JPH0737281Y2 - 回転操作型電気部品 - Google Patents

回転操作型電気部品

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JPH0737281Y2
JPH0737281Y2 JP1986058687U JP5868786U JPH0737281Y2 JP H0737281 Y2 JPH0737281 Y2 JP H0737281Y2 JP 1986058687 U JP1986058687 U JP 1986058687U JP 5868786 U JP5868786 U JP 5868786U JP H0737281 Y2 JPH0737281 Y2 JP H0737281Y2
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electric component
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penetrating
screw
screw portion
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JP1986058687U
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JPS62170605U (ja
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昭 小山
潤一 蔵谷
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転操作型電気部品に係り、特に、複数個の電
気部品構成用部材を貫通材によって一体化した多連タイ
プの回転操作型電気部品に関する。
〔従来の技術〕
この種の回転操作型電気部品の構成例の一つとして、例
えばボリュームやスイッチを一体的に組み合わせて一個
の独立した部品を構成する場合がある。
第5図はこの構成例を示す。この電気部品30は多数の電
気部品構成部材31a、31b、31c、31d等を一体的に連接す
ることにより一個の部品として構成したものであり、こ
れにより例えば内部に抵抗体を有する部材31b、31cを対
向位置させることによりボリュームを形成したり、31d
をスイッチとし、例えば外軸32を回転させることにより
ボリュームの調整を、中軸33を軸心方向に移動させるこ
とによりスイッチのON、OFFを行ったりするようになっ
ている。この電気部品30は以上のように多数の部材31
a、31b……を一体的に構成して構成するものであるた
め、これらの部品を固定する特別な手段が必要となる。
このため第5図に示す従来構成は各部材の所定の位置に
貫通材(ピン)挿通用の孔を形成しておき、各部材をこ
の貫通材34、35により一体化し、最終的に両端部の止め
付け部材36、37においてこれらこれらの止め付け部材か
ら突出した貫通材34、35の端部をかしめる等して固定
し、全体を一体化していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の従来構成においては次のような問題点が指摘され
ており、その改善が望まれている。
先ず第6図において、止め付け部材37に対しては一体化
した電気部品30全体を装置の壁面等に螺子止めするよう
螺子部37aが形成してある。この状態で、治具を用いて
各貫通材の端部を潰してかしめるようにしているため、
この貫通材が螺子部37aに余り近接しているとかしめ時
にその螺子山を破損する等の事態が生じる。また螺子部
37a自体はこの部品30を取り付ける装置本体の螺子穴が
規格化されているため、その外径を小さくすることはで
きない。従って、貫通材かしめ時に螺子部37aに損傷を
与えないようにするためには、螺子部37aに対して充分
間隔をおいて貫通材挿通用の穴を形成する必要があり、
この結果止め付け部材の外形は大型化せざるを得ず、電
気部品30全体も大型化してしまう。
本考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなされた
もので、その目的は、貫通材のかしめ作業を容易にし、
外形寸法の小型化を図れる回転操作型電気部品を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、略四角柱形状を
なす複数個の電気部品構成用部材を同一線上に配列し、
これら電気部品構成用部材の両端に位置する止め付け部
材の一方に螺子部を突出形成し、これら止め付け部材を
含む全ての電気部品構成用部材を、それぞれに設けた貫
通材挿入孔に貫通材を圧入することによって一体化する
回転操作型電気部品において、前記貫通材挿入孔を前記
電気部品構成用部材のコーナー部に配設し、前記螺子部
に螺子山の一部を削減した切り欠きを該螺子部の軸心と
平行に形成し、この切り欠きを前記貫通孔挿入孔の近傍
に対向して配置することにより、螺子部を有する前記止
め付け部材のコーナー部に前記貫通材をかしめる治具の
配置用スペースを画成したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は以上のように螺子部を有する止め付け部材のう
ち、貫通材が突出するコーナー部分において螺子部に切
り欠きを形成した構成としたので、この切り欠き部にお
いて治具を使用することにより螺子部に損傷を与えるこ
となく貫通材をかしめることが可能となり、従って、貫
通材挿通部を螺子部に近接させた分だけ止め付け部材を
含む電気部品全体の外形を小さくすることができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例につき図面を用いて具体的に説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案の実施例であって、第5図
及び第6図に示す従来構成の止め付け部材37に対応する
部材を示す。1は止め付け部材本体であり、通常は金属
により構成してある。2はこの止め付け部材1に対して
一体的に形成した螺子部であり、後述するように各部品
構成部材を一体化することにより一体的な電気部品に形
成した場合、この電気部品を装置本体に対して螺合させ
るための螺子部である。4はこの螺子部2の中央を貫通
するよう形成した軸挿通用の開口部である。3a、3bはこ
の止め付け部材1のうち、対角線上にほぼ位置するよう
止め付け部材1の隅部に形成した貫通材挿通孔である。
この貫通材挿通孔3a、3bの形成部においては前記螺子部
2はその螺子部の軸心方向に対して切り欠き5及び6が
形成してある。これにより、第3図に示すよう穴3a、3b
から突出した貫通材端部を治具12によりかしめる場合
に、治具12により螺子部2に損傷が生じないようにして
いる。つまり、貫通材挿通孔3a、3bの形成位置を螺子部
2の軸心に近接して位置させても治具12による損傷は生
ぜず、これら孔3a、3bが螺子部2の軸心に近接した分だ
け止め付け部材1の外形は小さくなる。なお図示の場合
は螺子部2の側面部も削り取って平面部2aとし、これに
より止め付け部材1のとこの止め付け部材1が取りつけ
られる装置の壁面との相対位置が規制されるよう構成し
てある。なお、切り欠き5、6や平面部2aの形成により
電気部品の装置本体に対する螺合部分は減少するが、こ
の程度の減少では装置本体に対する電気部品の螺合強度
が低下する虞れはない。
次に、7及び8は止め付け部材1のうち、前記貫通材挿
通孔3a、3bの形成位置とは異なる隅部に対して形成した
凸体である。この止め付け部材1に隣接する電気部品構
成用部材9(第3図参照)に対してはこの凸体形成位置
に対応する位置にこの凸体7、8が挿通位置する凹所1
0、11が形成してあり、電気部品形成時にこれら凸体
7、8と凹所10、11を各々係合させることにより各部材
1、9を接続固定する。このように構成すれば貫通材に
加えて、凸体と凹所の係合により各部材を確実に係合す
ることができ、電気部品の形成をより容易かつ確実に行
うことができる。
〔効果〕
以上説明したように、本考案によれば、止め付け部材を
含み複数個の電気部品構成用部材を貫通材によって一体
化するする際、貫通材の端部をかしめる治具の移動スペ
ースが切り欠きによって確保されるため、貫通材挿入孔
を螺子部に近接させたにも拘らず、螺子部の螺子山が治
具で損傷されるのを防止でき、貫通材挿入孔を螺子部に
近接させた分だけ電気部品の外形寸法を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す止め付け部材の正面図、
第2図は第1図の背面図、第3図は第2図のA−A線に
よる視図、第4図は第2図のB−B線による断面図、第
5図は電気部品の斜視図、第6図は第5図のC−C線視
図である。 1……止め付け部材、2……螺子部 3a、3b……貫通材挿通孔 5、6……切り欠き、7……凸体 10、11……凹所、34、35……貫通材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略四角柱形状をなす複数個の電気部品構成
    用部材を同一線上に配列し、これら電気部品構成用部材
    の両端に位置する止め付け部材の一方に螺子部を突出形
    成し、これら止め付け部材を含む全ての電気部品構成用
    部材を、それぞれに設けた貫通材挿入孔に貫通材を圧入
    することによって一体化する回転操作型電気部品におい
    て、前記貫通材挿入孔を前記電気部品構成用部材のコー
    ナー部に配設し、前記螺子部に螺子山の一部を削減した
    切り欠きを該螺子部の軸心と平行に形成し、この切り欠
    きを前記貫通孔挿入孔の近傍に対向して配置することに
    より、螺子部を有する前記止め付け部材のコーナー部に
    前記貫通材をかしめる治具の配置用スペースを画成した
    ことを特徴とする回転操作型電気部品。
JP1986058687U 1986-04-21 1986-04-21 回転操作型電気部品 Expired - Lifetime JPH0737281Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170605U JPS62170605U (ja) 1987-10-29
JPH0737281Y2 true JPH0737281Y2 (ja) 1995-08-23

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ID=30889476

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060536U (ja) * 1973-09-29 1975-06-04
JPS5831366Y2 (ja) * 1978-08-17 1983-07-12 松下電器産業株式会社 可変抵抗器の軸受連結構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62170605U (ja) 1987-10-29

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