制御回路を収容
し、ケース1の背部に印刷配線板2を装着して成る。
明する。図1は、本発明の実施例に係わる電装モジュー
ルAと、インストルメントパネルPとを示す斜視図であ
る。電装モジュールAは、インストルメントパネルPの
ほぼ中央部に装着するセンタクラスタモジュールとして
形成したもので、ケース1内に種々の制御回路を収容
し、ケース1の背部に印刷配線板2を装着して成る。
【0013】図2に示すように、ケース1の前面部1a
には、ケース1内の回路に接続された複数のスイッチ
3、および機器類の作動状態や、種々の情報を表示する
表示部4が設けられている。ケース1の背壁1bには、
図3に示すように、2個の位置決め孔5が設けられてお
り、背壁1bの四隅には、インストルメントパネルPに
設けたモジュール収容部6に固定するためのクランプ7
がそれぞれ突設されている。印刷配線板2には、ケース
1の位置決め孔5に対応する位置に通孔8、8が設けて
あり、通孔8、8の間には印刷配線板2の回路およびケ
ース1内の回路に接続された複数の面接端子9が並設さ
れている。
には、ケース1内の回路に接続された複数のスイッチ
3、および機器類の作動状態や、種々の情報を表示する
表示部4が設けられている。ケース1の背壁1bには、
図3に示すように、2個の位置決め孔5が設けられてお
り、背壁1bの四隅には、インストルメントパネルPに
設けたモジュール収容部6に固定するためのクランプ7
がそれぞれ突設されている。印刷配線板2には、ケース
1の位置決め孔5に対応する位置に通孔8、8が設けて
あり、通孔8、8の間には印刷配線板2の回路およびケ
ース1内の回路に接続された複数の面接端子9が並設さ
れている。
【0014】インストルメントパネルPは、合成樹脂材
を成形加工により形成された成形体からなり、ほぼ中央
部に電装モジュールAを収容する枠状のモジュール収容
部6が凹設されている。モジュール収容部6の周壁6a
の四隅には、電装モジュールAを固定するための係止孔
10がそれぞれ設けられている。モジュール収容部6の
奥壁6bには、図4に示すように、箱状のコネクタ収容
室11が開口部を電装モジュールAとの結合方向へ向け
て設けられている。
を成形加工により形成された成形体からなり、ほぼ中央
部に電装モジュールAを収容する枠状のモジュール収容
部6が凹設されている。モジュール収容部6の周壁6a
の四隅には、電装モジュールAを固定するための係止孔
10がそれぞれ設けられている。モジュール収容部6の
奥壁6bには、図4に示すように、箱状のコネクタ収容
室11が開口部を電装モジュールAとの結合方向へ向け
て設けられている。
【0015】コネクタ収容室11の上下の底壁11aお
よび天壁11bには、薄金属板または合成樹脂板から成
る複数の弾性片12が、それぞれ先端をコネクタ収容室
11の内側に向けて付設されており、図5に示すような
コネクタ13を、図6に示すように、上下から移動自在
に支持するようにしている。
よび天壁11bには、薄金属板または合成樹脂板から成
る複数の弾性片12が、それぞれ先端をコネクタ収容室
11の内側に向けて付設されており、図5に示すような
コネクタ13を、図6に示すように、上下から移動自在
に支持するようにしている。
【0016】コネクタ13は、コネクタハウジング14
内に複数の端子収容室15を有し、端子収容室15内に
は、インストルメントパネルPに配索されるワイヤハー
ネスから分岐した電線16に接続された接続端子17を
挿着し、相手側の電装モジュールAの面接端子9と接続
するようにしてある。コネクタハウジング14の前壁1
4aの左右の端部には、先細状のテーパ部18aを有す
る位置決めピン18がそれぞれ立設されている。
内に複数の端子収容室15を有し、端子収容室15内に
は、インストルメントパネルPに配索されるワイヤハー
ネスから分岐した電線16に接続された接続端子17を
挿着し、相手側の電装モジュールAの面接端子9と接続
するようにしてある。コネクタハウジング14の前壁1
4aの左右の端部には、先細状のテーパ部18aを有す
る位置決めピン18がそれぞれ立設されている。
【0017】コネクタハウジング14の後壁14bの両
側の端部には、支持孔19がそれぞれ設けられており、
図7に示すように、支持孔19に弾性体としてのスプリ
ング20を嵌挿して、コネクタ収容室11の奥壁11c
にスプリング20の一端を当接することにより、コネク
タ13を電装モジュールAとの結合方向へ向けて付勢し
た状態で支持するようにしている。コネクタハウジング
14の後壁14bの上下には、係止突部14c、14c
が設けてあり、弾性片12の先端12aに当接させるこ
とにより、スプリング20によって付勢されたコネクタ
ハウジング14の抜け出しを防止している。
側の端部には、支持孔19がそれぞれ設けられており、
図7に示すように、支持孔19に弾性体としてのスプリ
ング20を嵌挿して、コネクタ収容室11の奥壁11c
にスプリング20の一端を当接することにより、コネク
タ13を電装モジュールAとの結合方向へ向けて付勢し
た状態で支持するようにしている。コネクタハウジング
14の後壁14bの上下には、係止突部14c、14c
が設けてあり、弾性片12の先端12aに当接させるこ
とにより、スプリング20によって付勢されたコネクタ
ハウジング14の抜け出しを防止している。
【0018】インストルメントパネルPのモジュール収
容部6内に電装モジュールAを装着するには、電装モジ
ュールAの印刷配線板2の通孔8から、コネクタ13の
位置決めピン18を挿通してケース1の位置決め孔5に
挿入する。位置決めピン18にはテーパ部18aが形成
されているため、的確かつ容易に位置決め孔5に挿入さ
れる。
容部6内に電装モジュールAを装着するには、電装モジ
ュールAの印刷配線板2の通孔8から、コネクタ13の
位置決めピン18を挿通してケース1の位置決め孔5に
挿入する。位置決めピン18にはテーパ部18aが形成
されているため、的確かつ容易に位置決め孔5に挿入さ
れる。
【0019】電装モジュールAをコネクタ13に向けて
押し込んで行くと、コネクタ13の端子収容室15内の
接続端子17の電気接触部17aと印刷配線板2の面接
端子9とが接触する。さらに、電装モジュールAを押し
込むと、コネクタハウジング14の前壁14aが印刷配
線板2に当接して接続端子17の電気接触部17aの過
度の変位を阻止するようにしてある。
押し込んで行くと、コネクタ13の端子収容室15内の
接続端子17の電気接触部17aと印刷配線板2の面接
端子9とが接触する。さらに、電装モジュールAを押し
込むと、コネクタハウジング14の前壁14aが印刷配
線板2に当接して接続端子17の電気接触部17aの過
度の変位を阻止するようにしてある。
【0020】電装モジュールAの押し込みを継続する
と、スプリング20が圧縮されコネクタハウジング14
の印刷配線板2に対する押圧力が強化される。最後に、
電装モジュールAのクランプ7を、それぞれモジュール
収容部6の係止孔10に嵌入する。係止孔10にクラン
プ7を嵌入すると、クランプ7の先端部の係止鉤7aが
拡開して、図6および図7に示すように、電装モジュー
ルAがモジュール収容部6の周壁6aに固定される。
と、スプリング20が圧縮されコネクタハウジング14
の印刷配線板2に対する押圧力が強化される。最後に、
電装モジュールAのクランプ7を、それぞれモジュール
収容部6の係止孔10に嵌入する。係止孔10にクラン
プ7を嵌入すると、クランプ7の先端部の係止鉤7aが
拡開して、図6および図7に示すように、電装モジュー
ルAがモジュール収容部6の周壁6aに固定される。
【0021】コネクタ13は、スプリング20により付
勢されているため、電装モジュールAの印刷配線板2に
配設された面接端子9に対し、接続端子17の電気接触
部17aが弾圧的に接触し、確実な電気的接続が行われ
る。コネクタ13は、弾性片12によって移動自在に支
持されているため、電装モジュールAとコネクタ13と
の固定位置に若干のずれがあっても、コネクタ13の位
置が自動的に調整され、電装モジュールAの面接端子9
とコネクタ13内の接続端子17との相対的位置は確保
される。
勢されているため、電装モジュールAの印刷配線板2に
配設された面接端子9に対し、接続端子17の電気接触
部17aが弾圧的に接触し、確実な電気的接続が行われ
る。コネクタ13は、弾性片12によって移動自在に支
持されているため、電装モジュールAとコネクタ13と
の固定位置に若干のずれがあっても、コネクタ13の位
置が自動的に調整され、電装モジュールAの面接端子9
とコネクタ13内の接続端子17との相対的位置は確保
される。
【0022】上記の電装モジュールAは、センタクラス
タモジュールと呼ばれるものであるが、本発明は、セン
タクラスタモジュールに限らずメータモジュールやクラ
スタモジュールなど、インストルメントパネルの他の部
位に装着する電装モジュールに対しても適用できる。
タモジュールと呼ばれるものであるが、本発明は、セン
タクラスタモジュールに限らずメータモジュールやクラ
スタモジュールなど、インストルメントパネルの他の部
位に装着する電装モジュールに対しても適用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、電装モジュールを装着
するインストルメントパネルのモジュール収容部内に、
電装モジュールと接続するコネクタを移動自在に収容し
ているため、電装モジュールに対するコネクタの位置決
めが的確かつ容易に行うことができ、組付け作業の作業
性が優れており、自動組付け工程に適応可能である。ま
た、コネクタを弾性体を介して電装モジュールに対し常
時押圧するようにしているため、面接端子と接続端子と
の接続が強固となり電気的信頼性が向上するなどの多く
の利点がある。
するインストルメントパネルのモジュール収容部内に、
電装モジュールと接続するコネクタを移動自在に収容し
ているため、電装モジュールに対するコネクタの位置決
めが的確かつ容易に行うことができ、組付け作業の作業
性が優れており、自動組付け工程に適応可能である。ま
た、コネクタを弾性体を介して電装モジュールに対し常
時押圧するようにしているため、面接端子と接続端子と
の接続が強固となり電気的信頼性が向上するなどの多く
の利点がある。
【図1】本発明の実施例に係わる電装モジュールとイン
ストルメントパネルを示す斜視図である。
ストルメントパネルを示す斜視図である。
【図2】図1の電装モジュールの前面部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1の電装モジュールの背部を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図1のモジュール収容部の奥壁に設けたコネク
タ収容室を示す斜視図である。
タ収容室を示す斜視図である。
【図5】図4のコネクタ収容室に収容するコネクタを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】図4のコネクタ収容室に収容したコネクタと、
電装モジュールとが結合した状態を示す断面図である。
電装モジュールとが結合した状態を示す断面図である。
【図7】図6のコネクタハウジングが弾性体を介して付
勢されている状態を示す断面図である。
勢されている状態を示す断面図である。
【図8】従来のメータモジュールを分離して示した斜視
図である。
図である。
【図9】図8のメータモジュールをインストルメントパ
ネルに組付ける過程を示す斜視図である。
ネルに組付ける過程を示す斜視図である。
【図10】従来の弾性部材を用いた接続装置を示す断面
図である。
図である。
A 電装モジュール P インストルメントパネル 1 ケース 1b 背壁 2 印刷配線板 5 位置決め孔 6 モジュール収容部 6a 周壁 6b 奥壁 7 クランプ 9 面接端子 10 係止孔 11 コネクタ収容室 11a 底壁 11b 天壁 12 弾性片 13 コネクタ 14 コネクタハウジング 14a 前壁 17 接続端子 17a 電気接触部 18 位置決めピン 18a テーパ部 20 スプリング(弾性体)
Claims (5)
- 【請求項1】 スイッチ又は計器類等とこれらのスイッ
チ又は計器類等の制御を行う電気回路を組込んで成る電
装モジュールを、インストルメントパネルに設けたモジ
ュール収容部に組付ける際の電装モジュールの組付け構
造であって、 前記電装モジュールの背部に位置決め部材を設けると共
に面接端子を配設し、前記インストルメントパネルのモ
ジュール収容部内に位置決め部材を備えたコネクタを移
動自在に収容し、双方の位置決め部材を互いに係合させ
て該モジュール収容部に電装モジュールを装着すること
により、電装モジュールの面接端子と該コネクタのコネ
クタハウジング内に挿着した接続端子とを接続するよう
にしたことを特徴とする電装モジュールの組付け構造。 - 【請求項2】 モジュール収容部の奥壁にコネクタ収容
室を設け、該コネクタ収容室とコネクタハウジングとの
間に弾性体を介在させて該コネクタハウジングを電装モ
ジュールとの結合方向へ向けて付勢すると共に、該コネ
クタ収容室の周壁に付設した弾性片により該コネクタハ
ウジングを移動自在に支持したことを特徴とする請求項
1記載の電装モジュールの組付け構造。 - 【請求項3】 電装モジュールの位置決め部材が、電装
モジュールの背壁に設けた位置決め孔であり、コネクタ
ハウジングの位置決め部材が、コネクタハウジングの前
壁に立設した先細状のテーパ部を有する位置決めピンで
あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電
装モジュールの組付け構造。 - 【請求項4】 電装モジュールが背部に印刷配線板を装
着して成り、該印刷配線板に面接端子を形成したことを
特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の電
装モジュールの組付け構造。 - 【請求項5】 電装モジュールのケースにクランプを設
け、モジュール収容部の周壁に係止孔を設け、該係止孔
に該クランプを嵌入することにより、モジュール収容部
に電装モジュールを固定するようにしたことを特徴とす
る請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の
電装モジュールの組付け構造。
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