JPH0218760Y2 - - Google Patents

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JPH0218760Y2
JPH0218760Y2 JP1984010459U JP1045984U JPH0218760Y2 JP H0218760 Y2 JPH0218760 Y2 JP H0218760Y2 JP 1984010459 U JP1984010459 U JP 1984010459U JP 1045984 U JP1045984 U JP 1045984U JP H0218760 Y2 JPH0218760 Y2 JP H0218760Y2
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JP1984010459U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はルームミラーを車体側から離脱可能に
支持し、特にルームミラーに電装品を内蔵した場
合の車両用ルームミラーの支持装置に関する。
(従来技術) 車両室内に付設したルームミラーに於て、例え
ばミラー表面に時刻を液晶表示したり、或いは夜
間走行時に後続車のライト光の反射を避けるため
ソレノイド等によつてプリズムミラーを動作させ
る等、一般にルームミラーに電装品を内蔵せしめ
てその多機能性を向上させた車両用ルームミラー
は知られている。
ところで、車両用ルームミラーは人体保護の点
からこれに規定以上の外力が作用した場合に車体
側から離脱する構造を採用しており、このため従
来、給電側であるルームミラーと送電側となる車
体側を電気的に接続する場合、通常着脱可能なカ
プラ装置を用いていた。
しかしながら、このようなカプラ装置を用いる
ものは部品点数の増加による部品コスト、配設ス
ペース、組立工数等の増加を招く欠点がある。ま
た、この欠点を排除するため例えば実公昭58−
28928号公報によつて開示されるクロツク付バツ
クミラーのジヨイント構造もあるが、この種のも
のは別途特殊なジヨイント構造を採用しなければ
ならず構造が複雑となる欠点がある。しかも、ル
ームミラーは車体の振動(路面による振動、エン
ジン振動等)に対して防振構造を採らなければな
らないが、ミラー部の重量が一般のものより増加
しているため一層この防振性能が不十分となると
ともに支持強度上も十分なものを得ることができ
ない欠点がある。
(考案の目的) 本考案の目的は斯かる欠点を解消すべくこの種
車両用ルームミラーの特に車体に対する支持装置
の改良を図つたもので、電気的結線を行うに際し
従来における支持装置の基本的構成にそのまま適
用することにより、何ら別途部品を必要とするこ
となく、簡易な構成によつて部品コストの低減及
び組立工数の低減を図ることができ、しかも、こ
の種支持装置に要求される機械的支持性能を何ら
劣下させることのない車両用ルームミラーの支持
装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案は特に車体側に固定した支持盤の支持爪
にルームミラーを保持したステーの係合突起を係
止してなる車両用ルームミラーの支持装置に適用
し、その主要構成とするところは上記支持爪の少
なくとも一部及び上記係合突起の少なくとも一部
をそれぞれ導電体で形成し、電気配線を接続する
コネクタ端子と兼用させることにより、ルームミ
ラーを機械的に車体へ付設するのみで同時に電気
的接続(結線)も行われるようにしたことを特徴
とする。
(実施例) 以下には本考案をさらに具体化した好適な実施
例を挙げ図面を参照して詳述する。
図面に於て、第1図は本考案に係る支持装置を
備える車両用ルームミラーの全体側面図を示す。
先ず、本考案を明確にするため第1図を参照し
て車両用ルームミラーの全体的概略構成について
述べる。符号1で示したルームミラーは車両後方
を映すミラー部2と、このミラー部2を保持する
ホルダ3からなる。ホルダ3の内部には必要によ
り所要の電装品を配設し、例えば前述した如き時
刻表示部又はミラー部2の視界角度変更用駆動部
等を内蔵している。また、ホルダ3の背面はステ
ー4の下端に支持され、他方、このステー4の上
端は支持装置5によつて車体ルーフ部6の内面に
支持される。この支持装置5は本考案に従つて構
成するもので、ステー4の上端に設けた被支持部
7と、上記車体ルーフ部6に固定し、被支持部7
を係止保持する支持盤8からなる。なお、符号9
はフロントガラスである。
次に、第2図乃至第7図を参照し、斯かる支持
装置5について具体的に説明する。第2図は第1
図中被支持部を除くA−A線の背面断面図、第3
図は支持盤の背面断面図(第4図中B−B線)、
第4図は支持盤の底面図、第5図は被支持部の正
面一部断面図、第6図は被支持部の平面図、第7
図は導電部を明示する分解斜視図である。なお、
全図を通し同一部分には同一符号を付しその構成
を明確にした。
先ず、支持装置5の支持盤8の構成について説
明する。支持盤8の底面20は全体形状を矩形状
に形成し、この周部は所要に盛り上げた堤部21
を設ける。この堤部21に囲まれた内側の凹部2
2には前後方向に対峙した左右一対のレール状の
ガイド部23,24を設け、さらに、このガイド
部23,24の間で、且つ前部には内側に向つて
徐々に減少するテーパ面25を形成するととも
に、ガイド部23,24の各両側には左右の凹部
26,27を設ける。
一方、前記堤部21のうち両側部21b,21
cの内側には夫々前後に一対の孔部28,29、
及び30,31を形成する。この孔部28〜31
には下記する支持爪51,52、及び53,54
を上記凹部26及び27の内側まで突出せしめ、
且つ所定の間隙をおいて配設する。支持爪53及
び54は第7図に示す如く一定の撓性をもつ金属
板等の導電性板部材をプレス加工等によつて一体
形成した支持プレート50に設けられ、この支持
プレート50のプレート本体55の前後部に上記
支持爪53及び54を下方へ所定角度傾斜して突
出形成するとともに、この支持爪53及び54の
間には中央にねじ止め用の円孔56を有する取付
部57を備える。以つて、この支持プレート50
を支持盤8の成形時にインサート成形等によつて
一部(第4図点線部分)を一体に埋め込めば第3
図(第4図)の如く形成することができる。な
お、他方の支持爪51及び52も上記支持プレー
ト50と同じ支持プレート58にて形成さる。こ
の場合各支持プレート50と58は対称的形状と
なる。一方、堤部21の両側部21b,21c上
で前記各孔部28と29の間及び孔部30と31
の間には前記円孔56等に対応した取付孔32及
び33を設けてある。このように構成することに
より各凹部26,27と各支持爪51,52,5
3,54の間に前記被支持部7側に設けた係合突
起を挟圧保持することができる。
次に、ステー4に設けた被支持部7の構成につ
いて説明する。この被支持部7はステー4と連続
的なカバー部70を備える。このカバー部70は
第6図の如く平面形状が矩形で前記支持盤8に取
付けた際カバー部70の周部が支持盤8の堤部2
1を覆う(第2図参照)。また、このカバー部7
0の上面70aには前記支持盤8の凹部26,2
7に摺接し、且つガイド部23,24にガイドさ
れる左右一対の被ガイド体71,72を設ける。
この被ガイド体71,72はカバー部70の上面
70aから所定の高さを有し、各被ガイド体7
1,72の上端横方には前後一対の係合突起7
3,74、及び75,76をそれぞれ一体形成す
る。
一方、この各係合突起73,74、及び75,
76の下面73a,74a、及び75a,76a
は前記各支持爪51,52、及び53,54に対
する係止面となり、この各下面73a〜76aに
は導電性端子板80,81,82,83を一部露
出して上記各支持爪に接触可能に埋め込む。これ
はステー4を合成樹脂で一体成形する際インサー
ト成形等によつて埋め込むことができる。なお、
端子板80,81,82,83の埋め込み側の端
部には配線84,85,86,87を接続し、こ
の各配線84〜87はステー4内を通して前記ホ
ルダ3内の電装品に接続する。以上実施例では各
係合突起73〜76の夫々に端子板80〜83を
埋め込んだが前又は後のいずれかにおける左右の
係合突起73及び75、又は74及び76に埋め
込んでもよい。なお、実施例の如く全てに端子板
を設け左右における前後の端子板80と81、そ
れに82と83を夫々共通接点すれば信頼性をよ
り高めることができる。
次に、全体の組付方法について説明する。
先ず、支持盤8はこれに設けた取付孔32及び
33を利用し、ビス60,61及び車体に固着し
たナツト62,63にて車体ルーフ部6に取付固
定する。この場合、第7図の如く一方のビス61
には絶縁のための樹脂グロメツト64、及びこれ
に外挿したリング導電端子65を嵌め一体に締め
付ける。このリング導電端子65にはバツテリ側
(送電側)に接続する配線66の一端を接続する。
なお、支持盤8における符号34は当該配線66
を通す配線孔部である。以つて、当該配線66は
正極ラインとしてリング導電端子65を介してこ
れが接触する支持プレート50、つまり支持爪5
3,54と導電状態となる。また、他方のビス6
0はそのまま前記取付孔32へ挿入し車体ルーフ
部6に締め付けることにより支持プレート58は
ビス60、ナツト62を介して車体ルーフ部6と
導通状態となり、支持爪51,52は直接車体に
アースされる。以つて、支持爪51,52は負極
ラインとして機能することになる。
以つて、ステー4の被支持部7における各係合
突起73〜76を各凹部26,27と各支持爪5
1〜54の間に嵌め込めば各突起73〜76は
夫々サンドイツチ状に係止し挾圧され、ステー4
は支持盤8に取付けられることになる(第2図参
照)。
次に、斯かる支持装置5の機能について説明す
る。支持爪51〜54の板厚、形状、素材の選定
により支持爪51〜54は所要の撓性を備え、前
述の如く係合突起73〜76は挾圧保持される。
これにより、支持強度及び防振性能等の機械的性
能に於てこの種支持装置に要求される諸条件を十
分満足するとともに、規定の外力が加わつた場合
には支持爪51〜54の撓性により弾性変形し所
定の離脱機能を備えて支持される。
一方、このように機械的に組付けを行うのみで
各支持爪51〜54と各端子板80〜83が夫々
接触し、支持部材と被支持部材の結合ができると
同時に電気的にも接続が行われることになる。つ
まり、車体側(送電側)の配線とルームミラー側
の電装品(給電側)の配線を接続するコネクタの
機能を備えることになり、各支持爪51〜54と
各係合突起73〜76はコネクタ端子と兼用する
ことになる。
なお、支持爪51〜54は全体を導電体で形成
したが支持爪51〜54を合成樹脂で支持盤8全
体と一体形成し、この支持爪の一部に導電体を埋
め込む如く形成してもよい。また、係合突起73
〜76は全体を導電体で形成してもよいし、さら
に実施例では左右の支持プレート50,58によ
つて正負2極としたが、各支持爪を一極とした任
意複数の極数で構成してもよい。また、電源とル
ームミラー内に備える電装品を接続する場合につ
いて説明したが、一般的には各種信号線、例えば
車体側のコンピユータとこれに制御されるアクチ
ユータをルームミラー内蔵する場合等に於て適用
できる。
(考案の効果) このように、本考案に係る車両用ルームミラー
の支持装置によれば電気的結線を行うに際し従来
におけるこの種支持装置の基本構成にそのまま適
用することによりカプラ装置等の別途部品を必要
とすることなく、しかも、特殊な構造を採用する
ことなく簡易な構成によつて部品コストの低減及
び組立工数の低減等を図ることができる。
また、斯かる効果を得るに於て、この種支持装
置に要求される機械的支持性能を何ら劣化させる
ことはない。
又、本願考案によれば支持盤の周壁内に支持爪
及び導電体を収納するようにしたのでこれら支持
爪、導電体を保護することができる。
又、支持盤とステーとの取付けを係合突起と支
持爪との係合で行うので、支持盤とステーとを確
実に取付けることができ、又振動も有効に防止す
ることができる。
更に本願考案では支持盤を車体側に取付けるビ
スで導電端子を支持盤に共締めしているのでビス
を少なくすることができ、部品点数を削減すると
ともに作業工程を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る支持装置を備える車両用
ルームミラーの全体側面図、第2図は第1図中A
−A線の背面断面図、第3図は支持盤の背面断面
図(第4図中B−B線)、第4図は支持盤の底面
図、第5図は被支持部の正面一部断面図、第6図
は被支持部の平面図、第7図は導電部を明示する
分解斜視図である。 尚図面中1はルームミラー、4はステー、5は
支持装置、6は車体ルーフ部、7は被支持部、8
は支持盤、51,52,53,54は支持爪(導
電性板部材)、66,84,85,86,87は
配線、73,74,75,76は係合突起、8
0,81,82,83は導電性端子板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側に固定した支持盤の支持爪にルームミラ
    ーを保持したステーの係合突起を係止してなる車
    両用ルームミラーの支持装置において、前記支持
    爪の少なくとも一部及び前記係合突起の少なくと
    も一部をそれぞれ導電体で形成し、前記支持盤の
    外周に周壁を形成し、該周壁の内部に前記支持爪
    及び導電体を収納し、電源に接続される導電端子
    を前記支持盤の取付用ビスで該支持盤に共締め
    し、前記ステーの係合突起を前記支持盤の周壁内
    で前記支持爪に係合させるとともにこの係合時に
    前記2つの導電体が接触するようにしたことを特
    徴とする車両用ルームミラーの支持装置。
JP1045984U 1984-01-27 1984-01-27 車両用ル−ムミラ−の支持装置 Granted JPS60121950U (ja)

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JP1045984U JPS60121950U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 車両用ル−ムミラ−の支持装置

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JPS60121950U JPS60121950U (ja) 1985-08-17
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JP1045984U Granted JPS60121950U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 車両用ル−ムミラ−の支持装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50159022A (ja) * 1974-06-18 1975-12-23
JPS5828928U (ja) * 1981-08-21 1983-02-24 昭和電線電纜株式会社 電力ケ−ブル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50159022A (ja) * 1974-06-18 1975-12-23
JPS5828928U (ja) * 1981-08-21 1983-02-24 昭和電線電纜株式会社 電力ケ−ブル

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JPS60121950U (ja) 1985-08-17

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