JPS6040893Y2 - 矩形状ナット固定装置 - Google Patents
矩形状ナット固定装置Info
- Publication number
- JPS6040893Y2 JPS6040893Y2 JP8238680U JP8238680U JPS6040893Y2 JP S6040893 Y2 JPS6040893 Y2 JP S6040893Y2 JP 8238680 U JP8238680 U JP 8238680U JP 8238680 U JP8238680 U JP 8238680U JP S6040893 Y2 JPS6040893 Y2 JP S6040893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectangular nut
- mounting piece
- mounting
- rectangular
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は矩形状ナツトの固定装置に関するもので、他に
固定具を何ら用いることなく矩形状ナツトを固定しよう
とする場合に、極めて確実な固定が行える装置を提供し
ようとするものである。
固定具を何ら用いることなく矩形状ナツトを固定しよう
とする場合に、極めて確実な固定が行える装置を提供し
ようとするものである。
筐体の組立構造において、たとえば蓋体と筐体本体とを
、筐体の側面方向からビスによって固定しようとする場
合、一方のたとえば蓋体に取付片を突設して、この取付
片を他方の筐体本体の内部に至らしめて、その内部に入
った取付片を筐体本体の外側からビスによって筐体本体
に固定する事例は従来より多く見られるところである。
、筐体の側面方向からビスによって固定しようとする場
合、一方のたとえば蓋体に取付片を突設して、この取付
片を他方の筐体本体の内部に至らしめて、その内部に入
った取付片を筐体本体の外側からビスによって筐体本体
に固定する事例は従来より多く見られるところである。
第1図にその例を示す。
ここでは蓋体1の内部に一体に一対の取付片2,2をそ
の先端が蓋体1より外部に突出するように設け、突出し
た部分の側壁に取付孔3,3を設け、この取付片2,2
の中に、ねじを切った孔4,4を有する矩形状ナツト5
,5をその孔4,4が前記取付孔3,3と一致するよう
に嵌合せしめ、この状態で蓋体1の取付片2,2を筐体
本体6の内部に差し込み、取付孔3,3およびねじ孔4
,4を、筐体本体6の取付孔7と一致させ、筐体本体6
の外側よりビス8を前記取付孔7,3を通して矩形状ナ
ツト5に螺合せしめ、蓋体1と筐体本体6との固定をは
かつていた。
の先端が蓋体1より外部に突出するように設け、突出し
た部分の側壁に取付孔3,3を設け、この取付片2,2
の中に、ねじを切った孔4,4を有する矩形状ナツト5
,5をその孔4,4が前記取付孔3,3と一致するよう
に嵌合せしめ、この状態で蓋体1の取付片2,2を筐体
本体6の内部に差し込み、取付孔3,3およびねじ孔4
,4を、筐体本体6の取付孔7と一致させ、筐体本体6
の外側よりビス8を前記取付孔7,3を通して矩形状ナ
ツト5に螺合せしめ、蓋体1と筐体本体6との固定をは
かつていた。
ここで、取付片2に矩形状ナツト5を固定する場合、従
来は第2図に示すような手段をとっていた。
来は第2図に示すような手段をとっていた。
第2図において、取付片2は第1図のA−A線で断面し
た状態を示すが、取付片2は側壁の内面および上下の水
平上の壁部の内面におのおのストッパー用の突部9,1
0,11を設けて、矩形状ナツト5の挿入方向の位置決
めをはかり、また挿入方向に対しては取付片2の寸法イ
と矩形状ナツト5の寸法口を一致せしめて位置決めをは
かり、結果的に取付孔3とねじ孔4の位置決めをはかる
とともに、矩形状ナツト5の嵌合のみにより、その取付
けをはかつていた。
た状態を示すが、取付片2は側壁の内面および上下の水
平上の壁部の内面におのおのストッパー用の突部9,1
0,11を設けて、矩形状ナツト5の挿入方向の位置決
めをはかり、また挿入方向に対しては取付片2の寸法イ
と矩形状ナツト5の寸法口を一致せしめて位置決めをは
かり、結果的に取付孔3とねじ孔4の位置決めをはかる
とともに、矩形状ナツト5の嵌合のみにより、その取付
けをはかつていた。
この場合、単に嵌合のみによる取付けであるため、取付
片2と矩形状ナツト5のおのおのの寸法49口の精度が
厳しく要求され、わずかな誤差により矩形状ナツトの保
持力が大きく左右されてしまうという問題がある。
片2と矩形状ナツト5のおのおのの寸法49口の精度が
厳しく要求され、わずかな誤差により矩形状ナツトの保
持力が大きく左右されてしまうという問題がある。
本考案は上記従来の欠点を除去するものである。
以下その一実施例を第3図、第4図を用いて説明する。
第3図に取付片を示すが、ここでも理解を容易にするた
めにA−A線で断面した状態で示す。
めにA−A線で断面した状態で示す。
本考案では、取付片2の水平状壁に設けた突部13、側
壁に設けた突部14、下方の水平状壁に設けた突部15
の間に段差を持たせ、突部13より突部14を低く、突
部14より突部15を低くなるように一体に設けたもの
である。
壁に設けた突部14、下方の水平状壁に設けた突部15
の間に段差を持たせ、突部13より突部14を低く、突
部14より突部15を低くなるように一体に設けたもの
である。
ここで、16は取付孔を示す。
第4図に上記構成の取付片2に矩形状ナツト5を取付け
た状態を示す。
た状態を示す。
複数の突部13,14゜15がその頂点を結ぶ線を見る
と傾斜しているため、矩形状ナツト5を取付片2に挿入
すると、最初、突部13で係止されるが、さらに強く挿
入すると、矩形状ナツト5自身が傾斜して取付片2の開
口部を押し広げた状態で保持される。
と傾斜しているため、矩形状ナツト5を取付片2に挿入
すると、最初、突部13で係止されるが、さらに強く挿
入すると、矩形状ナツト5自身が傾斜して取付片2の開
口部を押し広げた状態で保持される。
このとき矩形状ナツト5の角部が取付片2の内壁に喰い
込み、保持が確実になされる。
込み、保持が確実になされる。
なお、このときの取付孔16と矩形状ナツト5のねじ孔
4との位置ずれを防止するため、取付孔16の径をねじ
4のそれにくらべて大きく設定している。
4との位置ずれを防止するため、取付孔16の径をねじ
4のそれにくらべて大きく設定している。
なお、上記実施例においては、突部が3つある場合につ
いて述べたが、突部13と14あるいは突部13,15
の2つでもよく、さらには突部13だけでもよいが、好
しくは矩形状ナツト5の挿入時の取付片2の破損を防止
するため、2つ以上が好しい。
いて述べたが、突部13と14あるいは突部13,15
の2つでもよく、さらには突部13だけでもよいが、好
しくは矩形状ナツト5の挿入時の取付片2の破損を防止
するため、2つ以上が好しい。
以上説明したように本考案によれば、矩形状ナツトを取
付片に挿入することにより、矩形状ナツト自身を回転せ
しめ取付片を押し広げて矩形状ナツトの固定をはかるこ
とにより、寸法誤差を吸収して、確実に矩形状ナツトを
固定することができる。
付片に挿入することにより、矩形状ナツト自身を回転せ
しめ取付片を押し広げて矩形状ナツトの固定をはかるこ
とにより、寸法誤差を吸収して、確実に矩形状ナツトを
固定することができる。
第1図は本考案が適用される筐体の分解斜視図、第2図
は従来の取付片の形状およびナツトを示す図、第3図は
本考案の一実施例における矩形状ナツト固定装置の要部
の断面図、第4図は第3図の取付片に矩形状ナツトを固
定した状態を示す断面図である。 1・・・・・・蓋体、2・・・・・・取付片、4・・・
・・・ねじ孔、5・・・・・・矩形状ナツト、6・・・
・・・筐体本体、13,14.15・・・・・・突部、
16・・・・・・取付孔。
は従来の取付片の形状およびナツトを示す図、第3図は
本考案の一実施例における矩形状ナツト固定装置の要部
の断面図、第4図は第3図の取付片に矩形状ナツトを固
定した状態を示す断面図である。 1・・・・・・蓋体、2・・・・・・取付片、4・・・
・・・ねじ孔、5・・・・・・矩形状ナツト、6・・・
・・・筐体本体、13,14.15・・・・・・突部、
16・・・・・・取付孔。
Claims (1)
- 矩形状ナツトの側面を両側から挾持相対する壁面および
この両壁面の間に矩形状ナツトを挿入するための開口を
有する取付片に、前記矩形状ナツトのねじ切り孔に対応
する取付孔を設け、かつ前記矩形状ナツトの一方の角部
と当接する突部を前記取付片の一方の壁面に設け、他方
の壁面あるいは前記一方の壁面と他方の壁面との間に前
記突部よりさらに奥方向に前記矩形状ナツトの他の角部
を挿入可能とし前記両壁を押し広げた状態で前記矩形状
ナツトを前記両壁間に挿入させる逃げ部を形成してなる
矩形状ナツト固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8238680U JPS6040893Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 矩形状ナット固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8238680U JPS6040893Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 矩形状ナット固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS575519U JPS575519U (ja) | 1982-01-12 |
JPS6040893Y2 true JPS6040893Y2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=29444742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8238680U Expired JPS6040893Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 矩形状ナット固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040893Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03103363A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-30 | Showa Denko Kk | セラミックス成形体の焼結方法および焼結用治具 |
-
1980
- 1980-06-11 JP JP8238680U patent/JPS6040893Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS575519U (ja) | 1982-01-12 |
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